私の愛、私のそばに

Watashi_no_ai
75点
原題:내 사랑 내 곁에(私の愛、私のそばに)
映画館:ヒューマントラストしねま有楽町(スクリーン2)
公式サイト:http://www.sobaniite.com/index.html
監督:パク・チンピョ
出演:キム・ミョンミン、ハ・ジウォン
制作国:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
足の悪い父親の代わりに葬儀社で働くジス(ハ・ジウォン)は、死体を触る仕事を気味悪がられて2度も離婚した経歴の持ち主。
ある日、葬儀で幼馴染のジョンウ(キム・ミョンミン)と出会い、お互い惹かれた2人は瞬く間に恋に落ちる。
しかしジョンウは、通称ルー・ゲーリック病という筋肉が委縮して長くは生きれない病気の持ち主だった。
自分が治してあげると、ジョンウを守ろうとするジスだったが、、、。

〈感想〉
もっと韓ドラっぽいメロドラマかと思ったが、ハ・ジウォンが明るくて、イメージと違った映画だった。
20kg減量したというキム・ジョンミン氏の体がすごい!!
最近太って来た私だが、彼を見習って痩せたくなった。彼ほどの強い意志があればなあ。
PodCastの『チャム ケンチャナヨ韓国語』でお勧めくださった、八木さん、古家さん、감사합니다~。

|

男たちの挽歌 A BETTER TOMMOROW

Banka
70点
原題:무적자(無敵者)
試写会場:九段会館
監督:ソン・ヘソン
出演:チュ・ジンモ、ソン・スンホン、キム・ガンウ、チョ・ハンソン
制作国:韓国(2010年)

〈ストーリー〉
脱北して韓国で武器の密売をしているヒョク(チュ・ジンモ)とヨンチュン(ソン・スンホン)には、テミン(チョ・ハンソン)という弟分がいた。
北朝鮮に残してきた弟チョル(キム・ガンウ)と韓国で再会したヒョクだが、チョルは兄のせいで母が収容所で死んだと恨んでいた。
修業中のテミンを連れてタイに行ったヒョクは、取引相手に裏切られ、刑務所に入る。
その間チョルは韓国で警察官になっていた。

〈感想〉
またまた全くやるせない、韓国映画特有のエンディング。
なんでこうも救われないんだろう?
オリジナル香港版もこうだったのかなあ。だとしたら、脱北者はかつての中国のボートピープル?
ソン・スンホン氏、全然目立ってなかったわー。
弟役の人、どこかで観たと思ったら、確か映画版『食客』に出てた人よね。
兄弟愛を描いたんだろうけど、血が繋がってない義兄弟のほうが情が深いみたいで、日本人の私には理解できなかったなあ。
オリジナル版を観てみたいけど、どうせリメイクするなら、今度はジョニー・トー監督で撮り直してください。

|

7級公務員

7kyukoumuin
79点
原題:7급공무원(7級公務員)
公式HP:http://www.7kyu.com/
映画館:シネマート六本木
監督:シン・テラ
出演:キム・ハヌル、カン・ジファン、チャン・ヨンナム、リュ・スンヨン
制作国:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
スジ(キム・ハヌル)は秘密情報院であることを恋人のジェジュン(カン・ジファン)に隠し、今日も犯人捜査の最中だった。
これから外国に旅立とうとしているジェジュンは、スジに電話するが、旅行代理店に勤めているはずのスジはいつも今ウルルン島にいると言うがジェジュンはそれが嘘だとわかっていて、電話でスジに別れを告げる。
3年後、細菌を持って研究所からいなくなった人物を追って、ホテルの清掃員になりすまして男子トイレにいたスジは、偶然ジェジュンに遭遇する。
会計事務所に勤めているというジェジュンは、実はとある情報院組織の駆け出し諜報員で、ロシア留学から戻ったばかり。さらにジェジュンが追う相手はスジが追っている男の取引先だった。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
キム・ハヌルのコメディの演技って、世界最高!!
『オンエアー』みたいなテレビドラマよりも、絶対コメディエンヌとしての映画出演のほうが私は絶対好き!
彼女の演技の前では、せっかくのカン・ジファン氏の演技も薄れて、私的には存在感感じなかった。
とはいえ、オシッコで手をビチャビチャにする演技とか、カン・ジファン氏も男前なのに、コメディもイケてる。
韓国ではこんな楽しいコメディ映画が作れるのに、なんで日本映画ってコメディ映画が無いんだろう?
俳優さんがコメディ映画をありたがらないのか、コメディを作る監督さんがいないのか、はたまた日本人はコメディ映画が嫌いなのか????
すっごい面白い映画なので、もっとたくさんの映画館で上映して欲しい。

|

クロッシング

Crossing
74点
原題:크로싱(クロッシング)
公式HP:http://www.crossing-movie.jp/note.html
映画館:キネカ大森(スクリーン2)
監督:キム・テギュン
出演:チャ・インピョ、シン・ミョンチョル、ソ・ヨンファ、チョン・インギ、チュ・ダヨン
制作国:韓国(2008年)

〈ストーリー〉
11歳のジュニ(シン・ミンチョル)と妊娠しているのに結核をわずらった妻を持つヨンス(チャ・インピョ)は、妻の薬が北朝鮮では入手できないことと、家族に食糧を買うため、中国に脱北する。
中国の延辺で肉体労働をしてお金を貯めるヨンスたち脱北者達は、中国公安を恐れていた。
ある日公安の手入れがあり、隠れていたヨンス達を助けると言う男について行くと、いつの間にか北京のドイツ大使館に亡命していた。
あれよあれよという間に、韓国まで来てしまったヨンスは家族のことが気になり、消息をつかむと妻はもう亡くなっていた。
おまけに両親がいないジュニは、反分子の子供として矯正所で働かされていた。
ボランティアに助けられ、父のもとに連れて行かれるはずだったジュニ。
豆満江を渡り、さらにモンゴルに向かったジュニ。
ジュニを迎えにモンゴル空港に向かったヨンス。
2人は無事会えるのか。

<感想>
本当に北朝鮮のコッチェビみたいな子がいっぱい出て来て、かなりリアルな映画だった。
お金を稼ぐために何の考えもなく、脱北する人たちがあまりにも無知でinnocentで、本当に可哀そう。
もうちょっと先のことまで考えれば脱北しないと思うけど。
出ても地獄、戻っても地獄。
神様は裕福な国にしかいないんですか?多分、YESかも。

|

義兄弟 SECRET REUNION

Gikyoudai
85点
原題:의형제(義兄弟)
公式HP:http://www.gikyodai.com/
映画館:109シネマズ川崎(スクリーン5)
監督:チャン・フン
出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン
制作国:韓国(2010年)

〈ストーリー〉
韓国情報員のイ・ハンギュ(ソン・ガンホ)は、脱北者の男が暗殺されるという事実を突き止め、男の家にやってくると、そこにはすでに北のスパイの『影』が家族と男を殺した後だった。
現場から立ち去る工作員のソン・ジウォン(カン・ドンウォン)を目にした。
事前報告なしに、現場に立ち入ったせいで情報員をクビになったハンギュは、6年後人探し業をしている最中にジウォンを偶然見つける。
ケンカに強いジウォンを自分の会社に雇い、いつかジウォンを賞金目当てで通報しようと企んだハンギュだったが、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ソン・ガンホの魅力があふれるエンターテイメント映画。
ソン・ガンホ氏って緊迫感ある中でコメディタッチの役やらせたら、世界一なんじゃないかと思うくらい演技が上手い!!!
どう見てもビジュアル的には正反対なカン・ドンウォン氏。ちまたでは演技派みたいに言われているけど、ソン・ガンホ氏と比べると、どうしても見劣りしちゃう。役的にもいつものきれいなスタイルじゃなくて、3K労働者みたいな井出達なので、彼のファン以外はこの姿を見ても素敵とは思わないだろう。
ソウルによくある狭い通りや坂道、階段をうまく使ったカーアクションは韓国映画ならでは。
韓国映画にはあまり無い、「人間的」ではない非現実的なラストも良かった!!
今年観た韓国映画の中では間違いなくNo.1。

|

黒く濁る村

Kuroku_
75点
原題:이끼 (苔)
公式HP:http://kurokunigorumura.com/
試写会場:東映試写会(by シネマPause様、いつもありがとうございました)
監督:カン・ウソク
出演:パク・ヘイル、チョン・ジェヨン
制作国:韓国(2010年)

〈ストーリー〉
長年会っていなかった父が死んだという知らせを聞き、ソウルから遠い山間の村にやってきたヘグク(パク・ヘイル)。
村長(チョン・ジェヨン)を始め、その他の村人達は父の死因を聞くと、誰も答えない。
さらに自分が父の遺品を整理するまで村に滞在すると、みな一様にイヤな顔をする。
雑貨屋のユソン(イ・ヨンジ)の家に民泊することになったが、夜になると村人たちが入れ替わり立ち替わりユソンの部屋に入って行くのを目にする。
さらに、父が住んでいた村の倉庫には、秘密の地下道があるのを発見する。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
地下道の謎は最後までよくわからなかった。
それ以外も最後まで観てもわからない点が多数。
結構最後になるまで、若い頃強姦された少女がユソンだと気づかなかった。年齢合わなくない?
とはいうものの2時間41分という長さを感じさせない緊迫感。
韓国ではあまりいない正義感が強い検事の存在がいい。
ただ、翌日見た『義兄弟』と比べると、、、、。

|

ハーモニー

Harmony
75点
原題:하모니(ハーモニー)
公式HP:http://www.harmony2010.co.kr/
試写会場:新宿ミラノ1(via Lさん、いつも本当にありがとう)
監督:カン・テギュ
出演:キム・ユンジン、ナ・ムンヒ、カン・イェウォン
製作:韓国(2010年)

〈ストーリー〉
ヘジョン(キム・ユンジン)は、夫から暴力を振るわれお腹の赤ちゃんを守るために誤って夫を殺してしまう。
刑務所に入って間もなく刑務所内で赤ちゃんを産むが、法律では刑務所内で子供を育てられるのは18カ月間だけだった。
相部屋の仲間と、理解のある看守官に囲まれて、ミヌと名付けられた子供は刑務所内で蝶よ花よと育てられる。
ある日慰問で訪れた合唱団の歌声に心打たれたヘジョンは、音痴にもかかわらず刑務所内で合唱団を作りたいと言い出す。
合唱団を成功させたら、ミヌを養子に出す前に特別外泊する許可を得て。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
かなり泣ける。
泣けて、心が温まるけど、それ以上でもそれ以下でもない作品。
韓国の刑務所が本当にあの通りだとしたら、世界一恵まれている気がする。
部屋の中は日常品であふれているし、特別外泊だなんて普通あり得ないでしょう。
キム・ユンジンがあまりにもいつもの表情と違うので、あの『シュリ』の女優さんだと気づかなかった。
相変わらずあり得ないくらい美人でスタイルのいい人ばかりの韓国映画だけど、思いっきり泣きたい方にはかなりお勧め。
それにしてもあのラストシーン。日本人なら逆の結果にすると思うけどなあ。
ふと『チョコレート』のヒース・レジャーを思い出しちゃいました(ネタバレでごめん)。

|

国家代表!?

Kokkadaihyou
80点
原題:국가대표(国家代表)
公式HP:http://kokka-daihyo.com/
試写会場:よみうりホール(via Aちゃん、いつも本当にありがとう)
監督:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ、ソン・ドンイル、キム・ドンウク、キム・ジソク、チェ・ジェファン、イ・ジェウン
製作:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
7歳のときに妹とともにアメリカに養子に出されたボブことチャ・ホンテ(ハ・ジョンウ)は、母親を探すために韓国にやってきた。
アメリカでスキージャンプのジュニア代表だったボブに目をつけた韓国初のジャンプチームのコーチ(ソン・ドンイル)は、有名になれば母親が見つかると言いくるめてボブをチームに引き込む。
しかしボブ以外にチームに誘われたのは、かつての高校スキー代表だがジャンプの経験ゼロの問題児ばかり。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ネットの前評判が悪かったが、私的には韓国っぽくて楽しめた。
あれで事実と違って初出場でメダル取ってたら問題だけど、ちゃんと史実どおりだったし。
だいたい日本のジャンプ代表なんて、小さい頃からものすごい練習しているのに、あんな練習でメダル取れるわけないっつーの。ジャンプを甘く見るんじゃないよ。
適当に韓国独特の家族愛や借金事情も盛り込まれていて、2時間24分という長さを感じなかった。
いつも韓ドラでおなじみの面々がたくさん出演しているのも◎

|

イテウォン殺人事件

Itaewon_satsujin
点数:65点
原題:이태원 살인사건(梨泰院殺人事件)
映画館:シネマート新宿(スクリーン1)
監督:ホン・ギソン
出演:チョン・ジンヨン、チャン・グンソク、、シン・スンファン、コ・チャンソク、オ・グァンノク
製作:韓国(2009年)

<ストーリー>
イテウォンのハンバーガーショップのトイレで、一人の大学生が殺された。
容疑者としてアメリカ軍の捜査組織CIDからパク検事(チョン・ジンヨン)の元に送られて来たのは、メキシコ人の父と韓国人の母を持つアメリカ人のピアソン(チャン・グンソク)だった。
韓国語が話せないピアソンだったが、やったのは自分ではなく一緒にいたアレックス(シン・スンファン)だと言う。
アメリカ生まれで裕福な父親(コ・チャンソク)を持つアレックスは、たまたま帰国していたところで事件に巻き込まれただけだという。
お互いやったのは自分じゃないと言うピアソンとアレックスだったが"I show you something cool"と言ったのがアレックスだったという証言から、被告としてパクが裁判にかけたのはアレックスのほうだった。 しかし確信のないパクは、実はピアソンが犯人ではないかという疑惑がぬぐえない。

〈感想〉
実話に基づいた話だから、脚色しちゃいけないんだろうけど、結局犯人がどっちだかわからなくて釈然としない。
犯人がわからない点では『殺人の追憶』と同じだが、こっちは犯人が二人まで絞れてるのにどっちかわからないから余計もどかしい。
さらに『殺人の追憶』や『チェイサー』みたいな緊張感があるわけでもなく、どちらかというと本当の正義は何か?みたいなことがテーマ。
結局2人とも殺人犯と断定されないわけだけど、ここまで犯人が絞れているのに犯人がわからなかったとしたら、韓国の裁判制度ってどうなっているの????

チャン・グンソクが主役だからと見に行ったのに、実際は『王の男』の王様役をしていたチャン・ジンヨン氏が主役だった。これって看板に偽りありじゃない?
韓流シネ・フェスティバルで観たけど、これは正式公開は無理な作品ね。

|

作戦

Sakusen
70点
公式HP:http://scam-movie.com/
映画館:シネマート六本木
監督:イ・ホジェ
出演:パク・ヨンハ、キム・ミンジョン、パク・ヒスン
製作:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
堅実な母と弟と3人暮らしのカン・ヒョンス(パク・ヨンハ)は、就活もうまく行かず、株に手を出すも大損して漢江に足を向ける。
しかしそこで川に飛び込まず、株を勉強して日足チャートを読みつつデイトレーダーをするカンは7000万ウォンの貯金ができるほどになった。
一方元ヤクザのファン・ジョング(パク・ヒスン)と、その仲間で証券ブローカーのチョ・ミニョン(キム・ムヨル)は、株式操作をしようとしたが、たまたまその動向を見極めたヒョンスが2人の計画を台無しにしてしまう。
ジョングから脅されて一味に入れられ、日々ある株式を買い増やすヒョンスだったが、、、。

〈感想〉
追悼上映は毎日超混雑のようで、上映開始30分前に行ったら、前2列しか残ってなく、非情に字幕が見づらかった。
よって難しい株式用語を読みながら内容を理解するのは結構難解だった。
結局テーマはよくわからなかったが、お金に振り回されるなってことかな?
難しい字幕を読むのが苦手なのは、私だけじゃなくて周りで寝る人続出sign03
隣の人は上映中ずーーーっと居眠りしていたのに、エンディングが近付くといきなりハンカチで目を押さえ始め、最後まで泣いていた。
さらに上映後の舞台挨拶・特別映像が始まると、まるで会場全体が葬式状態に、、、、。端っこに座らなかったことをひどく後悔down
みんな映画観に来たんじゃないの?
純粋な映画ファンは私だけかと思った不思議な空間でした。

|