2006年度 My Best 10

ちょっと遅くなりましたが、2006年に観た映画の総括です。

2006年は、私の人生で一番たくさん映画を観た年になりました。

試写会にたくさん当選したという理由もあるかもしれませんが、日本映画を観に行くようになったのが最大の理由のような気がします。

以下、2006年度の勝手に選んだベスト10です。

1 ゆれる

2 麦の穂をゆらす風

3 ナイロビの蜂

4 初恋
5 嫌われ松子の一生
6 SPIRIT
7 幸福(しあわせ)のスイッチ
8 プロデューサーズ
9 太陽
10 武士の一分

1位は、私が今年一番共感できて、心を揺さぶられた作品です。
観た直後の感想は、★4つでしたが、時間が経過するにしたがってだんだん好きになって、いまだに心から離れない映画。
この映画の批評とか、情報見たさに「キネマ旬報」を買うようになったくらい、私にインパクトを与えた映画です。

2位は、今年度の洋画No.1の映画。
たまたま「父親達の星条旗」のような同じ戦争物と同時時期に公開されていたため、あまり話題にならなかったような気がしますが、もっと沢山の映画館で沢山の人に観てもらいたい作品です。
この映画を観ていると、人は戦争の加害者にも被害者にもなりえて、憎しみは最初のきっかけとは関係無くどんどん膨らんで行き、結果悲しみだけが残る。
この映画の争いが今もなお終わっていないことを考えると、いかに争いが無意義かということがよく理解できます。

3位は、期待しないで観たのに、映画の内容に衝撃を受けて、今の世界を考えさせられた1本。
この映画のテーマは「愛」らしいですが、テーマと関係無い部分で感銘しました。
つまり豊かな生活を送っている人がいるということは、どこかで恵まれない人たちが犠牲になっていることを意味するということを改めて知りました。

4位以下はあまり順位は関係ありません。

2006年はアメリカ映画が不作でしたね(<=あくまでも個人的な意見)。
2005年の『ミリオン・ダラー・ベイビー』みたいに心にジーンと来る映画があんまり無かったような気がします。


以下、2006年に映画館または試写会で観た全98本のリスト。太字はお勧め映画。


1月

SAYURI
Mr. & Mrs. スミス
春の日は過ぎ行く
ラストプレゼント
ホテル・ルワンダ

2月

プライドと偏見
ミュンヘン
PROMISE(無極)(2回鑑賞)
フライトプラン
ウォーク・ザ・ライン

3月

The Myth 神話
SPIRIT(計12回鑑賞)
プロデューサーズ
ニュー・ワールド
うつせみ


4月

ナイト ウォッチ
連理の枝
ナイロビの蜂
リバティーン
Vフォー・ヴェンデッタ
ブラッドレイン

5月

デュエリスト
緑茶
GOAL
嫌われ松子の一生
ダヴィンチ・コード
海猿 LIMIT OF LOVE
タイヨウのうた

6月

花よりもなほ
初恋(2回鑑賞)
明日の記憶
日本沈没
幸福(しあわせ)のスイッチ
ゆれる

7月

親指さがし
M:i:III
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
ハチミツとクローバー
スーパーマン リターンズ
I am 日本人
ユナイテッド93

8月

ラフ
ラブ★コン
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
深海 Blue Cha-Cha
DEATH NOTE 前編
フラガール
ただ、君を愛してる
グエムル-漢江の怪物-
愛と死の間(はざま)で
幻遊伝
僕の、世界の中心は、君だ
X-MEN ファイナル ディシジョン

9月

東京フレンズ The Movie
マッチポイント
幸せのポートレイト
太陽
ミラクルバナナ
マイアミバイス
ワールド・トレード・センター
キンキーブーツ
レディ・イン・ザ・ウォーター
トリスタンとイゾルデ
RENT

10月

手紙
美しい人
日本以外全部沈没
シュガー&スパイス 風味絶佳
旅の贈りもの★0:00発
暗いところで待ち合わせ
DEATH NOTE デスノート the Last name
イルマーレ
上海の伯爵夫人
涙そうそう
虹の女神 Rainbow Song

11月

椿山課長の七日間
ありがとう
7月24日通りのクリスマス
ナチョ・リブレ
三峡好人
父親たちの星条旗
麦の穂をゆらす風
幸福な食卓
ウィンター・ソング
日本の自転車泥棒
罪の王 キング
unknown アンノウン

12月

スキャナー・ダークリー
LOFT ロフト
ローズ・イン・タイドランド
武士の一分
デート・ウィズ・ドリュー
硫黄島からの手紙
王の男
酒井家のしあわせ
シャーロットのおくりもの
ラッキーナンバー7
大奥


ちなみにワースト1は『デュエリスト』。何が言いたいのかまったくわかりませんでした。
ワースト2は『ブラッドレイン』。映画を数多く観ると、こうゆう作品にも当たるといういい例ですね。

2007年も100本目指して映画を観るぞー!

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マシニスト

machinist
★★★☆☆
原題:The Machinist(機械工)
映画館:新橋文化劇場

監督: ブラッド・アンダーソン
主演: クリスチャン・ベイル、ジェニファー・ジェイソン・リー、アイタナ・サンチェス=ギヨン
製作国: スペイン=アメリカ(2003年)

ストーリー
機械工のトレヴァーはある夜絨毯に包んだ遺体を海に捨てに行ったが、そこで見回りの人に呼び止められる。「誰だ?(Who are you?)」
家に帰って明日買うものをポストイットにメモして、冷蔵庫に貼り付けようとすると、そこにはトレヴァーの知らないメモがあった。Who are you?
不眠症のためもう一年も眠っていないトレヴァーは、日に日に痩せていき、もう116ポンドしかなかった。
夜勤明けには、町の喧騒を逃れいつも空港のカフェに行きそこで働くマリアと親しくなった。
彼は一杯のコーヒーにいつも20ドルものチップをはずむのだった。
バツイチのマリアは母の日に息子のニコラスと遊園地に行く約束をしていたが、トレヴァーも一緒に行こうと誘う。
マリアが元夫と電話している間に、ニコラスは幽霊屋敷に入りたいと言い出し、あまりの不気味さにニコラスはてんかんの発作を起こしてします。
勤務先の工場では、彼の知らないアイバンという男が元で、トレヴァーは同僚の腕を切断してしまう事故を起こす。
アイバンが現れてから、トレヴァーの精神状態は悪くなり、ついに封印していた記憶が彼の良心をめざめさせる。
マリアは空港で働くウェイトレスでも、彼の友人でもなく、彼が一年前にひき逃げした子供の母親だったのだ。
ひき逃げを自首したトレヴァーは独房の中で深い眠りにつく。

<感想>
ぜんぜん期待していなかったが、最初から話にどんどん引き込まれて行く。
しかしアイバンが架空の人物であることがわかってから、話の筋が読めてきた。
「シークレット・ウィンドウ」とよく似ている。
最後のクレジット中で、スタッフのほとんどがスペイン人で、登場人物と言語以外は実質スペイン映画だということを知り、ストーリー展開が納得。
それにしてもこのタイトル、なんとかならなかったかなあ。
マシニスト=Machinist だと英語を見るまで気づかず、ホラー用語だとばっかり思っていました。
普通に「機械工」としたほうが「髪結いの亭主」風でよかったんじゃない?

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ダブリン上等!

dublin
★★☆☆☆
原題:Intermission(休憩)
映画館:新橋文化劇場

監督: ジョン・クローリー
主演: コリン・ファレル、キリアン・マーフィ、ケリー・マクドナルド
製作国: アイルランド(2004年)

ストーリー
スーパーで働くジョンは、恋人のデイドラと別れて6週間になる。親友のディビットは、インポで悩んでいて恋人の悩みがあるだけジョンはマシだという。
チンピラのレイフは、カフェのレジの女の子をなぐってお金を奪ったりして、一攫千金を夢見ている。
デイドラがハゲで中年の既婚男と付き合い始め、その男が銀行員だったため、レイフともう一人の友人はジョンを誘って中年男から金を巻き上げることを計画する。

<感想>
アイルランド版「アモーレス・ペロス」っていううたい文句だったけど、????な映画。
出演者達もコリン・ファレル以外は、目を覆いたくなるほどぶっ細工に映っている。
でもジョン役の人は「真珠の首飾りの少女」でスカーレット・ヨハンセンの恋人役をやっていたときはそんなに不細工に見えなかったから、ダサくメイクアップしているのかな?
「ダニー・ザ・ドッグ」のケリー・ゴンドンが出ているから観に行ったのに、彼女が出るのは冒頭の数分と途中で鼻に絆創膏をして一瞬映るだけ。
ともかく理解不能な内容の映画です。

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コンスタンティン

constantine
★★★☆☆
原題:Constantine(主役の名前)
映画館:目黒シネマ

監督: フランシス・ローレンス
主演: キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ
製作国: アメリカ(2005年)

ストーリー
悪魔ばらい師として多くの人を悪魔から救っているジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は、20年前に自殺を図って地獄からこの世に戻された経験の持ち主。
長年のヘビィ・スモーカーだったため、肺がんをわずらっていて余命1年と診断されていた。
散々悪魔を地獄に送り返していたため、今後は地獄じゃなくて天国に行きたいと願っていたが、天使のガブリエルに頼んでも聞いてもらえなかった。
一方警察官のアンジェラは双子の妹イザベルが精神病院から自殺で死んだことに疑問を感じ、誰かに操られて死んだのだとジョンに相談に来た。
アンジェラのまわりをたくさんの悪魔達がウロついていることに疑問を感じたジョンは、アンジェラが本来持っていた霊感の能力を見抜き、彼女に獲り付こうとする悪魔から彼女を守ろうとする。
アンジェラを狙っていたのは、実は天使のガブリエルだったことを知ったジョンは、自分の身を投げ捨てても彼女を救うべく悪魔を呼ぶ。
死が近づき悪魔に連れ去られそうになったとき、自己犠牲のために天国に行けることになる。
しかし悪魔が再び彼の命を蘇らせ、またこの世で生きていく運命となってしまった。

<感想>
来日したときのキアヌとくらべると、映画の中はすっごく格好いい。
キアヌをスクリーンで観るのは「恋愛適齢期」以来だが、やっぱりあのようないい人より世間を斜めに見た悪いカンジのキアヌのほうがいい!
ストーリーは、キリスト教色が強くてイマイチ理解できないところもいっぱい。
でもキアヌが格好いいからOKとしましょう。

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デンジャラス・ビューティ2

dangerous
★★★☆☆
原題:Miss Congeniality 2: Armed and Fabulous
映画館:目黒シネマ

監督: ジョン・バスキンス
主演: サンドラ・ブロック、レジーナ・キング
製作国: アメリカ(2005年)

ストーリー
恋人のエリックにふられたレイシー(サンドラ・ブロック)は、ミスアメリカのコンテストで大活躍したおかげで、今は誰もが知るFBIセレブとなってしまった。
彼女が現場にいると通常の捜査が困難なため、長官から「FBIの顔」として活動することを命じられる。
彼女のガードを依頼されたのは、すぐに人に手が出るためシカゴから左遷させられて来たサム。
レイシーとサムは最初から折が合わないが、ラスベガス旅行中に、レイシーの親友でミス・アメリカのシェリルが誘拐されてしまう。
なんとかレイシーを助けようとラスベガスのFBIに助言するが、レイシーの言うことは鼻からかまってもらえない。
それならばと変装して犯人の手がかりを突き詰めるうちに、だんだんサムと心が通じ合うようになる。

<感想>
ありがちなヒロイン物で先も読めてしまうが、それだけに安心して見ていられる。
サンドラ・ブロックみずから映画やサントラをプロデュースしていたのにはびっくり。
レズだという噂だったが、最近結婚したし、これからも映画界で活躍してもらいたいものです。
ただ映画の中で、サムがレイシーに「skinny」と言っているのは、日本人的に?????
彼女がskinnyだったら、日本のほとんどの女の子はガイコツ並みにガリガリになっちゃうよね。

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シンデレラマン

cinderellaman
★★★☆☆
原題:Cinderella Man(シンデレラマン)
公式HP: http://www.movies.co.jp/cinderellaman/
映画館:YAMAHAホール

監督: ロン・ハワード
主演: ラッセル・クロウ 、レネー・ゼルウィガー
製作国: アメリカ(2005年)

ストーリー(公開まで2ヶ月近くあるので、完全なストーリーは紹介しません)
ボクサーのジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)は、連続KO勝ちを続けていて家も愛しい妻も子供もいて何不自由ない暮らしをしていた。
しかしアメリカを襲った大恐慌とともに彼のボクシング人生はすっかり影をひそめていた。
恐慌も4年目。地下の安アパートで今日食べる食物にも困る生活。
港に毎日仕事を探しに行くが、大勢の人に対して少数の人員しか必要がないため、なかなか仕事も回って来ない。
とうとうアパートの電気も止められ、どうすることもできなくなったとき、かつてのマネージャーが一夜限りの試合の話を持ってくる。
勝っても負けても250ドル。今のジムには魅力的な話だった。
マネージャーも周りもジムが勝つはずないと思っていたのに、ジムはKO勝ちする。
その後ジムは、家族や友人達だけでなく、不況にあえぐ全米中の希望を背負い試合に挑むことになる。

<感想>
ジムも家族もその友達も、全員がいい人なのがイマイチ。
映画は善人と悪人がいてこそ主人公が引き立つものだと思う。
主人公自身が悪人になったり善人になるとメリハリが出るが、この主人公は金持ちと貧乏の差はあれ、ずーーーっとものすごくいい人。
泥棒はしないし、昔勝ち続けていたときもファイティングマネーを湯水のごとく使っていて今貧乏になったわけでなく、堅実なタクシー業界に株の投資をしていたことになっている。
さらに借りたお金もちゃんと返すし。
奥さんも、その主人を支えるいい人。
マネージャーも一度は彼を切ったかのように見えたけど、実は彼に夢を託している一番のファン。
一人くらい悪い人作ってよー。
戦う相手すら悪態をつかないから、いい人に見えちゃうよ。

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彼女を信じないでください

kanojo
★★★★☆
原題: 그녀를 믿지 마세요(彼女を信じないでください)
公式HP: http://www.kanoshin.com/
日付:2005年7月8日
映画館:キネカ大森
劇場:3

監督: ペ・ヒョンジュン
主演: キム・ハヌル、カン・ドンウォン、ソン・ゼホ、キム・ジヨン
製作国: 韓国(2004年)

ストーリー
詐欺罪で服役中のヨンジュ(キム・ハヌル)は生活態度も木工の仕事もまじめな模範囚。
姉の結婚式に出席するため、女優ばりの演技力で委員達の同情を勝ち取って仮出所した。
彼女しか肉親がいない姉のために作った鳥の木工品を届けたかったからだ。
姉がいるプサンに向かう途中の汽車の中、目の前に座った男性を痴漢を間違えその男を叩きのめすヨンジュ。
彼の名は、ヒチョル。ヨンガン(龍江)で薬局を営む薬剤師で自分は怪しいものではないと自慢げに話す。ヒチョルは現在交際中の彼女にプロポーズしようとプサンに向かっていた。
ヒチョルが油断しているすきに指輪をスリに盗られるのを目撃したヒチョルは仮出所中の自分が疑われては大変とスリから指輪を盗み返す。しかしその間に彼女を置いて列車は出発してしまった。
ヒチョルの話をもとにヨンガンに彼を訪ねに行くと、彼は留守だったがひょんなことから彼女はヒチョルの子供を身ごもった女性であることになってしまい、ヒチョルの家にとどまることになってしまった。
なんとか逃げ出そうとするが失敗に終わるうちに、家族や親戚たちから親切にされて、田舎の人情にふれて心を許していくヨンジュ。
一方父親や親戚、はては町の人たちにヨンジュにひどいことをした男性という汚名を着せられたヒチョル。
さらに、Mr.唐辛子コンテストに参加させられることになり、ヨンジュから手厳しいレッスンを受けるはめに。
コンテスト当日、ヨンジュのアイディアで見事決勝戦に残ったヒチョルは、最終決戦で唐辛子早食いコンテストで勝ち優勝する。
優勝祝賀会が行われている間、ヨンジュを追ってきた元服役仲間はヒチョルの家の財産を盗み出して逃げようとしていた。途中でそれに気づいたヨンジュは仲間からお金を取り返してそれを返しに行くと、村の警察がやってきてヨンジュの身元を明かそうとしたため、ヨンジュは自分で今までのウソをすべて告白し、ヨンガンを去る。
その後ヨンジュは現在はプサンでまじめなウェイトレスとして働いていた。
ヨンジュがいなくなってから、火が消えたようになってしまったヒチョル一家。
いつの間にかヨンジュのことが好きになっていたヒチョルは、ヨンジュを迎えに行く。

感想
全然期待しないで観に行ったが、結構気に入った。
話の進み方のテンポがいいし、どのエピソードも結構ムダがない(出だしはちょっとウダウダしたけど)。
何よりも気に入ったのが、最近日本で公開になる韓国映画がまるで一時期の日本のトレンディ・ドラマのように華やかな都会っぽい場所が舞台なのに、この映画はヨンガン(龍江)という昔ながらの田舎が舞台なところ。
日本の観光客は、短い時間(多分3泊4日で長いほう)で韓国に旅行に行くから、あんまり田園地帯にまで足を伸ばすことは無いだろうが、日本と同様韓国も田園地帯の風景がとってもきれいな場所。
ヨンガンは、私がかつて訪れた河回村や安東にとっても似ていて、郷愁を覚えた。
映画もいいけど、舞台がもっといいので星4つ!

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50回目のファースト・キス

50firstdates

★★★★☆
原題: 50 First Dates (50回のファースト デート)
公式ホームページ:http://www.sonypictures.jp/movies/50firstdates/site/
日付:2005年7月5日
映画館:チネチッタ川崎
劇場:チネ4

監督: ピーター・シーガル
主演: ドリュー・バリモア、アダム・サンドラー、ロブ・シュナイダー、ダン・エイクロイド


製作国: アメリカ(2004年)

ストーリー
ハワイにバカンスにやってくる女性と後腐れのない恋を楽しんでいるヘンリー(アダム・サンドラー)は、水族館の専属獣医師。
将来は北極でアザラシの研究をするのが夢だった。
北極に行くために買ったヨットでオアフ島の周りを航海中、マストが折れてしょうがなく岸辺のダイナーに立ち寄った。
そこには今まで彼が会った女性達とは違うタイプの可愛い女性がワッフルで家を作っていた。
彼女の名はルーシー(ドリュー・バリモア)。
翌日再びそこのダイナーに出向き、彼女に話しかけることに成功したヘンリーは、明日の朝も同じ時間に会う約束をする。
翌朝ルーシーを見つけ、昨日の話の続きを始めるとルーシーは彼を変態扱いして騒ぎだした。
わけがわからないヘンリーにダイナーの女性店主が理由を話した。
ルーシーは一年前の交通事故で毎日新しい記憶が消えてしまう短期記憶障害になっていた。
彼女の父と弟は、毎日彼女にショックを与えないように事故当日と同じ日を演じているため、彼女にとっては毎日が父親の誕生日で、これから父親とパイナップルを捕りに行くことになっている。
ルーシーの父から彼女と関わらないように忠告されたヘンリーだが、毎日手をかえ品をかえルーシーと出会って口をきくことに成功するが、その先に進まない。
ヘンリーの熱意によって父からの理解も得て恋人同士になった二人だが、朝になるたびにまた一からルーシーを口説かなくてはならない。
毎日ヘンリーと恋に落ち、ファーストキスを味わうルーシー。
23回目のファーストキスの夜二人はとうとう結ばれる。
しかし朝になって自分の横に知らない男が寝ているのに驚いたルーシーは、ヘンリーの夢を知り、自分に関わっていると彼に将来がないことに気付き別れを宣言する。
毎晩、その日に起きた出来事を日記に書き留めていたルーシーはヘンリーとともに、彼が彼女の世界に存在していなかったかのように日記に作りかえる。
いよいよ北極に旅立つことになった日、ヨットの上でルーシー無しに自分の夢が成り立たないことに気付いたヘンリーは、今は療養所で過ごすルーシーに会いに行く。
そこで記憶障害者達に絵を教えていたルーシーは当然ヘンリーのことは知らない。
しかし、彼女のアトリエに行くとそこにはヘンリーの肖像画でいっぱいだった。彼女は毎日の記憶は失うがヘンリーのことは記憶のどこかに残っていたのだった。
ある日ルーシーは、いつものように目を覚まし "Good Morning, Lucy"と書かれたビデオを見るとそこにこれまでの彼女のヒストリーが納められている映像を見る。
外に出るとそこは氷に覆われた北極のヨットの上で、愛する夫と娘と父が彼女に朝食の準備をしていた。

感想
前評判とおりの映画。
今年一番泣いた作品だ。
全体的にコメディ・タッチで話が進むので、本来は泣く映画じゃないのかもしれないが、娘を思う父親のシーンや、バックに "Drive" がかかっている場面は涙がポロポロ出てとまらなくなった。
結局彼女の病気はちっともよくならないが、compromise すればいいのだ。
原曲をリメイクしたバック・ミュージック群もいい。The Cars の "Drive"のリメイクの他、"Every Breath You Take"や"True"など、どれもハワイのトロピカルな雰囲気に合うようにリメイクされていて夏のバック・ミュージックにぴったり。
サントラに全部入っているならお勧め!
ハワイアン現地人に扮したロブ・シュナイダーの存在も見逃せない。

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誰にでも秘密がある

darenidemo
★★☆☆☆
原題:누구나 비밀은 있다 (誰でも秘密はある)
公式ホームページ:http://www.himitsugaaru.com/index2.html
日付:2005年7月4日
見た媒体:レンタルDVD

監督:チャン・ヒョンス
主演: イ・ビョンホン 、チェ・ジウ 、チュ・サンミ 、キム・ヒョジン 、チョン・ジェヒョン
製作国: 韓国 (2004年)

ストーリー
女子大生でクラブで歌っているミヨン(キム・ヒョジン)は、捨てないでくれと必死に懇願する彼氏をフッたばかり。
一方ミヨンの姉ソニョン(チェ・ジウ)は、大学院に通うガリ勉女で27歳にもなって男性経験がゼロだ。
どこかにいい男がいないか探していたミヨンの前に、彼女の理想にぴったりなお金持ちの男性スヒョン(イ・ビョンホン)が現れ、瞬く間に二人は恋人関係になる。
ミヨンの家族に紹介されたスヒョンは、卒論のテーマで悩んでいるソニョンと詩の話をして、ソニョンの心をとらえてしまう。
ミヨンと会う合間にソニョンとも恋愛関係を続けて行くスヒョン。
ミヨンはそうとも知らずにクラブのステージから、ソニョンや家族ら観客の目の前でスヒョンにプロポーズする。
その場には、すでに結婚している長女ジニョン(チョン・ジェヒョン)とその家族もいた。
ジニョンは夫との夫婦生活がマンネリ化し、誰も自分を女性として見てくれていなかった。そんなジニョンに対してきれいだと言ってくれるスヒョンに惹かれていたのだ。
ミヨンの結婚式当日に、自分の思いをとげるためスヒョンと激しくセックスする長女のジニョン。
結婚式場で、未練たっぷりの表情で自分を見つめる元彼を見たミヨンは、式をすっぽかして元彼の元に戻ってしまう。
その後、ソニョンは以前から彼女が好きだった教授といい仲になり、ジニョンは無事自分の夫との生活を築いて行く。
実はスヒョンは、彼女達の父親が天国から送った使者だったのだ。

感想
のっけからイ・ビョンホン演じるスヒョンに人間味を感じなかったが、こういうオチだったのね。
って途中から読めてましたけど。
日本だったら絶対映画化しないような、軽いタッチのコメディ映画。
これで韓国映画史上最高のギャラをもらえるなんて、、、、イ・ビョンホン美味しすぎ。
ところで、映画の中でミヨンが彼氏であるスヒョンのことをオッパー(お兄さん)と呼んでいるのを発見。
年上ならオッパーでいいけど、年下の彼氏だとどんな呼び方になるのでしょう?トンセンじゃ変だよね。

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キャット・ウーマン

catwoman
★★☆☆☆
原題: Cat Woman (猫女)
公式ホームページ:http://wwws.warnerbros.co.jp/movies/catwoman/
日付:2005年6月30日
映画館:新橋文化

監督: ピトフ
主演: ハル・ベリー 、シャロン・ストーン 、ベンジャミン・ブラット 、ランベール・ウィルソン 、フランセス・コンロイ

製作国: アメリカ(2004年)

ストーリー
化粧品会社のヘデア社のデザイナーとして働くペイシャンス(ハル・ベリー)は、シャイで自分に自身が持てない女性。
ある日マンションの窓にいた猫を助けようと、窓の外を壁つたいにいるところに、たまたま通りかかった警官トムに自殺と勘違いされ助けられる。
落としたパスを職場まで届けてくれたトムから、翌日コーヒーに誘われ有頂天のペイシャンス。
しかし、その夜締め切りギリギリに原稿を社長の元へ届けようとヘデア社の工場に出向いたペイシャンスは、新商品のビューリンが実は人体にひどい悪影響を及ぼすという秘密を聞いてしまい、その場にいた会社の幹部に海に落とされ死んでしまう。
不思議な力を持った猫に命を復活させてもらったペイシャンスは、今までと違う身のこなしをしたり夜中の記憶がなくなったりする。
彼女の記憶が消えている間、シャイな彼女は大胆でセクシーなキャットウーマンとなって町で暴れていたのだ。
自分が一度殺された事実を知ったペイシャンスは、現場となった工場でビューリンの開発者が殺害されているのを見て、あやまって犯人にされてしまう。
トムとペイシャンスの仲は親密になりつつある中、キャットウーマンの行方を追うことになったトムは、キャットウーマンとペイシャンスが同一人物であることを突き止める。
ヘデア社の社長も元モデルの妻に殺害され、その場に呼び出されたペイシャンスは妻の陰謀のもと犯人に仕立て上げられてしまう。
かつて自分を殺したのも妻であることを知ったペイシャンスは、同じく真犯人をつきとめたトムとともに妻の罪をあばこうと立ち向かう。

感想
大胆でセクシーなハル・ベリーのナイス・バディが売りの映画なんだろうが、シャイでダメ子ちゃんのハル・ベリーのほうが可愛かった。
トム役の男性が、すごいいい男ってことになっているけど、日本人的には?
シャロン・ストーンが相変わらず悪い女役を演じている。
40歳を過ぎたとたん、モデルを下ろされて誰も相手にしなくなったなんて悲しい役を演じているが、それって彼女の現実?

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