イップ・マン 葉問

Ipman
74点
原題:葉問2(イップマン2)
映画館:109シネマズ川崎
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、サモ・ハン・キンポー、ホァン・シャオミン
制作国:香港(2010年)

〈ストーリー〉
広東省佛山で武道を学んだイップマン(ドニー・イェン)は、香港で武館を開いた。
当初まったく弟子がいなかったが、ある日血気盛んな若者ウォン(ホァン・シャオミン)がイップマンに試合を挑み、イップマンが勝ったら弟子になるという。
イップマンの武術に感銘したウォンは仲間たちを連れて来て、武館はにぎやかになってくる。
そんなある日香港の武館をしきるホン(サモ・ハン・キンポー)が、香港で武館を開くには各武館の師匠と戦って勝たなくてはいけないと言われる。
その試合である武館の師匠を楽々と倒したイップマンはホンと引き分け、お互い一目置く仲となる。
イギリスの植民地だった香港は、イギリス人による腐敗統治が続いており、ホンはそれをこころよく思わないまでも仕事を続けるために、しょうがなくしたがっていた。

<感想>
まるで『霍元甲』とそっくりだったが、これはこれで面白かった。
というか、香港映画久しぶり!広東語が懐かしかった。
ドニー・イェンも『HERO』のときはまだまだ青かったが、今はまさに「シーフ~」と叫びたくなるような貫禄。
いくらジェイ・チョウがハリウッドでアクション俳優と呼ばれていても(イヤ、呼ばれていたっけ?)、やっぱり本物にはかなわない!
ドニー・イェンとサモ・ハン、格好良さすぎー!
ところであの警察さん、『向左走 向右走』で編集長やってた方ですよね。今思い出したsign03

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冷たい雨に撃て、約束の銃弾を

Vengeance
88点
原題:Vengeance 復仇(復讐)
公式サイト: http://judan-movie.com/
試写会場:シネマート六本木(by Movie Highway様、いつもありがとうございます)
監督:ジョニー・トー
出演:ジョニー・アリディ、アンソニー・ウォン、ラム・カートン、ラム・シュ、サイモン・ヤム、シルヴィー・テステュー
製作:フランス、香港(2009年)

〈ストーリー〉
マカオで会計士の一家が何者かに惨殺された。奇跡的に一命を取りとめた娘(シルヴィー・テステュー)は、フランスアから駆け付けた父親のフランシス・コステロ(ジョニー・アリディ)に復讐を依頼する。
宿泊先のホテルでたまたま見かけた殺し屋グループに目をつけたコステロは、マカオでは何のつてもないことから彼らに娘一家を殺した敵を見つけ出し、殺すよう依頼する。
殺し屋グループは、ボスのクァイ(アンソニー・ウォン)、フェイロック(ラム・シュー)、チュウ(ラム・カートン)の3人組。
3人はクァイの従兄から、最近銃を修理した男の話を聞き出し、コステロの一家を殺した殺し屋にたどり着くが本当の黒幕は、別の人物だった。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
『エグザイル』と違って、ちゃんと脚本があったみたい(笑)で、すごい面白かった。
フランス人とアジア人が出てきて、しかも殺戮アクションということでいやがおうにもリュック・ベッソンを彷彿させるが、ジョニー・トーのアイディアはリュック・ベッソンの上を行っている。
草原の中で撃ち合いをする場面など、まるで『レッド・クリフ』ばり。
いつも一緒の出演者たちも見てて安心する。
最初に出て来た女優さん、どこかで見たと思ったら『サガン-悲しみよこんにちは-』の主演女優さんだったのね。そんな有名な方をこんなチョイ役に使えるなんて、ジョニー・トーすごい!!

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さそり

Sasori_2
65点
原題:蠍子(サソリ)
公式サイト: ナシ
映画館: 銀座シネパトス(3)
監督: ジョー・マー
出演: 水野美紀、ディラン・クォ、サム・リー、ブルース・リャン、エメ・ウォン、石橋凌、夏目ナナ
製作国: 香港、日本(2007年)

〈ストーリー〉
恋人のケンイチ(ディラン・クォ)と幸せな日々を送っていたナミ(水野美紀)は、ある日何者かが侵入し、脅され、ケンイチの妹を彼の目の前で殺してしまう。
刑務所に送られると、そこは弱肉強食の世界で、同部屋の人間と戦わないと生きていけない。
刑務所No.1の女(夏目ナナ)を倒し、見せしめにつるしあげに会い、そのまま死体として山に捨てられたところを、死体収集が趣味の男・Corpse collector(サイモン・ヤム)に拾われる。
Corpse collectorは武術の達人で、復讐を誓ったミナのために武術を教える。
武術が上達したミナは、元の世界に戻り、自分を殺人者に仕立てた人間を次々と殺していくが、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
前半の刑務所のシーンはかなり苦痛でつまらなかったけど、後半はテンポよく、水野美紀のアクションも光ってかなり面白かった。
ってゆーか、サイモン・ヤム目当てで観に行っているのに、彼が出てくるまで長すぎて、出てきたときは「あっ、サイモン・ヤム出てたんだ!」ってびっくりするほど。
前半はお色気が売りみたいで、どこかで観たような女優さんが胸を見せて登場したけど、やっぱり日本の女優さんだったのね(しかもAV出身のようでした)。
さらに、水野美紀氏本人の声と、吹替えの人と、2種類あるのは何故でしょう?
石橋氏はすべて吹き替えでした。
こうなったら香港原音版が観たいわ!でも公開されていないのかしら?
日本映画だと観に行ったら、いきなりオープニングクレジットで「出品人」とか、すべて香港式クレジットで出てくるからびっくり。
無事、香港でも公開されることを祈っています。

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天使の眼、野獣の街

Eyeinthesky
77点
原題: 跟蹤/Eye In the Sky(追跡/空の目)
公式サイト: http://www.tornadofilm.jp/lineup/archives/2008/12/post_126.html
映画館: 新橋文化劇場
監督: ヤウ・ナイホイ
声の出演: レオン・カーフェイ、サイモン・ヤム、ケイト・ツイ
製作国: 香港(2007年)

〈ストーリー〉
香港警察刑事情報課・監視班に入りたいホー(ケイト・ツイ)は、ウォン刑事(サイモン・ヤム)を尾行する試験で無事合格し、監視班に採用される。
採用早々、宝石強盗団の追跡を引き受けた監視班は、香港の街中の監視カメラを元に、犯人を探すうちメンバーの1人・太っちょに行きつく。
太っちょの行動から、強盗団のアジトと次の標的を見つけた監視班だが、裏に犯罪を操る真犯人がいると思ったウォンとホーは、チャン(レオン・カーフェイ)がその人物だと付き止め尾行するが、逃げられてしまう。
目の前でウォンに警官を殺されたホーは、新たな事件の捜査中にチャンを見つけ尾行するが、正体がバレそうなところをウォンに助けられるが、逆にウォンがチャンに刺されてしまう。
その後も執拗にチャンを追い続けた監視班により、無事チャンたちが逮捕されるが、ウォンは首からの出血が止まらず瀕死状態に、、、、。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
「コネクテッド」も良かったけど、こっちもいい!
派手なアクションがないのに、スピードとスリルがあって、香港ならではのテンポの良さと、香港ならではの監視機能を感じさせる一作。
サイモン・ヤムのお腹がめちゃくちゃ気になったけど、あれって詰め物しているだけだよね?
それから子豚ちゃん役の彼女、香港電影明星にしては、花が無いカンジなんだけど、それは目立たないようにする監視班の役ゆえ?
こうゆうテンポの良さは、香港映画ならではの唯一無二なところがあるので、こうゆう映画をどんどん作って、リメイク権を各国に売って欲しい!

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コネクテッド

Connected
95点
原題: 保持通話 (通話維持)
公式サイト: http://www.connected-movie.jp/
試写会場: ブロードメディア・スタジオ試写室(by nifty様、いつもありがとうございます)
監督: ベニー・チャン
出演: ルイス・クー、バービィー・スー、ニック・チョン、リウ・イエ 
製作国: 香港(2008年)

〈ストーリー〉
ロボット技師のグレース(バービィー・スー)は、夫を亡くして小学生の娘と2人暮らし。
ある日娘を小学校に送り届けた後、ま横から車をぶつけられ、拉致され小さな小屋に閉じ込められた。
小屋に取りつけてあった電話機を見つるが、犯人に壊され外部との連絡は一切不可能かと思ったが、受話器の部品自体は壊れていないのに気づく。
配線をあちこち直し、線を合わせてトーンの長さを変え適当な場所に電話するグレース。
初めてつながった相手は、貸金業者の気弱い経理係りのアボン(ルイス・クー)だった。
これから子供と旅行の約束で、空港に向かわなくてはいけないアボンに、自分の状況を伝え助けを求めるが、アボンは、そばを通りかかったフェイ刑事(ニック・チョン)に、グレースの電話を渡すが、フェイ刑事はイタズラ電話として取り合わない。
電話を切ってしまったら、もう二度とつながらないかもしれないため、アボンにすべての望みをたくすグレースだったが。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
これは『インファナル・アフェア』以来の香港傑作映画と言っても過言じゃない。
いつも無駄なシーンが多いが、アボンが急ぐあまり反対車線を走って事故を起こすシーンなど、香港っぽいシーンが多々あるが、どれも事件の緊迫感を高めるためで、本当によく出来ていた。
主役のバービィもルイスも美男美女で、観ててずっと飽きないし、リメイクの元の映画も観て比べたくなった。
最初のシーンの電話で、バービィは北京語を話しているのに、相手は広東語話してて、これは日本版だけで、香港版は、バービィのセリフは広東語に吹き替えになっているのかと思った。
でもフェイ刑事が「グレースは北京語を話していた」というセリフを言うシーンで、香港でもこのまま上映されていることを知った。
かつての香港映画だと、北京語圏の人のセリフは広東語に吹き替えになっていたのに、今は香港も中国になっちゃったから、北京語と広東語で会話しても不思議じゃないことを知って、さびしいような、、、、。
リウ・イエが出ていることを知らなくて、サングラスで登場したにもかかわらず、すぐ彼だとわかって、つまり彼って顔のパーツに相当特徴があるってことなのね。特に唇がリウ・イエっぽーい。『PROMISE』では気の弱い悪役をやていたけど、徹底的に悪い男の今作の役もとってもグッド。本当に演技が上手い役者さんだわ~。
公開館が少ないのが残念。もっといっぱいシネコンとかでも上映して欲しい!

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新宿インシデント

Shinjyuku_incident
点数: 88点
原題:新宿事件
公式サイト: http://www.s-incident.com/
映画館: TOHOシネマズ川崎(4)
監督: イー・トンシン
出演: ジャッキー・チェン、ダニエル・ウー、ファン・ビンビン、シュー・ジンレイ、竹中直人、加藤雅也、峰岸徹、倉田保昭、長門裕之
製作国: 香港(2009年)

〈ストーリー〉
中国の田舎の農村で、貧しいながらも正直にまっすぐに生きる青年・鉄頭(ジャッキー・チェン)。
物質であふれる都会にあこがれ、いつか富とともに田舎に帰ってくると約束して日本に旅立った恋人のシュシュ(シュー・ジンレイ)は、日本の叔母さんが亡くなってから連絡が取れなくなった。
シュシュに会いたいがために、弟分の阿傑(ダニエル・ウー)を頼って日本に密航した鉄頭は、阿傑らとともに東京の小さな家で、同朋達とともに暮らし始める。
日雇いの仕事をしながらも、警察の手入れがある度に逃げ回る生活。
新宿でクラブを営むリリー(ファン・ビンビン)と知り合って、そこで働いているときに、ヤクザの組長・江口(加藤雅也)とともに、クラブに入ってきたシュシュをみかける。彼女はヤクザの妻になっていたのだ。
そんなある日、阿傑が華僑のヤクザに大けがをさせられた事件から、同朋が安心して暮らせる街を作りたいと、鉄頭は危険なカケに出る。
(公開直後のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
これまで映画館で観た香港映画の中では、一番面白かった。
全然期待していなかっただけに、いつものおちゃらけジャッキーと違って、強くなくて汚い役で、そんな役でもちゃんと演技が上手くてびっくりした。
それよりも何よりも、日本人が描いたのかと思うくらい、日本にいる不法滞在の中国人が上手く細かく描かれてて、それだけでも面白かった。
ゴミを分別しないとか、大声で騒ぐとか、大抵の日本人が中国人に対して迷惑だと感じていることが、映画の中に出てきて、一体ジャッキーはこんな話をどこから聞いて、映画化しようとしたんだろう。
ヤクザと在日中国人ヤクザの縄張り争いとか、本当にリアルで面白い。
こんなに面白いのに、ジャッキーが主演というだけで、真面目な社会映画として扱われず、宣伝も少なくてすごい可愛そう。
峰岸徹さんが出てて、これこそ遺作なのかと思い、ちょっと泣けた。しかも、『おくりびと』同様やっぱり死んじゃうし。。。。
すっごい、すっごい面白くてためになる映画なので、是非万人の人に観て欲しい。

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ウォーロード/男たちの誓い

Warlords
点数: 78点
原題: 投名状
公式サイト: http://www.warlords.jp/
試写会場: 中野サンプラザ(by CineSmart様、本当にいつもありがとうございます)
監督: ピーター・チャン
出演: ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武、シュー・ジンレイ
製作国: 中国、香港(2007年)

〈ストーリー〉
清朝末期の中国は、反乱軍と政府軍の争いが各地で勃発し、動乱の世の中に人々は疲弊していた。
政府軍の一隊を率いていた将軍・パン(ジェット・リー)は、死んだふりをして仲間全員が戦死する中、一人生き延びる。
放浪の途中でたまたま知り合った女性リィエン(シュー・ジンレイ)と一夜を共にし、パンは生きている証を取り戻し、2人は恋に落ちる。
翌朝、目を覚ますとリィエンは姿を消していた。
村に通りかかった山賊ウーヤン(金城武)に気に入られたパンは、リーダーに紹介すると言われ彼らのアジトの村に行くが、リーダーのアルフ(アンディ・ラウ)は、当初パンを拒む。
しかもあの一夜を共にしたリィエンがアルフの妻だと知ったパンはショックを受ける。
せっかく略奪した食糧を、政府軍に略奪されたアルフとウーヤンにパンは政府軍に入隊するように説得し、投名状の契りを交わした3人は、政府軍で目覚ましい活躍を遂げていく。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ジェット・リーが香港の映画賞で主演男優賞を獲った記念すべき映画。
確かに、ジェットの演技としては、これまでにないすばらしい演技!
ってゆうか、他の人の演技が目に入らないんですけどー。
こんな有名人3人を使って贅沢な映画だー。
ただ、3人の個性が生かし切れていない感があるのは、気のせいか。
役がら的には、アンディとジェットの役を入れ替えてもよかったような気もする。
しかも、今となっては(何故か今更)日本でもひっぱりダコの金城武氏にこんな愚鈍な人物を演じさせるなんて、、、、。ピーター・チャン監督の仁徳のなせる業か。
通常の中国大陸映画では、必ず吹き替えとなる金城氏の声がナレーションを含め全編で楽しめるのも、ピーター・チャン監督作品ならでは(アンディさんは相変わらず吹き替えです)。
"他説死很容易"というセリフで始まるインターナショナル版だが、実際は金城氏演じるウーヤンの○○の場面から始まるらしい。こうなったらディレクターズカット版もDVDで観るかー。


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三国志

Sangokushi
点数: 65点
原題: 三国志(Three Kingdoms)
公式サイト: http://www.sangokushi-movie.jp/
映画館: TOHOシネマズららぽーと横浜(プレミアスクリーン)
監督: ダニエル・リー
出演: アンディ・ラウ、マギー・Q、サモ・ハン、ヴァネス・ウー、アンディ・オン
製作国: 中国、香港、韓国(2008年)

〈ストーリー〉
国を統一して太平の世を築き上げたいと蜀の兵隊に志願して来た趙子龍(アンディ・ラウ)は、平安(サモ・ハン)に採用され、同じ地域出身の彼を大兄と慕う。
魏の曹操軍が攻めて来て、蜀の君主・劉備(ユエ・ホア)の息子を探しに行った子龍は、無事子供を連れて帰り一躍故郷の英雄となり平安の嫉妬の対象となる。
五虎大将軍その後も負けなし将軍として名をはせるが、いっこうに太平の世はやってこない。
(公開後間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
主題がよくわからないが、こちらのほうが『レッドクリフ』よりも天下統一を描いていて、ある意味史実に忠実なのかも。
ただ、若い頃の趙雲からいきなり年よりに飛んじゃって、その間どうなってたの???っていう気持ちが残ってしまう。
アンディ・ラウは目立っているけど、ヴァネス・ウーなんてあっと言う間に出番終わっちゃって、ちょっと役者の使い方がもったいない。
何よりも吹き替えだらけで本人の声が聞けないのがイマドキ悲しい。
広東語版で本人の声で上映したほうがいいんじゃない?

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エグザイル/絆

Exile_kizuna
点数:70点
原題:放・逐(放すか・追うか)
公式サイト: http://www.exile-kizuna.com/
試写会場:一ツ橋ホール(by エグザイル公式サイト様、キネマ旬報様、CinemArt様、いつもありがとうございます)
監督:ジョニー・トー
出演:アンソニー・ウォン、フランシス・ン、ニック・チョン、ロイ・チョン、ラム・シュー、ジョシー・ホー、サイモン・ヤム、リッチー・レン
製作国:香港・中国(2006)

〈ストーリー〉
舞台は中国返還まであと3日のマカオ。ウーという男を探しに、4人の男がやってきた。
ひと組はウーを殺そうとする男たち(アンソニー・ウォン)、もうひと組はそれを阻止しようとする男たち(フランシス・ン)。
結局元の仲間ウーを殺せなかった男達は、5人でお金を設けて逃亡しようと仕事やから仕事を紹介してもらい、ターゲットの元に行く。
しかしそこで5人を待ちうけていたのは、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想〉
アンソニー・ウォンさん、フランシス・ンさん舞台挨拶付き試写会で鑑賞した。
司会者の人が「脚本が無い映画」と紹介した瞬間、ゲゲゲッ!いつものドタバタ香港映画風か???と引いてしまったが、結末がしっかりしているいい映画だった。
いわゆる義理・人情というものを描いている映画で、そのためなら男は命をかけるという物語。
その前に、この映画は一種のロードムービー風だと思う。
あんなに狭いマカオでロードムービーがあり得るのか疑問だけど、せまいからこそ人間の足でも目的地にたどりつけるというもの。
車や飛行機が無いとどこにも行けないアメリカとは大違いだね。
脚本無しでこんなに理にかなった映画が作れるなら、脚本って一体何でしょう?
『殺人の追憶』で脚本のすごさを思い知って以来、脚本にはこだわってます。

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カンフー・ダンク!(吹替版)

Kanfudunk
90点
原題: 功夫灌籃 (カンフー・ダンク)
公式サイト: http://www.kf-d.jp/
試写会場: 新宿厚生年金会館(by フジテレビ「男おばさん試写会」 via Aさん)
監督: チュー・イェンピン
主演: ジェイ・チョウ、シャーリーン・チョイ、チェン・ボーリン、エリック・ツァン、ン・マンタ、アンソニー・ウォン
製作国: 台湾、中国、香港(2008年)

<ストーリー>
周世杰(ジェイ・チョウ)は、バスケットボール・コートのそばに捨てられて泣いているところをカンフーの達人の浮浪者に拾われた。その達人は世杰をとあるカンフー学校に秘伝の書とともに預けた。
大きくなった世杰はカンフーの達人となったがインチキ校長からイジメを受けてつまらない日々を送っていた。
ある日公園で落ちているカンをゴミ箱にシュートしている姿が浮浪者の李(エリック・ツァン)の目に止まり、李は金儲けのために世杰を「バスケットを通して親捜しをしている可愛そうな天才」として大々的に売りに出す。
第一大学のバスケット部に入部した世杰は、キャプテン(チェン・ボーリン)やマネージャーのリリー(シャーリーン・チョイ)らとともに大学No.1を目指すが、、、、。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
残念ながらジェイの声を聞けなかったが、それでも大スクリーンにほぼジェイが出ずっぱりなので満足です。
香港映画特有の理解できない展開部分もあったが、香港映画に慣れているので大丈夫。
リリーとの恋愛やキャプテンが何故酒浸りになってしまったかをもうちょっと描いて欲しかったけど、それは続編に期待ってことで。
随所に流れる『周大侠』の音楽がまたたまらない。
相変わらず下手くそな泣き顔や、超可愛い照れる顔なのジェイ・ファンのツボ満載の映画。
何度でも観ます!

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