理想の彼氏

Rebound
75点
原題: The Rebound(ぶり返し)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/therebound/
試写会場: 新宿厚生年金会館(by フジテレビ様、いつもありがとうございます)
監督: バート・フレインドリッチ
出演: キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジャスティン・バーサ、リン・ウィットフィールド
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
大学院卒業とともに、ビジネスマンの夫と結婚して以来、郊外にある住宅地で専業主婦として生きてきたサンディ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、夫の浮気を知り、離婚して、実家があるニューヨークに2人の子供と移り住む。
スポーツの試合をグラフ化してきた才能を認められ、スポーツ専門テレビに採用されたサンディだったが、育ち盛りの2人の子供が大都会の小学校に行くようになり、言葉が荒れ出したのに困惑する。
慌てて子守のバイトを探し、アパート1階にあるコーヒーショップでバイトしている24歳のアラム(ジャスティン・バーサ)を雇うことになる。
グリーンカード目当てのフランス人女と離婚して傷心にあるアラムとサンディはたちまち意気投合し、甘い雰囲気になるが、40歳女と24歳の男の恋愛は、回りも納得せず、、、。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
たとえ40歳だろうが何だろうが、不細工でブタな若い女より、キャサリン=ゼタ・ジョーンズのほうが魅力的なのは当たり前!
アラム役の男性が、本当はいくつか知らないが、24歳のわりにはずいぶん老けて見えて、それゆえ彼を子供扱いする回りの雰囲気についていけなかったのは私だけか?
ネタバレになるが、アメリカでは40代の女性が妊娠するのは、まるでありえない雰囲気だった。
日本だったら、初産じゃなかったら、結構ありえる話で、たとえ初産だとしても、今の時代なら全然OKな話になっているのに、、、、。
出産後すぐに退院しちゃうような人種の白人なのに、40歳を超えての妊娠はタブーだなんて、ちょっと納得行かなかった。映画の良し悪しは別だけど。
関係ないけど、映画の中で主人公のキャサリン=ゼタ・ジョーンズとジャスティン・バーサが、それぞれ別に歌う場面があるが、そこで2人の俳優としての差があからさまに、、、。『CHICAGO』でも見事な歌と踊りを見せたキャサリンの歌は、たとえ車の中で一人で歌おうとも最高に上手で、一方ジャスティンのほうは、子供に子守唄代わりに"Everytime you go away"を歌うが、聞いたことある歌詞なのに"goin' on and on and on"という馴染みのあるところになっても一向にタイトルを思い出せず。"everytime you go away"という歌のタイトルがサビで出てくるまで、この曲だってわからなかったよ。ジャスティン君、歌下手過ぎ!
でもエンディング・ロールでHall&Oatesバージョンの同曲を使ってくれて嬉しいよ!!

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2012

2012
70点
原題: 2012
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/2012/
試写会場: 新宿厚生年金会館(by フジテレビ様、いつもありがとうございます)
監督: ローランド・エメリッヒ
出演: ジョン・キューザック、アマンダ・ピート、モーガン・リリー、ダニー・クローヴァー
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
週末を子供達と過ごすために、元妻のケイト(アマンダ・ピート)の家にボスのリムジンで出かけたジャクソン(ジョン・キューザック)は、街に異変が起きていることに気付かず、イエローストーンに行った。
かつては無かった立入禁止区域に、立ち入ったジャクソン親子はたちまち軍に包囲され、キャンプ地域まで護送される。
そこで、一人謎のFM放送を続けている男から、もうすぐ地球が終わる話を聞かされる。
当初真に受けなかったジャクソンだが、周りの異変に気付き、急いで家族を連れて脱出を試みるが。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
『ホテル・ルワンダ』でも思ったが、結局自分達さえ助かればいいのかい!!
地獄の沙汰も金次第なら話はわかるが、何の取り柄も、いい遺伝子も持っていない人物をノアの方舟に乗せるのはいかがなものか。
『宇宙戦争』みたいに、主人公の家族だけ逃げおおせるなんて、アメリカ映画の筋立てにはどうしても無理がある。韓国映画みたいに、誰でも死んじゃうのも悲しいけど、やっぱ不自然でしょう。
とはいいつつ、ジョン・キューザックのダメ親父ががんばる姿が、結構よくて70点up
ちなみに右の写真の太平洋戦争の防護服着たみたいなシーンはありません。

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路上のソリスト

Soloist
60点
原題: The Soloist (ソリスト)
公式サイト: http://rojyo-soloist.jp/
映画館: キネカ大森(スクリーン2)
監督: ジョー・ライト
出演: ロバート・ダウニーJr.、ジェイミー・フォックス、キャサリン・キーナー、スティーヴン・ルート
製作国: イギリス、アメリカ、フランス(2009年)

〈ストーリー〉
ロサンジェルスタイムズに勤めるスティーヴ(ロバート・ダウニーJr.)は、読者に評判のコラムニスト。
コラムにするネタを求めて、毎日あちこちかけずりまわっていたが、ある日公園のベートベンの像の前で、バイオリンを弾く浮浪者を見つける。
自閉症気味のその男は、名前をナサニエル(ジェイミー・フォックス)といい、ジュリアード音楽学院に通っていたという。
音楽の名門校に通っていて、2本しか弦が無いバイオリンを見事に弾くナサニエルに興味を持ったスティーブは、彼のことをコラムに載せながら、再生の道を歩ませようとするが、ナサニエルにはある過去があり、通常の世界に戻れない理由があった。

〈感想〉
自閉症の役をやる役者さんは何人も見たが、名優ジェイミー・フォックスは苦手らしい。彼が演じるとちっとも変な人に見えなくて、もうちょっとみすぼらしいストリートピープルを演じて欲しかったが、ただのりっぱな人にしか見えなかった。
ロバート・ダウニーJrの役も微妙。
というか、事実に基づいた話しで、現在も主人公2人が存命のため、勝手に話を曲げられないんだろうが、もうちょっとドラマチックにするとか、ナサニエルの過去を丁寧に描くとか、ある程度のドラマ性が欲しかった。
あまり多くの映画館で公開されなかったのも、そこに理由があるのだろう。

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THIS IS IT

Thisisit
75点
原題: THIS IS IT (これだ)
公式サイト: http://www.michaeljackson.com/jp/home
映画館: TOHO川崎(スクリーン6)
監督: ケニー・オルテガ
出演: マイケル・ジャクソン
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
マイケル・ジャクソンのロンドン・ライブのダンサーのオーディションや、リハーサル風景。

(公開間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
歌や踊りがうまくて、作詞作曲できるのは知っていたが、ライブの構成や、バックミュージシャンの音まですべて演出してしまうなんて、本当マイケルってすごい。
50歳にして、どのバックダンサーよりもマイケルがダンスが上手!
バックダンサーに向かってオルテガ氏が「君たちは、マイケルのextensionだ(字幕見逃したので、日本語でどうなってたか知りたいbearing)」と言ったセリフがまさにそのとおりで、マイケル一人じゃ表現しきれない動きを彼らが表現している感じ。
生で観たかったな~。

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スペル

Spell
70点
原題: Drag Me To Hell (地獄に引きずって)
公式サイト: http://spell.gaga.ne.jp/index.html
試写会場: 九段会館(via Lさん)
監督: サム・ライミ
出演: アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、アドリアナ・バラーザ
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
銀行の融資担当をしているクリスティン(アリソン・ローマン)は、次長のプロモーションがかかっている大事な時期。
農家出身のクリスティンは、その家柄や元肥っていたことにコンプレッスクを持っていた。
一方大学教授の恋人のクレイ(ジャスティン・ロング)は、裕福な家の出で、母親はクリスティンとの交際を快く思っていなかった。
プロモーションでライバルに勝ちたくて必至のクリスティンは、ある日窓口にローンの延長を願いに来たみすぼらしい老婆に、冷たい仕打ちをする。
ローン延長を断られた老婆は、クリスティンに呪文を唱え、さらに地下駐車場で待ち伏せしてクリスティンに復讐する。
無事、老婆を撃退し、クレイとともに家に帰ったクリスティンだったが、彼女の身の回りで奇妙なことが起こり始める。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ホラー映画のはずなのに、絵面がコメディタッチのものが多く、なぜかあちこちで爆笑の嵐だった。
確かに、あのおばあちゃん、やることがおかしすぎ。
日本語タイトルの「スペル」だが、ちょっと違うカンジ。
英語では"curse"(呪文をかける)という言葉は使われていても"spell"(魔法をかける)という言葉は使われておらず、そもそも「スペル」自体も日本語だと「綴り」という意味で使われることが多いので、何故こんなタイトルにしたか疑問。
それにしても、あの呪の言葉をかけるばあちゃん、いったい何者なんだ?
さらに、あの恐怖演技が下手な女性も、表情だけでは怖いんだか、なんだかよくわからない。
その割には点数がいいのは、ひとえに全然怖くなかったから。
こんなに怖くないホラー映画なら、いつでもウェルカムだわ。

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愛を読むひと

Reader
75点
原題: The Reader(朗読者)
公式サイト: http://www.aiyomu.com/
映画館: キネカ大森(スクリーン2)
監督: スティーヴン・ダルドリー
出演: ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ
製作国: アメリカ、ドイツ(2009年)

〈ストーリー〉
1958年、ドイツのノイシュタット。
15歳の少年マイケル(デヴィッド・クロス)は、学校帰りにトラムに乗っている最中に気分が悪くなったところを、トラムの乗務員をしているハンナ(ケイト・ウィンスレット)に助けられる。
その後、彼女が忘れられないマイケルは、再びハンナの元を訪れ、初体験をする。
毎日のようにハンナの元を訪れるマイケルは、いつしかハンナに本を読んで聞かせるようになる。
ハンナに自分で本を読むように言っても、彼女は読んでもらうほうが好きだと言う。
ある日客室乗務員から、内勤事務員に昇格したハンナは、マイケルに何も言わずノイシュタットから去る。
数年後、大学の法学部に進んだマイケルは、特別授業で、裁判の傍聴に行くと、そこにはハンナが被告人として立っていた。
アウシュビッツの看守をしていた6人の女性のことを書いた本が出版され、それに基づいて6人が犯罪者として捕まったのだ。
アウシュビッツからユダヤ人を護送中に起きた爆撃で、教会に閉じ込められたユダヤ人が何百人も死んだ事件のレポートを書いた張本人とされたハンナ。しかし、マイケルは、ハンナがレポートを書いていないという確実な証拠を知っていたにもかかわらず、それを証言しなかったため、ハンナ一人が終身刑を受けることになった。
数年後、弁護士になったマイケルは、ハンナのために朗読テープを送り始める。
ハンナが刑務所から出ることになり、引き取り手がいない彼女を世話してやってくれと、マイケルの元に依頼が来る。

〈感想〉
物語としては、面白かったが、ハンナが何故、15歳の若者と関係を持ったかわからない。
(あとで、続きを書きます)

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マーシャル博士の恐竜ランド

Marshall
70点
原題: Land of the Lost(失われた大地)
公式サイト: http://kyoryu-land.jp/
映画館: TOHOシネマズ川崎(プレミアスクリーン)
監督: ブラッド・シルバーリング
出演: ウィル・フェレル、ダニー・R・マクブライド、アンナ・フリエル、ヨーマ・タッコン、ジョン・ボーイラン
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
科学者のマーシャル博士(ウィル・フェレル)は、テレビショーでタイムワープの研究が成功したと発表するが、ライバルの名前を出され、MCを殴ってしまい、粗鋼の悪さを非難される。
おまけに、タイムワープなど誰も信じず、学会からも追放されてしまい、今は小学校で教えている。
そんな中、博士を尊敬するという女性ホリー(アンナ・フリエル)がやってきて、2万年以上前の化石についた、現代のライターの跡を見せる。
自分の研究結果が正しいことを確信したマーシャルは、タイムワープ装置を作って、ホリーが化石を拾ったという場所に行く。
かつての遊園地だったその土地は、今は女好きの変人ウィル(ダニー・R・マクブライド)がガイドをしていた。
ウィルに連れられ、洞窟ツアーに出かけると、タキオンというタイムワープに必要な素粒子が異常に増え、突然大きな滝に飲みこまれてしまう。
恐竜がいるような大昔に落ちてしまった3人は、そこにで猿人のチャカ(ヨーマ・タッコン)の命を救い、彼の道案内で無事恐竜の追ってから逃げるが、そこにはマーシャルがやってくることを予言していたと言う謎の生物・エニックがいた。
エニックは、タイムワープマシンを自分のところに早く持ってこないと、ザ・ザーンという征服者に地球が征服されてしまうという。

〈感想〉
吹き替え版で観たせいか、いつものウィル・フェレルのテンションの高さが伝わってこなかった。
やっぱり英語の映画は、原音で観たほうがいいらしい。
下品なセリフも日本語だと、よく意味が伝わらないし。
それはさておき、いつもの超フザけた『俺たち』シリーズよりもかなり真面目で、まるで『インディ・ジョーンズ』を彷彿させる作り。
『コーラス・ライン』の音楽に合わせて、マーシャルがバンダナを頭に巻いたところが、唯一『俺たち』シリーズに似ていた。
ヒロインの女の子のスタイルはいいのに、マーシャルとウィルのお腹の肉、すごすぎ!
何故か砂漠の真ん中に時空を超えるポイントがあって、毎日同じ時間に時空を超えて物が落ちてくるらしく、大きなプール付きホテルも落ちていて、どこからともなくとってきた水で、みんなで水浴びするシーンのお腹がすごい!!
それにしても、今日の観客を観ても、どう考えても子供向けの映画じゃないのに、なんで全国で吹き替え版ばっかり上映しているのかな?
やっぱりあのお下劣なセリフはウィル・フェレルの口から直接聞きたい。

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ワルキューレ

Valkyrie
70点
原題: VALKYRIE (ワルキューレ)
公式サイト: http://www.valkyrie-movie.net/
映画館: 新橋文化劇場
監督: ブライアン・シンガー
出演: トム・クルーズ、ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、パトリック・ウィルソン、スティーブン・フライ、トム・ウィルキンソン、カリス・ファン・ハウテン製作国: アメリカ=ドイツ(2008年)

〈ストーリー〉
チュニジアの前線に送られていたシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、今のヒトラー政権下の戦い方では、兵士が無駄死にすると思い、なんとか政策を変えたいと願っていた。
チュニジアで連合軍の砲弾に当たり、左目と右腕を無くしたシュタウフェンベルク大佐は、反乱組織に招かれ「ワルキューレ」作戦の主犯・実行人となる。
小型爆弾で「鷹の巣」と呼ばれるヒトラーの司令部を爆破し、ヒトラーとヒムラーを同時に暗殺した後、ベルリンの主要部を予備軍を使って制圧する計画だ。
本来なら「鷹の巣」の地下で行われるはずの会議が、その日に限って暑さのため地上会議室で行われることになった。
爆弾をしかけ、部屋が爆発したのを確認したシュタウフェンベルク大佐だったが、肝心のヒトラーが死んだかどうかは確認しないまま、首都圏制圧の行動に出た。
しかし、その後軽傷ですんだヒトラーの声が、鷹の巣から出ると、予備軍もろともヒトラーの命令に従うこととなり、あっけなく反乱軍の首謀者は捕まってしまう。

〈感想〉
映画としては面白いが、ヒトラーが1945年まで生きていたという事実を誰もが知っているので、この計画は失敗に終わったと最初からわかるのが悲しい。
これが、どこか遠い国の、遠い昔の話なら、結末も変えられるかもしれないが、第二次世界大戦のことで、生き証人もいる現代ではそれもかなわない。
ヒトラーを殺して、ドイツが変われたかどうかは、よくわからないが、ドイツ国内の、しかも軍上層部にもレジスタンスはいたのね。
日本にもそんな人いたのかしら?
その違いが、第二次世界大戦後のドイツと日本の教育の違いかしら?
日本は、かつての帝国軍を否定していないけど、ドイツはヒトラーご法度だもんね。

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デュプリシティ/スパイは、スパイに嘘をつく

Duplicity
72点
原題: Duplicity(二枚舌)
公式サイト: http://duplicity-spy-spy.jp/
映画館: 新橋文化劇場
監督: トニー・ギルロイ
出演: ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン、トム・ウィルキンソン、ポール・ジアマッティ
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
ドバイのリゾート地で、かつて一夜を共にしたCIAのスパイ、クレア(ジュリア・ロバーツ)とMI6のレイ(クライヴ・オーウェン)は、お互い運命を感じ、その数年後にローマで再開し、John&Yokoのような三夜を過ごす。
お互いの任務を無視して恋愛に生きれない二人は、公的任務を辞めて民間会社から大金を稼ごうと、民間企業の諜報員となることを決意する。
2人のターゲットになったのは、家庭用医薬部外品を開発しているエクイクロム社。エクイクロム社から二重スパイとしてライバル会社のB&Rに送り込まれたクレアは、ここ14ヶ月間、B&Rでの信頼を勝ち得ていた。
一方、株主総会の3週間前に、エクイクロム社にスパイとして雇われたレイは、クレアと知り合いじゃないふりをしながら、お得意の色気を使ってB&R関係の女性社員から情報を盗み出す。
お互いがスパイのため、お互いを疑いながら愛し合うことしかできないクレアとレイは、毎日の任務と2人の夢の間で葛藤する。
B&R社の新商品が何かを突き止めた2人は、その商品の化学記号の式をまんまと盗みだし、スイスの企業に3500万USドルで売ろうとする。
しかし、その式はただのスキンクリームのものだった。
実はだまされていたのは、2人のほうだったのだ。

〈感想〉
映画が終わっても、結末の意味がよくわからなかった私。
結局、新製品を開発したのは誰だったの?
サスペンス小説が苦手な私には、ストーリーは理解不能だったけど、主役の2人が魅力的で映画としてはすごく楽しめた。
ジュリア・ロバーツ、若干オバサン体型になってはいるけど、今でも往年の頃と変わらない笑顔が素敵。
一方相手約のクライヴ・オーウェンは『ザ・バンク -堕ちた巨像-』まで存在を知らなかったが、出来れば先にこっちを観たかったかも。
真面目なSP役よりも、女をくどくほうが似合ってていい男に見える。
こんなに面白い映画なのに、ロードショーのときなんで川崎で上映されなかったんだろう?
ジュリア・ロバーツの名前だけじゃ客が呼べないと判断したのか?

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アドレナリン:ハイ・ボルテージ

Crank_high_voltage
90点
原題: Crank: High Voltage(変人:高電圧)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/crankhighvoltage/試写会場: 中野ZEROホール(by TSUTAYA様、???様、いつもありがとうございます)
監督: ブライアン・テイラー、マーク・ネヴェルダイン
出演: ジェイスン・ステイサム、エイミー・スマート、デヴィッド・キャラダイン
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
突然空から降ってきて、車の上に落ちた後、意識を失ったチェビ(ジェイスン・ステイサム)は、中国人違法医療機関で、心臓を取られ、人口心臓を埋め込まれた。
そこを脱出したチェビは、自分の心臓を探しに外に出るが、恋人のイブ(エイミー・スマート)に電話してもつながらない。
医者のドック(ドワイト・ヨーカム)に電話すると、人口心臓は、外から電圧を加えると充電されるという。
車のバッテリーからチャージしたり、電信柱からチャージしたりしながら、自分の心臓を箱に入れて逃げる中国人男ジョニー・ヴァン(アー・スー)を追いかけ、ストリップバーに行くと、踊り子の中にイブを発見し、連れ出し逃げる。
そこでおかしな中国人女性リア(バイ・リン)も加わり、行く先々で人を殺しまくりながら、心臓を追いかけるが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
『トランスポーター3』も面白かったけど、バカバカしさ加減が大炸裂したこっちのほうが面白い。
今年はジェイソン・ステイサムの当たり年かも。
何がすごいって、すごいバカバカしい演技をトランスポーター並みの真顔で演じる、ジェイソンがすごい。
おしまいのメイキング映像にもあったけど、自分でも笑っちゃうような演技らしくて、笑うのをこらえて真面目な顔でこんなアホらしい演技ができるのは、ジェイソンだけじゃないか?
っていうかジェイソンがやるからギャグ度がアップしている。
正直、1作目があまりにもバカバカしくて、続編があると聞いたとき、なんでこんなくだらない映画の続編作るの???って疑問だったけど、2作目のほうが圧倒的に面白い!
『トランスポーター』公開年に合わせて、これからも毎回作って欲しい。
18歳以上限定だけど、この内容なら仕方ないよね。大人向けのギャグってことで、、、、、。
真面目な映画に出れなくて、ひょっとしてジェイソン自体は不満かもしれないけど、これからも彼独特のニッチ映画にいっぱい出て欲しい!

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あの日、欲望の大地で

Theburningplain
78点
原題: The Burning Plain(燃える大地)
公式サイト: 無し
試写会場: よみうりホール(by HMV様、キネマ旬報様、いつもありがとうございます)
監督: ギジェルモ・アリアガ
出演: シャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンス
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
レストランのマネージャー・シルヴィア(シャリーズ・セロン)は、厨房の男と不倫中。そんな彼女を遠くから観察するメキシコ人の男がいた。
一方、平野のトレーラーハウスがある日爆発し、中で不倫中の男女が、最中に死亡した。
お互い残された家族は、お互いの家族を恨むが、不倫の母(キム・ベイシンガー)の娘・マリアーナ(ジェニファー・ローレンス)と、不倫の父親(ヨアイム・デ・アルメイダ)の息子・サンティアゴ(J・D・パルド)はいつの間にか惹かれ深い仲になっていく。
一方、シルヴィアの前に現れた男は、シルヴィアの娘だという女の子を引き合わせようとする。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ギジェルモ・アリアガ監督の脚本作品は、いつもたくさんの人と、時間が交錯して最後まで理解しづらいが、今回のは2組の家族しか出てこなかったので、わかりやすかった。
アレハンドロ・ゴンザレス監督作品もそうだけど、必ずメシカーノがからむのがいい!
故郷を描きたいけど、ハリウッド資本だけだとメキシコ舞台の映画は作れないものね。
ネタバレになっちゃうけど、シャリーズ・セロン演じるシルヴィアはあのまま何の刑事罰も受けないのなかあ。
私的に心理的バツを受けているんだから、いいっちゃーいいのかもしれないけど、腑に落ちない。
主人公のマリアナ役の女の子、たしかに注目度高そうなので、これからの活躍に注目していきたい。

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私の中のあなた

Mysisterskeeper
70点
原題:My Sister's Keeper(姉を存続させる人間)
公式サイト: http://watashino.gaga.ne.jp/l
試写会場: ヤクルトホール(by ラジオ日本様、いつもありがとうございます)
監督: ニック・カサヴェテス
出演: キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ポールドウィン
製作国: アメリカ(2006年)

〈ストーリー〉
11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)は、白血病の姉ケイト(ソフィア・ヴァリジーヴァ)のドナーとなるために、人工授精で作られた人間として生まれてきた。
元弁護士の母サラ(キャメロン・ディアス)は、ケイトの介護に専念するため仕事を辞め、消防士の父(ジェイソン・パトリック)もアナの兄でケイトの弟のジェシー(エヴァン・エリングソン)も、ケイトの病気で今までも様々な犠牲を強いられてきた。
とりわけサラはケイトが生かすことに固執しており、家族の気持ちなどまったく理解していなかった。
そんな中、今度は腎臓のドナーにされるアナは、とうとう弁護士に依頼し、両親を訴えることにした。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ドナーを作るために、子供を人口受精で作るなんてことがこの世で行われているなんて、本当にびっくりした。
そんなことして生まれてきた子に申し訳ないと思わないのだろうか?
まるで闇の子供たちの、Legal版ってカンジで、観てて憤りを感じた。
中には、死んでいくケイトが可哀そうな部分ばかりに気を取られて、泣いている人も多数いたが、この映画は「余命1か月の花嫁」とはテーマがまったく違うんだから、泣くとこじゃないでしょう(っていうか、隣の女の人が鼻をすする音はマジにうるさかった)。
人生には、さだめってものがあるのをアメリカ人は知らないのか。

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3時10分、決断のとき

310toyuma
75点
原題: 3:10 to Yuma(3時10分ユマ往き)
公式サイト: http://www.310-k.jp/
映画館: 109シネマズ川崎(スクリーン4)
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演: ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベイル、ピーター・フォンダ
製作国: アメリカ(2007年)

〈ストーリー〉
牧場主のダン(クリスチャン・ベイル)は、領地の借金が払えず、債権者から納屋を焼かれ、次は家を焼くと脅される。
敷地内の牛が盗まれ、牛を追いかけて行くと、強盗団がお金を強奪している場面に出会った。
強盗団のボス、ベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)は、賞金が出ているお訊ねもので、町に飲みに行った際、一瞬のすきで保安官に逮捕されてしまう。
一番近い駅まで、護送して列車に乗せるために、町の男が護衛に着くが、人出が足りない。
たまたまバーに居合わせたダンは、200ドルの報酬目当てに護送に参加する。
しかし、ベンの仲間が護送団を襲おうと、ずっと後を追いかけて来る。
次第に護送団の仲間が、一人、また一人と減るが、ダンとその息子ウィリアムズはまだ残っていた。
一緒に過ごすうちに、心を通わせるダン親子とベンだったが、、、。
(ストーリーはここまで)

〈感想〉
水曜レディースデーで、他に観たい映画が無く、しかもかつて試写会をパスした映画だっただけに、観るかどうか迷ったが、思い切って観ることに。
結果、主役の2人がいい演技しているし、子供役のウィリアムズ君も可愛いしで、レディースデーに観るにはうってつけの映画だった。
いまどき西部劇なんて流行らないが、今は昔と違ってインディアンが悪者とか、一方的に悪者を決めるのではなく、その人となりで善悪が決まるらしい。
もっと死ぬ人が少ないともっといいんだけど、まあ西部劇だからしょうがないか~。

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サブウェイ123 激突

Subway123
70点
原題: THE TAKING OF PELHAM 123(ペラム123乗っ取り)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/thetakingofpelham123/
試写会場: 中野サンプラザ(via R様、いつもありがとうございます)
監督: トニー・スコット
出演: デンゼル・ワシントン、ジョン・トラヴォルタ、ジョン・タトゥーロ、ルイス・ガズマン、マイケル・リスポリ、ジェームズ・ガンドルフィーニ
製作国: アメリカ、イギリス(2009年)

〈ストーリー〉
ニューヨーク市地下鉄の元管理職・ガーバー(デンゼル・ワシントン)は、業者から賄賂を受け取った容疑で降格され、今は管制塔の司令官ををしていた。
すべてを完璧にこなすガーバーだったが、なぜかペラム123号が、予想外の場所で止まってしまい、応答しない。
何度も交信しようとするが、ようやく返信が来たとき、返事したのはRyder(ジョン・トラボルタ)と名乗る地下鉄ジャック犯だった。
地下鉄の1両目のみ切り離し、乗客を人質に取ったRyderは、ガーバーに1時間以内に1000万ドル持ってこないと、1分ごとに人質を殺すと宣言する。
一方、たまたま公証人となったガーバーは、ニューヨーク市警から共犯者として疑われ、Ryderと通信するうちに賄賂の罪を認めるハメに、、、。
私欲しか考えないような2人が、最後にとった行動は、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
タイトルがいきなり「PELHAM 123」と出て、Pelhamって何?と思ったら、地名のようで、その地を始発にする地下鉄の名前がこれらしい。日本の地下鉄以外は、番号で呼ばれるとよく言われるが、やっぱりプロの間では「銀座線」みたいに地名で呼んでいるのね。
友達からの前評判が良かっただけに、すごい期待して観たが、いかんせん犯人の意図が最後までわからなかった。
よくわからないが、"mortgage"とか"derivative"とか"fund"とか、今流行りのアメリカ発祥の金融用語がたくさん出てくるが、仕組みがわからない人間には、Ryderが結局何をしたかったのかわからなかった。
顧客から集めた2000万ドルのfundを使って、それを償還したかったの?それともわざとくらまして置いたものを膨らませて着服したかったの?
わからないので、誰か知っている人応えてください。

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ココ・シャネル

Cocochanel
75点
原題: COCO CHANEL (ココ シャネル)
公式サイト: http://coco-chanel-movie.jp/index.html
映画館: 川崎チネチッタ(3)
監督: クリスチャン・デュゲイ
出演: シャーリー・マクレーン、バーボラ・ボブローヴァ、マルコム・マクダウェル、オリヴァー・シトリュック
製作国: アメリカ、イタリア、フランス(2008年)

〈ストーリー〉
幼いころ、母が死に、父から孤児院に入れられたガブリエル・シャネル(バーボラ・ボブローヴァ)は、18歳になり孤児院を出て、パリのブティックのお針子として働き始めた。
顧客からは、センスの良さが買われて人気だったが、資産家の軍人エチエンヌ(Sagamore Stévenin)と恋に落ち、彼の別荘があるロワイヤリュに住み始める。
エチエンヌが、嘘をつくのが気に入らなかったが、自分を家族に紹介してくれないことで、目が覚め、彼のもとを去る。
一人でパリのアパートの3階で帽子ブティックを開いたが、家賃も滞納する貧しさ。
そんな中、エチエンヌの親友で、ロワイヤリュ時代からココが気に入っていたボーイ・カペル(オリバー・シトリュック)が、資本を出すから一緒にビジネスを始めようとオファーする。
エチエンヌと違って、金持ちでもココに誠実だったボーイだったが、戦争が二人を引き裂く。
(公開直後のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
エンディング・クレジットが短く、これって劇場用映画じゃないんじゃない?って思ったら、やっぱりテレビ用ドラマだったみたい。
主演がシャーリー・マクレーンってことになっているが、それはネームバリューのためで、実際は若き日のココを演じるバーボラ・ボブローヴァが主演。
きれいで、魅力的で、フランス人じゃないみたいだけど、シャネル役にぴったり。
2人の恋人も善と悪がわかりやすい容姿で、誰がどうみても女性ならボーイを選ぶだろう。どうせ2人とも金持ちなら。
それにしてもHPのキャスト紹介に3人しか載っていないのは何故?私はボーイ役のひととかエチエンヌ役の人のことも詳しく知りたかったのに。
シャネルが年老いてからの部分は無くてもいいから、若い時にどうやって才能が開花したのか、もっと詳しく演じて欲しかった。
それは来月公開の『ココ・アヴァン・シャネル』のオドレイに期待しようっと。

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G.I.ジョー

Gijoe
70点
原題: G.I. Joe: The Rise of Cobra (G.I.ジョー、コブラの決起)
公式サイト: http://www.gi-j.jp/
映画館: 川崎チネチッタ(11)
監督: スティーヴン・ソマーズ
出演: チャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ、デニス・クエイド
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
NATO軍に属するデューク(チャニング・テイタム)とリップ・コード(マーロン・ウェイアンズ)は、NATOが世界の武器の7割を開発しているMARS社に依頼して開発した、新型兵器ナノマイトを目的地まで運ぶ任務についた。
しかし途中で、驚異的な武器を持つコブラ軍に襲われ、ナノマイトが奪われそうになったところをG.I.ジョーたちに助けられる。
その後、デュークのかつての恋人で今はコブラにいるバロネス(シエナ・ミラー)とストームシャドー(イ・ビョンホン)にナノマイトを奪われ、パリでとんでもないことが起こるが、、、。
(公開直後のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ダンナ曰く『スター・トレック』に酷似だそう。
私はと言えば、映画よりも観客の年齢層の高さに驚いた。
イ・ビョンホン目当てのおばさんが多いかと思いきや、一人で来ているシルバー層男性が多数。何故?
肝心のイ・ビョンホンは『I Come with The Rain』のときは、普段のイ・ビョンホンっぽかったけど、こっちはまるで『リーサル・ウェポン』に出演したときのジェット・リーみたいだった。
ジェット・リーより出番が少ない分、ハリウッドデビュー作のわりには、ちょっとかわいそう。
また韓国でいい映画いっぱい撮ってね。

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男と女の不都合な真実

Uglytruth
55点
原題: The Ugly Truth (醜い真実)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/theuglytruth/
試写会場: 東商ホール(by シネマNAVI様、TSUTAYA様、いつもありがとうございます)
監督: ロバート・ルケティック
出演: キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー、シェリル・ハインズ、ジョン・マイケル・ビギンズ、ニック・シャーシー、エリック・ウィンター、ケヴィン・コノリー
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
サクラメントの地方局で、モーニングショーのプロデューサーとして働くアビー(キャサリン・ハイグル)は、美人だが、男が嫌う要素(仕切り屋で可愛くないなど)を沢山持っているため、恋人募集中。
いつもネットで、彼女の10の条件に合うデート相手を見つけては、会うものの、結局男から嫌われて恋に至らない。
そんな中、ケーブルTV番組ながら、男の本音を汚い言葉でズバズバ言って視聴率を稼いでいた男・マイク(ジェラルド・バトラー)が、アビーの番組に入ることになる。
当初、徹底的にマイクを嫌っていたアビーだったが、彼の助言に従って目下意中の男性・コリン(ジョン・マイケル・ビギンズ)へのアピールの仕方を教わり、無事コリンといい仲になるが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ただでさえ内容が『そんな彼なら捨てちゃえば?』に似ているのに、しょっぱなからその映画に出演していた男性が、まったく同じシチュエーションで登場するのには面喰った。
出演者もキャスティング担当者も、もうちょっと考えればいいのに。
ストーリー自体も、先が読めそうな内容で、目新しさがないのがガッカリ。
ジェラルド・バトラーって、なんで普通の役させると、こんなに冴えないんだろう。一緒に行った友達なんか、彼だってわからなかったぐらい。
マイクの甥っ子のエピソードって必要なのかな?
あの子供のエピソード入れるくらいなら、アビーのアシスタントの女の子をもうちょっと使ったほうがよかったような。
この程度のラブコメじゃあ、いまどきヒットは難しい。
もうちょっとジェラルド・バトラーを脱がせるとかしないとね。

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ウルヴァリン:X-MEN ZERO

Xmen_wolverine
80点
原題: X-Men Origins: Wolverine (X-メンの起源:ウルヴァリン)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/wolverine/
試写会場: 九段会館(by cinemacafe様、いつもありがとうございます)
監督: ギャヴィン・フッド
出演: ヒュー・ジャックマン、ライアン・レイノルズ、リーヴ・シュレイバー、ドミニク・モナハン、リン・コリンズ
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
幼いローガン(ヒュー・ジャックマン)は毎晩熱を出すひ弱な子供。優しい父親の愛をいっぱい受けて育ったが、ある日実の父親だと名乗る男に父を殺されてしまう。
その時怒りで、指の間から角が出るようになり、実の親を殺してしまう。
実の親の子供のビクター(ライアン・レイノルズ)、すなわりローガンの血のつながった兄とともに、その場から逃げた二人は、同じミュータント同志、その不死身で治癒能力がある体を生かし1世紀近くも、ありとあらゆる戦争に加担して功績を挙げて来た。
ある日、米軍特殊部隊を作るストライカー(ダニー・ヒューストン)に誘われ、ミュータントだけで編成された部隊でナイジェリアにある鉱石を取りに行くが、その非平和的なやり方にうんざりしたローガンは、特殊部隊を抜けてしまう。
カナダで林業で働きならが、愛する女性ケイラ(リン・コリンズ)と暮らしていたローガンに、再び魔の手が忍び寄る。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
X-Menが生まれた理由を描くということで、前作を観てもチンプンカンプンだった私には、すごくわかりやすくて楽しめた作品だった。
前作を観たときは、まだヒュー・ジャックマンも知らなかったが、今回は彼の作品をたくさん観た後だったので、いかにいつもとキャラクターが違って作り込んでいるかよくわかったし、ナイスバディが堪能できるのも魅力。
ミュータントの遺伝子を組み合わせるという発想も面白いし、私的にはヒットするんじゃないかと思う。
ただ相変わらずヒロインがイマイチ美しくなくて、思い入れできないのよね。
それから兄弟愛ももっと素直に描いてもいいのに。
ってゆーか、あのお兄ちゃん、実はローガンが人間の愛を受けて育ったことに嫉妬しているんじゃないの?本当はお兄ちゃんも愛が欲しいんじゃないの。

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その土曜日、7時58分

Before_the_devil_knows_youre_dead
73点
原題: Before the devil knows you're dead(悪魔に死んだと気付かれる前に)
公式サイト: http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/sonodoyoubi/
映画館: 新橋文化劇場
監督: シドニー・ルメット
声の出演: フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、マリサ・トメイ、アルバート・フィニー、ブライアン・F・オバーン、ローズマリー・ハリス、マイケル・シャノン、エイミー・ライアン
製作国: アメリカ(2007年)

〈ストーリー〉
私立学校に通う子供の養育費と慰謝料を払えず、生活に困っている負け組ハンク(イーサン・ホーク)は、不動産会社の会計士をしている優秀な勝ち組の兄・アンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)から、お互い金に困っているからと宝石店の強盗計画を持ちかけられる。
ターゲットを知らないまま引き受けたハンクは、強盗に入る店が両親が営む郊外の宝石店だと知り驚愕する。
しかも、実行犯は自分一人と知り、根性が無いハンクは行きつけのバーで知り合ったゴロツキのボビー(F・オバーン)を強盗犯として雇い、自分はレンタカーの運転手役に回る。
当初、強盗に持って行くのはおもちゃのピストルで、店番は目が弱い年よりの従業員だったはずが、ボビーは実弾入りの銃を持ち、たまたま店番に来たハンクとアンディの実母はボビーと撃ち合いになり、2人とも死んでしまう。
母親が死んでしまい動揺するアンディとハンク。
計画を思いついたアンディは、小さな頃から父親から冷たく接しられ、父親を恨んでいた。
配偶者に死なれた父は、それを今になってアンディに詫びるが、妻を殺した人を見つけたら殺すと誓う。
一つの事件のかけ違いが、家族の仲をどんどん狂わせて行く。

〈感想〉
同時上映の『天使の眼、野獣の街』の出来があまりにも良かったせいか、本来観たかったこっちの映画の印象が薄くなってしまった。
もっと奥深い内容かと思っていたら、実は父親から愛をもらえなかった兄が、弟を使って親に復讐をしながらお金を手に入れようとして失敗した話。
父が自分の子供に謝るシーンや、謝られた兄が「ずるい」と泣いてしまうシーンとか、想像していなかっただけにびっくり。
自分が可愛がられなかったのは、弟のルックスが良くて、自分は悪いからなどとひがむところとか、、、、
先にこうゆう映画だと知っていたら、それなりに気持ちを用意して観れたのに、あまりにも予想と違うから感情移入できなかった。
でも本来なら、私はあのお兄ちゃんの気持ちがとってもわかる、こうゆう場面なら絶対泣いてしまう人間なのに、、、、。
たとえ、父親が兄を愛していなかったというのが、兄が持つイリュージョンだとしても、最後のあの父親の行動は何なのか、、、?
日本人には理解できないな。
愛って、どこに向くものなの?

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ナイト ミュージアム2

Nightmuseum2
70点
原題: NIGHT AT THE MUSEUM: BATTLE OF THE SMITHSONIAN (博物館の夜:スミソニアンの戦い)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/nightmuseum2/
試写会場: 一ツ橋ホール(by ニッカンスポーツ様+とんかつの和幸様、いつもありがとうございます)
監督: ショーン・レヴィ
出演: ベン・スティラー、エイミー・アダムス、オーウェン・ウィルソン、スティーヴ・クーガン、リッキー・ジャーヴェイス、ディック・ヴァン・ダイク
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
ニューヨークの自然史博物館の夜警をしたいたラリー(ベン・スティラー)は、アイディア商品を通販で販売する会社の社長をして、今では大儲けで裕福で忙しい日々を送っていた。
ある日久々に、自然史博物館を訪れると、かつての展示物の仲間たちが3Dホノグラムにとって代わる改装に入り、仲間達はワシントンにあるスミソニアン博物館の倉庫に送られることになっていた。
スミソニアン博物館の倉庫に入った仲間達だったが、そのうちの一人ジュディダイア(オーウェン・ウィルソン)から、ラリーに「助けて」と電話が入り、翌日ウォルマートとの大事な会議を控えているにもかかわらず、ラリーはワシントンのスミソニアン博物館に入り込む。
そこで、元大西洋横断に成功した女性飛行士アメリア・イアハート(エイミー・アダムス)とともに、一夜の大冒険が始まる。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
パート1を観ていないせいか、多少わかりづらいところもあったが、ほぼ問題なし。
テオドア・ルーズベルト役のロビン・ウィリアムズとか、オーウェン・ウィルソンの重要さが理解できずに「なんでこんな脇役なの?」ってところが疑問になったけど、恋愛映画にぴったりのエイミー・アダムスの出現で疑問は払拭された。彼女って、私から見ると、あの声と話し方だけで恋愛の対象になっちゃうキュートな女性。いまどきのハリウッドで、あんなに恋人にしたいと思わせるキュートな女性っていなくない?
個人的に気になったのがお人形さん達の、エジプト人とか、ナポレオン役の人は、それらしき国訛りの英語を話すのに下手くそで、自然史博物館の館長さんは、アメリカ人のはずなのに、イギリス訛りなのが気になった。よくわかんないけど、役者のみなさん、もうちょっとうまく訛れないの?
それはおいといても、十分楽しめる映画なので、お子様連れで歴史好きな人にお勧め。

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HACHI 約束の犬

Hachi
70点
原題: Hachiko: A Dog's Story (ハチ公、犬の物語)
公式サイト: http://www.hachi-movie.jp/
試写会場: 九段会館(by 多分cinema topics様、いつもありがとうございます)
監督: ラッセ・ハルストレム
出演: リチャード・ギア、ジョーン・アレン 
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
夜遅く、旅行先から最寄駅のベッドリッジ駅に降り立った大学教授・パーカー(リチャード・ギア)は、1匹のきれいな子犬を見つける。そばには壊れたカゴがあるが、回りに飼い主はいない様子。
駅で預かってくれるように頼んだが、断られたパーカーはしょうがなく自宅に連れて帰る。
犬嫌いの妻・ケイト(ジョーン・アレン)に、早くどこかにやるように言われ、チラシをまいて元の飼い主や新しい引き取り先を探すが、パーカーはすでに子犬に夢中。
大学の同僚で日本人教授のケン(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)にイヌを見せると、秋田犬という種類で、首に「八」の文字をつけていることを知り「HACHI」と名付ける。
妻の許しを得て無事家族の一員となったHACHIは、夏になって大きくなると、パーカーについて駅まで行くようになった。さらに5時になるとパーカーの帰りを見計らって、駅にやって来て待つようにも、、、。
すっかり駅のアイドルとなったHACHIだったが、ある日いつもと違う行動を取るHACHIにパーカーは惑わされる。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
アメリカ映画にする必要性はまったく感じないし、あえてHACHIという名前にする理由も見当たらない。
まるでインディーズ映画並みの静かさで、主役が大スターのリチャード・ギアじゃなかったら、日本でも公開されないんじゃないかと思われるほどの映画。
それでも、誰しも涙を流さずにはいられないのは、日本人ならハチのけなげさがゆえ。
映画的につまらないと思いつつも、私も涙があふれて止まらなかった。
なんで、ハチってあんなに人の涙誘うんでしょうね。
アメリカ人もこれ観て泣くのかしら?

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サンシャイン・クリーニング

Sunshine
71点
原題: Sunshine Cleaning(太陽の輝きクリーニング社)
公式サイト: http://www.sunshine-cleaning.jp/index.html
試写会場: ヤクルトホール(by OZ mall様、いつもありがとうございます)
監督: クリスティン・ジェフズ
出演: エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、スティーヴ・ザーン、アラン・アーキン 
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
シングルマザーのローズ(エイミー・アダムス)は、クリーニングのアルバイトをしながら、夜は不動産試験の講座に通うと妹にウソをついて、高校時代からの恋人で警官のマック(スティーブ・ザーン)と不倫していた。
ローズの妹のノラ(エミリー・ブラント)は、いまだに父親(アラン・アーキン)と同居していて、アルバイトをしてもすぐにキレでクビになってしまう。
ローズの息子オスカー(ジェーソン・スペヴァック)は、学校での行動に問題があり、呼び出しをくらったローズは、先生からオスカーを医者に診せるよう言われ、オスカーを学校に行かせないことにした。
オスカーを私立学校に入れようと、マックのコネで事件現場の掃除を始めたローズとノラは、サンシャイン・クリーニング社を起ちあげて、他社より安い価格でクリーニングを受けるが、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
「リトル・ミス・サンシャイン」の監督で、それと似ているとのことだったが、それと同じくらい私の心にも響かなかった。
元チアリーダーで高校でモテモテだったというローズがあまりにも見栄っ張りなところに共感できなかったからだ。
どちらかというと、何をやってもダメで、それが幼い頃、母親を失ったトラウマから来ているというノラのほうが共感できた。
品行も悪く、姉の言いつけをきけず、ダメダメなノラだが、実際は心やさしい女の子。なのに誰からも理解されないで、どんどん悪い方向に走っちゃうノラのほうが愛おしい。
また何げに娘や孫思いのお父さんも可愛い。
さらにクリーニング道具を売っている店番の男性ウィンストンとローズの間に恋が芽生えるのかも気になるところ。
兄弟間でわだかまりがある人にお勧め。

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そんな彼なら捨てちゃえば?

Sonnakare
75点
原題: He's Just Not That Into You (彼は、単にあなたに気がないだけ)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/hesjustnotthatintoyou/
試写会場: ヤクルトホール(by ラジオ日本 Yesterdayポップス)
監督: ケン・クワピス
出演: ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、ケビン・コノリー、ブラッドリー・クーパー、ジニファー・グッドウィン、スカーレット・ヨハンソン、ジャスティン・ロング、クリス・クリストファーソン
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
ジジ(ケビン・コノリー)は、同僚のジャニーン(ジニファー・グッドウィン)から紹介された男性コナー(ケビン・コノリー)とデートして、すっかり相手から気に入られたと思っているのに、なかなか彼から電話がかかってこない。
コナーは、かつては寝てくれたのに、最近自分のことをマッサージ師くらいにしか思っていないアンナ(スカーレット・ヨハンソン)にぞっこん。
アンナはグロセリーストアで、順番を譲ってくれたベン(ブラッドリー・クーパー)とお互い一目ぼれ。
しかしベンには、大学時代からの長い付きあいの後結婚したジャニーンがいた。
ジジが、普通の男性は長い付き合いの後、結婚に至らないという定説をオフィスで聞いた同僚のベス(ジェニファー・アニストン)は、同棲7年で一向に結婚する気が無い恋人ニール(ベン・アフレック)に、帰宅後別れを告げた。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
この映画を観ていると、男性は結構みんな一途でいい人で、女性は自分勝手で恋愛に夢を抱いているお姫様ばかり。
そんな中でも、もっとも一般的に共感を得るのが、勝手に男性のしぐさを恋のサインだと決めつけちゃう、思いこみが激しいジジだろう。
私も最初はジジに共感していたが、実際は既婚者なのでイマイチ浮気に踏み込めないベンのほうに共感してしまった。奥さんのことは、傷つけたくないし、大事に思いながらも結婚生活がまるで契約みたいで、疲れきって、別の女に目が行ってしまうところなんて、まさに現実そのもの。
かつてはこんな風な、ラブコメが日本でも相当ウケたと思うが、最近そうでもないから、このタイプの映画があんまり公開されなくなっちゃった。
でも私は、このタイプの映画好きだな。
ラブコメで2時間10分はちょっと長いけど、アメリカ映画の王道を行っているので、万人の女子にお勧め。

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ウィッチマウンテン/地図から消された山

Racetowitchmountain
76点
原題: RACE TO WITCH MOUNTAIN(ウィッチマウンテンまでのレース)
公式サイト: http://www.disney.co.jp/movies/w-mt/
試写会場: 有楽町よみうりホール(via Aさん、いつも本当にありがとう!)
監督: アンディ・フィックマン
出演: ドウェイン・ジョンソン、アンナソフィア・ロブ、アレクサンダー・ルドウィグ、カーラ・グギーノ、キアラン・ハインズ
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
ラスベガスでタクシードライバーをするジャック・ブルーノ(ドウェイン・ジョンソン)は、オタクが集まる宇宙フェアをやっているホテル・プレネットで、UFOの権威アレックス・フリードマン博士(カーラ・グギーノ)を下す。
その後すぐ、かつての悪党仲間とのトラブルの後、後部座席を見るといつの間にか2人の子供が乗っていた。
サラ(アナソフィア・ロブ)とセス(アレクサンダー・ルドウィグ)と称する兄弟は、子供のわりに大金を持っていたり、誰もいない場所に連れて行けと言ったり、不審な行動をする。
彼らの目的地まで乗せて行くと、二人が心配になったジャックは、彼らの後を追って不思議な世界にのめり込んでしまう。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
劇場のチラシが、良くないことや、劇場予告を見かけないなど、宣伝が全然無いため、前知識が無いまま映画を見たら、意外と面白い!
そもそもディズニー映画なんだから、ターミネーターやトランスポーターのパクリとも思えるシーンも、まったく危なげなく安心して観ていられる。
主人公のドウェイン・ジョンソンもそこそこ魅力的だし、2人の子供は今後期待できそうな美女とイケメンだし。
もっといっぱい、ちゃんと宣伝して沢山の家族連れに観て欲しい映画。
お子さんにも、ET世代のおじさん&おばさんにも、是非是非お勧め。

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扉をたたく人

Visitor
83点
原題: THE VISITOR (訪問者)
公式サイト: http://www.tobira-movie.jp/
試写会場: 明治安田生命ホール(by ぱど様、いつもありがとうございます)
監督: トム・マッカーシー
出演: リチャード・ジェンキンス、ヒアム・アッバス
製作国: アメリカ(2007年)

〈ストーリー〉
コネチカット州の大学で週1コマの授業を十年以上やっている、マンネリ生活を送っている教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は、ある日学会に出席するためニューヨークに行くように命じられた。
いやいやオファーを引き受け、ニューヨークに所有するアパートに入ってみると、見知らぬ外国人カップルが住んでいた。
男性はシリア出身のタレク(ハーズ・スレイマン)、女性はセネガル出身でゼナイブ(ダナイ・グリラ)と言い、不法滞在者の2人は、警察沙汰を極端に恐れ、すぐに出て行くと言った。
行くあてがない2人を気のどくに思ったウォルターは、行先が見つかるまで2人にアパートにいてもいいという。
久々のニューヨークの自由な空気に触れたウォルターが、アパートに帰るとタレクはジャイベというアフリカの太鼓の練習中だった。
ジャイベに興味を持ったウォルターは、タレクに教えてもらい、2人で公演で演奏したりと、打ち解けるが、地下鉄でタレクは突然理由もなく逮捕されてしまう。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
アメリカ映画と思えないくらい、繊細な心の描写を描いていて、こんな映画が4館の上映から270館にまで広がったなら、アメリカの映画観客も捨てたもんじゃないと思う。
ウォルターの人生は、日本人なら99%理解+共感するのではないか?
さらに私は、英語のタイトルよりも、日本語タイトルの『扉をたたく人』というほうが気に入った。
まさにウォルターをそのまま表現した邦題。
多分、英語のVisitorにもそういう意味があるのかもしれないが、それをあえて「扉をたたく」と決めた配給会社の方に拍手paper
アメリカもそうだけど、日本でも不法滞在者の問題が色々複雑になっている中、この映画はまさに今の時期公開するのがタイムリー。
あの埼玉のフィリピン人少女は、その後どうしているのかなあ。
何も悪いことしていなくて、ましてや税金や年金積立までやってくれているなら、下手な専業○○より、よっぽど日本の国家のためになっているのにね。
あっ、話しが飛んじゃった。ともかくアメリカ映画っぽくないアート系映画なので、万人の映画好きにお勧め。

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天使と悪魔

Angel_demon
70点
公式サイト: http://angel-demon.jp/
映画館: TOHOシネマズ川崎(8)
監督: ロン・ハワード
出演: トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
スイスのとある研究施設から、反物質がカプセルに入った状態で盗まれる。
一方、法王のコンクラーベが行われるバチカンで、有力な教皇4人が誘拐され、その謎解きのためにニューヨークからラングドン教授(トム・ハンクス)が雇われる。
一方、反物質を追いかけてバチカンにやってきた科学者ビットリア(アイェレット・ゾラー)は、ラングドン教授とともに謎解きに参加し、4人の教皇が処刑される場所に行くが、時すでに遅しで遺体だ見つかる。
4人の有力者抜きで始まったコンクラーベに、元法王の養子カメルレンゴ(ユアン・マクレガー)は意義を唱えるが、最大権力者のカーディナル(アーミン・ミューラー・スタール)は耳を貸さない。
(ストーリーはここまで)

〈感想〉
最初から犯人がわかっちゃう、ちょっとありがちなストーリー。
エピソードをあれこれ盛り込むのは、いいけど、犯人が結局消されちゃうこととか、今まで見飽きたストーリー。
法王選びなんて、もともと日本人の興味が薄いテーマだし、今はハリウッド映画は人気ないし、これで前作と同じようなヒットを期待するのは無理というもの。
ハリウッド映画、もっと、頑張ってほしい。

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レスラー

Wrestler
90点
原題: The Wrestler(レスラー)
公式サイト: http://www.wrestler.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール(via A様、いつもありがとうございます)
監督: ダーレン・アロノフスキー
出演: ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
80年代に人気の頂点を極めたプロレスラーのランディ・ザ・ラム(ミッキー・ローク)は、年老いた今もかつての栄光を背負ってプロレスの試合を続けていた。
プロレスだけでは、生活が成り立たない今は、平日はスーパーマーケットの仕事をしていたが、それでも家賃が払えずトレーラーの借家は家賃滞納で中に入れない始末。
彼の唯一の心のよりどころは、ストリップバーで働くストリッパー・キャシディ(マリサ・トメイ)だった。
ある日、試合の直後気分が悪くなり倒れたランディは、そのまま心臓の手術をされ、二度と激しい運動ができなくなる。
プロレスという生甲斐を無くしたランディは、長い間連絡を取っていなかった娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に会いに行くがそっけなくされてしまう。
しかし、キャシディの助言のおかげで、親子の関係を取り戻したかに見えたが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
かつてのセクシー俳優ミッキー・ロークに100%感情移入できる映画だった。
「80年代のお気楽な音楽は良かったけど"ニルヴァーナ"のせいで、それが終わった」というセリフは、まさに主人公のランディの人生そのもので、かつ私の人生とも重なる。
だから、私、90年代以降の洋楽を聴かなくなったのね。教えてくれてどうもありがとう。
よって、輝かしくてお気楽な80年代を生きた私は、プロレス以外の部分のランディになった気分で映画を観れた。
家族のためにちゃんとしようと、頑張るが所詮はダメ男だからうまく行かない。
パパがダメなら、男として恋愛に救いを求めるが、それも思うように行かない。
なんだかイヤになって、やっぱり自分の元々いた場所、自分が自分らしくいられる場所に帰りたいと思う男。
"I'm here. I'm really here"っていうキャシディのセリフを聞いたときは、思わず涙がこぼれて、ランディが欲しいのはその言葉と気持ちなんだよー!!って心で叫んでしまう。
でも、ふたたび「そこ」にいるはずの彼女を目で追ったとき、そこ(さっき"here"って言っていた場所)にいないときの彼の気持ち、、、、、。
涙無くしては観れません。
ダメな人間で、ダメでなくなろうと努力しても、結局ダメな自分に戻っちゃう人にお勧め。
本当にダメでなくなりたい人は『イエスマン』を観てください。

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ターミネーター4

Terminator4
75点
原題: Terminator Salvation (ターミネーター、救済)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/terminatorsalvation/
試写会場: 一ツ橋ホール(via Fl様、いつもありがとうございます)
監督: マックG
出演: クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ブライス・ダラス・ハワード、ヘレナ・ボナム・カーター
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
死刑囚のマーカス・ライト(サム・ワーシントン)の元に、癌に犯された一人の女性(ヘレナ・ボナム・カーター)がやってくる。彼女はマーカスに検体を求め、キスと引き換えにマーカスはサインする。
時は過ぎ、2018年。
"スカイネット"社が作ったロボット、ターミネーターと人間の戦争がもう何年も続いていた。
スカイネットのレジスタントのリーダーとなったジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は、敵の基地を襲って部下を全員殺されたが、基地は大爆発を起こし、一人生き残ったマーカスは基地に戻る。
しかし大爆発から生き残ったもう一人の人間がいた。
彼は、まわりで何が起きているかまったくわからず、ロサンジェルスでターミネーターに襲われたところを、一人の少年に救われる。少年の名はカイル・リース(アントン・イェルチン)。スカイネットの抹殺リストの一番目に名前が挙がっているが、少年はその事実すら知らない。少年が男に名前を聞くとマーカスだと応えた。
少年と耳が聞こえない少女スター(ジェイダ・グレイス)は、マーカスとともに英雄ジョン・コナーがいる基地に向かうが、マーカス以外の人間は途中でスカイネットのトランスポーターに捕えられてしまう。
マーカスが死んだら、人間の将来が変わることを知っているジョンは、なんとしてもマーカスを救いだそうとするが、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
最初の『ターミネーター』しか見たこと無いが、それでも大体のストーリーは読めた。
「○○がいなくなると、自分も消える」みたいな話はよくあるが、それって卵が先かニワトリが先かみたいで、一体どっちが正しいのかわからなくなる。
その点を除いたら、やっぱり面白かった。
ジョン・コナー以外にもマーカスという究極の人間の愛情を持ったヒーローがいて、2人の役者の見た目がカブっているから、最初どっちがどっちかわからなかったが、キャラが明らかになると2人のいい男を楽しめた。私は圧倒的にマーカス派だな。
ただ謎な点もいっぱい。
マーカスは何故、北を目指したのか?
マーカスが「こうなるとプログラミング」されていたなら、何故最後に彼はそのプログラムに背いたのか?
マーカスは過去をずっと懐かしんでいるようだったが、その過去とは何なのか?この物語と関係あるのか?
時間が足りないのはわかるけど、おもわせぶりなフリがいっぱいあるのに、全然本編に答えが出てこないのは困る。
誰か、謎を教えて。

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セブンティーン・アゲイン

17again
60点
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/17again/
映画館: TOHOシネマズららぽーと横浜(プレミアスクリーン)
監督: バー・スティアーズ
出演: ザック・エフロン、レスリー・マン、トーマス・レノン、ミシェル・トラクテンバーグ、スターリング・ナイト、マシュー・ペリー
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
お腹の出た典型的中年男のマイク(マシュー・ペリー)は、高校時代に出来ちゃった結婚した妻のスカーレット(レスリー・マン)と別居中で離婚裁判を控えている。
高校時代は、バスケットボールで奨学金がもらえるかもしれない花形スターだったのに、今は高校時代の親友でソフトウェア開発で大金持ちになったオタクのネッド(トーマス・レノン)の家に居候している。
ある日昇進できず母校の高校を訪れて、おかしな用務員に出会う。再び橋の上でその用務員の姿を見たマイクは、気づくと泥だらけで、シャワーで体を洗い流すと、17歳の自分の姿に戻っていた。
ネッドの息子として母校に転校したマイクは、自分の娘のマギー(ミシェル・トラクテンバーグ)が札付きの不良と付き合っていて、バスケット部の花形選手だと信じていた息子のアレックス(スターリング・ナイト)がイジメににあっていることを知る。
自分の高校時代と違って、今の高校生は授業中も携帯メールしたり、騒いだりと乱れまくっている。
さらに保健の時間に、先生が不妊用のコンドームを配ったりと、マイクは面喰う。
アレックスと仲好くなって、自分の家に遊びに行くようになり、妻のスカーレットともいい関係になるが、、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
よくある体が入れ替わったみたいなドタバタコメディのはずだが、ザック・エフロンが主役じゃなかったら、確実に劇場公開をスルーしてDVD化されたであろう作品。
コメディなのに、脚本にキレがなく、さらにザック・エフロンに中年男の哀愁を漂わせるだけの演技力がなく、高校生を説教するときも真剣さが伝わって来ない。
ティーンエイジャーの道徳的な映画としてはいいかもしれないけど、大人には物足りない作品。
子供が大人になった場合は、演技派俳優がうまく若者みたいに演じられるけど、逆だと辛いなあ。
『Hot Chicks』みたいな笑えるコメディを期待していた私は、かなりがっかりしちゃった。
冒頭でちょっとだけザックが踊るけど、やっぱりザックは説教するより踊らなくちゃ!

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スタートレック

Startrek
76点
原題: Star Trek
公式サイト: http://www.startrekmovie.com/intl/jp/#/top
試写会場: 東商ホール(by OZ Mall様、いつもありがとうございます)
監督: J.J.エイブラムス
出演: クリス・パイン、ゾーイ・サルダナ、ザッカリー・クイント、サイモン・ペッグ、エリック・バナ、ウィノナ・ライダー、カール・アーバン、レナード・ニモイ
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
惑星連邦軍艦隊で15分間だけキャプテンでヒーローだった父を持つジェームス・T・カーク(クリス・パイン)。英雄の父とは正反対に小さな頃から無鉄砲で、無秩序な彼だったが父の元友人のパイクからUSSエンタープライズ号に乗るように勧められ、親友のマッコイ(カール・アーバン)とともに乗船する。
かつて父を死に至らしめたアンドロメダ星人のネロ艦長(エリック・バナ)率いる反乱軍は、バルカン人と地球人のハーフであるスポック(ザッカリー・クイント)が自分の星を消滅させたとして、彼に対する復讐として連邦に属する星を次々と消滅させる。
地球を守りたいが無秩序なジェームスは、USSエンタープライズ号を放りだされるが、たどりついた星である人物と出会い、彼や地球の運命を変えて行く。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ストーリーは、「スターウォーズ」と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を足して2で割ったカンジ。
しょっぱなから時空を超えた話になるので、ただでさえ物語をつかまえるのが苦手な私は、かなり混乱した。
そのうちいちいち時系列を追うのは無理と悟り、単純に画面で起きていることを楽しむことにした。
「スターウォーズ」の第一作が大好きだった私には、それを彷彿させて宇宙空間を楽しめる。
もうちょっとラブロマンスもあるとよかったけど、それだと盛り込み過ぎになっちゃうのかな。
大作で面白いけど、今の日本では大ヒットは無理っぽい。
私のようなオバさん世代にお勧めな1本。

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バビロン A.D.

Babylonad
点数: 73点
原題: Babylon A.D. (バビロン A.D.)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/babylon-ad/
試写会場: よみうりホール(by ぴあ様、本当にいつもありがとうございます)
監督: マチュー・カソヴィッツ
出演: ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ヨー、シャーロット・ランプリング、マーク・ストロング、ランベール・ウィルソン
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
近未来の荒廃した世界。ソ連の一画にひっそりと生活していた元傭兵のトーロップ(ヴィン・ディーゼル)の元に、ある少女をアメリカまで運ぶように任務が入る。
その少女・オーロラは、モンゴル敷地内の修道女にいて、そこから修道女・シスター・レベッカ(ミッシェル・ヨー)とともに3人は、北極圏経由でアメリカ大陸に向かう。
旅の途中、トロープはオーロラに不思議な力があることを知る。
不思議な予知能力や、知りえるはずのない知識がそなわっているなど、明らかに通常の人間と違うオーロラの正体とは?
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ミッシェル・ヨー以外の出演者は誰も知っている人がいなくて、唯一彼女の存在だけを心のよりどころとして、意味不明な映画の意味不明な物語の謎を解くことになる。
ひょっとして、キリスト教徒の人ならすんなり受け入れられるストーリーかもしれないが、仏教徒の家で育った私としては、オーロラの意味が最後までよくわからなかった。
唯一理解できたのは、アクション映画なのに『バビロン』という聖書的なタイトルがついている理由。
ノアの方舟のように、どうやったら人間はサバイブできるかってことね。
っていうか、そこまで環境問題を映画界が考えるなら、アメリカ政府もとりあえず京都議定書にサインしようよー!

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グラン・トリノ

Grantrino
点数: 85点
原題: Gran Trino(グラン トリノ[車の名前])
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/
映画館: 川崎チネチッタ(チネ5)
監督: クリント・イーストウッド
出演: クリント・イーストウッド、コリー・ハードリクト、ブライアン・ヘイリー、ブライアン・ホウ、ジェラルディン・ヒューズ、ドリーマ・ウォーカー、ビー・ヴァン
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
息子や孫たちの言動や格好が気に食わないウォルト(クリント・イーストウッド)は、妻に先立たれ、息子たちから施設に入るように言われても頑として受け付けない。
彼が住む中西部の街は、最近白人以外の移民が多く住むようになり、彼の家の隣にもベトナム移民のモン族の一家が引っ越して来た。
ただでさえ隣に黄色人種が住むことを嫌っていたウォルトの家に、ある日愛車「グラン・トリノ」を盗もうと隣の家の息子タオ(ビー・バン)が侵入した。
タオは、同じモン族のギャングの従兄に盗みを強要されてしょうがなく盗みに入ったのだ。
タオの姉スーがメキシコ人にからまれているのを救ったウォルトは、スーに誘われてスーの家のパーティに参加する。
息子達や神父にすら心を開かないウォルトなのに、何故かモン族の一族といると心が休まり、普段口にしないような冗談ですら飛び出し、うち解ける。
車を盗んだお詫びにウォルトの家の手伝いをすることになったタオにウォルトは、息子のように世話をするが、ギャングの従兄達はそれが気に食わなかった。
(公開直後のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
全編差別用語オンパレードの、人種差別を前面に押し出した傑作。
実は、人間の内にある差別は人種が違うからではなく、信頼できるかどうかだということを示すため、あえて人種差別用語を多用している。
有色人種に対してだけでなく、イタリア人とかポーランド人とかユダヤ人とか、ありとあらゆる人種のステレオタイプを例にしている。
ウォルトには、朝鮮戦争で人殺しをしたという心の傷があり、そのため人に心を閉ざすようになった。
しかし、アメリカ人が失ってしまった親戚同士の堅いつながりに心のよりどころを見るウォルトの姿に、今までみたことのないアメリカ人本来の姿を映しだしていて、驚かされる。
イーストウッド史上最高の映画と言われているが、78歳にしてこういうテーマの映画を撮ろうと思った彼の姿勢を尊敬する。
ガンマンとしてアメリカ人男のステレオタイプを演じ続けて来たイーストウッドが演じるからこそ、ウォルトの心の変化がよりリアルに見えるのだ。
祝日のレディースデーのせいか、場内はほぼ満席で、日本人にもまだまだ映画を選ぶ目が残っているのかと思うと嬉しくなる作品だった。

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バーン・アフター・リーディング

Burnafterreading
点数: 74点
原題: Burn After Reading(読んだら焼け)
公式サイト: http://burn.gyao.jp/
映画館: TOHOシネマズ錦糸町・スクリーン3
監督: イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
出演: ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ある日突然CIAをクビになったオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)。医師で財務省連邦保安官のハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫中の妻・ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、自分の財産を盗られると思い、離婚を早めようとする。
離婚調停のためにオズボーンのPCから盗みだした彼のファイルが、ひょんなことからスポーツ・ジムのチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)の手に渡ってしまう。
美容整形手術を受けたいリンダは、チャドとともにオズボーンからファイルと交換にお金を巻き上げようとするが、オズボーンは相手にしない。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
コメディだと思っていたのに、ブラピが殺されるところから、様相が違うとわかった。
これはコメディではなく、CIAの仕事をおちょくった皮肉映画だったのだ。
最後まで観るとちっとも笑えない話だ。
普段こうやって、まったく事件と関係無い人間がCIAから追跡され、命を落とすこともあるのかと思うと、恐ろしい話。

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消されたヘッドライン

Stateofplay
点数: 80点
原題: State of Play(陰謀の構図)
公式サイト: http://www.kesareta.jp/
試写会場: TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン7(by eigafan様、いつもありがとうございます)
監督: ケヴィン・マクドナルド
出演: ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ある夜、一人の麻薬中毒の若者が何者かに殺され、そばを通りかかったピザ配達の若者も背中を打たれて意識不明の重体になった。
翌朝、議員スティーブン・コリンズ(ベン・アフレック)の調査員兼愛人のソニアが、地下鉄で死亡する。
愛情のもつれによる自殺だとマスコミは書き立てるが、スティーブンの大学時代からの友人でワシントン・グローブ紙記者のカル・マカフリー(ラッセル・クロウ)の反応は違った。
かつて同じく大学時代の友人で、スティーブンの現妻アニーと肉体関係を持った罪の意識を持つカルは、スティーブンに負い目があるせいか、彼のことを新聞に取り上げる気になれない。
しかし、事件を追って行くうちに麻薬中毒の若者とソニアに関係があったことを知り、事件は予想外の方向に転換する。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
最近、こうゆうふうに、先が読めない映画が多いが、この映画も事実が明らかになるたびに驚かされ、最後まですごい楽しめた。
ラッセル・クロウとベン・アフレックが同級生には見えなかったが、そこはご愛敬。若づくりのラッセル・クロウもなかなかイケる。
トップニュースのために、入稿締切がどんどん伸びるんだけど、新聞の原稿ってあんなに遅くまで待ってくれるものなの?
新聞が出来上がるまでの工程が、エンディングで見れるのも楽しい。
地味な映画だから大ヒットすることは無いと思うが、万人にお勧めの映画。

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ミルク

Milk
点数: 71点
原題: Milk(ミルク)
公式サイト: http://milk-movie.jp/enter.html
試写会場: 有楽町朝日ホール(via MIXIの方)
監督: ガス・ヴァン・サント
出演: ショーン・ペン、エミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリン、ジェームズ・フランコ、ディエゴ・ルナ
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ニューヨークの保険会社に勤務していたハーヴェイ・ミルク(ショーン・ペン)は、地下鉄駅で出会ったスコット(ジェームズ・フランコ)とともに、自由を求めてサンフランシスコに移り住む。
ゲイが沢山集まるCastro Streetで写真屋を始めたハーヴェイは、ゲイやマイノリティーが社会から差別を受けている現実に耐えきれず、社会を変えようとサンフランスコ市の選挙に出馬する。
何度か落選した後、アメリカで初めてのゲイの市議が生まれた。
一方で、フロリダから発祥したゲイ差別の動きは、とうとうカリフォルニアまで迫っており、ハーヴェイはマイノリティの人権擁護のために戦い続ける。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
実話を元にしているので、あまり脚色できないのはわかるが、映画としてはちょっと単調な感じがした。
アメリカ人の間では有名な話で、細かいところの説明を映画でする必要が無いのかもしれないが、ところどころ意味がわからない箇所もあり、特にミルクを殺したダン・ホワイトの行動は疑問だった。
ディエゴ・ルナがどんな役かと思ったら、相変わらず頭がおかしな男の役。彼ってハリウッド映画でいつも変な役ばかり。私からすると、完璧なアメリカン・イングリッシュを話しているように聞こえるのに、相変わらずラティーノ扱いになっているのも疑問。
エンディング・クレジットで、本当のミルクとかまわりの仲間の写真が出るが、みんな映画の俳優さん達よりイケメン揃いで、そういえばCastro Streetのゲイの方々って、めちゃくちゃハンサムが多かったなー、と1985年に見物に行ったことを思い出した。
ゲイは反対じゃないけど、ハンサムな男が女に興味なくなるのは反対!

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ストレンジャーズ/戦慄の訪問者

Strangers
点数: 50点
原題: The Strangers (知らない人たち)
公式サイト: http://www.thestrangers.net/
試写会場: 一ツ橋ホール(by シネマNAVI様、いつもありがとうございます)
監督: ブライアン・ベルティーノ
出演: リヴ・タイラー、スコット・スピードマン、ジェマ・ワード、キップ・ウィークス、ローラ・マーゴリス、グレン・ハワートン
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ジェームズ(スコット・スピードマン)の求婚を断ったクリスティン(リヴ・タイラー)。
2人は、昼間のうちにセッティングしてあったジェームズの別荘に行くが、気まずい雰囲気。
しかし、なんとなく甘いムードになって来た朝方4時に、何者かがドアをノックした。
ノックした女は、ポーチの電球が切れてて顔が見えず、「タマラはいますか?」と尋ねるが、当然いないと応える2人。
気まずい雰囲気に耐え切れなくなったジェームズは、一人でドライブにでかけた。
一人残されたクリスティンだったが、何者かが家の中にいる気配を感じ、ジェームズに助けを求める。
最初は、信じなかったジェームズだったが、外に出て自分の車が破壊されているのを見て、初めて自分たちがおかれた立場に気付く。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ネタバレになるから、一切のことは言えないが、非常につじつまが合わない、デタラメな作品。
「タマラはいますか?」の質問は一体何の意味があるのか?
マスクをかぶっている理由は?
あれが、幽霊じゃなくて、普通の人間なんだとしたら、クリスティンやジェームズに気付かれずに、家の中や庭の空間を自由に行き来できないでしょう?
途中で、すべてがクリスティンの妄想なんじゃないかとか、実は犯人は、求婚を断られたジェームズなんじゃないか、など、色々想像したが、それも違うらしい。
だとしたら、この映画のテーマって何?
『ヒッチャー』みたいな恣意性が無い人が犯人だとしたら、それはそれでつじつまが合わないんだけど、、、。
これは日本では、ホラー映画としてウケないでしょう?と思ってしまった、残念な一作。

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ビバリーヒルズ・チワワ

Thebank
点数: 81点
原題: BEVERLY HILLS CHIHUAHUA (ビバリーヒルズ・チワワ)
公式サイト: http://www.disney.co.jp/movies/bhch/index.html
試写会場: ディズニー試写室(by ココログ様、いつもありがとうございます)
監督: ラージャ・ゴスネル
出演: アンディ・ガルシア、ジョージ・ロペス、ドリュー・バリモア、パイパー・ペラーボ、マノロ・カルドナ、ジェイミー・リー・カーティス、ホセ・マリア・ヤスピク
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ビバリーヒルズに住むセレブの愛犬クロエ(声:ドリュー・バリモア)は、まさに超セレブな犬。ネイルサロンやブランドショップでのお買い物、セレブ仲間(犬)とのパーティなど、何不自由ない贅沢な暮しを送っていた。
飼い主の庭の世話をする園芸師サム(マノロ・カルドナ)の愛犬のパピは、クロエに夢中。毎日愛の言葉を投げかけるが、住む世界が違うパピをクロエはじゃけにして相手にしない。
そんなある日、クロエの留守番の世話を頼まれた飼い主の姪レイチェル(パイパー・ペラーポ)は、全然クロエの面倒を見ず、友達と一緒にメキシコにクロエを連れて旅行に行ってしまう。
自分の世話をせずに遊んでばかりのレイチェルに腹を立てたクロエは、ビーチに出たところを何者かに誘拐されてしまう。
事の重大さに気付いたレイチェルは必至にクロエを探すが言葉が通じず、困り果てる。
しかしクロエを愛するパピとともに、メキシコ人のサムが手伝いに来てくれて、だんだんクロエの足取りがわかってくるが、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ストーリー自体は、今まで沢山あるような話だが、それを犬が演じることですごい新鮮に映って、面白かった。
人間と同様に犬たちにも色んな個人的歴史と背景があって、それぞれ苦労しているんだと、なんとなく納得。
お嬢様で世間知らずのクロエが、平民の元警察犬デルガドに助けられながら、苦労して、だんだん普通の犬らしい感情が芽生えて強くなって行くのが面白い。
さらに人間のラブストーリーっぽいものもちょっとあって、何を取っても楽しめる。
今回は吹替え版で観たおかげで、映像を堪能できたが、次回字幕版でもう一度観て、ドリュー・バリモアのセリフや生のスペイン語のセリフを聞きたいなあ。

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ザ・バンク-堕ちた巨像-

Thebank
点数: 73点
原題: The International(国際的)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/theinternational/
試写会場: 九段会館(by Tokyo Walker様)
監督: トム・ティクヴァ
出演: クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール
製作国: アメリカ、ドイツ(2008年)

〈ストーリー〉
インターポールの捜査官サリンジャー(クライヴ・オーウェン)は、ルクセンブルクに本部があるヨーロッパの巨大銀行IBBCにからんだ人物が次々と殺されているのを知る。
なんとかIBBCの犯罪を暴こうと、ニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマン(ナオミ・ワッツ)と協力して、ドイツやルクセンブルク、イタリア、ニューヨークと飛ぶが、その間も次々と人が殺され、止められない。
陰謀の本当の黒幕は誰なのか?
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
推理小説が苦手な私。苦手な理由は、登場人物が多くて、色んな人の名前が出てきて、誰が誰だか全然わからなくなるからだ。
この映画はまさにそう。
かなり後半になるまで、主人公の名前がサリンジャーだということすらわからなかった。
内容は結構今風で、悪はこの世でつながっていて、一人捕まえても、また別の悪が台頭するという、教訓的な映画。
ただその分、すっきりしたエンディングじゃないのが、難。
それに、主人公の人、誰????見たことないんですけどー。
今の日本ではナオミ・ワッツ一人の名前じゃ、ヒットが難しいかも。
推理小説と懲悪ものが好きな方にはお勧め。

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いとしい人

Thenshefoundme
点数: 75点
原題: Then She Found Me(そのとき、彼女が僕を見つけてくれた)
公式サイト: http://itoshii-movie.com/
試写会場: 九段会館(by 多分cinemaなんとかWEB様、いつもありがとうございます)
監督: ヘレン・ハント
出演: ヘレン・ハント、コリン・ファース、ベッド・ミドラー、マシュー・ブロデリック
製作国: アメリカ(2007年)

〈ストーリー〉
養母に育てられたエイプリル(ヘレン・ハント)は、39歳で、早く子供を欲しがっている。自分が実母からの愛情をもらえなかったという理由で、養子じゃなくて自分のDNAを持つ子供が欲しい。
そんなある日、大人になりきれいない夫ベン(マシュー・ブロデリック)から別れを切りだされ、たまたま欲情してセックスした後、夫は家を出て行ってしまう。
翌日、勤務先の小学校で、子供の親で離婚したばかりのフランク(コリン・ファース)から言い寄られる。
さらに、実母だと名乗るバニース(ベッド・ミドラー)が現れ、さらに混乱する。
フランクのことを好きになり付き合い始めた翌日、エイプリルは妊娠したことを知る。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
日本では、実の親や実の子という、血のつながりを非常に気にするから、こんな映画はできないが、さすがアメリカ。
養母がエイプリルに「子供が欲しいなら養子をもらいなさい」と言い放つところとか、ラストなんて、ちょっと考え付かない。
ようするに、血がつながっていようとなかろうと、結婚していようといまいと、愛する者は本当に愛するんだということが伝わってくる映画。
主役の女優さん、あんまり美人じゃないのに「ゴージャス!」とか言われて変だと思ったら、監督・脚本・主演と3役こなした映画らしい。
これはすごい!

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ウォッチメン

Watchmen
点数: 80点
原題: Watchmen (見張人)
公式サイト: http://www.watchmenmovie.co.uk/intl/jp/
試写会場: 一ツ橋ホール(by 多分ココログ様、いつもありがとうございます)
監督: ザック・スナイダー
出演: パトリック・ウィルソン、ジャッキー・アール・ヘイリー、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
1980年代中盤のアメリカ。ベトナム戦争で勝利したアメリカは、ニクソンが3期めの大統領を継続中で、ソ連との冷戦も一触即発の状態だった。
街は治安が悪く荒れはて、ソ連のミサイルがもうすぐアメリカにやって来るという恐怖で人々はおびえていた。
そんな中、かつてベトナム戦争で大勝利に導いたヒーロー「ウォッチメン」のひとり、コメディアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が何者かに殺される。
かつての仲間の一人ロールシャッハは、ダン・ドライバーグ(パトリック・ウィルソン)の元を訪れ、誰かがヒーローを次々と殺そうとしていると話し、一人で捜査を始める。
一方かつての仲間で今は世界一頭がいいと言われているエイドリアン・ヴェイト(マシュー・グード)も何者かに襲われる。
かつての事故で原子の集まりとなってしまったDr.マンハッタン(ビリー・クラダップ)とその恋人ローリー(マリン・アッカーマン)がいる政府の秘密基地に向かったロールシャッハとダンだが、かつての正義感はDr.マンハッタンから無くなっていた。
そんな中、ソ連がとうとうアメリカに向けて2日後にミサイルを放つという情報が、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
話がよくわからないが、ともかく面白い映画だった。
随所随所に比喩が色々な形で使われていて、それによって観る側がいろんな見方ができる。
最近お気に入りのパトリック・ウィルソンがアクションに挑戦しているが、やはりヒロインとの女性の素っ裸なラブシーンのほうが私は好き。ずっと脱いでていただきたいくらい、彼の後ろ姿は素敵です。
裸でもいいくらいなのに、思いっきりコスチューム着こんでマスクにマントまで着ちゃって、いつもの彼とは大違い。でもヒーロー物も似合っているので、これからもこういった映画に出ていただきたい。
『リトル・チルドレン』で幼児犯罪者役やっていた人も、パトリックと再共演している。
相変わらず変な役。こういう変人役で役が固まってしまっているのか。
美しい若い女性を見事に年よりに特殊メイクしたり、変わった乗り物が登場したり、ともかくこれまで観たことない変わった映画で、ストーリーが意味不明でも十分楽しめる映画。

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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

Marley
点数: 70点
原題: MARLEY AND ME (マーリーと僕)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/marley/
試写会場: 九段会館(via Dさん、いつもありがとうございます)
監督: デヴィッド・フランケル
出演: オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、アラン・アーキン、キャスリーン・ターナー
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
新聞記者の新婚カップル、ジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、子供の代わりに一匹のゴールデンレトリバーを買った。他の犬より安かったためバーゲン犬(clearance puppy)と呼ばれた犬は、バーゲンなだけに世界最悪の犬(world worst dog)と言われるくらい悪さをする犬に。
それでもマーリーと名付けられたこの犬のおかげで、新聞社のコラムを担当するジョンの欄は大人気。
そのうち子供が出来て、ジェニーが会社を辞めて、人生が結婚に縛られているように感じるジョンは、同じ新聞社で働く自分とは正反対のセバスチャン(エリック・デイン)をうらやみ、人生を悩む。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
予告編を観たら号泣するかと思ったが、実際はそうでもなくてアメリカと日本のペットの最後に対する考え方の違いに驚かされた。
タイトルになっているように、徹底的にマーリーが主人公になっている映画だが、日本映画と違って犬に人間が依存する姿があんまり描かれていない。そのため主人公たちにとって、何故マーリーがそこまで大事なのか私には伝わってこなかった。
マーリー対飼い主という見方じゃなくて、ジョンの立場でこの映画を観るともっと感情移入できたかも。
仕事や結婚、自分の出世とかで悩むのはアメリカも日本も一緒なんだなあ、とか。
それとも犬を飼っている人なら、もっと感情移入できたのかしら?

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それでも恋するバルセロナ

Vickychristinabarcelona
点数: 60点
原題: Vicky Christina Barcelona (ビッキー、クリスティーナ、バルセロナ)
公式サイト: http://sore-koi.asmik-ace.co.jp/
試写会場: 丸の内ピカデリー (日本最速試写会by goo様、いつもありがとうございます)
監督: ウディ・アレン
出演: レベッカ・ホール、スカーレット・ジョハンソン、ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、パトリシア・クラークソン、ケヴィン・ダン、クリス・メッシーナ
製作国: スペイン、アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
小さい頃から仲良しで卒業間近の大学生のヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ジョハンソン)は、夏休みを過ごすためにヴィッキーの親戚が住むバルセロナにやってきた。
結婚間近で身持ちが堅いヴィッキーに対して、自分探しに必死なクリスティーナはバルセロナに来てアメリカとは違う刺激と開放感でいっぱい。
ある日芸術家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)にナンパされ誘われて2人はスペインの田舎町に行き、人生感が変わる体験をする。
クリスティーナはそのままフアンと同棲を始め、フアンの元妻マリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)がそこに加わり3人で仲好く暮らすが、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ペネロペがアカデミー賞助演女優賞を取った作品だから、どんな映画がすごい楽しみにしていた。
しかし映画が始まっていきなり昔のテレビドラマ風男性ナレーションが入ると「あっ!私ウッディ・アレン嫌いだったんだー」と思いだした。
そうだったー。ウッディ・アレンの映画って「マッチポイント」と「タロットカード殺人事件」しか観たことないけど、全然私のツボにはまらないんだったー。
この映画も何げに不満で、まずネットとかで表に出ている3人(スカーレット、ペネロペ、ハビエル)は実は主人公じゃなくて、本当の主人公はタイトルどおりヴィッキー役のレベッカ・ホールである。
というのも映画のストーリーがすべてレベッカから見たバルセロナやレベッカから見たクリスティーナで進んでいるような気がするから。
まあ、それが主体なら私もこんなに不満じゃなかったんだけど、何が不満ってペネロペの役どころ。そりゃあ、彼女はいつもスペイン映画でパッショナブルで怒りっぽい役やっているけど、あそこまでひどくない。
これってアメリカ人から観たステレオタイプのスペイン人を描く映画なの?
つまり物質主義で、恋や芸術は2の次のアメリカ人と、人生は心が豊で初めて人生と言えると思っているスペイン人(多分ラテンヨーロッパ)の違いを描く映画。
人のふり見て我がふり直せじゃないけど、日本人もこんなカンジでヨーロッパ人や他国の人を描いているのかなあ。それともわざと大袈裟に表すのがウッディ・アレン風なのか????

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フロスト×ニクソン

Frostnixon
点数: 70点
原題: FROST/NIXON (フロスト/ニクソン)
公式サイト: http://www.frost-nixon.jp/
試写会場: 東宝東和試写室 (by ココログ様、いつもありがとうございます)
監督: ロン・ハワード
出演: フランク・ランジェラ、マイケル・シーン、ケヴィン・ベーコン、レベッカ・ホール、トビー・ジョーンズ、マシュー・マクファディン、オリヴァー・プラット、サム・ロックウェル
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
イギリスの人気司会者デビッド・フロスト(マイケル・シーン)は、アメリカのニクソン大統領(フランク・ランジェラ)がホワイトハウスを去る際の中継の視聴率の高さに目をつけ、その後公の場で国民に謝罪しないニクソンにインタビューを申し入れる。
テレビ局のプロデューサー、ジョン・バート(マシュー・マクファディン)、アメリカ人ジャーナリストのボブ・ゼルニック(オリバー・ブラッド)、ノンフィクション作家で大学講師のジェームズ・レストン(サム・ロックウェル)のバックアップを得てニクソンへのインタビューで自白を引き出す策を考える。
一方のニクソンも右腕のジャック・ブレナン(ケビン・ベーコン)をはじめ強力なバックアップ体制でインタビューに挑み、そのまま国民の人気を再び手にして政界カムバックを目指す。
60万ドルという破格の出演料や製作費200万円のお金の工面にかけずりまわるフロストだったが、インタビューはニクソンのペースで進んでしまう。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
主役の2人があまり馴染みの無い役者さんのせいか、ウォーターゲート事件やフロストのインタビューが日本でそこまで関心が無いせいか、私的にいまひとつの映画だった。
たしかに主役のニクソン役の人の演技はすごく上手いんだけど、なぜテレビですでに公開されたインタビューの裏事情を舞台や映画化する必要があるのかまったく理解できない。
もっと理解できないのはフロストが飛行機でナンパしてそのまま彼女になっちゃうキャロラインの存在。
一体何しにアメリカに行こうとしていたのかしら?アッパークラスの席に乗っているくらいだから金持ちで働く必要が無いのはわかるけど、なんらかの目的があってアメリカに向かっていたのに、いざ着いてしまうとずっとフロストと一緒にいるなんて、理解不能。
ニクソンの罪がベトナム戦争を続けたことっていうのがメインなら、私にも興味が持てたんだろうけど、、、。
せっかく試写会に招待いただいたのに、こんな評価でごめんなさい。

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ダウト -あるカトリック学校で-

Doubt
点数: 70点
原題: Doubt(疑惑)
公式サイト: http://www.movies.co.jp/doubt/
映画館: 川崎チネチッタ(チネ11)
監督: ジョン・パトリック・シャンレィ
出演: メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス、ヴィオラ・デイヴィス
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
舞台はニューヨークのカトリック学校。
司祭のフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、ミサの祭壇係りをしている学校唯一の黒人男子生徒を目にかけていた。
彼の担任であるシスター・ジェイムズ(エイミー・アダムス)は、ある日体育の授業中に司祭がその男子生徒のロッカーに下着を入れるのを見て以来、ある疑念を抱き校長のシスター・アロイシス(メリル・ストリープ)に相談する。
ついに恐れていたことがこの学校にも起こったと疑惑を膨らますアロイシスは、フリン神父を呼び出し彼女が抱いている疑惑を告げる。
(公開後間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
なんだか煮え切らないストーリーだと思ったら、舞台の映画化だったのね。
ストーリーを楽しむというよりも、人間の心理と、役者さん達の演技を楽しむ映画だと思った。
今まで数回ではあるがいろんな舞台を観たが、いつもまったく内容を理解できずに一人蚊帳の外の気分だったが、この映画もそんなカンジ。
一体何が言いたいの?人間がいかに醜くいかってこと?
唯一理解できたのは、メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの演技合戦。
まるで『レボリューショナリーロード』のケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオみたいだった。
特にメリル・ストリープは、やっぱり『マンマ・ミーア!』みたいな滑稽な役より、こういったイヤな女のほうが合っていて、より演技が光る!
TVシリーズ『ホロコースト』のときからずーーーっとファンですよ!これからもがんばってください。

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ディファイアンス

Defiance
点数: 72点
原題: Defiance (抵抗)
公式サイト: http://defiance-movie.jp/
映画館: TOHOシネマズ川崎(プレミアスクリーン)
監督: エドワード・ズウィック
出演: ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベル、アレクサ・ダヴァロス、アラン・コーデュナー、マーク・フォイアスタイン、ミア・ワシコウスカ
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ナチス軍に占領されたベラルーシでは、各地でユダヤ人狩りが始まった。
ビエルスキ兄弟4人も両親が殺害されたが、奇跡的に4人は別々の場所に居て助かり、村の仲間数人と森の中に逃げ隠れる。
長男のトゥビア(ダニエル・クレイグ)は、ユダヤ人なら誰でも助けようとするが、二男のズシュ(リーヴ・シュレイバー)は、レジスタンスになりえる力の強い男性だけをかくまうべきだと主張する。
ドイツ人兵士を攻撃してバルザックとなった兄弟達だったが、ドイツ軍を早く追い出したいという願いが強いスシュは、ユダヤ人を黙認しているロシア人赤軍に加入する。
一方街の中のゲットーは取り壊され、ユダヤ人が次々に殺されているという噂を聞いたトゥビアはゲットーに出向き同志を助けようとして、数百人がトゥビアの元にやって来て様々な職人がいるコミュニティを作り上げる。
(公開途中のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
主役が誰かによって、観客は自分にとって敵か味方を決めるが、この映画の場合ユダヤ人達が略奪行為を行っているところから、私はあまり彼らの味方という立場に徹っしれなかった。
だってユダヤ人にちょっとでも親切にしたベラルーシ人は虐殺されちゃうのだ。
もちろんみんながやさしくすればいいのだが、中には裏切り者もいるわけで、ナチス軍だけでなく沢山のベラルーシ人がトゥビア達に殺されるのを見ていい気はしなかった。
『おくりびと』がオスカーを受賞した理由に「戦争映画は見飽きたから癒しの映画が新鮮だった」というが、この映画みたいに人間のイヤな部分を描く映画が最近多すぎるような気がする。
事実を伝えるのは大事だけど、結局映画にならない悲惨な過去はたくさんあるし、いくら映画で戦争はいけない!と訴えても戦争はなくならない。
それなら癒し系映画を見て、嫌なことを一瞬でも忘れたいと思うのは、人間としてごく当然のことのような気がする。
『麦の穂をゆらす風』とどうしてもくらべちゃうから点数低いけど、かと言って出来が悪い映画ではない。ただ感情移入しづらいだけ。

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パッセンジャーズ

Passengers
原題: The Passengers(乗客たち)
点数: 75点
試写会場: 九段会館(by OZ Mall様、いつもありがとうございます)
監督: ロドリゴ・ガルシア
出演: アン・ハサウェイ、パトリック・ウィルソン、デヴィット・モース、クレア・デュバル
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
飛行機事故で奇跡的に助かったエリック(パトリック・ウィルソン)は、一人茫然と事故現場を歩く。周りには数人の生存者が。
生存者たちのグループ・セラピストとして任命されたクレア(アン・ハサウェイ)は、上司からエリックの状態が一番危ないと忠告される。
忠告どおりエリックはグループ・セラピーに参加せず、自宅での訪問セラピーを希望する。
一方グループ・セラピーに参加した者は、パイロットのミスだとされている事故なのに、飛行機が爆発した音を聞いたと言う。セラピー中に窓の外からこちらを覗く謎の男性。
翌週、事故だったと証言する男性がセラピーに参加しなくなった。その翌週もまた一人と参加者が消えて行く。
事故の原因を探ろうとするクレアだったが、彼女の近辺にも不思議な事件が起き始める。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ただのサスペンスものかと思ったら、ものすごい意外な結末にびっくり。
結末近くでも「ああ、きっと●●が、●●じゃったからクレアがおかしなこと言っているんだ」と思ってしまいました。
これは日本や、輪廻を信じる国々ではよく見られるテーマなんですが(あっ、ネタバレかな?)、アメリカでもこんな考え方があったなんてちょっと親近感覚えちゃいました。
でもよく考えたらライチャス・ブラザーズの歌とともに大ヒットした『○ースト』も同じようなテーマだったから、アメリカでもよくある話なのかなあ。
ともかく最後まで結末が読めない面白い娯楽作品です。

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生

Benjamin
点数: 77点
原題: The Curious Case of Benjamin Button (ベンジャミン・バトンの奇妙な事例)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/映画館: 川崎チネチッタ(チネ5)
監督: 山デヴィッド・フィンチャー
出演: ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、タラジ・ヘンソン、エリアス・コーティアス、ジェイソン・フレミング
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ある日ある夫婦に初めての子供が生まれたが、出産直後に妻が死に、生まれた子供を見てまるで老人のようなあまりの醜くさに夫はその子を老人ホームの階段に18ドルとともに捨ててしまう。
ホームで働く黒人女性クィニー(タラジ・P・ヘンソン)は子供が産めない体。そのせいもあって、老人の体を持つ赤ちゃんを自分の子として大事に育て、回りが年よりばかりのせいかベンジャミン(ブラッド・ピット)と名付けられたその子は、老人たちに囲まれて幸せに育つ。
ある日入居者の一人の孫娘デイジー(エル・ファニング)と知り合ったベンジャミンは、彼女だけが自分を子供として扱って子供同士の遊びが出来ることから心を許す。
他の老人がどんどん旅立って行く中、ベンジャミンだけは年々若返って行く。
14歳のある日、とうとう働けるようになったベンジャミンは、マイク船長所有の操打船で働くこととなり、17歳で老人ホームを出て旅立ち、世界中で様々な体験をする。
一方のデイジー(ケイト・ブランシェット)はニューヨークのバレエ団ではなばなしく活躍していたが、ある日事故に遭いバレエができなくなってしまう。
ようやくベンジャミンとデイジーの見た目の年齢が釣りあうようになった頃、二人は一緒に暮らし始め、そのうちデイジーは妊娠する。
普通なら嬉しいはずなのに、この先どんどん若返って行くベンジャミンは自分がまともな父親になれないことを恐れデイジーの元を去ってしまう。
(公開途中のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
最初子供なのに老人みたいに見えるブラッド・ピットのメイクもすごいけど、もっとすごいのは若々しい顔+体の20代前半役のケイト・ブランシェット。
一体どうやってこんなスベスベのお肌にメイクできるんだろう?
そう考えるとベンジャミンの母親役の人や、ベンジャミンのパパ役の人など、みんな20代から5~60代を演じるが、一体本当の顔はどれなんだかわからなくなってしまった。
特にブラピーがインドあたりを放浪している顔なんかは『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の映像を持って来たんじゃないかと疑ったくらい。
物語そのものはありえない話なので、そこまで心を揺さぶられなかったけど、最近アメリカでも日本でも生と死をテーマにした映画が多いような気がするのは気のせいだろうか。
死を描くことによって生を描いている点では「おくりびと」に通じるから、この映画がアカデミー賞作品賞を取れるなら、「おくりびと」も外国語映画賞を取れるかも。

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ノーカントリー

Nocountry
原題: NO COUNTRY FOR OLD MEN (年老いた男どもに故郷は無い)
点数: 70点
上映会場: 銀座ブロッサム@キネマ旬報ベスト・テン映画鑑賞会
監督: ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演: トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
狩りで砂漠を歩いているうちに、ギャング団の死体と大金を見つけたモス(ジョシュ・ブローリン)。
その大金のせいでのちに危ない男から追われることになるとも知らずに、妻を実家に帰し、自分はDel Rioに向かう。
しかし、お金には発信機がついていたようで、お金目当てで非常な殺し屋・シガー(ハビエル・バルデム)がモスの後を追って来る。
すんでのところで逃げたモスは、メキシコ国境を越える。
ギャングの死体を見た保安官のべル(トミー・リー・ジョーンズ)は、モスがお金を持ち逃げしたことで彼の身に危険が迫っていることを予測する。
とりあえずモスの妻にコンタクトを取ってモスの居場所に向かうがときすでに遅しで、モスは殺されていた。
モスの死後、モスとの約束を果たすためにシガーはモスの妻の元に現れる。
一方、保安官を退職したベルは、家にいてすることも無く、自分の妻に父親が出てきた夢の話をする。

〈感想〉
キネ旬表彰式で観た。
外国語映画賞1位になるような作品なのに、音が悪いせいか残酷な映画のせいか、私はあんまりストーリーに入り込めないままラストに、、、。
しかも、「えっ?これで終わり?」ってカンジで、私には何がテーマなのか理解不能でした。
つまり人間には、その人間が生きる道があるってことでしょうか?
年よりにはNo Country(本当は「国」だと思うけど)っていうのは、夢が無いってこと????
ともかくおバカには理解不能でした。

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フェイク シティ ある男のルール

Fakecity
原題: STREET KINGS (街の王)
点数: 70点
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/fakecity/
映画館: TOHOシネマズ錦糸町(スクリーン8)
監督: デヴィッド・エアー
日本語吹替え: キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィッテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス、コモン、ザ・ゲーム、マーサ・ヒガレダ
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ロス市警のトム・ラドロー刑事(キアヌ・リーヴス)は、兵隊としてはすご腕で、かなり違法な捜査をしても上司のワンダー本部長が調査報告書やマスコミ対策などすべて尻ぬぐいしてくれた。
ある日、ラドローの元相棒のワシントンがラドローの不正は捜査の仕方を警察内部調査部にチクっていると知ったラドローは、ワシントンを尾行し雑貨屋に入るが、そこで2人組の強盗が入って来てワシントンを殺して逃げる。
一緒に店にいたラドローも共犯者と思われることを恐れたワシントンはラドローを苦情係りに配属替えにする。
ワシントンを殺った山がオクラ入りになりそうだと感じたラドローは、捜査担当のディスカウントとともに山を追うが、実は背後にはとてつもない黒幕がいた。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
いわゆるアメリカっぽい警察ものスリラーで、キアヌ・リーブスは『地球が静止した日』よりこっちのほうが全然格好いい。
ただ今こういった映画は日本では全然ウケない気がする。
アメリカの不正な実態なんて、日本人にはまったく興味無いのよー。
同じことが日本でも起こっているかもしれないけど、クライム物なんて日本ではあまりにも一般的じゃなくて。
それから、途中から私は黒幕が誰かわかったけど、最後まで気付かないなんてラドロー警部ありえな~いshock
ただラストがよかったっていうか、どこの世界も汚いものはなくならないっていう教訓が良くて平均点としました。

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マダガスカル2 (日本語吹替版)

Madagascar2
原題: Madagascar2(マダガスカル2)
点数: 65点
公式サイト: http://www.madagascar.jp/
試写会場: 九段会館(by 日刊スポーツ via Aさん)
監督: エリック・ダーネル、トム・マクグラス
日本語吹替え: 玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子、岡田義徳
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
マダガスカル島から、ペンギンズが作った飛行機でニューヨークに戻ろうとしたライオンのアレックス(玉木宏)、シマウマのマーティ(柳沢慎吾)、カバのグロリア(高島礼子)、キリンのメルマン(岡田義徳)だったが、途中で燃料が切れ不時着してしまう。
着いた先はアレックスの生まれ故郷アフリカはサバンナの動物保護区だった。アレックスはかつて赤ちゃんのときに保護区から外に出て人間に連れ去られてしまったのだ。
キングである両親と再会したアレックスだったが、群れのおきてでバトルに臨んだが、ダンスバトルと勘違いしたアレックスはあっさり負けてしまい、両親ともども群れから離れる。
しかしある日保護区の泉が枯れてしまい、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
『マダガスカル1』を観ていないせいか、前フリがよくわからなかったが、それでも十分面白かった。
アニメで夢物語とはわかっていても、人間とライオンがケンカするとかちょっとあり得なくて、そこんとこが興ざめ。
でもきれいな絵で1本1本丹念に描かれたカンジのタテガミなんかもすごくて、さすがドリームワークスってかんじ。
吹替え版で見ると画面に集中できるから、絵の細かい部分まで観察できていいよね。

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イエスマン “YES”は人生のパスワード

Yesman
点数: 80点
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/yesman/
試写会場: ヤクルトホール(by ラジオ日本様、いつもありがとうございます)
監督: ペイトン・リード
出演: ジム・キャリー、ズーイー・デシャネル、ブラッドリー・クーパー、リス・ダービー、ジョン・マイケル・ヒギンズ、ダニー・マスターソン、テレンス・スタンプ
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
カール・アレン(ジム・キャリー)は、3年前に離婚して以来、仕事が終わると毎日家に引きこもってDVDをみてばかりので引きこもり生活。
もうすぐ結婚する親友のピーター(ブラッドリー・クーパー)に飲みに誘われても"NO"、会社でお客がローンの申込に来ても"NO"、町でライブのビラを配られても"NO"の何でも否定ばかりの人生だった。
今は人生が明るく変わったという元同僚に、"YES"セミナーに出て何にでも"YES"と答えるよう誓約したカールは、街で浮浪者から公園まで連れて行ってくれるよう頼まれ"NO"と言えず散々な目に会うが、そこで魅力的な女性アリソン(ズーイー・デシャネル)と知り合う。
これに味をしめたカールは、今までの生活を一変させ何でも"YES"と答えることにより人生が明るく変わった。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
同じコメディでも日本の映画とアメリカだとスケールとか演技が全然違う!
『メリケンサック』と比べると面白いし、観てて前向きになれるメッセージ性の高さといい、圧倒的にこっちが面白い。
ジム・キャリーのセリフのテンポもいいし、字幕より原音で観たほうがおかしくて笑える。
のっけからジャーニーの"Separate Ways"というコメディとは思えない歌から始まって面喰ったが、つまり"YES"というか"NO"というかが人生の分かれ道という意味で"Separate Ways"なのかと納得。これはカールの着メロにもなってて、私もこの着メロ欲しいー!
たとえ休日出勤を頼まれても"YES"ということにより出世や、ライブのビラも"YES"と言うことで魅力的な女性と再会したり、という場面を観ていると、私も"YES"から始めてみようかと思ってしまう。
でも変な勧誘にはやっぱり"NO"と言いましょうね。

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チェンジリング

Changeling
点数: 75点
原題: Changeling (取り換えっこ)
公式サイト: http://www.changeling.jp/
試写会場: 東宝東和試写室(by ココログ様、プレスまでいただき本当にいつもありがとうございます。)
監督: クリント・イーストウッド
出演: アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ、エイミー・ライアン、コルム・フィオーレ、ジェフリー・ドノバン、マイケル・ケリー
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ロスアンジェルス郊外で電話交換手のスーパーバイザーをているクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は9歳になる息子ウォルターと二人暮らしのシングルマザーだった。母親としての愛情を注ぎつつ、父親としての躾の厳しさも併せ持つ女性だった。
ある日同僚の休みの代わりに急に出勤したクリスティンだったが、家に帰ると留守番しているはずだったウォルターがいなくなっていた。
LA市警にすぐに支援を要請するが、子供がいなくなってから24時間は警察は出動しないとのこと。
夜が明けて警察に捜査を依頼したが、ウォルターが見つからないまま5か月が過ぎた。
息子が見つかったとの知らせを受け駅に迎えに行くと、そこには息子と似てはいるもののまったく違う男の子が立っていた。自分の子供じゃないと主張しても、手柄を公にしたいLA市警はクリスティンが錯乱してわかっていないだけだから子供を連れて帰るように言う。
柱につけた背丈より7cmも低かったり、歯科治療の痕跡が違うことなど証拠をLA市警に示すと、今度は一方的に精神病院に入れられてしまったクリスティン。
それでも息子を探したい気持ちに変わらないクリスティンは戦い続け、LAの市民は彼女と共に動きだした。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
『7つの贈り物』ジャパンプレミアへのお誘いをあえて断って、この映画を観に行った。
だって、、、だって、クリント・イーストウッド監督の映画大好きなんだもーん。
アンジェリーナ・ジョリーという超有名人が主演しているからイーストウッド監督の影が薄くなりがちだけど、映画を観ると監督色の映画になっててすっごい満足。
ひとつは音楽。イーストウッド監督はいつも音楽も自身で作曲して映像にぴったりな音を演出してくれる。
それから、全部の作品じゃないかもしれないけど、私が観たイーストウッド作品はどれも色恋沙汰が無くて、その分ドラマ性を堪能できる。
今回もチラッとそれらしきシーンはあるものの、アンジェリーナはいつものセクシーさを封印し、母親としての立場に徹した役回り。セクシーじゃないアンジェリーナを引きだすってすごくない?
点数が75点と評価のわりに低いのは単純に物語の結末が私の好みじゃないから。
実話に基づいているからしょうがないんだけど、やっぱり、、、こういうのって、、、。
この世から意味の無い犯罪が無くなることを祈ります。

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レボリューショナリー・ロード

Revolutionaryroad
点数: 100点
原題:Revolutionary Road(革命通り[町の通りの名前])
公式サイト: http://r-road.jp/
映画館:TOHOシネマズ川崎(1)
監督: サム・メンデス
出演: レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、マイケル・シャノン、キャスリン・ハーン、デヴィッド・ハーバー、キャシー・ベイツ
製作国:アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
パーティで知り合った女優志望のエイプリル(ケイト・ウィンスレット)と平凡な男性フランク・ウィーラー(レオナルド・ディカプリオ)は、今は結婚して郊外に家を構え2人の子供幸せに暮らしていた。
毎日家を出て最寄駅まで車で行って、そこからニューヨークのオフィスまで時間をかけて通い、オフィスで上司からグチグチ言われる毎日。
エイプリルは、かつて希望であふれていて魅力的だったフランクを取り戻してもらおうと家族全員でフランクが大好きなパリへの移住計画を立てた。
マンネリ化した夫婦の間にふたたび希望と愛が充ち溢れ、うかつにも避妊しないでセックスしてしまう2人。
移住する時期が迫ったある日、フランクに昇進の話とエイプリルの妊娠という、2人の夢物語に壁が立ちはだかった。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
長い間このブログをやってるけど、満点は初めてだと思う。
キャスト、演技、ストーリー、テーマ、どれをとってもマイナス点が思い浮かばず、のっけから最後までスクリーンにクギ付けだった。
好きとか嫌いっていう意味で点数をつけるとまた別になるが、映画としての完成度が素晴らしい!
こんな有名人2人を使っているだけで話題になる映画なのに、テーマをぶらさずひたすら1点に絞って描いている。
娯楽映画じゃない場合、映画に必要なのはテーマだ。
この映画は、虚実という一つのテーマをとことん突き詰めて表現している。
夫婦を少しは長くやった人なら誰でも感じる、「愛」とか「幸せ」というものは一体何か?
自分が幸せと感じるためには、ある程度日常的に小さなウソをつきながら生きて行ったほうがいいんではないか?などど、、、、。
圧巻だったのは、ラスト。
耳の遠い夫が妻の話を聞きたくなくて、補聴器のボリュームを下げた場面は、日本人なら感涙ものではないのか。
この映画を『タイタニック』のようなロマンス大作と期待して観に行った方は、多分がっかりだけど有名人俳優を使ったハリウッド大作としては、ものすごいいい出来です。
脱帽です!!!

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エレジー

Elegy
点数: 67点
公式サイト: http://elegy-movie.jp/
映画館:TOHOシネマズ川崎(プレミアスクリーン)
監督: イサベル・コイシェ
出演: ペネロペ・クルス、ベン・キングズレー、パトリシア・クラークソン、ピーター・サースガード、デニス・ホッパー、デボラ・ハリー
製作国:アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
大学教授でテレビやラジオのレギュラー番組を持っているデイヴィッド・ケペシュ(ベン・キングズレー)は、ある日自分の授業にやってきたキューバ人女子学生コンスエラ(ペネロペ・クルス)に心を惹かれる。
テスト後の学生たちを集めてのパーティで彼女を誘うことに成功し付きあい出すが、最初はただのスケベ心だったのがだんだん彼女の虜になってしまう。
古くからの友人で詩人のジョージ(デニス・ホッパー)は、彼の人生を思って早く別れるように言うが、なかなか別れを切りだせない。
しかしコンスエラの卒業記念パーティをすっぽかしたことで、2人の仲は終わってしまう。
コンスエラだけでなく間もなくジョージが死に、孤独感にさいなまれるデイヴィッドだったが、そんな彼と長い間セックスフレンドを続けているキャリアウーマンのキャロライン(パトリシア・クラークソン)は、今の彼を慰めてくれる唯一の存在だった。
コンスエラと別れて2年経ったある大晦日、いきなり彼女から電話がある。
乳がんになって先が短くないコンスエラとデイヴィッドは、かつて2人が考えていたお互いの寿命が今は逆転していることを知り、より深い絆で結ばれるのだった。

<感想>
最近立て続けに老いと人生の生き方をテーマにした映画を見ている。
『ホルテンさんとはじめての冒険』のホルテンさん、『パリ』ではこれと全く同じ設定の年老いた大学教授と若い女子学生の恋を描いていた。
その中では今作が一番薄っぺらく感じた。
なんかテーマに重みを感じない、というかテーマ自体が何を言いたいのかわからない。
キネ旬に出てた「ガンジーがエロジーでエレジーですよ!」って言葉に惹かれて行ったのに、ちっともエロジーじゃなかったし。ペネロペもエロ度が足りなさすぎ!
そう言えばペネロペって死んじゃう役多いよね。『Todos sobre mi madore』でもそうだったけど、あっちのほうが強く生きてて全然現実味があってよかった。
英語の役よりスペイン語の役のほうが演技がいきいきしているような気がする。
そもそもベン・キングスレーもペネロペも監督もアメリカ人じゃないのにアメリカを舞台にした映画を撮るから、なんだか不倫の話も艶っぽくなくて道徳的になっちゃうんじゃないかな。
舞台がヨーロッパだったらもっとマシな映画になったような気がする。
スペイン版でリメイクして欲しいです(もっと若い女優さんと、重みのある色っぽい俳優さん使って)。

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ラースとその彼女

Lars
点数: 71点
原題: Lars and the real girlfriend (ラースと本物の彼女)
公式サイト: http://lars-movie.com/
映画館: 川崎チネチッタ(チネ2)
監督: クレイグ・ギレスピー
出演: ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー、ケリ・ガーナー、パトリシア・クラークソン
製作国: アメリカ(2007)

〈ストーリー〉
雪が積もる寒い田舎町で、兄夫婦と同じ敷地のガレージに暮らすラース(ライアン・ゴズリング)は、ちょっとシャイ過ぎる部分はあるが、毎週教会に通うし職場でも評判がいい好青年だった。
兄夫婦が朝食やディナーに誘っても一向に「Yes」の返事をくれないラースにいらだった兄嫁のカリン(エミリー・モーティマー)は、仕事から帰って来たラースの背後から抱きつき無理やりディナーに誘う始末。
しかある日ラースは突然兄のガス(ポール・シュナイダー)に、自分の部屋に遠い外国から来た女性を兄夫婦がいる母屋に泊めて欲しいと言う。
その話を聞いた兄夫婦はラースに彼女が出来たと大喜びするが、ラースがディナーに連れてきた女性は人形のビアンカだった。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
ラースみたいな人がアメリカ(カナダ?)にもいると知ってびっくり。
だってこうゆう人、日本は普通にたくさんいるもん。
ちょっと市街のは、ラースは他人に親切でハンサムだから一見モテるということ。
映画が進むうちにラースには、私と似た心の傷があることがわかった。
つまり誰からも必要とされていないんではないかという不安。
その不安から、ラースは人形を自分の友として彼女が自分を必要としていると空想し始める。
これが現実の世界だとしてどこまでラースが異常かわからないが、彼を通して社会を風刺したファンタジー傑作だと言える(アメリカ作品じゃなくて、ドイツとかの制作映画だったらもっと感情移入できら気がするなー。惜しいなあ)。

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ブロークンイングリッシュ

Brokenenglish
点数: 10点
原題: Broken English (ブロークン イングリッシュ)
公式サイト: http://microsites2.foxinternational.com/jp/chikyu/
映画館: 川崎チネチッタ(スクリーン9)
監督: ゾエ・カサヴェテス
出演: パーカー・ポージー、メルヴィル・プポー、ドレア・ド・マッテオ、ジャスティン・セロー、ピーター・ボグダノヴィッチ、ティム・ギニー、ジェームズ・マキャフリー
製作国: アメリカ、日本、フランス(2007)

〈ストーリー〉
ニューヨークのブティックホテルでVIP対応係をしているノラ・ワイルダー(パーカー・ポージー)は、男運がない。
かつて付き合ってたボーイフレンドを親友のオードリー(ドレア・ド・マッテオ)に奪われ、その後もいい男に出会えずに親から「もうあなたの年ではいい男は残っていないわよ」と心配される始末。
ホテルの客の俳優ニックと一夜を共にし、新しい恋人になるかと思われたが、彼はテレビで別の女優との恋愛を語り、この恋は破れる。
母親の紹介でデートした男性は、デート先で元カノと遭遇し、今でも彼女が忘れられないという。
だんだん自分に自信を無くして来たときに、同僚のパーティでフランス人男のジュリアン(メルヴィル・プポー)と知り合う。
楽しく週末を過ごした2人だったが、彼の前でへましちゃいけないと思うと不安症になり薬に手を出すノラ。
翌朝、突然ジュリアンがフランスに帰るから一緒に行こうと言い出す。
現実にこだわるあまり恋に切り出せないノラが取った行動は。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
昨日の「最強☆彼女」といいこの映画といい、2日連チャンでひどい映画に当たってしまってがっかり。
これが今年最後の映画になりませんように(去年もひどい映画の『ピューっと吹くジャガー』で終わっちゃったし)gawk
何がひどいって、ソフィア・コッポラ二世みたいに言われているから、彼女みたいに人間の心をスクリーンに映し出すのが上手いのかと思ったら、ただ単調で冗長的なストーリー。雰囲気自体はアメリカのインディペンデンス映画を世界中に知らしめた『セックスと嘘とビデオテープ』に似ているのに、あの作品ほどストーリーや脚本がうまく出来ているわけでもない。
最悪なのは登場人物が魅力的でないこと。
『セックスと嘘とビデオテープ』のアン・マクダウェルがあの映画以降売れっ子女優になったのや、今や超セレブとなってしまったスカーレット・ジョハンソンを起用した『ロスト・イン・トランスレーション』と、俳優の使い方が違う気がする。
と言いつつ『ロスト・イン・トランスレーション』もコケ下ろす人が沢山いたから、映画の好みは人それぞれなのかしら?
願わくばこの映画が日本で公開された理由が、単に日本人が共同プロデュースしているからという理由だけでなく、この映画がいいと認める人がいたからであって欲しい。

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地球が静止する日

Chikyu
点数: 70点
原題: THE DAY THE EARTH STOOD STILL (地球が静止状態になった日)
公式サイト: http://microsites2.foxinternational.com/jp/chikyu/
映画館: TOHOシネマズ六本木(スクリーン7)
監督: スコット・デリクソン
出演: キアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー、キャシー・ベイツ、ジョン・クリーズ、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス、ジョン・ハム、アーロン・ダグラス
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
ヘレン(ジェニファー・コネリー)は、数年前に夫をイラク戦争で無くし、今は夫の連れ子ジェイコブ(ジェイデン・スミス)と住んでいるが、ジェイコブは継母のヘレンに逆らってばかり。
今日も母親に逆らう家庭に、突然ヘレンに迎えが来てどこかに連れて行かれた。
行き先は軍部の機密基地。あと1時間数分で謎の巨大隕石が地球にやって来て、なんらかの処置を取らないとNYのど真ん中に落ちて地球は破壊されるというのだ。
しかしその時が来ても地球は破壊されない。
代わりに落ちてきたのは大きな光を放つ球体だった。そこから出てきた宇宙人クラトゥ(キアヌ・リーブス)は、最初から人間と同じように話せる。
彼は、地球を攻撃しに来たのではなく、地球を救いに来たのだと。
じゃあ人間も救ってくれるのかというとそれに対しては答えない。はたして彼の目的は?
(前夜祭で観たため、ストーリーはここまで)

<感想>
ETに似た箇所もあるけど、実質は地球環境問題に目覚めない人間に対する警告がテーマ。
アメリカでこんな映画が作られるってことは、アメリカ人にも環境問題を考える人がいっぱいいるはずなのに、なんで京都議定書に賛同しないのか疑問?
それは映画と関係無いとして、キアヌ・リーブスって、なんで宇宙人とか非人間的な役をやらせるとこうも上手いんだろう。
私自身は「恋愛適齢期」みたいな普通の役も好きなんだけどな。
来年立て続けに公開される「フェイクシティ」の人間役に期待!

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チェ 39歳 別れの手紙

Che39
点数: 70点
原題: Che - parte 2: Guerrilla (チェ第2部:ゲリラ)
公式サイト: http://che.gyao.jp/
試写会場: TOHOシネマズ六本木(by 多分、公式HP、いつもありがとうございます)
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、フランカ・ポテンテ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ジュリア・オーモンド、ロドリゴ・サントロ
製作国:アメリカ、フランス、スペイン(2008)

〈ストーリー〉
チェ・ゲバラ(ベネチオ・デル・トロ)は、キューバや妻子がいるメキシコから姿を消して世間はカストロ大統領に説明を求めていた。
キューバで起こした革命を全中南米の国々に広げようと、チェは南米のボリビアに降り立ったのだ。
数人のキューバ人先鋭革命家教育係りとともにチェは貧しい農民達に、貧しさから抜け出そうと説得して歩く。
しかしボリビア政府は、アメリカの援助を得てチェ達ゲリラを追い詰めようとあらゆる手をつくしていた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
1部が革命に成功する話。2部は失敗する話。と両極端なつくり。
当然私は1部のほうが好きだけど、歴史的事実を知るためには2部も必要不可欠。
ただこれは2部作にする必要があったのかな?
たとえ3時間半になっても1編に収めて欲しかった。時間を分けて1部を消化した上で2部を観たならまた意見が違うのかもしれないけど、2部作イッキ観してしまったので、チェの思想が万人に届かないはかなさばかりが目立ってしまった。
もう1回時間を空けて1部と2部を観るといいのかなあ。2部前売り券買おうかな。

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チェ 28歳の旅立ち

Che28
点数: 75点
原題: Che - parte 1: The Argentine (チェ第一部:アルゼンチン人)
公式サイト: http://che.gyao.jp/
試写会場: TOHOシネマズ六本木(by 多分、公式HP、いつもありがとうございます)
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、フランカ・ポテンテ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ジュリア・オーモンド、ロドリゴ・サントロ
製作国:アメリカ、フランス、スペイン(2008)

〈ストーリー〉
チェ・ゲバラ(ベネチオ・デル・トロ)は、フィデル・カストロ(デミアン・ビチル)とともにメキシコ・シティのホテルでキューバへの密入国を打ち合わせしていた。
キューバに行って、アメリカや西洋の国の言いなりで多大な利権を得ている現政権を倒して、貧しい人たちを救い出すべく革命を起こすつもりだった。
同じく貧しさにあえぐ者が国中からゲリラ軍に参戦し、ゲバラは今まで医師の診療なと受けたことがない人々に医療をほどこし、教育を与えようとした。
カストロの思想は広く民衆に受け入れられ、各地でゲリラ兵たちが受け入れられていく。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
こいうった中米の貧しい人々たちを救うストーリーを観ていると、もう映画とかそういう問題じゃないの!
もう自分もフィデル達と一緒になって、既得権を得ている富裕層をブチのめして、貧しい人たちで国の富を分け合いたい!と高揚してしまう。
「人間は1つ欲しくなると2つ、3つと欲しくなるから民主主義より共産主義がいい」というチェの言葉は、現代の経済的に荒廃した世の中の教訓にそのまま生かされる。
映画としての利点と欠点を挙げると、ベネチオ・デル・トロの演技はいいけど、その他の俳優さん達が魅力無さ過ぎ!フィデル役の人なんかその多大勢の役者と区別つかないし、あえて言うと後にチェの愛人になった女子大生だけが目立つ程度。
さらに国連で演説しているチェの映像が、ゲリラ戦の合間合間に流れるが、それが英語の質問=>スペイン語によるチェの答え=>英語の通訳と流れて、それを前から2列目の大きな文字の字幕で観るから頭が相当こんがらがった。
チェの言っていることと通訳訳、さらに字幕の訳が微妙に異なったりするともう頭の中大混乱。
その点Part2は英語の質問とチェのスペイン語の応答のみになって、私的に理解しやすくてよかった(列も中くらいになって字幕が観やすかったこともあるけど)。
チェのことを知らない人も、彼らが目指していた世界を知るために劇場に足を運んでほしい。

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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

Hellboyii
点数:50点
原題:HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY(ヘルボーイII/黄金の兵士)
公式サイト: http://www.hellboy.jp/
試写会場:よみうりホール(via Aさん、いつもありがとうございます)
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、ジェフリー・タンバー、ルーク・ゴス、ジョン・ハート、ジョン・アレクサンダー、アンナ・ウォルトン、ブライアン・スティール
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
ヘルボーイ(ロン・パールマン)は、最近恋人のリズ(セルマ・ブレア)と口げんかが絶えなかった。
今日も超常現象捜査防衛局の捜査でニュージャージーの秘密基地からニューヨークに行って、自分たちの姿をマスコミに知られてしまい、ケンカとなる。
この日捜査で追っているのは、かつて人間と和平したエルフ族のヌアダ王子(ルーク・ゴス)だった。
ヌアダは、あまりにも荒廃して自分たちとの和平を忘れてしまった人間たちを滅ぼすため、かつて和平のときに封じた無敵で強靭な兵士たちゴールデン・アーミーを蘇らせようとしていた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
これって一話もの?ってしょっぱなから最後まで疑いたくなってしまう内容だった。
ともかく前フリ無しでは何が何だかまったくわからない。原題を観ると「Hellboy II」となっているからつまり前作があったらしい。それを観ていないから、全然ついて行けなかった。さらに原作のコミックを読んでいる人も日本には少ないだろうし。でも回りには、主人公のセリフにウケている人もいたので、わかる人はわかるんだろう。
いくら人気のギエルモ・デル・トロ監督の映画といえどもこの日本でこの作品を公開するのは無理があるんじゃないだろうか。
さらに冒頭のヌアダ王子の槍さばきからワイヤーアクションにいたるまでまったく『HERO(英雄)』のジェット・リーのパクリ!槍で水滴の粒をつくところとか、槍を後ろにして地面にザザザッとひきずるなど、これまでの洋物では観たことないが、ジェット・リーの香港アクションでさんざん目にしたポーズなので、どう考えてもパクりだ。
こういった部分を考えても、この映画を東洋で公開するのは無理がある。
一体何を考えて、いきなり続編から公開を決めたのか?

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ミラーズ

Mirrors
点数:70点
原題:Mirrors (鏡ども)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/mirrors/

試写会場:有楽町朝日ホール(via Aさん、いつもありがとうございます)
監督:アレクサンドル・アジャ
出演:キーファー・サザーランド、ポーラ・パットン、エイミー・スマート、メアリー・ベス・ペイル、ジョン・シュラプネル、ジェイソン・フレミング、キャメロン・ボイス
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
同僚を誤って射殺してしまったため停職中のベン・カーソン(キーファー・サザーラン)は、火災事故があって以来保険会社ともめていて手つかずになっている高級デパート後の夜の警備の仕事を得た。
初日から鏡の中にしか見えない不思議な体験をして、ただでさえまいっている精神がさらに不安定になる。
しかしそれは彼の精神的障害ではなく、実際に起こっている怪奇現象だった。
鏡の向こうの魔物に実の妹を殺されたベンは、別居中の家族にも危険が迫っていることを知り魔物の正体をつきとめようとするが、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
テレビで有名になったキーファー・サザーランドの映画の中の演技を観たくて観に行った。
記憶は不確かだが『テイキング・ライブス』以来の大スクリーン。
私の年代だと、彼よりもお父さんのドナルド・サザーランドの印象が強い(私だけ?)。
面長のお父さんに比べるとキーファーはそうでもないと今まで思っていたけど、やっぱり似ていたわー。
っていうか今までキーファー主演の映画って映画館では観たことなかったよね。
やっぱり彼は警官役が似合う。
ただ、、、、先に公開されたイギリス映画『ブロークン』と酷似していて、後から公開された分こっちが不利。
まあ公開館数が全然こっちのほうが多いから観客カブらないのかもしれないけど、映画の内容的には『ブロークン』のほうが独創的で面白いだけに、映画ファンからはこっちはウケないかも。

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ワールド・オブ・ライズ

Bodyoflies
点数:74点
原題:Body of Lies(嘘の本体)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/bodyoflies/
試写会場:国際フォーラムAホール(via N様、いつもありがとうございます)
監督:リドリー・スコット
出演:レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ、マーク・ストロング、ゴルシフテ・ファラハニ、オスカー・アイザック、サイモン・マクバーニー
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
CIAの工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、アラビア語を操り助手を従えてアラブ諸国のテロリストに関する情報を収集する情報員だ。
アメリカやヨーロッパの国々に連続爆発テロ事件を起こす犯人を捕まえるため、ボスのエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)からヨルダンに行くよう命令されたフェリスは、そこでハニ(マーク・ストロング)というヨルダン随一の情報屋+権力者と手を組み連続テロ事件の主犯を捕まえようとする。
ハニがフェリスに示した条件はハニの前で絶対嘘をつかないこと。
根が素直なフェリスに対して、ボスのエドは色々裏工作をして、ハニの怒りを買う。
ある日、狂犬病のワクチンを打ちに行った病院で出会った女性に好意を抱いたフェリスだったが、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
冒頭は何が何だかわからないまま、どんどん話が進んで行って何が悪でフェリスの役目もよくわからなかったが、ジョルダンに入ってからは話が理解できるようになった。
ある意味テーマ自体は『ディパーテッド』に似ているような気もするが、所詮アメリカ人のやることなので何が嘘で何が本当なのか、東洋人の私には皆目見当もつかなかった。
なんですぐ人を殺すのか、女を好きになっちゃうのか。。。。。
といいつつ全体的には結構面白かったですよ。
レオ様自体の危険度的には『ブラックダイアモンド』のほうがすごくて、さらにラッセル・クロウの役が全然光ってなかったことを引いても十分楽しめます。
ただお金払ってまで観に行くかどうかは疑問。

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デスレース

Deathrace
点数:74点
原題:Death Race(死のレース)
公式サイト: http://www.deathrace.jp/
試写会場:よみうりホール(by Movie Highway様、いつもありがとうございます)
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ジェイソン・ステイサム、タイリース・ギブソン、イアン・マクシェーン、ナタリー・マルティネス、ジョーン・アレン
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
2012年のアメリカは失業率が上がり犯罪者が増え、刑務所は利益目当ての民間が経営していた。
会社が倒産したイーゴル(ジェイソン・ステイサム)は元プロレーサー。何者かによって妻を殺された上に、殺人犯にされ刑務所にやってきた。
死ぬまで戦うデスレースに出場して1回勝てば自由の身にしてやると所長から言われレースに出たが、そこでイーゴルはある真実に気付く。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
ジェイソンと車はやっぱり似合う。
さらにこのチープな設定やグラマーな女もまた似合う。
こんなに素敵なのになんでいつも二流映画しか出れないのか本当に不思議。
もうひとつ不思議なのは彼が出演する映画は男性客が圧倒的に多いこと。試写会の募集自体が男性向け媒体が多いのか、彼の男性ファンが多いのかわからないが不思議な現象。
ゲーム好きな男性にオススメな映画。

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かけひきは恋のはじまり

Leatherhead
点数:65点
原題:LEATHERHEADS (革の頭)
公式サイト: http://www.kakekoi.com/
映画館:TOHOシネマズ川崎(スクリーン6)
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー、ジョン・クラシンスキー、ジョナサン・プライス
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
シカゴ郊外の町でインチキやイカサマな試合をやって興行を立てているプロフットボールチーム「ブルドッグ」は、ある日スポンサーから資金を断られ解散することになった。
リーダー格のドッジ(ジョージ・クルーニー)は、プリンストン大学の花形プレーヤーで戦争の英雄でもあるカーター(ジョン・クラシンスキー)の人気に目をつけ、彼の代理人で金のもうじゃC.C.に話を持ちかける。
一方シカゴ・トリビューンの敏腕記者レクシー(レニー・ゼンルウィガー)は、カーターの戦場での英雄物語がでっち上げだというリークがあり、それを確認するためにカーターに近付く。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
別に観たかったわけじゃないが、時間が合うのがこれいかなかったから観た。
大人の恋愛物語のように宣伝されているが、実際は全然内容が違う。
原題の革の頭は、昔のフットボールプレイヤーがかぶっていた革製ヘルメットのことで、恋愛よりもどちらかと言うとアメリカでプロフットボールが育った歴史を語っている。
そういう内容だと知らなかったし、話し自体もラブコメでもないから肩すかしをくらった感じ。
主役2人の演技、特にReneeの演技は相変わらず上手くてすごいけど、ともかく邦題が悪すぎ。
もうちょっと考えて日本で公開して欲しかった。

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WALL・E/ウォーリー

Walle
点数:69点
原題:WALL-E(ウォール・イー)
公式サイト: http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/index.html
試写会場:ウォルト・ディズニー試写室(via Aさん、いつもありがとうございます)
監督:アンドリュー・スタントン
出演:フレッド・ウィラード
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
ウォーリーは700年以上も一人ぼっちで地球でゴミ処理しているロボット。ゴミ処理しながら、自分が気に入った品々を家に持ち帰ってコレクションし、かつて地球に人間が住んでいた時代に作られたビデオテープを観て楽しんでいるが、彼の唯一の友達は地球に残っている唯一の生命体・ゴキブリのみ。
そんなある日地球の外からイブというロボットがやってきて、ウォーリーは初めて出来た友達に大喜びするというのが、イブはウォーリーが見つけた植物の苗を見つけると体の中に隠して、固まってしまう。
イブが植物ロボットになってもかいがいしく寄り添っていたウォーリーだったが、ある日いつものようにゴミ処理に出かけている間にイブが宇宙船に収容されてしまい、それを追いかけてウォーリーもイブを追いかけて宇宙船に乗りこむが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想〉
今年初めからずっと劇場予告が流れ、どんな内容か期待していたが、意外にもテーマが重すぎた。
もっとE・Tみたいな単純に泣ける映画を期待していたのに、実はゴア元副大統領が作ったんじゃないかと思うくらい、ゴミや公害問題を前面に押し出した映画。
イヤ、それ自体が悪いとか言っているわけではなくて、私だってもうずっと前からゴミ問題は考えてますよ。
そうじゃなくて私が不満だったのは、一見「夢物語」みたいに予告編を作っておいて、実はテーマがこんなに重いってこと。
これなら最初っから環境問題に興味がある人向けのキャンペーンも行ったほうがいいのでは?
実際WALL・Eみたいな世界もやって来そうだし。
さらにWALL・Eの中では、極端なバーチャル世界の欠点を前面に押し出している。人間、バーチャルなだけで生きて行けるなら楽なのにね。

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私がクマにキレた理由

Nannysdiaries
70点
原題: THE NANNY DIARIES (子守日記)
公式サイト: http://kuma-kire.com/
映画館: TOHOシネマズ川崎(スクリーン2)
監督: シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
主演: スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、アリシア・キーズ、クリス・エヴァンス、ドナ・マーフィ、ポール・ジアマッティ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
大学の学部を主席で卒業したアニー(スカーレット・ヨハンソン)は、看護婦の母親の希望の星だった。
母の願で金融業界に就職しようとするがしっくりこずに、自分探しをしていた矢先にNYの高級住宅街イーストサイドの公園で偶然出会った子供グレイヤーのナニー(子守)をすることに。
グレイヤーの母・ミセスX(ローラ・リニー)は面接のときは気さくそうな人だったのに、実際はアッパークラス特有の鼻もちならぬイヤなやつ。
当初は自分の知らないお金持ちの世界に胸をワクワクさせたアニーだったが、24時間あれこれ注文をつけられ、色々制約が多いことに段々イライラをつのらせて行く。
何度も辞めたいと思ったが、親の愛情を受けられないグレイヤーが自分になつくのを見てどうしても辞められずに悩んでいたが、ひつつ上の階に住むハーバード君と恋愛関係になり、、、。
(ストーリーはここまで)

<感想>
スカーレットってどんな役をやっても似合う。
男とのデートすら御法度のナニーなんて正直どうよ?と思ったけど、それはそれでとっても似合ってて。
というか私の知る限り今どきこんなにアメリカンな英語を話す人はいないと思われる中、ナニーというアメリカ特有の文化に彼女はとっても当てはまっていた。
さらに私的に絶対イヤミなアッパータウン女と勝手に思っていたアリシア・キーズが役者やっているのを見てびっくり。
その他「レディ・イン・ザ・ウォーター」で主役を演じたポール・ジアマッティがあんなに脇役で出ているなんてびっくり。しかも太っていることにさらにびっくり。
いろいろ発見が多い映画だった。

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センター・オブ・ジ・アース

Center_of_the_earth
点数:80点
原題:JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH 3D (地球の真ん中への旅 3D)
公式サイト: http://center.gyao.jp/
試写会場:ギャガ試写室(by sinemacafe様、ありがとうございます)
監督:エリック・ブレヴィグ
出演:ブレンダン・フレイザー、ジョシュ・ハッチャーソン、アニタ・ブリエム
製作:アメリカ(2008年)

<ストーリー>
地質学者のトレバー(ブレンダン・フレイザー)は、研究内容が現代のニーズに合っていないのと資金難で、研究室を立ち退き要求されていた。
そんな中、同じ地質学者10年前に失踪した兄・マックスの息子ショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)を1週間預かることになる。
甥っ子とともに義姉から受け取ったマックスの形見の小説に、マックスが失踪したときの行先の手がかりを発見し、ショーンとともにアイルランドの地質学者を訪ねる。
しかしそこにいたのは、娘のジョアン(アニタ・ブリエム)。登山ガイドの彼女をしたがえ3人でマックスが消えた山に上るが、ほら穴に閉じ込められた上にどこまで続くかわからない深い穴に落ちてしまう。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
ディズニーランド・ファンには評判が良くないが、私も一緒に行ったダンナも大層楽しめた。
これぞ娯楽作品のお手本というカンジで、『ハムナプトラ』や『ハンコック』みたいに悪や敵など存在しないし、純粋に主人公たちと冒険を楽しめる。
3D版で観たおかげで飛び出す鳥などもリアルに楽しめたし、とってもお勧めな映画。
こうゆう夢のある映画が増えて欲しいな。

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ゲットスマート

Getsmart
72点
原題: Get Smart(格好よく行こう)
公式サイト: http://betty-himitsu.com/
映画館: 川崎チネチッタ(チネ4)
監督: ピーター・シーガル
主演: スティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ、アラン・アーキン、ドウェイン・ジョンソン、テレンス・スタンプ、ケン・ダヴィティアン、マシ・オカ、デヴィッド・ケックナー、テリー・クルーズ
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
米国政府傘下にあるスパイ組織「コントロール」の敏腕アナリスト、スマート(スティーヴ・カレル)は、内務的職務じゃなく秘密工作員として働くことを夢みていた。
ある日コントロール本部が何者かに破壊されたことにより、一度は秘密工作員の職をあきらめたスマートは、86というコードを与えられ、相棒のコード99(アン・ハサウェイ)とともにロシアのカオスという組織をさぐりに行く。
経験豊富なコード99に比べ頭でっかちな86は足を引っ張ってばかり。しかし彼の機転の利く対応にコード99もいつの間にか一目置くようになって行った。
(ストーリーはここまで)

<感想>
おバカ映画と言ってもスパイ物だけに『俺たちダンクシューター』ほどバカバカしくはなく、スパイ映画としてもそこそこ楽しめる内容だった。
アン・ハサウェイの動きな映画名は忘れたが、何かのキャサリン=セタ・ジョーンズの動きとそっくりでこんなパクリもあるのかと思うと映画好きには楽しめた。
ただ主人公のスティーヴ・カレルの風貌がMr.ビーンズと似ているのに、彼ほど面白くないのが損だと感じた。
娯楽映画としては楽しめるけど、バカ100%映画を期待すると物足りないかも。

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ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢

Broadway
71点
原題: EVERY LITTLE STEP(みんなの小さなステップ)
公式サイト: http://www.broadway-movie.jp/
試写会場: 日劇1(by 東宝東和様)
監督: ジェームズ・D・スターン、アダム・デル・デオ
主演: 「コーラスライン」オリジナルキャスト&スタッフ、マイケル・ベネット
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
1970年台に上映されて以来ロングランを続けた『コーラスライン』が再演されることになった。
当時のスタッフやキャストがオーディションの審査員となり、まるでコーラスラインのストーリーさながらに多くの人々がオーディションで泣き笑いをみせる。

<感想>
こんなにもアメリカにはダンスができて歌もうまくて演技もできる人がいるなんて驚き。
さらに舞台のオーディションから上演まで16か月もかかることにも驚き。
オーディションを受けに来た人の中には沖縄出身の日本人も一人いて、私からすると完璧な英語なのに審査員達が発音に難があると言っていてさらにびっくり。
審査員の話す英語は字幕なしでも聞き取りやすくてわかりやすい英語なので、観る人は是非字幕なしでみてください。

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マンマ・ミーア!

<ストーリー>Mammamia
30点
原題: Mamma mia!(オー・マイ・ゴッド!)
公式サイト: http://www.mamma-mia-movie.jp/
試写会場: 日劇1(by 東宝東和様)
監督: フィリダ・ロイド
主演: メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、アマンダ・セイフライド
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
舞台はエーゲ海に浮かぶカロカイリ島。
もうすぐ結婚するソフィ(アマンダ・セイフライド)は、自分の父親かもしれないかつての母ドナ(メリル・ストリープ)が愛した3人の男性を、母親に内緒で結婚式に招待する。
顔を見れば誰が父親かわかると思ったのに、いざ会ってみると皆目見当がつかない。
結婚式まで3人を隠しておくつもりだったのに早々にドナに見つかってしまい、ドナは忘れていた恋心に火がつき悩む。
(公開前のためストーリーはここまで)。

<感想>
せっかくのABBAの名曲達が、こんなオバさんの恋の主題歌になっちゃうなんてあまりにもひど過ぎ。
特にタイトル曲の"Mamma, mia"は、ドナがかつて愛したサム(ピアース・ブロスナン)に再会し「どうしよう!」って悩むところに使われてて、その年でそれは無いだろうとかなりシラけた。
娘が20歳っていう設定なんだから、せめて40代の女優を使えなかったのか?
アラ4と呼ばれているサラ・ジェシカ・パーカーとかぴったりじゃないですか!
メリル・ストリープの歌はそんなに下手じゃないけど、ミュージカル映画に出すにはちょっと疑問が残る。
さらにピアース・ブロスナンにまで歌わせて、『シカゴ』のリチャード・ギアより痛々しかった。
舞台向けのストーリーを無理やり映画にしたのも間違いかも。
同じようにビートルズの歌をモチーフにした映画『アクロス・ザ・ユニバース』と比べても、曲の使い方が間違っているのは明らか。
映画の最中も映画が終わってからも、やたらABBAのオリジナル曲が聞きたくなった。
『ABBA THE MOVIE』のほうが健全に楽しめたかも。

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宮廷画家ゴヤは見た

Goyasghosts
73点
原題: Goya's Ghost(ゴヤの幽霊)
公式サイト: http://goya-mita.com/
試写会場: 有楽町よみうりホール(by @nifty様)
監督: ミロス・フォアマン
主演: ハビエル・バルデム、ナタリー・ポートマン、ステラン・スカルスガルド、ランディ・クエイド
製作国: アメリカ、スペイン(2006年)

<ストーリー>
舞台は18世紀のマドリッド。
宮廷画家のゴヤ(ステラン・スカルスガルド)は。裕福な商人の娘・イネス(ナタリー・ポートマン)の美しさにぞっこんで現在も彼女のポートレイトを描いている最中だった。
そんなある日、スペインで絶大なる権力を持つ教会がイネスを異教徒の罪で捉えてしまう。
困り果てたイネスの親は、教会の権力者の一人で、ゴヤのクライアントでもある神父・ロレンソ(ハビエル・バルデム)に娘を助け出すように依頼し莫大なお金を教会に寄付するが、ロレンソはその依頼とは反対にイネスを傷つけた上にどこかに逃亡してしまう。
時は流れて15年後、フランス革命軍が民衆の解放という名のもとにマドリッドを攻めて来て王制や教会制度を廃止する。その指揮者となったのがかのロレンソだった。
(公開前のためストーリーはここまで)。

<感想>
昨日の『ブーリン家の姉妹』の役も汚れ役だったけど、こっちのナタリーは目を疑うほどの汚れ役。
よくこんな役を引き受けたと感心するほど。
同じ汚れ役でも心がまっすぐできれいなこっちの作品のほうが目を惹いた。天使役も娼婦役も、何をやらせても型にはまる彼女が絶大な人気に至らないのは『レオン』の少女役の印象が強いからなのか。
ゴヤの絵は今まで観たことがあまりなかったが、こんな風な亡霊が描かれているなら是非お目にかかりたいと思った。
画家ってどんな時代にも生きていける水のような存在なのね。羨ましい。

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P.S.アイラヴユー

Ps_iloveyou
74点
原題: P.S.I Love You (追伸・愛してるよ)
公式サイト: http://www.psiloveyou.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール(via Aさん)
監督: リチャード・ラグラヴェネーズ
主演: ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、リサ・クドロー、ハリー・コニック・Jr、ジーナ・ガーション、ジェフリー・ディーン・モーガン、キャシー・ベイツ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
19歳のときに今の夫ジェリー(ジェラールド・バトラー)と知り合い結婚したホリー(ヒラリー・スワンク)は、最近夫の言動が気に入らずからんでばかりだった。ケンカしてもすぐに仲直りして「愛してる」と言い合う仲のいい二人は結婚して10年になっていた。
しかし勤労感謝祭の頃、ジェリーは脳腫瘍で死んでしまう。
ショックのあまり、仕事を休んで引きこもりになってしまったホリーだったが30歳の誕生日にジェリーからメッセージ入りのケーキが届く。翌日から定期的に届くジェリーの手紙が彼女の生活を指示してくれ、ホリーはジェリーがいつも彼女のそばにいることを感じる。
しかし、そんな風にいつまでたっても死んだ夫のことを忘れないホリーを見守る母は、ホリーが心配で仕方ない。
(公開前のためストーリーはここまで)。

<感想>
もっと泣ける映画かと思ったが、そうでもなくて一緒に観たダンナ曰く半分はコメディ。
私的には『300』のジェラールド・バトラーと『ミリオン・ダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクのラブシーンってちょっときついカンジがした。
映画の中でカラオケステージで転んだホリーが鼻の骨を折って顔が血まみれのシーンがあるが、なんとなくそっちのほうが妙にしっくり来たのは私だけ?
30歳だってーのに回りの親友も老けすぎだし、、、、。泣きに徹するにはちょっと無理がある映画だけど、そんなことより特筆すべきは今まで観たどんな映画よりも親子愛が深く描かれていること。
今まで観たアメリカ映画の中で、まるで日本の母親みたいに娘を心配する女性を描いていた映画はなかった。
また母親に頼る娘も。
私的には夫婦愛というよりも親子愛が非常に目についた映画でした。

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落下の王国

Fall
78点
原題: The Fall(落ちる)
公式サイト: http://www.rakka-movie.com/
映画館: TOHOシネマズ川崎(プレミア)
監督: ターセム
主演: リー・ペイス、カティンカ・ウンタール、ジャスティン・ワデル、ダニエル・カルタジローン、レオ・ビル、ショーン・ギルダー、ジュリアン・ブリーチ、マーカス・ウェズリー
製作国: インド、イギリス、アメリカ(2006年)

<ストーリー>
1920年代のロスアンジェルス。
教会が運営する病院に、オレンジ摘みでハシゴから落ちて腕を折って入院中のアレキサンドリア(カティンカ・ウンタルー)は、大好きな看護婦さんに送った手紙が入院中の男の手に渡っているのを発見する。
男の名はロイ(リー・ペイス)。映画のスタントマンで電車から橋の下に落ちる演技をして足が付随になる大けがを追って自殺を考えていた。
ロイはアレキサンドリアに、架空の物語を話し始める。
6人の男たちが悪の王に復讐するため、色々な国を渡り歩く冒険物語だ。
しかしそれは歩けなくなったロイがアレキサンドリアを利用して、自殺するための薬を取って来てもらうための策略だった。
(ストーリーはここまで)

<感想>
アレキサンドリア役の女の子の演技がとってもいい。
特に協会からパンを取って来てロイにあげる場面でロイが"Do you save my soul?"と質問され、その意味がわからなくて聞き返すときの表情がすごい自然で可愛い。
たどたどしい英語を話す演技も最高だし。"horse"のrの発音がいかにも西海岸風のアクセントなので、多分ネイティブなんだろうけど、わざと移民のように話している。
他の役者さん達は知らない人ばっかりで、それが知らない国の物語の不思議さをさらに高める。
物語はロイの心理をそのまま語っていて、悲劇に向かうがアレキサンドリアのおかげでロイが立ち直るところが救いだ。Finally, she could save his soul.

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僕らのミライへ逆回転

Bokunomirai
70点
原題: Be Kind Rewind (恐れ入りますが巻き戻してください)
公式サイト: http://www.gyakukaiten.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール(via Aさん)
監督: ミシェル・ゴンドリー
主演: ジャック・ブラック、モス・デフ、ダニー・グローヴァー、ミア・ファロー、シガーニー・ウィーヴァー、メロニー・ディアス
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ニュージャージ州のとある町で、スクラップ屋を営むジェリー(ジャック・ブラック)は、幼馴染のマイク(モス・デフ)が働く古いレンタルビデオ屋に入り浸っては問題ばかり起こしていた。
ビデオ屋の店主(ダニー・グローヴァー)は、再開発のため立ち退きを要求されていて、店の改修費を稼ぐため他店の偵察のためしばらく店をマイクにまかせることにした。その間ジェリーを店内に立ち入り禁止にしたにもかかわらず、ある日電磁波を帯びたジェリーが店に入って来て店のビデオの内容を全部消去してしまう。
客から依頼されて困ったマイクは、ジェリーと一緒に「ゴーストバスターズ」を勝手にリメイクして作ってしまうが、それが評判を呼び店の前には長蛇の列が出来る。
(公開前のためストーリーはここまで)。

<感想>
ブラック・ジャックってなんであんなにイカれた役が似合うんだろう。歌を歌わせてもうまいし、映画の中で素人の主演を演じる演技も超ウマいし、なんでアカデミー主演男優賞を取れないか疑問なくらい。
彼の演技はサイコーなんだけど、マイク役のモス・デフがなんかいまいちテンポが悪い。プロフィールを見たら本来役者じゃなくてラッパーだとのことで、それも納得。
映画はリメイク版を作っている箇所はバカバカしさ大炸裂で楽しいのだが、アメリカ映画なのに哀愁のおび方が妙にフランス映画っぽくて、ちょっと唐突だった。
古い建物や町の人々の気質を大切にしようってなんかヨーロッパっぽくない?
映像が磁気でゆがむところとか『恋愛睡眠のすすめ』っぽくて最高にミッシェル・ゴンドリーっぽかった。やっぱり『TOKYO!』も観たいけど、今週で終わりだから観れるかなあ。

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ウォンテッド

Wanted
72点
原題: Wanted(『指名手配』)
公式サイト: http://www.choose-your-destiny.jp/
映画館: 川崎チネチッタ(12)
監督: ティムール・ベクマンベトフ
主演: アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン、ジェームズ・マカヴォイ、テレンス・スタンプ、トーマス・クレッチマン、コモン
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
顧客管理担当者として、デブで拒食症のヒステリーボスに毎日いびられ、同棲する彼女は同僚と毎日浮気しているという最悪な日々を過ごすウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)は、毎日何も変わらない平凡な生活から抜け出したいと望んでいた。
ある日いつも行くドラッグストアのレジで隣に来た美女・フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が、彼の生活を一変させる。
フォックスが言うには、ウェスリーの父は昨日暗殺者に殺されて、その暗殺者がたった今ウェスリーを狙っているという。
彼女の言うとおり命を狙われたウェスリーは、フォックスについて紡績工場にあるフラタニティという組織に加入し、ウェスリーの父を殺し、今は彼の命を狙うクリスと名乗る男を自分の手で殺すため必死に訓練をつむのだった。
(公開間もないためストーリーはここまで)

<感想>
アクション超大作のはずが、冒頭30分くらいはまったくのコメディそのもの。
ジェームズ・マカヴォイのいじめられキャラとかぶさって笑いどころ満載の映画だった。このままこの路線で真面目なコメディ版を作って欲しいくらいだ。
結末は意外なものだったけど、あとから思い起こすとなんか矛盾がいっぱいあるような。
あの結末はおかしくない?
もっとおかしいのは予告編。今までも予告編にダマされたことはたくさんあったが予告編が本編の改ざんだったことはなかった。でもこの映画の予告編ははっきり言ってサギだ!"Kill one, save the thousand."というセリフが予告編にはあるが、実際は"Kill one, may be save the thousand"と"may be"が入っている。ひ、、、ひどい。
さらにジェームズが「僕たち結ばれる運命?」って聞く場面もあったけど、それも本編には無かったし、、、。日本版がカットされているだけかなあ。
ともかく冒頭のコメディ部分と"You are the man"っていう同僚は相当面白かったから、これを広げて本格的コメディを作って欲しい!

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ああ、結婚生活

Marriedlife
58点
原題: Married Life(結婚生活)
公式サイト: http://marriedlife.jp/
試写会場: The Shirogane House(by 公式サイト様、本当にありがとうございます)
監督: アイラ・サックス
出演: クリス・クーパー、パトリシア・クラークソン、ピアース・ブロスナン、レイチェル・マクアダムス
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
長年結婚生活を続けて来た働き者のハリー(クリス・クーパー)と夫につくすパット(パトリシア・クラークソン)。
はためには何の問題もないように見える夫婦だが、実はハリーには2年来の愛人ケイ(レイチェル・マクアダムス)がいた。ハリーに愛人を紹介された幼馴染で親友のリチャード(ピアース・ブロスナン)は、純粋な未亡人である女性ケイが妻のいるリチャードと恋仲になることに複雑な感情を覚え、2人の仲を引き裂こうとする。
ある夜、パットの了承を得てハリー達の別荘を使うことを許可されたリチャードは、別荘でパットと仲間うちの若い男性が恋仲にあることを知る。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
フランス映画っぽいテーマなのに、何故かアメリカ映画。さらに時代は1947年と、なんで昔じゃなきゃいけないの?
アメリカで不倫を描くとしたら1940年代までさかのぼらないと、世間の支持を得られないのか?
ともかくあまりにもありきたりなテーマで、いまどきの日本じゃこんなストーリーまったく新鮮味が無い。
アメリカの製作年度が2007年なんだけど、何を言いたくてこんな映画作ったのかなあ。
ピアース・ブロスナンがいなかったらまったく引きしまらないカンジの映画。
今日は、夫婦orカップル限定試写会だったんだけど、観に来た夫婦の方々は一応映画がお好きな方々と思って良いのでしょうか。そんな風には見えませんでしたが、、、、。

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ハンコック

Hancock
73点
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/hancock/
映画館: 川崎チネチッタ(12)
監督: ピーター・バーグ
主演: ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン、エディ・マーサン
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
ハンコック(ウィル・スミス)は超人的な体と力を持った男。凶悪な犯罪が起きたときに犯人を取り押さえるのはいいが、その際ビルの壁を壊したり、道路に穴を開けたりと損害額が相当になりロスアンジェルス市民から嫌われていた。
ある日線路の上で渋滞して止まり列車にぶつかりそうになったレイ(ジェイソン・ベイトマン)を助けたハンコックは、レイの家に招かれる。息子のアーロンはハンコックが大のお気に入りになったが、妻のメアリー(シャーリーズ・セロン)は、全く歓迎していなかった。
企業イメージアップのコンサルタント業をしているレイは、ハンコックの素行の悪さは愛に飢えているせいだと感じ、彼をみんなから愛されるヒーローに変えようとする。
(公開間もないためストーリーはここまで)

<感想>
想像どおりのウィル・スミスの好演。
でもシャーリーズ・セロン演じるメアリーの正体は意外だった。
ウィル・スミスって本当にどんな役やらせても上手だし、様になっているし、私が映画関係者だったら絶対自分の作品に出て欲しい俳優さんの一人だなあ。
感想は短いけど、普通に面白いエンターテインメント映画なので、万人の方に観て欲しい。

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幸せの1ページ

Nimsisland
70点
原題: Nim's Island(ニムの島)
公式サイト: http://shiawase1.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール (by movieplus via Oさん)
監督: ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
主演: ジョディ・フォスター、アビゲイル・ブレスリン、ジェラルド・バトラー
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
11歳の少女ニム(アビゲイル・ブレスリン)は、生まれたときから生物学者の父ジャック・ルソー(ジェラルド・バトラー)と南太平洋の無人島に暮らしてきた。
彼女の楽しみは数か月に一度は文明社会から届く荷物。中でもアレックス・ローバー(ジョディ・フォスター)の冒険物小説の大ファンだった。しかし実際のアレックスは、もう16週間も家から出ていない外出恐怖症。
ある日、父が2泊の予定で世にも珍しい藻の生態を観るために出かけるが、その間に嵐がやってきて父は予定の日を過ぎても戻ってこない。
たまたま生物学者のジャックに用事があってメールしたアレックスは、ニムから一人ぼっちで不安だから「来て」と言われ意を決してニムのいる島に向かうが、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
ジョディ・フォスターが主人公なのかと思ったら、実際はアビゲイルちゃんで、まるでホームアローンの無人島版。
父親と二人きりで育ったのに、字が読めることとか色々知識があることとか、ちょっと不思議。
それだけじゃなくて、この映画不思議だらけなのだ。
なんで外出恐怖症のアレックスがいとも簡単に外出してはるかかなたまで行けるかとか、ジャックのこととか、、、。
一番不可解だったのはラスト。
ネタバレになるから言えないけど、これってありえないでしょう?日本語タイトルがそこから取ったのはわかるけど「幸せの1ページ」が始まる理由がまったくわからない。
娯楽性があっておもしろいけど、理屈抜きで見ないと楽しめない映画。
関係ないけど「字幕コンクール」に応募してたせいか、その場面が来ると先が読めちゃうのと、自分の字幕が正しかったどうかドキドキしてしまった。この企画ビミュ~かも。

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魔法にかけられて

Enchanted
73点
原題: Enchanted (魅せられて)
公式サイト: http://www.disney.co.jp/movies/mahokake/index.html
映画館: 目黒シネマ
監督: ケヴィン・リマ
主演: エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン、ジェームズ・マースデン、レイチェル・カヴィ、ティモシー・スポール
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
おとぎの国アンダレーシアで、夢見る王子様エドワード(ジェームズ・マースデン)と無事出会い結婚するはずだったジゼル(エイミー・アダムス)は、エドワードの継母で魔女(スーザン・サランドン)によって現代のニューヨークに送られてしまった。
ここがどこかわからずとまどうジゼルをたまたま道で見つけたロバート(パトリック・デンプシー)は、一緒にいた娘にせがまれて彼女を家に泊めることになる。
最初はやることなすこと奇抜なジゼルにとまどっていたロバートだったが、彼女の純真無垢で誰からも好かれる性格にだんだん魅了されていく。
しかしロバートには彼女がいて、ジゼルには彼女のあとを追ってこの世に来たエドワードがいた。
(ストーリーはここまで)

<感想>
冒頭のアニメの部分が長くてイライラしたが実写になってからは、ペネロピ効果もあっておとぎ話を楽しめた。
パトリック・デンプシーのちょいダメぶりがこの映画でもとっても様になってて、キュート。
お姫様役の人は、きっとあの笑顔がキラキラして見えるから主役に選ばれたと思うけど、現代人になっちゃうとタダの人に見えちゃうところがマジック。
王子様、何も悪いことしていないのにフラれちゃうのは可愛そうだったなー、

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ダークナイト

Darkknight
73点
原題: The Dark Knight (闇の騎士)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/
映画館: 109シネマズ川崎(スクリーン1)
監督: クリストファー・ノーラン
主演: クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホール、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ブルース(クリスチャン・ベイル)の投資会社と中国の企業との共同ファンドを作ろうとしたが、中国の企業はどうもマネーロンダリングを行おうとしているようだった。
ロンダリングしようとしているお金は、この町のマフィアたちが稼いだお金。
そのマフィア達を町から一掃しようとする正義感が強い市の議員ハービー・デント(アーロン・エッカート)は、市の警部長(ゲイリー・オールドマン)やバットマン(クリスチャン・ベイル)からも信望が厚かった。
猟奇的な殺人者ジョーカー(ヒース・レジャー)がマフィア達の前に現れて、マフィア達の財産の半分の金額でバットマンを殺すと言う。
バットマンが素顔を見せるまで、市民を毎日殺していくというジョーカーの卑劣な行動が始まった。

<感想>
噂どおりのおもしろさ。
モーガン・フリーマンが香港に行ったときに、いきなりエディソン・チャンが現れてびっくりした。彼がこの映画に出ているなんて知らなかったし、また大スクリーンでエディソンが観れて嬉しかった。
ヒース・レジャーの素顔が最後まで観れないのが残念。
ネタバレになっちゃうけど、あんなに正義感が強い人があんなに変わっちゃうもの?
途中からそこんとこがちょっとありえない感じがして違和感があった。
もうこの先バットマン・シリーズはもう作らないのかなあ。

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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

Clonewars
65点
原題: Star Wars/The Clone Wars
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/clonewars/
試写会場: 中野サンプラザホール (by Cinemart)
監督: デイヴ・フィローニ
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
ジェダイ率いる共和国は、ドロイド軍率いる邪悪な分離主義者との戦争が続いていた。
ジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーは、ヨーダの命で新しいパダワン予備軍のアソーカ・タノの教育係りを言い渡された。
まだまだ未熟で無鉄砲な女の子アソーカの扱いに当初は戸惑ったアナキンだったが、2人で誘拐されたジャバの息子を助けにいくことになる。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
なんのためにアニメでわざわざこんなシリーズを作ったのか、よくわからない。
大体、最近のスター・ウォーズの主役はなんでアナキンなの?
私はやっぱりルーク・スカイウォーカー派なんですけど。
あきらかに続編が延々とありそうな雰囲気で終わるのも疑問。
どうせCGだらけなんだから実写版でいいじゃん!!!

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アクロス・ザ・ユニバース

Acrosstheuniverse
75点
原題: Across The Universe(宇宙を越えて)
公式サイト: http://across-the-universe.jp/
映画館: 川崎チネチッタ
監督: ジュリー・テイモア
主演:エヴァン・レイチェル・ウッド、ジム・スタージェス、ジョー・アンダーソン、ボノ、サルマ・ハエック、デイナ・ヒュークス
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
リバプールでブルーワーカーとして働くジュード(ジム・スタージェス)は、自分の見知らぬ父親を探しに1人アメリカに旅立つ。父の働く大学で知り合った中産階級の大学生・マックス(ジョー・アンダーソン)と出会い、その妹・ルーシー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に一目ボレするがルーシーには恋人がいた。
マックスとともにニューヨークに出て芸術家として成功することを夢見るジュードだが、現実はなかなかうまく行かない。
高校卒業後兄を訪ねて来たルーシーは、恋人が戦死したこともありたちまちジュードと恋に落ちる。
NYで生活するようになったルーシーは反戦活動に目覚め、ジュードとしだいに人生の目標が食い違って行くが、、、、。
(ストーリーはここまで)

<感想>
いきなり出だしから主演俳優のジム・スタージェズ氏自ら"Oh, Girl"を歌いだしちょっと面喰った。
本来ミュージカル映画が嫌いだが、この映画は聞き覚えのあるというか私でもほとんど知っているビートルズの歌ばかりで、かつその歌詞が映画のストーリーや主人公が言いたい気持ちと沿っているので、字幕なしでも楽しめて非常に良かった。
1960年代のテーマがそのまま現代にも通じる点は興味深いが、ある意味人間が進化していないってことか。
年代が違う人は眠くなったという感想も聞くので、世代間で感じ方が違う作品なのかも。
少なくとも私は好き!

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スルース

Sleuth_2
60点
映画館: 新橋文化劇場
監督: ケネス・ブラナー
主演: マイケル・ケイン、ジュード・ロウ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
恋人マギーの夫で大富豪の小説家アンドリュー・ワイク(マイケル・ケイン)に、彼女と離婚するよう説得に来たマイロ・ティンドル(ジュード・ロウ)。
真面目に説得するマイロをあざ笑うかのようにアンドリューは、彼にある取引を持ち出して来た。
それは、アンドリューがマギーに送った80万ポンドの価値がある宝石をマイロに盗ませること。
宝石を盗むとマギーと離婚すると言われ、アンドリューの言うとおりにしたマイロだったが、それはアンドリューの落とし穴だった。
数日後、行方不明になったマイロを探しに一人の警官がアンドリューの元にやって来る。
(ストーリーはここまで)

<感想>
舞台でもいいんじゃないかと思われる空間で起こる映画。
ともかく主演俳優2人の演技力だけが命のものすごい作品。
よくこんな作品を映画にしたなー。
っていうか映画化する必要あったのかな。
これって舞台のほうがいいんじゃない??
結局主人公2人の心底はわからないし。
ちょっと玄人肌の映画かも。

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イントゥ・ザ・ワイルド

Intothe_wild
85点
原題: Into The Wild (荒野の中へ)
公式サイト: http://intothewild.jp/top.html
試写会場: 九段会館(via Nさん)
監督: ショーン・ペン
出演: エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン、クリステン・スチュワート、ハル・ホルブルック
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
クリス(エミール・ハーシュ)は、ハーバード大の法学部に進学できるほどの優秀な成績で大学を卒業した。
両親から学資預金に足りない分をいくらでも出すから進学するように勧められるが、預金残高をすべて慈善団体に寄付してクリスは家族に何も告げずに旅に出る。
愛車の古いダットサンで出発したものの、鉄砲水で車がダメになったことから車もお金もその場に捨ててヒッチハイクをしながら旅を続け、色々な人達と出会う。
人工的なものが一切目に入らない自然を求めて、彼はアラスカに行くことを決意する。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
これと言って大々的な事件が起こるわけではない、主人公の実際の旅と心の旅を描いた映画。
冒頭間もなく"物、物、物。何でそんなに物が必要なんだ!"という世の中の物質主義を批判する場面が一番共感できた。
私も出来ることなら彼みたいに一切の物質欲を捨てて生きて行きたい。
でも実際は欲しいものが出来て、お金でそれを買って精神的満足を得ながら生きている。
ショーン・ペン監督作品を初めて見たが、この映画の演出は彼の演技そのものだと感じた。
主役のエミール・ハーシュの演技も良かった。
なるべく座り心地のいい映画館でじっくり観たい映画。

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ハムナプトラ3

Themummy3
85点
原題: THE MUMMY: TOMB OF THE DRAGON EMPEROR(ミイラ:龍皇帝の墓)
公式サイト: http://www.hamunaptra3.com/
試写会場: 国際フォーラム ホールA(by ココログ様、本当にありがとうございます)
監督: ロブ・コーエン
出演: ブレンダン・フレイザー、マリア・ベロ、ルーク・フォード、イザベラ・リョン、ジェット・リー、ミシェル・ヨー
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
中国を統一後、永遠の命を手に入れようとした始皇帝(ジェット・リー)は、魔術師ツイ(ミッシェル・ヨー)に呪いをかけられ家臣もろともミイラにされてしまう。
時は流れて1947年。中国に遺跡発掘に来ていたルーク(ルーク・フォード)は始皇帝のミイラ発見という偉業を成し遂げる。
たまたまイギリスから中国の秘宝を返すように依頼され中国に来たリック(ブレンダン・ブレイザー)と妻のエヴリン(マリア・ベロ)は、息子のルークらとともにミイラをこの世に蘇らせようとしたヤン将軍(アンソニー・ウォン)の陰謀に巻き込まれてしまい、ミイラと戦うこととなる。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
『ドラゴン・キングダム』でやっぱりハリウッド映画に出るジェット・リーは嫌いだ!と思ったが、こっちは意外にも大好きになってしまった。
まずしょっぱなからジェット・リーが登場するところがいい。たとえ悪人でも何でも彼はこの世でNo.1の姿が似合う。
ミイラとかドラゴンとか色々な姿に変身するから格好いいジェットの姿をなかなか拝めなくて、早くミイラから戻れー!と祈ってしまった。
たとえワイヤーと言えども鎧をまとって、きれいなポーズを決めるれるのはさすがジェット・リーlovely
さらに、ジェットを助けようとする将軍役がアンソニー・ウォンさんなのも◎。完全に私の心は主人公ではなく敵側より。
ミッシェル・ヨーと恋に落ちるミン将軍役のラッセル・ウォン氏は『ロミオ・マスト・ダイ』以来?でこれまたツボ。
主人公やメインのストーリーとはまったく関係なく個人的にすごい楽しめる映画だった。
前売り券買ってあるから、またジェットを観に映画館に行かなくちゃ!

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ドラゴン・キングダム

Dragonkingdom
60点
原題: The Forbidden Kingdom(禁じられた王国)
公式サイト: http://dragon-kingdom.jp/index2.html
試写会場: 丸の内プラゼール(by 多分mixi)
監督: ロブ・ミンコフ
主演: ジャッキー・チェン、ジェット・リー、マイケル・アンガラノ、リー・ビンビン、リウ・イーフェイ、モーガン・ベンワー、コリン・チョウ
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
暴れん坊の孫悟空(ジェット・リー)は、不死身の力を手に入れたジェイド将軍(コリン・チョウ)との戦いでジェイド将軍に騙されて石にされてしまう。
その時孫悟空の手を離れた如意棒がアメリカのチャイナタウンの質屋にあった。カンフー映画オタクの少年ジェイソン(マイケル・アンガラノ)は、質屋の常連。しかし同級生が起こした事件から如意棒とともにジェイド将軍が支配する古代中国に迷いこんでしまう。
そこで出会った学者ルー・ヤン(ジャッキー・チェン)とともに如意棒を本来の持ち主である孫悟空に返そうと五山を目指すが、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
アメリカ産のジェット・リー映画ってあんまり好きじゃないんだよねー。だから今作もほとんど試写会に応募していなかった。でも公開直前の特別試写会ってことで頑張って応募して行って来た。
結果、やっぱりアメリカ映画とジェットは合わないなー。
あのカンフーに対する見方の浅さがどうも許せない。
もちろん西洋人が好きそうなカンフー映画に出演することでジェットもジャッキーも稼いで今日があるのかもしれないけど。
カンフーの気の表現ひとつ取っても『カンフー・ダンク!』よりゆるい感じがして。その前にアメリカ人の若者が主人公っていうところが全然ダメ。2人の主役を立てるくらいならいっそアメリカ人の有望俳優を主役にしたほうがバランスが保てると思ったのか。だったらこの2人競演する必要なかったんじゃない?持ち味が違うんだからわざわざ1つの映画で表現すること無いのに。
唯一私的にツボにはまったのが、『SPIRIT』でジェット・リーのお父さん役やってたコリン・チョウとジェット・リーの対決!勝手に「お父さんと子供が戦ってるー」と喜んでました。
こんな映画がいち早く日本で公開されるなら、早く『投名状』公開してくれよー。

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インクレディブル・ハルク

Incrediblehulk
73点
原題: Incredible Hulk(信じられないハルク)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/theincrediblehulk/
試写会場: 国際フォーラム ホールA(by livedoor)
監督: ルイ・レテリエ
主演: エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ウィリアム・ハート、ティム・ロス
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
軍の人体実験で誤って大量の放射能を浴びてしまった博士ブルース(エドワード・ノートン)は、副作用で脈拍が上がると超人的な力を持つ怪物ハルクに変身してしまうようになった。
軍の追っ手から逃れるためブラジルの貧民街に潜伏し、ヨガの先生から精神的に脈拍をコントロールする技を身につけたが、ブルースを見つけ出した軍の攻撃により再びハルクに変身してしまう。
その後、北上しアメリカに戻り、元恋人のベティ(リヴ・タイラー)と会い彼女の力を借り、ブルースの血液中の毒素を消してくれる可能性のある博士に会いに行くが、、、。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
ジャパンプレミア試写会で、ハルクの吹替をやった水嶋ヒロ氏が来場した。それなのに上映は字幕版で結局彼のセクシーな声が聞けず残念。
物語は国際フォーラムのような大きいスクリーン+高音質で観るのにぴったりの大迫力+サウンド。
ハルクが実は知的な博士だなんて知らなかった。
ただコミックを読んだことが無いので細かい背景がわからない人にとっては、ストーリーがわかりづらい部分もあった。
それを抜いても娯楽性十分の面白い映画。
ラストで意外な人物が出て来てびっくり。今年の夏はヒーロー物が多いなあと思っていたらソニー・ピクチャーズの作戦だったのね。

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帰らない日々

Kaeranaihibi
75点
原題: Reservation Road (リザベーション街道 [道路の名前])
公式サイト: http://www.kaeranaihibi.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール
監督: テリー・ジョージ
主演: ホアキン・フェニックス、エル・ファニング、ジェニファー・コネリー、マーク・ラファロ、ミラ・ソルヴィノ、ショーン・カーリー
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
息子のジョシュの学芸会を観に来たイーサン(ホアキン・フェニックス)とその妻グレース(ジェニファー・コネリー)、娘のエマ(エル・ファニング)の一家は、ジョシュのチェロの演奏に満足して帰路に着いた。
一方レッドソックスの熱狂的ファンのドワイト(マーク・ラファロ)は、別居中の息子と共に野球の試合観戦に来たが試合が長引き、息子を早く元の妻のもとに送り届けるために急いでいた。
エマがトイレに行きたいと言い出し立ち寄ったガソリンスタンドで、捕まえたホタルを逃がそうとしたジョシュはドワイトが運転する車にひかれ即死してしまう。
事故が起きてすぐにジョシュの元に飛び出したイーサンは一瞬何が起こったかわからないままひき逃げする車を目撃する。
翌日以降もききとして進まない犯人捜査に業を煮やしたイーサンは、弁護士を雇い犯人を探そうとするが彼が雇った弁護士は皮肉にも息子をひき殺した犯人であるドワイトだった。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
交通事故をテーマにした社会派ドラマ映画というと、どうしてもデンマーク映画『幸福の条件』を思い出してしまう。
事故はあくまでも事故として、事故が起きたことを恨むデンマーク社会の考え方と比較すると、アメリカ映画であるこの作品で描かれている主人公達は極めて日本人に近い感情の持ち主達である。
あくまでも息子を殺した人間を恨む父親、事故以前に自分の言動が息子を死なせてしまったと後悔する母親。偶然とは言え人を死に至らしめてしまったのに自分の生活を失いたくないために逃げたものの結局は生きた心地がしない犯人。
日本人ならどの人物もみんな共鳴できると思う。ましてや私なんていつも連れ合いの「トイレ」に苦労しているせいかトイレに行きたいと言ったエマが一番悪い!と言いたくなってしまう。
それは置いても、愛する人を殺された人間も、殺した人間も、お互い苦しむっていう点では事故は罪だ。昨日観た『ホット・ファズ』では、交通事故のことを警察用語で"accident"とは言わず"collision"と呼んでいたが、感情がなく事実だけがそこにある"collision"なら人間は苦しまずにすむのにね。

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ワン・ミス・コール

Onemiss
60点
原題: One Missed Call (出なかった電話)
公式サイト: http://www.one-missed-call.jp/top.html
試写会場: ニッショーホール
監督: エリック・ヴァレット
主演: シャニン・ソサモン、エドワード・バーンズ、アズーラ・スカイ、アナ・クラウディア・タランコン、レイ・ワイズ、デーブ・スペクター
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ベス・レイモンド(ジャニン・ソサモン)は大学院の同級生や知り合いが次々と奇怪な死をとげるのを不審に思う。
死んだ友人達はみな死ぬ前に2日後の日付で着信がありその時間どおりに奇怪な死を遂げる。
ベスと警官のジャック(エドワード・バーンズ)は、調査していくうちに最初に電話をかけて来た女性の子供にたどりつく。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
日本映画のリメイク版ホラーってあんまり怖くない。
アメリカ人の描く幽霊って怖くないんだもん。もっとおどろおどろしさが無いとね~。
出ている俳優さん達も警官のジャック以外知らない人ばっかりだし。
そういえばプレミアの舞台で登壇した人達もデイブ・スペクターと渡辺直美以外知らない人達ばかりだった。
それから、このタイトルって言いにくくない?ずっと"One Missed Call"って発音して来たのに、なんで"-ed"を取っちゃったかなあ。
でもまあ今年の夏唯一のホラー映画だし89分と短いのは◎。デートムービーとして最適かも。

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ベガスの恋に勝つルール

Vegasrule
68点
原題: What Happens in Vegas (ベガスで起こること)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/vegas/
試写会場: ヤクルトホール
監督: トム・ヴォーン
主演: キャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャー、ロブ・コードリー、レイク・ベル
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
ニューヨークでトレーダーとしてバリバリ働くジョイ((キャメロン・ディアス)は、恋人の誕生日のサプライズパーティでたくさんの友達の目の前で彼氏からふられる。
父親の家具工場で働くジャック(アシュトン・カッチャー)は、息子の不真面な態度に業を煮やした父親からクビを言い渡される。
落ち込んだ気分を振り払うためにラスベガスでドンチャン騒ぎをしていた2人は酔った勢いで結婚し、一夜を共にしてしまう。
朝になって正気になった二人は別れ話の最中にジャックポットで300万円を当てて、離婚するため家庭裁判所に出向くと6ヶ月間の結婚生活を営む努力をするように判決される。
仕方なくジャックの家で共同生活を始めた2人だったが、ジャックは自由の身を奪われ、ジョイはこの世のものと思えぬほど汚いジャックの生活態度に堪忍袋が切れそうになる。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
『花より男子ファイナル』、『ラスベガスをやっつけろ』、今作と立て続けにラスベガスの風景を見ていい加減飽きて来た。
よって作品そのものが悪いわけじゃないが、「あーあ、またあの風景か、、、」って気分になってしまった。
さらに先週観た『近距離恋愛』とラブコメというジャンルでかぶってしまって、、、、、。ともかく作品のせいではなくちょっと評価悪くなっちゃいました。
ラブコメって最初仲悪かった2人が最終的にくっつくって展開が決まってるじゃない?だから先が読めてしまうところが最近ダメだなあ。
『50回目のファースト・キス』くらいひねったストーリーが欲しいのに、これも『近距離恋愛』もオーソドックス過ぎ!
昔はラブコメ好きだったのに、今はそうでも無いのは私が年取ったからかなあ。

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ラスベガスをぶっつぶせ

21
71点
原題: 21 (主人公の年齢21歳とブラックジャックの勝ち点となる21の意)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/21/
映画館: TOHOシネマズ錦糸町
劇場: 7
監督: ロバート・ルケティック
主演: ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン、ケヴィン・スペイシー、アーロン・ヨー、ライザ・ラピラ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
マサチューセッツ工科大学の学生・ベン(ジム・スタージェス)は、ハーバード大学の医学部に受かっていて進学を希望していたが、問題は30万ドルの学費が無いことだった。
学費+生活費が支給される奨学金に応募していたが、応募者はみんなベンのような優秀な学生ばかりで、奨学金を勝ち取るためには、審査員の心を揺さぶるような経験を綴った論文が必要だった。
そんなある日数学の授業でミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)から見染められ、とある集団に誘われる。
その集団とは、カードゲームのカードを暗記してラスベガスのカジノで勝つこと。
当初は参加をかたくなに拒んでいたベンだったが、メンバーの一員で憧れのジル(ケイト・ボスワース)から直接誘われ、メンバーに入ることを決める。
ベンの役がらは、実際に大きいかけに出るプレイヤー。
ラスベガスで勝ち続け、大金を手にし、すでにハーバード医学部に入学する資金も手に入れたところでベンの心理に大きな動揺が生まれる。
(ストーリーはここまで)

<感想>
典型的で痛快なアメリカ映画。
昔のアメリカ映画ってこうゆう現実にはあり得ない感じの映画が多かったよなー。
今はCGに頼った本当にありえないような映画とか、妙に現実っぽくて暗くなる映画が多い中、この映画は本当に古き良き時代のアメリカ映画を踏襲している気がする。
いまどき受けるかどうかは別の話だが、アメリカ映画のお得意とする映画はこいうった作品だったのではないか。
だって、こうゆう話は日本じゃ本当にありえないから。
アメリカンドリームはいつまでも全世界の人の夢であって欲しい。

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幻影師アイゼンハイム

Theillusionist
73点
原題: The Illusionist (幻影師)
公式サイト: http://www.geneishi.jp/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: 1
監督: ニール・バーガー
主演: エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビール、ルーファス・シーウェル、エドワード・マーサン
製作国: アメリカ、チェコ(2006年)

<ストーリー>
舞台は19世紀末のウィーン。ある日幻影師に会ってからマジックのとりこになったアイゼンハイムは、家具職人の父親が家具を納めている伯爵の娘ソフィ(ジェシカ・ビール)と仲好くなるが交際を禁じられる。
ある晩2人で隠れているところを追われ「今すぐ2人とも消して!」とソフィに懇願されるが消すことなどできずソフィは家に連れ戻され、二度と会うことを禁じられる。
その後家を出て世界各地を回ったアイゼンハイムはウィーンにイリュージョニストとして戻って来る。
次期皇帝の座を狙う皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)とともにアイゼンハイムのショーを見に来たソフィは、イリュージョンの実験体として舞台に上る。
一目でソフィだと気付いたアイゼンハイムと彼に気付かないソフィ。しかし再び出会った二人は忍び会うようになった。
(まだ公開されていない地域が多いため、ストーリーはここまで)

<感想>
先週末で終了したと思っていたのに、まだやっていたのであわてて観に行った。
チネチッタの1番スクリーンはD列でもものすごい前で、始まる前はこんなんで字幕読めるか不安だったら始まってみればあまりのおもしろさにそんなこと気にならなかった。
どうやってイリュージョンを作りだしているかネタはわからなかったが、映画としてはかなり面白い。
とてもアメリカ映画とは思えなかったが、最後にUnited Statesと出てきたのでやっぱりアメリカ映画なんだろう。
ネタバレになっちゃうから言えないけど、あんな風に一筋に男性に思われたらどんな身分の高い女性でも地位を捨てたくなるだろうなあ。
ウィーンでは19世紀でも警察が民主主義的だったみたいで、地位による差別はあってもやっぱりヨーロッパは考え方が進んでいたのね。

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幸せになるための27のドレス

27dresses
70点
原題: 27 dresses (27着のドレス)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/27dress/
試写会場: 九段会館(via Aさん by にっかんスポーツ)
監督: アン・フレッチャー
主演: キャサリン・ハイグル、ジェームズ・マースデン、エドワード・バーンズ、マリン・アッカーマン、ジュディ・グリア
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
ブライドメイドとして友人の結婚式のためならどんな苦労もいとわないお人好しのジェーン(キャサリン・ハイグル)。環境関連の会社で働く彼女は、社長でジェーンの仕事ぶりを頼りにしているボス、ジョージ(エドワード・バーンズ)のことがずっと好きだった。
しかしある日ジェーンの美人でわがままな妹・テス(マリン・アッカーマン)を同僚の婚約パーティに呼んだところ、あこがれのジョージとテスが恋に落ちてしまった。
"No"と言えないジェーンは舞い上がるテスを目の前に自分の気持ちを打ち明けられない。
そんなジェーンに興味を持った結婚覧専門の新聞記者・ケビン(ジェームズ・マーズデン)は自分のキャリアのためにジェーンを利用しようとするが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
かつてはアメリカのラブ・コメが好きだったけど、ここんとこ趣味が変わったせいかとんと観なくなったなー。
でもこの映画は予告編を何度も観て面白そうだったので、とっても期待して観た。
アメリカというよりも現代の日本でもまったく同じような悩みを持つ人が多そうなので、そういう方々から共感を得るにはうってつけの映画。
特に「No」と言えない人が多い日本人から見てジェーンみたいな人がアメリカにも存在することがわかるだけでも楽しい。
ただ女性から見たラブ・コメとしては、男優陣が魅力的でないところがちょっとマイナス。
私の目にはセクシーにもキュートにも写らなかったけど、アメリカ人女性からするとあの男性2人はキュートなのかしら????

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告発のとき

Kokuhatsunotoki_main
70点
原題: In The Valley of Elah (イラの谷で)
公式サイト: http://www.kokuhatsu.jp/
試写会場: 有楽町朝日ホール(via Nさん by 某通販会社)
監督: ポール・ハギス
主演: トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ、ジェイソン・パトリック
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
元軍警官のハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)は、息子でイラク派兵から帰ってきたばかりのマイク(ジョナサン・タッカー)が数日前から行方不明だと聞き、息子がいる基地に向った。
バラバラ死体の上に焼かれた息子の遺体の前で、あんなにいい息子を殺したのはどこの誰だとばかりに真犯人探しにやっきになるハンク。
一方軍警と対立している州警察のエミリー・サンダースはハンクが息子のことを思う気持ちを受け止め、軍警の管轄であるこの事件にあえて踏み込もうとする。
息子の死の真実を追ううちにハンクが見たものは、、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
かつて太平洋戦争時代に中国で悪行三昧を働いて帰還した生き残り日本兵が日本にもあちこちいて、心のケアなどという言葉が無い時代だったので悪行三昧の元日本兵はただの頭が変な人としか見なされなかった。
ここ数年、戦場にいた兵士たちの心のケアが重視されている。
私がかつて気違いとしか思えなかった人々は、実は心に傷を得ていたのだ。
そういうことがわかったのも、この映画をはじめとしたそういうことをテーマにした映画があったからこそ。
自慢の息子の死の真相をあばくうちに、「自慢の息子」がそういう人間だったかどうかを知ることになる冷静な親は日本にはいないのではないか。
問題を自分で生み出しながらも解決方法を探るアメリカだからこそ作れた問題作。

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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

Therewillbeblood_2
65点
原題: THERE WILL BE BLOOD (血をみることになる)
公式サイト: http://www.movies.co.jp/therewillbeblood/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ5
監督: ポール・トーマス・アンダーソン
主演: ダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ、ケヴィン・J・オコナー、キアラン・ハインズ、ディロン・フリーシャー
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
石油を掘り当て一攫千金を狙う鉱山労働者ダニエル・プレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、ある日事故で同僚が死に彼が可愛がって育てていた捨て子H.W.(ディロン・フリーシャー)を連れて西に向かう。
そこそこの資金を手にして石油屋としてのなりわいがうまく行っているある夜、ポール・サンデー(ポール・ダノ)と名乗る男が石油が絶対見つかる場所を知っているから500ドルくれとやってくる。
彼の言うことを信じたダニエルは、サンデー気の牧場を訪れその下にはとてつもない石油が埋蔵されていることを知る。
一方お金に貪欲なポールには聖職者として生きる双子のイーライがいた。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
冒頭15分くらいまったくセリフが無いまるでキム・ギドク監督作品のような映画。
ようやくセリフが出てくるのはH.W.がすでに大きくなってから。
宗教がからむ映画は得意じゃないが、この映画も前知識がぜんぜん無いまま見たせいか、石油と神の比較がよくわからなかった。
ポールとダニエルが裏と表になっているんだろうが。
ポールとイーライが双子だなんて、今アメリカのwikipediaをみて初めて知った。
2時間半の長さは感じられなかったが、終わりがあれって、、、、。
There will be blood ってThere will be oil の比喩?
私のような低能な人間には理解不能の映画でした。

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ハンティング・パーティ

Huntingparty
60点
原題: The Hunting Party(ハンティング・パーティ)
公式サイト: http://www.huntingparty.jp/index.html
試写会場: 一ツ橋ホール
監督: リチャード・シェパード
主演: リチャード・ギア、テレンス・ハワード、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・クルーガー
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
数々の戦地をレポートして来た名レポーター、サイモン(リチャード・ギア)とカメラマンのダック(テレンス・ハワード)は、伝説的なコンビだった。しかしボスニア・ヘルツェコビナのライブ中継中にキレてしまったサイモンは、その後クビとなり、ダックはニューヨークに戻り出世していた。
2000年の戦争が終わったサラエボに戻って来たダックは、部屋に勝手に入り込んだサイモンに会い、久々に再会を喜ぶが、実はサイモンは今は安泰のダックをとんでもないスクープに引き込もうとしていた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
ハラハラしたかと思えば、危機一髪で助かるところなど、典型的なアメリカ映画。
戦争の悲惨さを伝えたいのはわかるが、この映画の伝え方だとテレビの軽さが見えるだけ。
しかし本来のテーマ(だと思う)である政治によってある人間が悪人にもヒーローにも、はたまた罪人が罪人でなくなることもありえるということは、よく理解できた。
チャック・ノリスを引き合いに出して、変に冒険的なことに色をつけるよりも、もっとこの世の政治の不透明さを前面に出したほうがよかったような気がする。

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ヒットマン

Hitman
78点
原題: Hitman(ヒットマン)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/hitman/
試写会場: よみうりホール
監督: ザヴィエ・ジャン
主演: ティモシー・オリファント、ダグレー・スコット、ロバート・ネッパー、オルガ・キュリレンコ、ウルリク・トムセン、ヘンリー・イアン・キュージック
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
親のいない子供を集めて殺し屋に育てられる組織で先鋭となったヒットマンNo.47(ティモシー・オリファント)の今回の標的はロシア大統領のベリコフ。
確かに標的を打ち抜いたはずなのに、何故かベリコフは軽い傷を負っただけとしてテレビに出ている。
No.47は、目撃者の女がいるためその女を始末するように言われるが、その場で逆に命を狙われ、女が何らかの関係があると女・ニコ(オルガ・キュリレンコ)を連れ出し、本当の自分の雇い主の招待を知ろうとする。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
テレビCMを観てすごく観たくなり、映画の冒頭のクレジットでEUROPE CORPの製作と知り、食指がわいた理由がわかった。
『トランスポーター』を彷彿させるほぼ無名俳優達オンパレードの映画なのに、爽快感抜群。
アメリカのアクション映画は好きじゃないけど、EUROPE CORP製作なら話は別。
単にバンバン派手はアクションが存在するのではなく、そこには何らかの理由がある。
きっと主演の俳優はジェイソン・ステータム並みの(そこそこの)アクション俳優になるだろう。
上映館がTOHOシネマズ系に限られているみたいだけど、アクション好きな人には絶対お勧めの映画。

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ファヴェーラの丘

Favera
70点
原題: FAVELA RISING (ファヴェーラの決起)
公式サイト: http://www.nowonmedia.com/favela/index.html
試写会場: 東京都写真美術館
監督: ジェフ・ジンバリスト
主演: アンデルソン・サー、ホゼ・ジュニオール、マルジオ・ニューンズ、アンドレ・ルイス
製作国:アメリカ(2005年)

<ストーリー>
ブラジルはリオ・デ・ジャネイロの貧民街ファヴェーラの子供たちは、ギャングになるのが夢。
だってまともな収入を得てまともな服を買える職業が他に何も無いから。
ファヴェーラで育ったアンデルソンはかつて自分もギャングだったが、罪なき弟が殺されたことにより、怒りを覚える。
しかしこの怒りを報復で返したら、また新たな報復が生まれるだけで永久に戦いは終わらない。
そのことに気付いたアンデルソンは、アフロレゲエというバンドを結成し、ギャングにならずにまじめに生きるようファヴェーラの住民たちに訴えかける。
ファヴェーラは他の地域の人たちからは恐ろしいところだと思われているが、実際はほとんどの住人は平和に生きることを望んでいるのだ。
アンデルソンの活動は徐々に広がり、ギャングのボスからも尊敬されるようになるがそんな矢先アンデルソンの身にある事件が起きた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
同じドキュメンタリーということで、先日観た『風を聴く』と比べてしまった。
どこまでも平和な九份と、どう考えても不幸の連鎖のファヴェール。
『風を聴く』を観た後は、なんのために住人が九份の歴史を後世に残したいのかわからなかったが、ファヴェーラは違う。
アンデルソンが伝えたいのはファヴェーラの実態を世に知らしめるだけでなく、ファヴェーラの住人に未来を与えたいのだ。
過去を見たがる人はどう考えても不幸ではなく、未来を見たがる人は過去は不幸かもしれないけど心の中は希望でいっぱい。日本から「希望」って言葉がいつから聞かれなくなったか知らないが長期的な希望を望む人はあまりいないような気がする。
アンデルソンみたいな人が日本にもいたら、日本はまた希望に向かって走れるのにな。
どうでもいいけど、アンデルソンの名前を覚えるのに時間がかかった。ラテン語系的には「アルデンソ」みたいに読めてしまうが、実際は英語の Anderson がポルトガル語読みして「アンデルソン」。こんな名前、変じゃない?

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フィクサー

Michael_clayton
80点
原題: Michael Clayton(マイケル・クレイトン)
公式サイト: http://www.fixer-movie.com/
試写会場: 有楽町朝日ホール(by TV朝日)
監督: トニー・ギルロイ
主演: ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンソン、ティルダ・スウィントン、シドニー・ポラック、マイケル・オキーフ、ケン・ハワード、デニス・オヘア、ロバート・プレスコット
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
大手弁護士事務所で長い間、ややこしい顧客の調停係り・フィクサーとして働くマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)は、表向きはフィクサーでも実態は清掃係(janitor)のようなものだった。
最近長年・敏腕弁護士として活躍していた同僚アーサー(トム・ウィルキンソン)が顧客の農薬会社に対する控訴に対して被告側につくという奇行を知る。
なんとか彼を元の敏腕弁護士として働くようなだめるが、ガンとして受け付けないアーサー。
当初は会社側についていたマイケルだったが、自分の求めるものが何かに対して考えるようになる。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
ジョージ・クルーニーの映画は苦手なものが多かった。具体的に何と言われても思い出せないが、ともかく彼が出ている映画は苦手なのだ。
でも以前テレビ・シリーズで彼の演技を観ていたときは、彼が好きだったはず。
この映画は、今年私が観たアメリカ映画の中ではダントツのNo.1だ。
最近どうも字幕を見ながら映像を追うのが苦手で、ボケーと字幕を見ながら音声で映画の内容を拾おうとしていた自分。
でもこの映画ぐらいcomplicatedだとどうしても字幕に頼らざるをえないし、かつ字幕も端的でよくできている。
今の出来事から遡って○日前というような映画が多い中、この映画もその手法だがこの映画の場合、最初に観た映像が何故そうなったかを知るのにちっとも違和感が無い。
今までの映画なら現在の後に過去に遡ると先が見えてつまらなくなるか、こじつけみたいな過去が描かれるかのいずれかだった。でもこの映画は違う。過去の前にある現在もかなり重要な位置を占める。
なんかうまく言えないが、この映画は今年観た洋画の中ではイチオシの一見の価値ありです。
登場人物が多くないし、大作と言われるハリウッド映画と比べるとお金もかかっていない感じもあるけど、日本のお金のかかっていない映画もこのくらいの出来栄えになることを期待。

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ジェイン・オースティンの読書会

Janeaustine
70点
原題: The Jane Austen Book Club(ジェイン・オースティン読書会)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/ouhi/
試写会場: スペースFS潮留(via O様 by ELLE)
監督: ロビン・スウィコード
主演: キャシー・ベイカー、マリア・ベロ、エミリー・ブラント、エイミー・ブレネマン、エレン・バーンスティン、ジミー・スミッツ、マギー・グレイス、ヒュー・ダンシー
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ブリーダーの友人ジョスリン(マリア・ペロ)の犬の葬儀の帰りに夫とレストランで食事をしていたシルヴィア(エイミー・ブレナマン)は、夫から突然の離婚を言い渡される。
ジョスリンの友達で6回の離婚歴を持つバーナデット(キャシー・ベイカー)は、高校のフランス語教師の堅物プルーディー(エミリー・ブラント)を誘いジェイン・オースティン専門の読書会を開こうと提案する。
6冊の本を6か月かけて読む会で、シルヴィアの娘アレグラ(マギー・グレイス)も加わったが6人まであと1人足りなかった。
ある日ジョスリンはホテルのバーで出会ったSF好きのグリッグ(ヒュー・ダンシー)をシルヴィアの恋のお相手にしようと読書会に誘う。ジョスティンに一目ぼれのグリッグは2つ返事で読書会に参加するが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
「ジェイン・オースティン」が作家の名前だと映画を観るまで知らなかった。
そもそも読書をあまりしない私には読書会なんてしち面倒くさいことがアメリカではやっているなんて信じられなかった。
読書会とは何かというと、私が大学で取っていた文学のプレゼミと同じだった。
課題の本を読んで来て、みんなで色々な解釈を発表しあうもの。
この本の解釈っていうのも私は苦手で、あちこちからクスクス笑い声があがる場面も何のことなのかまったくわからず、、、。
その前に最近字幕を読むのが面倒で真剣に内容を読んでなかったからかな?ともかく字幕が苦手なのだ。
最後に○○がスペイン語圏の男性を連れて来て"Mi esposo"と紹介するのだが、やっぱりアメリカ大陸は"marido"じゃなくて"esposo"なんだーと意味もなく感動してしまった。

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燃えよ!ピンポン

Moeyopingpong
75点
原題: Balls of Fury (怒りのボール)
公式サイト: http://www.moe-pin.com/
試写会場: 明治安田生命ホール(by ぱど様)
劇場:スクリーン9
監督: ロバート・ベン・ガラント
主演: ダン・フォグラー、クリストファー・ウォーケン、マギー・Q、マシ・オカ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
かつてアメリカ中のアイドルだったデフ・レパード命の卓球オリンピック選手のランディ(ダン・フォグラー)は、ソウル・オリンピックの準決勝で東ドイツ選手に敗れて、さらに賭けを行っていた父親が中国人マフィアに殺されてから人生が一変した。
20年後のランディは、見る影も無く肥り、うらぶれた見世物ショーでピンポンの見世物をしていた。
そんな彼の前にFBI捜査官がある重要犯罪者を捕えるためにピンポンの試合に出るよう依頼しに来る。
試合から遠ざかっていたランディは中華街のワン師匠に弟子入りすることになるが、ワン師匠の姪のマギー(マギー・Q)に一目ボレしてしまう。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
いまどきソウルオリンピックがアメリカ映画に出てくるなんて、すごい意外で出だしから感動した。
さらに主人公が好きな Def Leppardの音楽がバックにかかり、まさにその頃の音楽が好きだった私はいやがおうにも体と心が動く。
アメリカ映画にありがちな中国とその他のアジアの国をごっちゃにした勘違いも、こんなおバカな映画ならいちいち気にならなくなる。
中国人俳優たちが話している中国語も北京語だったり広東語風だったり、はたまた創作言語や韓国語じゃないかと思われるものもありと、もうぐちゃぐちゃ。
昨日観た『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』も掛け値なく笑えたけど、やっぱり情とか理論とか抜きにしておバカ映画を作れるアメリカ映画のほうがバカバカしさは数段上!
お金払ってまで観たいか観たくないかは心の疲労具合に寄るかも。

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バンテージ・ポイント

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65点
原題: Vantage Point (有利な位置)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/vantagepoint/index.html
試写会場: 東京国際フォーラムAホール(by シネトレ)
監督: ピート・トラビス
主演: デニス・クエイド、マシュー・フォックス、ウィリアム・ハート、フォレスト・ウィティカー、シガニー・ウィーバー
製作国:アメリカ(2008年)

<ストーリー>
大統領の護衛をするトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、2年前大統領の身代わりで銃弾を浴び、久々に現場復帰しスペインのサラマンカの広場で大統領のスピーチの護衛をしていた。
トーマスが何かおかしいと疑った瞬間、大統領が何者かに撃たれ、広場で爆発が発生し、一瞬にしてお祭り騒ぎが修羅場に化した。
そばにいた人が撮影していたビデオやテレビカメラに映った人物から犯人を洗い出したトーマスは犯人を追跡する。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

<感想>
ストーリーを書くと順次形式になっているが、実は大統領暗殺の時間から広場に居合わせた複数の人々の時間を何度も巻き戻し、同じ時間が違った視点で何度も繰り返される。
最初3人目くらいまでは我慢できたが、そのうち11:59分58秒が何度も繰り返されるとイヤになってきた。
映画の内容はそこそこ面白いのだから、こんなに何人もの数分を繰り返す必要があったかどうか疑問。
主人公の人生にもっとフォーカスを当てた普通の映画にしてもよかったのでは?

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ジャンパー

Jumper
65点
原題: Jumper(空間移動者)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/jumper/
試写会場: 九段会館(by 20世紀FOX)
監督: ダグ・リーマン
主演: ヘイデン・クリステンセン、サミュエル・L・ジャクソン、ジェイミー・ベル、ダイアン・レイン、レイチェル・ビルソン
製作国:アメリカ(2008年)

<ストーリー>
シャイな高校生デヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、ある日ずっと好きだった女性と話していたときに氷が張った川に落ちておぼれそうなところで、いきなり市内の図書館に空間移動する体験をする。
飲んだくれの父親から逃れるため、空間移動の力を利用し銀行からお金を拝借し優雅な生活をするようになった8年後のデヴィッド。
しかし、彼のような能力を持つ人間・ジャンパーを抹消しようとするパラディンという存在がいて、銀行強盗の仕業がジャンパーだとかぎつけたパラディンの一人ローランド(サミュエル・L・ジャクソン)は、デヴィッドを嗅ぎ付ける。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

<感想>
まったく何の予備知識も無いまま映画を観た。
どうも主人公のヘイデン・クリスティンセンがアイドルで、彼のために作られた映画っぽいカンジだった。
空間移動者の存在は理解できるけど、その存在を抹消する人っておかしくない?
終わり方もいかにも続編がありますってカンジで終わるし、何だかよくわけがわからない映画だった。
そういえば東京もジャンプする場所に選ばれてて、光栄の一言。
パート2は大阪も映してくださいね。

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ライラの冒険 黄金の羅針盤

Layra
69点
原題: The Golden Compass(黄金のコンパス)
公式サイト: http://lyra.gyao.jp/
試写会場: 渋谷C.C.Lemmon Hall(by USEN株主試写会)
監督: クリス・ワイツ
主演: ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、サム・エリオット
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ロンドンの寄宿学校で寮生活を送りながらレディになる教育を受けているライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)。ライラの世界では、自分と生命をともにする妖精動物ダイモンが人間1人に対して1匹ついていた。
ライラのような子供のダイモンはまだ姿が定まらず、ライラのダイモンであるパンは小鳥やイタチ、猫などと形を変えるのが普通だった。
ある日ライラの元にコールター夫人(ニコール・キッドマン)がやって来て、ライラに一緒に北極に行こうと誘う。寄宿生活を抜け出して外の世界を見たがっていたライラは大喜びだったが、、、、。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

<感想>
最初は面白い冒険ものとして、わくわくしながら楽しめた。
しかし途中からあまりにも多くの人がライラの味方になるのを見て、だんだんうんざりして来た。
だってこれじゃあライラが負けるわけないもん。
しかもライラがそこまで人を魅了する理由がほとんどわからない。BRAVEだからと言うのだが、主人公の女の子のイタズラっぽい表情を見ていると子憎たらしい表情がいっぱいで、東洋人から見てかわいらしさをちっとも感じない。
悪い点ばかり先に並べたがいい点もあって、それはダイモンといういままで聞いたことも見たこともない生物の存在。私が子供だったら、あんな動物が自分の分身でいてくれたらなあって願うだろうな。
エンディング・テーマを歌うKate Bushの相変わらずの歌唱力+個性(一聴して彼女とわかった)も健在と知りちょっと満足。
シリーズ物らしいから主人公の女の子が本当のレディになる前に全部作り上げて欲しいものだ。

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いつか眠りにつく前に

Itsukanemuri
68点
原題: Evening(日暮れ)
公式サイト: http://www.itsunemu.jp/
試写会場: シアターアプル(by とんかつの和幸様)
監督: ラホス・コルタイ
主演: クレア・デインズ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、メリル・ストリープ、グレン・クローズ、トニ・コレット
製作国:アメリカ、ドイツ(2007年)

<ストーリー>
アン(ヴァネッサ・レッドグレープ)は、死が間近にせまり意識がはっきりしない中、看病する娘たちが今まで知らなかったような話をうわごとのように言うようになった。
彼女の最初の過ちだというハリス(パトリック・ウィルソン)やバディ(ヒュー・ダンシー)と言った男性の名前。ライラ(メイミー・ガマー)という幼馴染の女性の名前だ。
アンは、かつて若かりし頃自分が犯した過ちを悔いているようだった。
自分の親が悔いている過ちを自分の現実にうつし出す次女のニナ(トニ・コレット)は、母親の過去を探り出すのだった。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

<感想>
全編に渡ってとっても静かな映画。あんまり静かすぎて後ろで寝ている人の寝息が聞こえたくらいだ。
多分、観ている最中に主人公に共感できる人も多数いらっしゃったのだろうが、私には何が言いたいのかはっきりしない映画だった。
アメリカが作った映画だからかなあ。ドイツと共同制作となっているが、ドイツで作ったほうがもっとドラマ性に富んだいい映画になったんじゃないだろうか。
アンの若い頃を演じるクレア・デインズが、まあいつもそうなんだが、思いっきり大きなスマイルでいつもスクリーンに登場するので、彼女のおかれている立場がただのモテ女なのか、それとも自分の生活に満足できずに悩んでいるのか汲み取れなかったせいもあるかも。
若い頃の自分がクレア・デインズだったとしたら、私なら悔いなく一生終われそうだけど。

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

Sweeny
69点
原題: SWEENEY TODD:THE DEMON BABER OF FLEET STREET (スイーニー・トッド:フリート通りの悪魔の床屋)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/sweeneytodd/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ12
監督: ティム・バートン
主演: ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
かつて愛する妻を判事に奪われ、理由なき罪で15年間も投獄された男ベンジャミン・パーカー(ジョニー・デップ)がロンドンに帰ってきた。
彼は、かつて自分が営んでいた床屋があった場所フリート街でスイーニー・トッドと名前を変えて床屋を営む。
床屋の下のロンドン一まずいパイ屋を営んでいる女主人、ミセス・ラベットの手伝いもあり、スイーニーは床屋を開き、自分の妻を死に追いやった男を殺すという復讐に向かって突き進むのであった。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
ジョニー・デップの映画だから観に行った。
ジョニー・デップの映画だから全編暗くても見ていられた。
ジョニー・デップの映画だから猟奇的でもOKだった。
でも、他の俳優さんだったら、耐えられないかも。
殺人鬼ってどうよー!!!
ジョニーの映画はすべて観るって決めたから観たけど、そうじゃなかったら観なかったかもなー。
ヘレナ・ボナム・カーターは相変わらずきれい。。。。。

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ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

National2
71点
公式サイト: http://www.disney.co.jp/movies/nt2/
試写会場:中野ZEROホール(by キネマ旬報さま、いつもありがとうございます)
監督: ジョン・タートルトーブ
主演: ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
著名な歴史学者ベン・ベイツ(ニコラス・ケイジ)は、南北戦争の頃の暗号解読者で何者かに殺害された先祖を持つ。
その殺害に関連していると思われる男の子孫ウィルキンソン(エド・ハリス)が、ベンの祖先が実はリンカーン暗殺者の一味だという証拠を学会発表の場で公表する。
祖先の汚名をはらすために、ベンは別居中の妻アビゲイル(ダイアン・クルーガー)、天才ハッカーの仲間ライリー(ジャスティン・バーサ)、父親のパトリック(ジョン・ボイト)、更に言語学者で父と離婚した母親エミリー(ヘレン・ミレン)まで巻き込んで、祖先が殺されたゆえんの黄金の土地を探す。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
ただの単純な冒険物や、宗教がからまない歴史的事実に基づいて謎解きしていく、この物語はビジュアルのみならず知性をくすぐられて楽しい。
なんだか難しげな話が出てくるが、それが「ダ・ヴィンチ・コード」みたいな宗教がかった話だと、関係無い人間には全然楽しくなくなるが、歴史はどこのものだろうと誰にも関係するもの。
よって、たとえアメリカの南北戦争であろうとも、楽しめるのです。
このシリーズが好きなところは、主演のニコラス・ケイジがアクションスターとして肩肘はっていないところ。
つまり、普通の体力の人間でも知恵さえあれば宝の島に行けそうな気にさせられるところが、「インディ・ジョーンズ」とは違うのよねー。
と運動音痴の私は思うのです。

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チャプター27

Chapter27
50点
公式サイト: http://chapter27.jp/
試写会場:明治安田生命ホール(by ELLE via Dさん、いつもありがとうございます)
監督: J・P・シェファー
主演: ジャレッド・レトー、リンジー・ローハン、ジュダ・フリードランダー
製作国:アメリカ(2006年)

<ストーリー>
ハワイからはるばるニューヨークにやってきたマーク・チャプマン(ジャレッド・レトー)は、なぜか落ち着かない。
彼はビートルズの大ファンで、ニューヨークのダコダハウスに住む元ビートルズのメンバー、ジョン・レノンの追っかけをしていた。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
タイトルである『Chapter27(第27章)』の意味が、映画が始まった頃ようやく理解できた。
主人公が愛した『The Catcher in the Rye』の27章目と彼の行動がカブっているってことですよね?
いや、よくわからないけど。。。。。
わからないのに感想書くな!って言われそうですが、つまるところ、この映画は、観ている人が気持ち良くなることなんかなくて、むしろ腹が立つことが多いと思う。
なぜジョン・レノンを殺した男をあえて映画化、映像化する必要があったんだろう?
今の社会の病理性を表すため?だとしたら、あまりにも昔はイノセントで、今見たら物足りない。
こんな映画を公開するくらいなら、もっと日本で公開する映画あるでしょう?アメリカ製だからって、世界の映画ファンを甘く観てる???

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サーフズアップ(吹替版)

Surfsup
70点
原題: Surf's Up(波高く)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/surfsup/index.html
試写会場: ヤクルトホール(by TOKYO FM)
監督: アッシュ・ブラノン、クリス・バック
声の出演: 小栗旬、山田優、マイク真木、清水みちこ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
南極のシバレルタウンのコーディ(小栗旬)は、小さい頃に会った伝説のサーファー、ビッグZ(マイク真木)に憧れてサーフィンを始めた。
ある日、世界各国のサーファーを見出しているスカウトマンがシバレルタウンにやって来て、コーディは無事サーフィンの大会に出場できることになる。
サーファー憧れの地ハワイに着いてみるとビッグZは現役から引退したばかりでなく、この世から姿を消していた。
シバレルタウンではピカイチのサーフィンの腕だったコーディだったが、ロングボードはぜんぜんダメ。
腕を磨くべく、なぞのおじさんペンギンに波の乗り方をこうコーディだったが、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
日本語吹替え版で、小栗旬の声が出ずっぱりで、ちょっと癒された。
声もいいけど、絵がすごい。
まるで本物のペンギンが濡れているみたいなツヤ感や、森の葉っぱの色にはびっくり。
アメリカのアニメと日本のアニメは追求するものが違うけど、どっちもいい感じ。
人間に本当に大切なものは何かを教えてくれる、ペンギン達のいいお話。

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俺たちフィギュアスケーター

Oretachi
71点
原題: Brades of Glory(ブレードの栄光)
公式サイト: http://oretachi.gyao.jp/
試写会場: よみうりホール(by 報知新聞)
監督: ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン
主演: ウィル・フェレル、ジョン・ヘダー、ウィル・アーネット、エイミー・ポーラー、クレイグ・T・ネルソン
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
フィギュアスケートの本場、アメリカで人気、実力とも2分するスケーター、チャズ(ウィル・フェレル)とジミー(ジョン・ヘダー)は、共に金メダルとなった競技会で公衆の面前で取っ組み合いのケンカをし、スケート協会の審判で男子シングル界から永久追放されてしまう。
3年半後、スケートショーとスポーツ店で働いていた2人は、元ジミーのコーチの提案でペアを組まされる。
当初、いがみ合っていた2人だが、だんだんお互いの存在を認めるようになり、、、。
(公開までまだ先のため、ストーリーはここまで)

<感想>
予想どおりのドタバタ・コメディ。
『主人公は僕だった』では、コメディアンとしての彼の良さが出ていなかった気がして、消化不良だったが、この咲作品ではふんだんに彼の演技が光っている。
相棒の俳優さんが、ちょっとおバカそうだったけど、余計におバカ・コメディが光っていて良かった。
ただ、今空前のフィギュア・スケート・ブームで競技の目が厳しくなっている日本で、このようなふざけた競技内容が受け入れられるか?
エンディング・クレジットで、スタント達の名前の中に、元オリンピック代表の伊奈 恭子さんと、佐藤有香さんの名前を見つけた。全米フィギュアスケート連盟の全面的協力のもとで製作された映画とのことだが、佐藤有香さんってアメリカに行っちゃったの?
いずれにしても、映画の中の記者で日本人も登場したし、日本のフィギュアスケートの実力がこの映画でも認められたみたいで、嬉しい。

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ビー・ムービー

Bee_movie
70点
原題: Bee MOVIe(蜂の映画)
公式サイト: http://www.beemovie.jp/
試写会場: 丸の内ピカデリー2(by TSUTAYA)
監督: スティーヴ・ヒックナー、サイモン・J・スミス
主演: ジェリー・サインフェルド、レネー・ゼルウィガー、マシュー・ブロデリック、ジョン・グッドマン、クリス・ロック
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ミツバチのバリーは大学卒業と同時に、はちみつ会社で働くことが決まっていて、仕事を一旦選んだら死ぬまでその仕事を続けなくてはいけないことに疑問を感じていた。
ある日Pollenger(蜂蜜を集める部隊)について巣の外に出て、見るものすべてが新鮮で大喜びのバリーだったが、人間に殺されそうになったところをヴァネッサ(レニー・ゼルウィガー)に助けられ、仲良くなる。
ある日ヴァネッサとスーパーマーケットに行ったバリーは、毎日自分たちがせっせと作っている貴重な蜂蜜が大量に売られていることを知り、人間に対して戦いを挑む。
(公開前のため、ストーリーはここまで)。

<感想>
アニメだけど、内容は大人向けのとってもシリアスなお話。
ギャグがきいてて、たとえば蜂を侮辱しているという理由でSting(刺すという意)が登場したり、面白い。
ミツバチが蜜を集めるだけでなく、あんなに沢山の内勤者の仕事があることや、ミツバチのおかげで自然界のバランスが保たれていることも知ることができ、大人にもとっても勉強になる映画。
ちょっとキャラクターが可愛くないから、日本でヒットするか微妙だけど、声優さんに有名人を使ってバンバン宣伝すれば行けるかも。
でも出来れば英語版でダジャレを聞いて欲しいけど。

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マイティ・ハート/愛と絆

Mightyheart
69点
原題: A Mighty Heart(強い心臓)
公式サイト: http://www.mh-movie.jp/top.html
試写会場: UIP試写室(by Movie Walker様)
監督: マイケル・ウィンターボトム
主演: アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、アリアンヌ・パンジャビ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
取材のため、パキスタンに来ていたユダヤ系アメリカ人のダニエル・パール(ダン・ファターマン)と、フランス人妻のマリエンヌ・パール(アンジェリーナ・ジョリー)は、同じジャーナリストのインド人女性ジャーナリストのアスラ(アーチ・パンジャビ)の家に滞在していた。
ある日、取材に行くと言って出かけたダニエルは、その夜帰って来なかった。
妊娠5ヶ月で身重のマリエンヌは、夫を心配して大使館や、彼の雇い主である雑誌社に連絡し、ダニエルの失踪はパキスタン対アメリカの国際問題へと発展して行く(公開前のため、ストーリーはここまで)。

<感想>
映画の本題が何であるかは別にして、映画自体が『ナイロビの蜂』に酷似していて、個人的にはちょっとビミョ~!
しょっぱなから、フランス人訛りの英語でアンジェリーナ・ジョリーのナレーションがあって、『テイキング・ライブス』で見事なフランス語を披露していたアンジェリーナの逆バージョン(フランス人っぽい英語)かとびっくり。
これって、日本人的には映画に出てきた中国人(風)の人が、「ワタシ、このテレピ知らないアルヨ(私はこのテレビ知らない)」って言っているみたいで、フランス人が聞いたら気分悪くするんじゃないかと、ちょっと心配になった。
そんなことはおいといて、アンジェリーナの演技は確かに良かったです。
ただ、その他の俳優さんたちがあまりにも特徴が無いため、次から次へと出てくるアメリカ人要人と思われる人たちが、全部同じに見えてしまって、この人が誰で、何のためにここにいるのかまったく理解できないままでした。
犯人であるパキスタン人風の人たちも、どの人が敵か味方かわからなかったし、アメリカ人役の(多分)ジャーナリストの人たちも、私から見るとみんな似てて、誰が誰かわからない。
唯一判別できたのは、主演のアンジーと、『ベッカムに恋して』に出てたインド人女性のアスラ役の方のみ。
しかもアスラのほうがマリエンヌより英語全然上手だし、、、。よくわかんないけど、テーマはいいけど、映画のつくりがちょっと雑な気がした。
でも『グアンダナモ』の監督が撮ったんだよね。監督の世界に向けて発信するメッセージは何なの?
私は、映画の中で仏教徒のアンジーが「ナンミョウホウレンゲイキョウ」って言ったのに集約されていると思う。

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FLYBOYS

Flyboys
71点
原題: flyboys(飛ぶ男たち)
公式サイト: http://www.flyboysdvd.com/

試写会場: 九段会館(via Dさん{最近、ずっといただいてばかりでありがとうございます})
監督: トニー・ビル
主演: ジェームズ・フランコ、ジャン・レノ、マーティン・ヘンダーソン
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
飛行機が発明されて、間もない第一次世界大戦。
飛行機はすでに戦争の道具として利用されていた。
まだアメリカ軍が参戦する前に、ボランティアとしてフランスの部隊にパイロットとして参加したアメリカ人たちがいた。
地元テキサスでは、札付きとしてやっかいがられていたローリングス(ジェームズ・フランコ)や、差別の多いアメリカを離れフランスでプロボクサーとして成功していたスキナー(アブリル・サディス)、軍人としての血を引き誇りに思うジャンセン(フィリップ・ウィンチェスター)、名門家系で大学をドロップアウトして父親から無理やり軍人に志願させられたロウリー(タイラー・ラビン)などなど。
アメリカからフランスに着いて、言葉が通じないことにさっそくとまどいを覚えた彼ら。
さらに軍の司令部に着いても、司令官のセノール大佐(ジャン・レノ)や、先輩アメリカ人パイロットのキャシディ(マーティン・ヘンダーソン)から、面食らう仕打ちを受けるのだった。
ある日、訓練中に不時着した娼館で、ケガを手当てしてくれた女性ルシエンヌ(ジェニファー・デッカー)に一目ぼれしてしまったローリングス。
彼は、辛い訓練や戦闘の日々もルシエンヌと会えることで、つかの間のやすらぎを得ていたが、やがてドイツ軍はルシエンヌの村まで進行して来るのだった(公開前のため、ストーリーはここまで)。

<感想>
短く感想を言うと、『トップガン』の第一次世界大戦版。
戦闘のアクションシーンは、今から見ると飛行機がボロいだけに、体に力が入っちゃって映画が終わる頃には、相当背中が痛くなった。
映画の冒頭は、脚本や編集が悪いのかどうか知れないが、物語の筋がよくわからないまま、主人公のローリングスがフランスにいてびっくり。彼は20人以上の人を殺したって冒頭で言っていたけど、その理由が最後までわからなかった。
ひょっとして、このローリングスは、日本でいうところの織田信長くらい有名な人で、彼のプロフィールを省略してもアメリカ人には話の筋が通じるのかもしれないが、彼が何者なのかわからない私は、何故彼が落ちぶれた映画館からフランスの部隊にワープしたのか全然理解できなかった。
さらに、私の疑惑の目は、フランス人女性と言うルシエンヌの女優さんに移った。フランス人ということになっているわりには、フランス語をほとんど話さないし、顔もフランス人っぽくない。
ってことで、エンディング・ロールを食い入るように見つめていたら Jennifer Decker さんという名前らしくて、明らかにフランス人じゃない。映画を観終わった後は、納得したけど、家で調べるとやっぱりフランス人女優さんなんだって。絶対見た目違うよね。
と文句ばっかり言っているわりには点数がいいのは、後半以降の戦闘シーンがとっても良かったから。
『トップガン』以来の本格的飛行機戦闘映画で、ともかく楽しめた。
いろいろ構える場面も多いので、背中と肩がこっちゃったけど、戦闘アクションが好きな人には絶対お勧め。

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ローグ・アサシン(2回目)

Rogue3
70点
原題: War(戦争)
公式サイト: http://www.rogue-assassin.com/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場:チネグランデ
監督: フィリップ・G・アトウェル
主演: ジェット・リー 、ジェイソン・ステイサム 、ジョン・ローン 、デヴォン青木 、石橋凌、ケイン・コスギ 、ルイス・ガスマン
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
3年前、相棒を家族ごと惨殺されたFBI捜査官のジャック・クロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、犯人の男ローグ(ジェット・リー)がまたサンフランシスコに戻って来たことを知る。
ローグはチャイニーズ・マフィアのチャン(ジョン・ローン)に自分を売り込み、日本のヤクザ、シロー(石橋凌)がチャン家の家宝だった金の馬を取り戻すと言う。
チャイニーズマフィアと日本のヤクザの対決を取り締まることよりも、友人を殺したローグに復讐したいジャックは、ローグの正体を知ろうとやっきになる。
しかし、ローグは、チャンの手下のようにふるまいながら、チャンの部下とシローの部下をあいまみえて殺し合いをさせたりと、FBIから見るとローグの目的はよくわからなかった。
ある日ローグがかつて使えていた日本のヤクザ、シローがアメリカにやって来て、ローグの裏切りを知ったシローはローグとあいまみえる。しかし、ローグはかつてシローの部下だったローグではなかった。死に際に、シローはローグ(と名乗る男)に、彼の本当の敵の名を伝える。
ローグのうらむべき相手は、、、、。

<感想>
公開前に1度試写会で観ているはずなのに、なぜか全然詳細を覚えていなくて、まるで初めて観るかのように楽しめた。
つまり早い話が、話の筋をおぼえていないくらい印象が薄い映画ということなんだろうけど、ジェット・リーのファン的には何回観ても新鮮に楽しめるので、お得かも(<=それって違う?)。
試写会場だと音声が悪くてセリフが聞き取れないことも多々あって、試写会のときはジェイソンの日本語がほとんど聞き取れなかったけど、今回はばっちり聞き取れた。結構うまい日本語で、セリフの内容も良くて、前回なんであんなに笑っちゃったのか、反省!(ジェイソン、偉い!)
ジェット・リーと石橋凌の刀の戦いは、見ごたえ十分で楽しめた。
石橋凌って、英語のセリフもうまいし、結構いい俳優さんだなあ。今度舞台挨拶で拝見する予定だけど、楽しみになって来た。

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スターダスト

Stardust1

68点
原題:stardust(星屑)
公式サイト: http://www.stardustmovie.jp/
試写会場:東京国際フォーラムCホール
監督: マシュー・ヴォーン
主演: クレア・デインズ 、チャーリー・コックス 、シエナ・ミラー 、リッキー・ジャーヴェイス 、ジェイソン・フレミング 、ルパート・エヴェレット
製作国:イギリス=アメリカ(2007年)

<ストーリー>
"Wall"に覆われたイギリスの小さな村で生まれ育ったトリスタン(チャーリー・コックス)は、村一番の美人のヴィクトリア(シエナ・ミラー)に首ったけ。
ライバルに対抗してある日流れ星を見て、シエナにその星をプレゼントすると約束した。そのためには、村のおきてで出てはならないという"Wall"の外に出なくてはいけない。
かつてトリスタンと同じように"Wall"を超えた父親がトリスタンに母親から預かった手紙と品物を渡す。
母からもらった形見で、"Wall"を瞬時に超え流れ星の落ちた場所に飛ぶと、そこには一人の金星のイヴェイン(クレア・デインズ)がいた。

<感想>
多分元ネタはぜんぜん違うと思うんだけど、海賊船が出てきたり、イギリス人のダサい若者が出てきたりと、なんとなく『パイレーツ・オブ・カリビアン』を彷彿させられた。
星が人間の姿になるとか確かに宮崎駿の映画みたいだけど、なんか私は入り込めなかった。
映画の前のイベントが肩透かしな豪華さだったせいもあるのかも。
映画関係者4人からのコメント・ビデオが流れたんだけど、肝心の主役のクレア・デインズのコメントが無いってどうゆうこと?これなら『遠くの空に消えた』で見た大後寿々花ちゃんに向けたコン・リー一人のコメントのほうが、よっぽどお宝ビデオだったわ、なーんて気持ちで映画を見ているからいけないんでしょうか。
映画館か普通の試写会で観たら感想が変わっていたかも、です。

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パーフェクト・ストレンジャー

Perfectstranger2
55点
原題:Perfect Stranger(全く見知らぬ人)
公式サイト: http://www.movies.co.jp/perfectstranger/
映画館:TOHOシネマズ川崎
劇場:スクリーン3
監督: ジェームズ・フォーリー
主演: ハル・ベリー 、ブルース・ウィリス 、ジョヴァンニ・リビシ 、ゲイリー・ドゥーダン 、クレア・ルイス 、リチャード・ポートナウ
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
腕の立つ新聞記者のロウィーナ(ハル・ベリー)は、ある日せっかく苦労して得た政治家のスクープを上層部につぶされて、爆発寸前だった。
そんなとき、幼馴染のグレースとバッタリ会い、彼女がネットで知り合った大手広告代理店社長ハリソン・ヒル(ブルース・ウィリス)と関係を持ち、今彼から捨てられようとしていると言う。ロウィーナにスクープの材料を与えたはずのグレースだったがその後すぐに悲惨な遺体で見るかる。
グレースを殺ったのがハリソンであるとにらんだロウィーナは、ハリソンの会社に派遣社員として進入し、彼の身辺を探りだす。

<感想>
『キャット・ウーマン』ほどではないけど、この役を引き受けたハル・ベリーのセンスをちょっと疑ってしまった。
せっかく演技もうまいし、スタイルも抜群で美人なんだから、もうちょっといい役+いい作品に出れないのか。
いつまでも美貌と体を売り物にしてはいられないんだから、もうちょっと品のいい役をやって欲しいな。
それに、この映画のブルース・ウィリス、存在感無さすぎ。
一番存在感があって、一癖ありそうなマイルス(ジョヴァンニ・リビシ)がもっとすごいことになるのかと思ったらそうでも無いし、ともかくこれと言った緊迫感があまり感じられないサスペンスだった。
『チョコレート』のようなハル・ベリー、もう一回観てみたいな。

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ヘアスプレー

Hairspray2
70点
公式サイト: http://hairspray.gyao.jp/
試写会場: 原宿クエストホール(by シネトレ via Aさん)
監督: アダム・シャンクマン
主演: ジョン・トラヴォルタ 、ニッキー・ブロンスキー 、ミシェル・ファイファー 、クリストファー・ウォーケン 、クイーン・ラティファ 、ザック・エフロン
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
舞台は1960年代のアメリカはボルチモア。
白人の家で生まれたトレーシー(ニッキー・ブロンスキー)は、勉強はからきしダメだがダンスが大好きで古い固定概念にとらわれない天真爛漫な女の子。
ボルチモアのローカル ダンス番組「コーニー・コリンズ・ショー」のダンサーになるのが夢だが、トレーシーの欠点は、いわゆるチビデブなこと。
オーディションには不合格になるが、ある日学校の居残りクラスでこれまで交流が無かった黒人の同級生たちと知り合いになり、ダンスを楽しむことで、「毎日がブラック・デー(黒人ダンス専門番組)」だったらいいのに!と思っていた彼女は、それまで人種差別意識が激しかった地域に、変化をもたらして行く。

<感想>
単純なダンス・ミュージカル映画かと思っていたら、実はいろんな差別に対してNOという意思表示をしている、かなりテーマ性がある映画だった。
といってもやっぱりミュージカル映画なので、歌と踊りが相当楽しい。
特に踊るジョン・トラボルタをリアル・タイムで観ている私は、彼の久々の歌声+ダンスに感涙物!!!
『Greece』のテーマ曲"You're the one that I want"を思い出させる彼の歌声+おデブちゃんのメイク+あんな年なのに足取り軽いダンスを見せてくれて、本当にすごい!
もっと驚いたのは、最近悪役が多いクリストファー・ウォーケン。私の頭の中では、いまだに『ディア・ハンター』(古!!)でベトナム戦争に行った若者のままの彼が、年老いて歌って踊るなんて、びっくり!!!!
さらに、元ミス・ボルチモアで嫌なお母さん役を演じるミシェル・ファイファーのスタイルの良さにも感動!『象の背中』の今井美樹のプロポーションにも驚いたが、年齢がいっている分、ミシェル・ファイファーのほうがすごい!
彼女も最近悪役をやることが多いけど、このナイス・バディなら『恋の行方』や『テキーラ・サンライズ』のときみたいなセクシー系でまだまだ行けそう!
と本当は、若い俳優さん達に目を向けなきゃ行けないのに、何故か往年のスターにばかり目が行ってしまった私でした。

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キングダム 見えざる敵

Kingdom_1
60点
原題: The Kingdom(王国)
公式サイト: http://www.kingdom-movie.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール(by ?)
監督: ピーター・バーグ
主演: ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパー
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
サウジアラビアの外人居住区で、ある日テロが起きて100人以上の死傷者が出た。
被害者の中には、FBIの捜査官が含まれていた。自分の同僚が殺されたことに怒りを感じた捜査官フルーリー(ジェイミー・フォックス)は、他の3人の同僚とともに上司の命令を無視してサウジアラビアに犯人捜査に向かった。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
終始ずっとバイオレンスシーンが満載で、ちょっと疲れた。
ただ冒頭で、中東の石油と西洋諸国の関係が端的に紹介されていて、今までよくわからなかったアラブ対西洋諸国の関係がちょっとわかった。
アメリカが敵国を描くと一方的に自分の国が正しいように描くが、この映画のエンディングは違った。
だからいつまでたっても戦争は終わらないのに、、、。

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幸せのレシピ

Noreservation1
70点
原題: No Reservation(予約なし)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/noreservations/
試写会場: ヤクルトホール(by ラジオ日本)
監督: スコット・ヒックス
主演: キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソン
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
マンハッタンの人気レストランで料理長をするケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、自分の料理と厨房が人生のすべてだと思っている鉄人の女。
今日は、シングル・マザーの姉が姪っ子のゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を連れてやって来るはずだった。しかし厨房で働く彼女の元に入った電話は、姉からのものではなく訃報だった。
父親もなく1人残されたゾーイを引き取ることになったケイト。
オーナーから強制的に休むように言われたものの、心配になり仕事場に行くと、そこはいつも自分が仕切っているピリピリした雰囲気ではなく、自分の知らない陽気な男ニック(アーロン・エッカート)が厨房を仕切っていた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
試写会前に軽く腹ごしらえをしておいて大正解。
絶対に空腹時に観てはいけない映画。
しょっぱなからおいしそうな料理が次々と大画面で映し出され、ケイトのセラピストが食べるホタテのお皿で"Ummmmmhhhhh, Yammy!!"と自分が食べているような気持ちで、心の中で叫んでしまった。
しかも出てくる料理、出てくる料理、すべてアメリカンサイズだから、子羊のローストとかステーキとか、日本の高級レストランの4倍くらいはありそうな量。私も食べた~い。
肝心な映画の感想としては、原作を観ていないけど、なんとなくリメイクっぽさを感じる部分を感じた。
と言うのも、(こんなこと断定できないけど)アメリカ人がソースとか生の魚の味にあんなにこだわるとはどうしても思えないから。
それから、これは前知識として知っておくべきだったけど、このゾーイ役の女の子『リトル・ミス・サンシャイン』に出ていた子だと、映画の途中で顔を観ているうちに気づいた。
どうしてそんなに長い間気づかなかったかというと『リトル・ミス・サンシャイン』のときはちょっとおデブちゃん気味だったのに、見事に細くなっていたから。やっぱり有名になってダイエットしたのかしら?
映画の中に出てくるハーブの「カフェライム」って何のことだかわかる?
あれは、トムヤムクンや、タイ風グリーンカレーに入っている、緑色の葉っぱのこと。日本語で「こぶみかんの葉」って言うんだけど、生では(一般には)手に入らないの。アメリカだと生で手に入るのかな?
生と乾燥物だと、香りも味も全然違うから、是非タイで生の葉っぱを間違えてかじってみて。

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シッコ

Sicko
80点
原題: Sicko(病い)
公式サイト: http://sicko.gyao.jp/?cid=sicgoogle
試写会場: 有楽町よみうりホール(by TSUTAYA&ぴあ〔2通いただきました〕)
監督: マイケル・ムーア
主演: キャスリーン・グリン 、ボブ・ワインスタイン 、ハーヴェイ・ワインスタイン
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
救急車で病院に運ばれても、保険に入っていないか、支払い能力が無いと診療してもらえない恐ろしい国アメリカ合衆国。
しかしこの映画は、保険に入っているのに治療を受けられない人々と、アメリカ合衆国以外の医療費が無料の国々を取材し、医療保険のあり方を追及した映画である。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
実は、先入観があってマイケル・ムーア監督の作品を見るのは今回が初めて。
どんなもんかいと思ってみると、さすがドキュメンタリー映画なのに全世界から注目されるまでになっただけある。
自身のナレーションもいいけど、画像のスクラップが絶妙。
さらに今回感じたのは、「アメリカが世界一でアメリカこそ世界の見本!」と信じて疑わない国民が多いアメリカの中で、マイケル・ムーア氏は、他国の人がアメリカ人を見る目を持っているというすごい点だ。
彼は見た目こそ超Typical Americanだけど、きっと精神は色々悩める繊細な人なんだろうなあ。
マイケル・ムーア氏は、ともかくアメリカ合衆国のことを誰よりも愛していて、それを政治という形でなく、映画という形でアメリカ国民に訴えているんだと思う。そのせいか、この映画のナレーションは完璧にアメリカ国民に向けられていて、そうじゃない国の人が見ると若干違和感を感じるほど。
と言っても、もともとアメリカ国内向けに撮っている映画なのに、他国の人が見させていただいているだけなのですが。

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モーテル

Vacancy
70点
原題: Vacancy(空き部屋)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/vacancy/index.html
試写会場: イイノホール(by GTFシネマショー)
監督: ニムロッド・アンタル
主演: ケイト・ベッキンセール、ルーク・ウィルソン、イーサン・エンブリー
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ある夜、片田舎の脇道を一台の車が走っていた。車の運転手は夫のデビッド(ルーク・ウィルソン)。助手席では妻のエイミー(ケイト・ベッキンゼール)が寝ていた。
睡魔と闘うデビッドは、道路にアライグマがいるのを発見しあわててハンドルを切ったため、車がスピンして、人間は無事だったが車のエンジンが調子悪くなってしまった。
とりあえず目に映ったガソリン・スタンドに入り、そこにいた親切な店員がエンジンを点検してくれ再び走り出すが1マイル行ったところで車のエンジンが止まってしまう。
しょうがなく元のガソリンスタンドに歩いて戻るがもう閉まっていて親切な店員はおらず、しょうがなくそばにあったモーテルに泊まることにする。
子供を失ってから険悪なムードにあった夫婦は、小汚い安モーテルの一室に泊まることになりさらに険悪ムードを増すが、部屋にあったビデオを見てそんな気持ちはどこかにふっとんでしまう。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
今年は、『伝染歌』、『怪談』、『キャプティビティ』と立て続けにホラー系映画を観たが、どれもそんなに怖くなくてわりと安心して観ていられるものが多かった。
でもこの映画はピカイチ怖い。
一緒に行った人も眠気が覚めるほどの怖さで、本来ホラー映画が苦手な私もあまりの恐ろしさに、早く終わってくれることを願って85分という上映時間から時計とにらめっこしてしまうほどだった。
モーテルなんて、今までニュージーランドで一回(しかも1人きり)で泊まったことがあるだけで、あんなに普通の人から嫌われるような汚いところだなんて知らなかったし、町の中心から孤立しているだけにあんなに怖いことが自分の身に起きたら、、、、と思うと、この先絶対モーテルになんか泊まりたくない!!と思ってしまった。
85分でこんなに楽しめる映画も珍しいし、ホラーでなかったら万人にお勧めの映画だけど、、、、やっぱりホラーで怖いので心臓が強い人にお勧め

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キャプティビティ

Captivity
69点
原題: Captivity (捕らわれの身)
公式サイト: http://www.captivity.jp/
試写会場: お台場シネマメディアージュ(スクリーン2)(by TOKYO FM)
監督: ローランド・ジョフィ
主演: エリシャ・カスバート 、 ダニエル・ギリス 、 プルイット・テイラー・ビンス 、 マイケル・ハーネイ 、 ラズ・アロンソ
製作国: アメリカ=ロシア(2006年)

<ストーリー>
アメリカのセックス・シンボル的なモデルであるジェニファーは、休みも取れないほどの売れっ子。
ある日何者かに跡をつけられている気がしていたが、クラブで彼氏と待ちぼうけをくらった後でその何者かに連れ去られた。
目を覚ますとそこは、ドアの無い壁一面の部屋で自分の映像がテレビモニターに映されていた。
犯人の狙いがわからないまま、焦燥感に追われるジェニファーだったが、隣に自分と同じ捕らわれの身になっている男がいることを知り2人は仲間意識を持ち、見えない敵に戦いを挑む。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

<感想>
舞台挨拶付ジャパン・プレミア試写会で観た。
舞台に登場した主演女優さんと、実際に画面に出てくる女優さんとではイメージが違ったが、映画の中のほうがさすがにプロだけに何倍も生き生きしていた。
どう考えてもホラーというよりはスプラター系の映画で、日本人向けにあまりにも残酷な場面は何箇所かカットされているらしい。
それに伴い余った分をつけたしたかのような、日本版だけのラストシーンがある。
日本では女性の拉致&監禁事件が社会倫理的問題になっているから、このようなラストシーンが付け加えられたのかもしれないが、私は無くてもよかった気がする。
でもこのラストシーンは監督がお気に入りのシーンでいわゆるディレクターズ・カット版なので、それを見れる日本は得なのかも。
同じ監禁系の映画としては『unknown』のほうがストーリー的に良くできている感じはする。
でもこの映画は85分といういまどきとってもコンパクトに作られている映画なので、デートムービーとしては、お勧め。

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恋とスフレと娘とわたし

Becauseisaidso
75点
原題: Because I said so (私が言ったからよ)
公式サイト: http://www.love-souffle.jp/
試写会場: 映画美術学校第一試写室
監督: マイケル・レーマン
主演: ダイアン・キートン、マンディ・ムーア、ガブリエル・マクト、パイパー・ペラーボ、トム・エヴェレット・スコット
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
3人の娘を持つパティシエのダフネ(ダイアン・キートン)は、女手ひとつで娘を育てて来たちょっとおせっかいな母親。
上の2人は無事嫁いだけど、末っ子のエミー(マンディ・ムーア)は男運が悪くなんとか20代のうちに幸せな相手を見つけて欲しいと願っていた。
男にふられ続けて消極的なエミーに代わって、ネットで男性募集広告を出したダフネは、なんとか母親から見た理想のエミーの相手を見つけ2人が自然に出会うようにしむける。
一方そのお見合い場面をおせっかいながら見ていたバンド・ミュージシャンのジョニー(ガブリエル・マクト)も勝手にエミーに近づき彼女の心を捕らえる。
母親の理想の男性とジョニーの二股をかけるエミーは精神的に混乱するが、、、、。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

<感想>
ネットのユーザ評が良くなかったので、見る前は不安だったが意外や意外『恋愛適齢期』と比べるとかなり面白かった。
日本ではかなりの確立でいそうな、娘の行く先を心配する母親を演じるダイアン・キートンは、いい歳して恋愛に走っちゃう『恋愛適齢期』のダイアン・キートンよりかなりの確立で日本人に受け入れられると思う。
なのに、公開劇場が『恋愛適齢期』より圧倒的に少ないのは、他の出演者達が『恋愛適齢期』よりも豪華じゃないからか?
そりゃあ、私だってマンディ・ムーアよりもキアヌ・リーブスのほうが観たいけどさー、こんなに楽しくいい映画なのにこんなに上映館が少ないのはおかしいでしょう?
小さいシアターでいいから、日本各地のシネコンで上映してよー。田舎に行けば行くほどこの映画のダイアン・キートン風なお母さん多いと思うけど。

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消えた天使

Theflock
68点
原題: The Flock(やつら [直訳:群れ])
公式サイト: http://www.kieta.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール
監督: アンドリュー・ラウ
主演: リチャード・ギア 、クレア・デインズ 、アヴリル・ラヴィーン 、ケイディー・ストリックランド 、レイ・ワイズ 、ラッセル・サムズ
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
地域に住む性犯罪者の監視をする公共安全局の調査官バベッジ(リチャード・ギア)は、退職間近な自分に代わってやってきた後任の新人調査官アリソン(クレア・デインズ)とペアを組み、退職までの18日間で彼の知識をアリソンにつぎ込もうとする。
バベッジが性犯罪者を監視するやり方は非人道的に見え、また焦燥感漂うバベッジのやり方に納得行かないアリソンは、当初まったくバベッジを批判的な目で見る。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
アンドリュー・ラウ監督のハリウッド初進出映画ということで、注目して見たが、結局彼が買われたのは『インファナル・アフェア』のDark Sideのみだったのか?
主演のリチャード・ギアは、映画の中で一回も笑わない。
インファの中で、トニー・レオンですら何回かにこやかな顔を見せたのに、陽気が売りのアメリカ映画でここまで主役が笑わない映画というのもちょっとどうかと思う。
映画の内容自体は、もう何年もアメリカで問題になっている"Missing Children" や "Missing Persons"を前面に出した映画ということで、珍しくはある。
でも、この映画を見ていると人が失踪しても、警察は何もやってくれないということが浮き彫りになるだけで、明るい明日が見えて来ない。
つまり私が言いたいことは、この映画は見終わった後でその問題の深刻さは理解できるけど、解決策が何も見えて来ないってところが何だかすっきりしない。
映画を作るなら、もっと提案的な部分とか、実際は無くても画期的な解決策とかありえない脚色をしてでも夢を持たせてくれても良かったのでは?

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カート・コバーン アバウト・ア・サン

Kurtcoban
20点
原題: Kurt Coban about a son(カート・コバーン、息子のこと)
公式サイト: http://www.kurtaboutason.com/
試写会場: ショウゲート試写室
監督: AJ・シュナック
主演: カート・コバーン、マイケル・アゼラッド
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
1994年に自殺する1年前。マイケルに対してカートは自分のこれまでの歴史や思いを得々と何度にもわけてインタビューに答える。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
一切本人は登場せずに、カートの声に合わせて背景が変わるという変わった映画。
ニルヴァーナのファンにはとっても興味ある内容なんだろうけど、カート・コバーンのことをまったく知らない人間としては、ふーんってただ聞いているだけの映画。
唯一の救いは、カートのアメリカン・イングリッシュがとってもヒアリングしやすいきれいな発音だってこと。
字幕無しでもかなり聞き取れるので、英語のお勉強にいいかも。
カートが99%って言っているのに字幕が「9割」になってて、それって9割でいいわけ?と突っ込んでしまった。

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トランスフォーマー

Transformers
73点
原題: Transformers(変身者たち)
公式サイト: http://www.transformers-movie.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール
監督: マイケル・ベイ
主演: シャイア・ラブーフ 、 ミーガン・フォックス 、 ジョシュ・デュアメル 、 レイチェル・テイラー 、 タイリース・ギブソン
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ある日カタールのアメリカ軍基地のひとつが、何物かに襲われて全滅したあげくコンピュータからデータを盗まれた。
アメリカ本土の国防省では、誰の仕業かつきとめるために、国中の優秀なコンピュータに詳しい人材を集めて犯人をつきとめようとしていた。
一方アメリカの一高校生にすぎないサム(シャイア・ラブーフ)は、北極探検に成功した祖父の遺品をeBayや学校で売って、そのお金で車を買おうとするちょっとおかしな高校生。
ある日父と車を買いに中古車屋に行くと、そこには不思議な力を持つ車が彼を待っていた。
その車を購入して以来、おかしなことがまわりで起こり、ついに憧れのクラスメートであるミカエラ( ミーガン・フォックス)を車に乗せることに成功するが、それにより2人は想像もつかない世界にかかわることになる。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
2時間20分を超える長いストーリーだが、実は主人公のサム以外の登場人物の人間像が描かれている部分はバッサリとカットしてしまってもストーリーの展開上まったく問題がないのではないかと思える。
かなり大雑把にこの映画の特徴を言うと、『ET』のような異星人と人間との友情を描いた部分と、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような奇想天外青春ドラマが合わさったような話。
怪物のシーンだけとらえて言うと、日本に昔からある『マジンガーZ』みたいな巨大ロボット物とまったく同じと言ってさしさわりないと思える。
日本人の私からすると、カタールのアメリカ軍の話とか、国防省のデータをハッキングするオタクの話はまったく不必要で何のためにこの映画で描かれているのかまったくわからない。
むしろダメダメな高校生の男の子がヒーローっぽく変わっていく姿をもっと丁寧に作って2時間以内の映画にしたほうが楽しいような気がする。
などと酷評しておくながら点数がいいのは、やっぱり面白いから。
いらない部分を全部カットしたとするとこんな点数じゃないかなあ。

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ファウンテン 永遠に続く愛

Fountain
50点
原題: The Fountain
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/fountain/
映画館: テアトル銀座
監督: ダーレン・アロノフスキー
主演: ヒュー・ジャックマン 、 レイチェル・ワイズ 、 エレン・バースティン
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
医師のトミー(ヒュー・ジャックマン)は、妻のイジー(レイチェル・ワイズ)の病気を治すため、新薬の開発を急いでいた。
サルを実験台にして脳腫瘍を小さくする薬を探していたが、グアテマラで採取した木の成分を合わせた薬により、安楽死させるしかないと思われていたサルが画期的に生命力を取り戻しつつあった。
しかし、腫瘍そのものは変化しないまま。
開発をあせるあまり、トミーは人道性までも失いつつあった。
一方、死が怖くなくなったというイジーは、古いスペインの王国の物語をノートに書き溜めていた。物語は途中までしか出来ておらず、それをトミーに完成させるように依頼する。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
マヤ文明の地にいるヒュー・ジャックマンが太極拳をやったりヨガの座禅のポーズをしたりと、なんだか文化がごちゃまぜになっているところが気になった。
文化の混同がそのまま話の展開にも出ていて、一体何が言いたいのか見えて来ない。
つまり生物はいつか死ぬし、人が死んでも愛は永遠に続くといいたのだろうか。
マヤが出てくる必然性もわからないし、マヤの物語を人間の死にたとえる点もよくわからない。
こんなに話を混乱させずに、純粋に新薬開発とイジーの死をテーマに描けばよかったのに。

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レミーのおいしいレストラン

Ratatouille
72点
原題: Ratatouille(ラタトゥイユ)
公式サイト: http://www.disney.co.jp/movies/remy/
試写会場: イイノホール
監督: ブラッド・バード
主演: パットン・オズワルト 、ブラッド・ギャレット 、ブライアン・デネヒー 、ブラッド・ギャレット 、ジャニーン・ガロファロー 、イアン・ホルム
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ネズミのレミーはフランスの田舎町の一軒屋の屋根裏に、父親達一家と暮らしていた。
ほかのネズミ達は、どんなものでも食べるのにレミーは鼻が異常に発達しているため、本当にいいものしか食べない変わったネズミだった。
ある事件からその家を追われたレミーはパリの街にたどりつき、そこでレミーが尊敬しているシェフであるグストーのレストランに行き着く。
そこで見たのは新米スタッフのリングイニのあまりにもひどいスープの作り方だった。
リングイニのスープを手直ししたレミーは、ひょんなことからリングイニと二人三脚でレストランの料理を作り始める。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
観た人から評判を聞いていたが、評判とおりのいい映画だった。
現実にネズミが作っている料理を私が食べるかどうかは別な話だが、夢をかなえるという目標を持つレミーはすごいと思う。
すべてアニメーションとエンディングクレジットに出ていたが、ところどころ本物の写真なんじゃないかと思えるほどのところがあった。
人間の手で描くより実写したほうが安上がりそうなのに、あえてアニメで作るpixarの心意気が感じられる快心な一作だと思う

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プロヴァンスの贈りもの

Agoodyear
69点
原題: A Good Year(ヴィンテージの年)
公式サイト: http://jp.franceguide.com/home.html?NodeID=1129&EditoID=88417
試写会場: イイノホール
監督: リドリー・スコット
主演: ラッセル・クロウ 、アルバート・フィニー 、フレディ・ハイモア 、マリオン・コティヤール 、アビー・コーニッシュ 、ディディエ・ブルドン
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
フランスのプロヴァンス地方で小さなワイナリーを営む伯父を持つマックス(ラッセル・クロウ)は、小さい頃は伯父さんの家にしょっちゅう通っていたが、ここ十年はロンドンのシティの仕事に没頭し、伯父を疎遠になっていた。
シティでも名うての汚い取引をすることで有名なマックスだったが、ある日伯父の不幸の知らせとともに伯父のワイナリーや財産を受け継ぐこととなる。
すぐさま全部売りさばこうと思っていたが、伯父の家に滞在中に伯父の実の娘だと名乗るアメリカ人女性がやって来る。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
ラッセル・クロウが癒し系映画に出演するなんて、まるでシティのトレーダーがヴァカンス好きになるくらい珍しい。
ってことでこの映画の主演がラッセル・クロウになったんでしょうか?
アメリカ人のヨーロッパ・コンプレックスが丸出しになったような映画で、かつ「トスカーナの休日」の男性版とも思われるが、それを差し引いても南仏の風景は癒される。
たまたま、映画の前に45分というありえないほど長いトークショーがあって、この映画も上映時間118分なので妙に長く感じたが、普通に観れば長く感じないかも。
欲を言えば、イギリス人役のラッセル・クロウが「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出ているトム・ホランダ並みにもっとロンドン訛りだったらよかったのに。

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レッスン!

Lesson
70点
原題: Take The Lead(リードしろ)
公式サイト: http://www.fw-movie.jp/
試写会場: サイエンスホール
監督: リズ・フリードランダー
主演: アントニオ・バンデラス 、ロブ・ブラウン 、ヤヤ・ダコスタ 、アルフレ・ウッダード 、カティア・ヴァーシラス 、ローラ・ベナンティ
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
ニューヨークで社交ダンスの指導をしているピエール(アントニオ・バンデラス)は、ある日路上で車を破壊する荒れた高校生ロック(ロブ・ブラウン)を目撃する。
心の荒れた高校生を通常の教育では無く社交ダンスで立ち直らせたいと考えたピエールは、地元の公立高校に出向き自ら落ちこぼれクラスの放課後クラスの指導を志願する。
当初ラップミュージックとラップダンスしか興味の無かった不良たちだったが、ダンスをしているときだけ楽しみを感じれることを知り、またコンテストで優勝すると賞金が稼げることを知りダンスの練習に励むようになる。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
たまたま2日前に見た『フリーダム・ライターズ』と酷似した内容の、不良たちを更生させていく学園ものドラマ。
しかも実話にもとづていいるという点も同じだし、なんで同じような映画が同じ時期に公開されるのか不思議。
演技の点では『フリーダム・ライターズ』のヒラリー・スワンクの情熱にかなわないけど、更生させる方法としてはこちらのほうが現実的。
私なら、本を読むよりもダンスするために学校に行ったほうが楽しいものね。
日本でもこんな風に机にへばりついて知識だけを植えつける教育一辺倒じゃなくて、ダンスとか柔軟な態度でまず社会のマナーから若者に教え込んだほうがいいんじゃない?

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フリーダム・ライターズ

Freedomwriters
74点
原題: Freedom Writers(自由の書き手達)
公式サイト: http://www.fw-movie.jp/
試写会場: 九段会館
監督: リチャード・ラグラヴェネーズ
主演: ヒラリー・スワンク 、パトリック・デンプシー 、スコット・グレン 、イメルダ・スタウントン 、マリオ
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
1990年代前半、ロスアンジェルスの町は人種間の抗争が激しく、町中あちこちで戦争が勃発して、貧困層のマイノリティの子供たちはみんな毎日を生きるのに必死で勉強どころではなかった。
人種差別を撤廃した学校にあこがれてロスアンジェルス郊外のウィルソン高校に赴任してきて新米教師エリン・グルーウェルは、203号室で1、2年生の国語のクラスを受け持つことになり、期待に胸をふくらませて教室にやって来た。
しかしやって来た生徒達は、人種別に分かれて座りちょっとしたことでケンカを始める札付きばかりだった。
生徒達だけでなく、同僚の教師たちも事なかれ主義で、なんとか大人しく問題を起こさずに札付きどもが卒業するか学校に来なくなるのを待つ者ばかり。
当初失望したエリンだったが、生徒達に本を与えたり、外の世界を知らせるために、学校以外もレストランやホテルでバイトして私費で生徒達に尽くそうとする。
まともに文章も読めない生徒達ひとりひとりにエリンはノートを与え、なんでもいいから自由にノートに日記を書き綴るように言う。今まで誰も自分の話を聞いてくれなかった彼らの胸の内がノートにあふれ出て、エリンは初めて彼らの置かれている状況の深刻さを知るのだった。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
事実に基づいたお話で、しかもそんなに昔の話ではないため、現実味や臨場感があふれるいい作品だった。
昨日の「オーシャン」の出演者たちのおちゃらけな演技に比べると、この映画のヒラリー・スワンクの演技は素晴らしい。
エンディング・ロールを見ると彼女は製作総指揮もつとめているという。つまりこの映画にすごい思い入れがあるのだろう。それが演技に伝わって来ていた。『ミリオン・ダラー・ベイビー』に匹敵するぐらいの快心さだ。
またアメリカの学校でも日本と同じように事なかれ主義で、先輩面をふかせて新しいやり方を受け入れない体質があることがわかる。
日本の学校にも同じ問題が山積する中、なんでこんなにいい映画の公開劇場が少ないんだろう?
文部省推薦か何かで学校とかで大々的に公開して欲しい。

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オーシャンズ13

Oceans13
50点
原題: OCEAN'S THIRTEEN(オーシャンの13人)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/oceans13/
試写会場: ヤクルトホール
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
主演: ジョージ・クルーニー 、ブラッド・ピット 、マット・デイモン 、アンディ・ガルシア 、ドン・チードル 、バーニー・マック
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)のよき師であり仲間のルーベン(エリオット・グールド)は、ラスベガスの土地を一緒に所有する仲間のウィリー・バンク(アル・パチーノ)にだまされ土地の権利をタダ同然で奪い取られた。
そのショックで心臓発作を起こし意識を失ったルーベンを見て、仲間たちが立ち上がってバンクのホテルをつぶそうと計画する。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
前2作をまったく観ていないため、話の内容が最初からチンプンカンプン。
観てないほうが悪いのかもしれないけど、映画なんだからある程度短編でも楽しめるような映画にして欲しかった。
そもそもオーシャン達が何故そんなに復讐のための資金を持っているのかぜんぜんわからないし、あの中国人役の男の人の中国語、北京語とも広東語ともつかずぜんぜん中国語に聞こえない(バカにしとんのかい?って怒りたくなった)。
なんでメキシコの工場に話がうつるのかもわかんなかったし。その後理由はわかったが必然性は無いし。潜入したメキシコ人役の人のスペイン語もアメリカ人が話しているスペイン語にしか聞こえないし。
そもそも演じている人たちも、ふざけているのかセリフをあんまり丁寧に話していないような気がする。
ともかく不満がいっぱいの映画。もうこれ以上シリーズ化してシネコンの劇場を占拠しないで欲しいな。

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アドレナリン

Adrenaline
66点
原題: crank(変わり者)
公式サイト: http://www.adrenaline-movie.com/
試写会場: 九段会館
監督: ネヴェルダイン 、テイラー
主演: ジェイソン・ステイサム 、エイミー・スマート 、ホセ・パブロ・カンティージョ 、エフレン・ラミレッツ 、ドワイト・ヨアカム 、レノ・ウィルソン
製作国:アメリカ(2006年)

<ストーリー>
フリーの殺し屋のシェブは、体が重い中目覚めると、DVDで自分が別のギャングから中国製の毒を注射されたことを知る。
この毒は人間を死に至らしめるが、その毒の効果を遅くするためにはアドレナリンを体内で作り出すことしかない。
理由も無く町中を暴走したり、人を殴ったり、麻薬に手を出したり、恋人とセックスをしたりとアドレナリンを出し続けるシェブだったが、その行動がロスアンジェルスのマスコミに取り上げられ、問題となり、果ては彼を雇った組織までがクローズアップされようとして、波紋を広げて行く。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
ジェイソン・ステイサムって、もうこんなカンジでスピード+殺し屋アクションみたいな役で定着しちゃったのかな?
舞台はロスアンジェルスに移っても、彼は相変わらずイギリス訛りのままでいいの~~~?!!!!
すっごいくだらないアクション映画で、笑えるところ満載の、ある意味ギャグ映画っぽい映画だけど、ジェイソンが真面目に演技しているところ+彼が出ているから映画っぽくなっている感じがする!
ところで、今日の試写会は、一般試写会では立ち見が出るほどの超盛況ぶり。
ジェイソン・ステイサムが密かに日本で人気あることが伺えます。
この勢いで早くジェット・リー共演の『ローグ アサシン』公開して欲しいんだけど。

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シュレック3

Shrek3
70点
公式サイト: http://www.shrek3.jp/
試写会場: ヤクルトホール(from Cinema Coming Soon TV)
監督: クリス・ミラー
声の出演: 濵田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人、ジョン・カビラ
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
フィオナの父である Far Far Away 国の国王が病気のため、Far Far Away 国に滞在中のシュレックだったが、城での生活は窮屈でしょうがない。一刻も早く沼にある自宅に帰りたいと願っていたが、国王は病気が回復しないまま死去したため、このままでは王位継承権があるシュレックかフィオナが王となり永久にこの国に滞在しなくてはいけないはめになってしまった。
どうしても自宅に帰りたいシュレックは他に王位継承権を持つ唯一の人物アーサーを迎えに船に乗って旅に出かける。
旅立つ前にフィオナは自分が妊娠していることをシュレックに告げるが、父親になることに不安を感じるシュレックには王位継承権同様重荷だった。
一方、かつて王になることに失敗したチャーミング王子は、裏方に回っているおとぎ話の登場人物を一斉に集め Far Far Away 国を自分のものにしようとたくらんでいた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
初めて大スクリーンでシュレックを観た。
画像が超きれいで、まるで絵じゃなくで実写版の人間のような皮膚感なのにびっくり!!
と同時にストーリーも面白くて、今までアニメの吹き替え版なんて大スクリーンで観たことない私はものすごい楽しめた。
バックにかかるサントラミュージックも私の好みのものが多くて、特にHeart の Barracuda は映画のシーンとぴったりで血が騒いだ。
他にも誰の曲だか知りたくてエンディング・ロールを見つめていたけど、エンディング・ロールの最後から3番目の曲が誰のものかわからず終い。スモーキー・ロビンソンかなあ。

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ハリウッドランド

Hollywoodland
50点
原題: Hollywoodland (ハリウッドランド)
公式サイト: http://www.movies.co.jp/hollywoodland/
試写会場: ブエナビスタ試写室(by MovieWalker)
監督: アレン・コールター
主演: エイドリアン・ブロディ 、ダイアン・レイン 、ベン・アフレック 、ボブ・ホスキンス 、ロイス・スミス 、ロビン・タネイ
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
1959年6月16日、テレビの人気シリーズ『スパイダーマン』の主役俳優ジョージ・リーブス(ベン・アフレック)が自宅で銃で死んだ。
警察の発表は自殺だったが、疑問を持った母親が私立探偵ルイス・シモ(エイドリアン・ブロディ)に調査を依頼した。
調べて行くうちに、シモはMGMの重役夫人(ダイアン・レイン)とジョージが不倫関係にあったことや、彼がスーパーマンというヒーローの役に不満を持っていたことなどが浮かび上がって来た。
シモはマスコミを利用して、警察にジョージの事件を再調査させようとするが、警察には上から圧力がかかっていた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
韓国映画『殺人の追憶』と同様、実際にあったまだ未解決のままの事件。
よって映画で勝手にストーリーを作れないせいか、事実が解決しないまま消化不良で終わってしまう。
『殺人の追憶』は事実がわからなくても、「あなたの隣に犯人がいる」みたいな恐怖感を植えつけられるため、すごい緊迫感があったが、この映画は一体何が言いたいのかよくわからない。
タイトルからしてハリウッドがハリウッドの内幕をあばいたということが売りなのかもしれないが、アメリカのショービジネス界がよくわかっていない私からすると「だから何なの?」っていう気持ちになってしまう。
シャンテシネのようなマニアックな映画ファンにのみ売り込む映画なのか?

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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

Borat
50点
原題: Borat : Cultural Learning of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan (栄光の国カザフスタンに利益をもたらすためのアメリカ文化学習)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/borat/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ5
監督: ラリー・チャールズ
主演: サシャ・バロン・コーエン、ケン・ダヴィティアン、ルネル
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
カザフスタンのテレビ局の有名リポーター・ボラットは、典型的なカザフスタンの村に住む純粋な青年。
その青年が、アメリカの文化を学ぶために番組プロヂューサーとともにニューヨークからアメリカに降り立った。
アメリカ的正しい食事の仕方やジョークの言い方を正式に学ぼうとするが、ボラットがカザフスタン的なやり方で始めるとアメリカ人講師達は閉口してしまう。
また、テレビで見たポルノ女優パメラに恋に落ちてしまったボラットは、ニューヨークからパメラが住むロスアンジェルスに向かう。

<感想>
よくわかっていなかったのだが、マジメにイスラム教の国から観たアメリカ社会が観れるのかと期待して観にいった。
しかし冒頭から、これはアメリカ人が作ったイスラム教の国に対する偏見に対する揶揄なのだと思ってしまった。
これが本当に、カザフスタンの人が作ったドッキリカメラ的なドキュメンタリーなら、あんまり不快に思わなかったかもしれないけど、主人公のボラット氏の英語が流暢すぎ!!って言うかボラット氏は簡単な言葉がわからないわりには難しい言葉をよく知っているところから、この突撃風レポートがアメリカ人プロデューサーによって仕掛けられたヤラセであることがわかってしまう(例:retired [定年退職] は知らないのに、retard [障害者] という言葉は知っている)。
イヤ、勿論自国の人が自国の政治批判をするのは自由だし正しいと思うけど、このようにアラブ人(っぽい人)を代弁者的に仕立ててアメリカの政治や宗教を揶揄するのはいかがなものか?
これでアメリカ政府に対するイラク攻撃に対する反戦意思を伝えられたんでしょうか。結局映画の中同様、キリスト教徒至上主義の人たちは変わらないのではないでしょうか。

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ハードキャンディ

Hardcandy
70点
原題: Hard Candy (硬いキャンディ)
公式サイト: http://www.hardcandy.jp/
映画館: 新橋文化劇場
監督: デヴィッド・スレイド
主演: パトリック・ウィルソン、エレン・ペイジ、サンドラ・オー、ジェニファー・ホームズ、ギルバート・ジョン
製作国: アメリカ(2005年)

<ストーリー>(最後まで書かれているため、結末を知りたくない人は読まないでください)
14歳の少女ヘイリー(エレン・ペイジ)はネットの出会い系サイトで34歳のフォトグラファー・ジェフ(パトリック・ウィルソン)と知り合い実際に会うことにした。
純粋な目をした少女に興味を持ったジェフは彼女の希望もあり、自分の家に彼女を招き入れる。
ジェフが差し出した飲み物を「正体がわからない飲み物は飲まないようにパパから言われているの」と言って断り、勝手に冷蔵庫をあさってスクリュードライバーを作りジェフにも差し出す。
ジェフの家には彼が今まで撮った10代の少女モデルの写真が飾ってあった。それを見て自分も撮って欲しいとせがむヘイリー。しかしカメラを手にしたジェフは意識を失ってしまう。
目が覚めたときはジェフは手足をロープで縛られ椅子に固定されていた。
ヘイリーはジェフが行方不明の少女を殺したと疑いその証拠を見つけるために家中を捜し回す。
あるところに隠された金庫から、変態的な写真等を見つけたヘイリーは、再びジェフの意識を奪い、次にヘイリーが目覚めたときはテーブルの上に下半身裸の状態で縛られていた。しかも局部は氷で冷やされていた。
理由を聞くと今から虚勢手術をするという。
医学書を見ながら淡々と睾丸を取り出そうとするヘイリーに、止めてくれと懇願するジェフ。
手術が終わった後、シャワーを浴びて帰ろうとするヘイリー。なんとか縄から手を抜き自分の局部を確認したジェフはヘイリーが脅しただけだと知り怒りに狂いハイリーを襲いに行く。
スタンガンで応戦して屋根の上に逃げたヘイリー。ジェフが屋上に行くと、そこにはジェフが自殺するためのロープがかけられていた。
少女を殺したことを自白させようとするヘイリーは、ジェフが今でも愛している元彼女を家に呼びつけたのだ。
元彼女に自分の正体を知られたくないジェフはヘイリーの要望を受け入れ、首にロープをかけ屋根から飛び降りる。
何事もなかったかのように赤いフード付パーカーを着てヘイリーはその場を立ち去るのだった。

<感想>
スピルバーグのデビュー作『激突』を彷彿させられるほど出演者が少ない作品。
実際にセリフらしいセリフがあるのは、主役の2人とジェフの近所に住むMrs. トクダ役のサンドラ・オーのみである。
でもこういう出演者が少ない低予算(と思われる)映画のほうが緊迫感があって、映画としては面白いものが多いような気がする。
何故ヘイリーが10代の少女を食い物にする男性をここまで許せないのか理由はわからないまま。
つまりヘイリーは、少女ポルノの存在が許せない製作者側の代弁者ということか。
日本でもこのくらいの意識を持った男性(製作者は女性?)がいてくれると、少女達に対する性犯罪が減るだろうにね。

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パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

Pirates_worldend
10点(ラストが気に食わないので点数低し)
原題: The Pirates of Caribbean at World's End (地の果てのカリブの海賊)
公式サイト: http://www.disney.co.jp/pirates/
映画館: 109シネマズ川崎
劇場: 4
監督: ゴア・ヴァービンスキー
主演: ジョニー・デップ 、 オーランド・ブルーム 、 キーラ・ナイトレイ 、 チョウ・ユンファ 、 ジェフリー・ラッシュ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
エリザベス(キーラ・ナイトレイ)とキャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)は、パイレーツの評議会への参加を依頼するため、イギリスの戒厳体制が敷かれるシンガポールにキャプテン・サオ・フェン(チョウ・ユンファ)に会いに来た。
そこでは先にサオ・フェンに捕らわれたウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)がいた。
一方、デイヴィ・ジョーンズのロッカーに囚われの身になっているジャック(ジョニー・デップ)は、自分がどこにいるのかわからない状態でもがいていた。
暗号が書かれた地図を持ってブラック・オブ・パール号でジャックを乗せて無事暗号を解きロッカーから脱出する。
しかし、パイレーツの評議会でパイレーツ達を一網打尽にしようと企む東インド会社のベケット卿率いる軍隊が、デイヴィ・ジョーンズとともに評議会の場に向かっていた。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
盛りだくさんな内容で、2のストーリーもよく覚えていない状態で見ると何が何だかよくわからなかった。
『パッチギ』のことを暴力シーンが多い映画だと言う評価を見受けるが、こっちのほうがよっぽど暴力的。
何でこんなに戦う必要があるの?って思うくらい戦闘シーンだらけ。しかも主要人物は一切死なないってお約束つきだし。
もういい加減バトルにも飽きてきたところにいよいよクライマックスが。
しかし、その結末ではウィルとエリザベスの愛の行方が思わぬ方向に。
もうあまりの驚きにそれまで見たストーリーなんか忘れてしまって、涙が溢れて止まらなくなった。
特にエンディング・ロール後のその後の2人のシーンは切なすぎる。
2人の恋の行方を3話までひきずって、何でこんな結末なの?脚本家は女性に恨みでもある人なんだろうか?ウィルはいいけど、この先どんどん年を取って行くエリザベスは可愛そうすぎる。
とずーっと、溢れる涙の中こんな残酷な結末にした理由を考えてみた。
自分なりに出した答えは、ずっと一途にエリザベスを想うウィルに対して、エリザベスはジャックに浮気心を起こしたことに対する罰なのではないかと言うこと。
よってこれからも相変わらず一途なままでいられるウィルと緋文字を背負ったエリザベスという形で終わらせたのではないか?この答えを出してようやく涙がおさまった。
どうでもいいけど、このシリーズ、やっぱり1話で終わったほうがよかったなー。

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300 スリーハンドレッド

300
70点
原題: 300 (300人)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/300/
試写会場: 九段会館(by Gyao CS coming soon)
監督: ザック・スナイダー
主演: ジェラルド・バトラー 、レナ・ヘディ 、デヴィッド・ウェンハム 、ドミニク・ウェスト 、ミヒャエル・ファスベンダー 、ヴィンセント・リーガン
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
ギリシャにあるスパルタでは、男の子は小さな頃から戦士としての徹底的な訓練を受けてプロの兵士として育てられる。その中でも秀でた才能を持ったレオニダス(ジェラルド・バトラー)はスパルタの王となり、美しい妻と一人の男の子と暮らしていた。
ある日小国スパルタに、大国ペルシャから使者がやってきて、ペルシャ王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)から服従を要請される。それを断ったばかりでなく、使者を殺害してしまったため、ペルシャの大群がギリシャに押し寄せて来た。
スパルタの政治は王では無く巫女のお告げによって決まることになっている。その巫女がこの時期に兵士を出すことを禁じられたため、スパルタは正式な兵士ではなく、選りすぐりの300人の先鋭隊のみを率いて何万人ものペルシャ軍を迎え撃つ。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
「『マトリックス』に匹敵する映像革命」とうたっているだけあって、CGと実写を組み合わせた今までにあんまり見たことの無いカニjの映像は当初違和感があったが慣れてくるとストーリーにのめりこめた。
スパルタという国が存在したのは知っていても、どんな国だったのかまったく知識がなかったが、ちょっと理解できたような気がする。
王は国の象徴のようなもので、実際の政治は議会制で行われている民主主義。紀元前で民主主義というのはさすがにヨーロッパの先進国。
男達はすべて兵士として育てられるというのが、ちょっと可愛そうだけど、今でも徴兵制がある国が存在するんだから当然といえば当然なのか。
スパルタ以外にもアルカディアという名前の国があったとか、「オラクル」は神様の名前だとか、今まで知っている単語でも意味がわからなかったが、これでちょっと勉強になった。
もっと勉強になったのは、楯と槍を使った戦法。今までに見たことの無いような先方で、全員一丸となってスクラムを組み、楯で完全に自分の体を防御しつつ巧みにやりで相手を突くため、少人数でもダメージを受けにくい。
全員で鎧に身を隠してんとう虫のような、戦車のような形になるのは非常に興味を持てた。
実は前半ちょっとダルかったが、戦闘が始まってからはみるみるうちに弾きこまれて、ラストでは"Victroy"の意味もわかって、全体的によくできた映画だった。

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プレステージ

Prestage
50点
原題: The Prestige(偉業)
公式サイト: http://prestige.gyao.jp/
試写会場: 新宿厚生年金開会(講談社合同試写会)
監督: クリストファー・ノーラン
主演: ヒュー・ジャックマン 、クリスチャン・ベイル 、スカーレット・ヨハンソン 、マイケル・ケイン 、デヴィッド・ボウイ 、パイパー・ペラーボ
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
19世紀のロンドンで、2人のマジシャンを目指す若者があるマジックショーのサクラとして、水槽から脱出する美女の手足を縛る役目をやっていた。
実はその美女はそのサクラの1人アンジャー(ヒュー・ジャックマン)のだったが、ある日もう1人のサクラ役のボーデンが2重に縛ったせいで、美女は脱出に失敗し死んでしまう。
その日以来アンジャーはボーデンを恨むようになり、独自のマジックを編み出して成功をつかみつつあるボーデンの邪魔をするようになった。
妻をめとり子供ができて幸せそうなボーデンへの恨みは深まる一方で、ボーデンもまたアンジャーに仕返しをするようになり2人の確執は深まるばかりだった。
ボーデンの瞬間移動というマジックに対抗して、アンジャーが更なる新瞬間移動というマジックを開発する。アンジャーのマジックのタネを知りたくて、ステージ下にもぐりこんだボーデンは、そこでアンジャーが水槽の中で死んで行くのを目にし、殺人犯として逮捕されてしまう。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

<感想>
一言でいうと「後味が悪い映画」だった。
チラシや予告編から想像していたのは、2人の天才マジシャンがお互いの技を競いあい、華麗なマジックを披露するかのようだったが、実際はマジックはほとんど無くてお互い足の引っ張り合いばかりしている。
特にヒュー・ジャックマン演じるアンジャー(本当はフランス語名でアンジエのような発音だったけど)の執拗なまでの陰湿さは終始不快に感じた。
スカーレット・ヨハンソンが客寄せパンダのように出ているが、「マッチポイント」といい今作といい、なんで最近の彼女のイメージは結婚している男をたぶらかすmistress役ばかりなのだろう?
先日Movie Plusで『理想の女』を観たが、あっちの清楚な役だって似合っているのに(話し方に清楚さがないのはイマイチだけど、見た目は十分OK)。
そういえば、久々にデヴィッド・ボウイを拝見させてもらった。昔『ハンガー』っていう映画で年寄りになっちゃった役があったと思うけど、まさにあの特殊メイクのようなおじいさんに成長(?)していた。昔は格好良かったのになー。ってことは自分も年を取ったということか。

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スパイダーマン3

Spiderman3
65点
原題: SPIDER-MAN 3
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/spider-man3/index.html
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: 8
監督: サム・ライミ
主演: トビー・マグワイア 、キルステン・ダンスト 、ジェームズ・フランコ 、トーマス・ヘイデン・チャーチ 、トファー・グレイス 、ブライス・ダラス・ハワード
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
スパイダーマンとしてニューヨークのヒーローになり、愛する恋人ともうまくいってもうすぐプロポーズしようとしているピーター(トビー・マグワイア)は、今がもっとも充実したときのように感じていた。
一方ブロードウェイデビューした恋人のメリー・ジェーン(キルティン・ダンスト)は、初日で酷評され主役を首になりプロポーズを受け入れるどころではなかった。
幼馴染のハリー(ジェームズ・フランコ)は、自分の父がピーターに殺されたと思い、心のどこかでピーターを愛しながらも復讐に燃える。ピーターと戦ううちに頭を打って記憶をなくしたハリーは元通りのやさしい顔に戻りピーターとも仲直りしたかのように見えた。
ハリーとは対照的に、伯父殺しの真犯人が見つかったことを知り怒りと復讐心がこみ上げるピーターになぞの物体が忍び寄っていた。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
公開後、最速で30億人突破した大ヒット作ということで、どんなものかと見に行った。
観客動員数4年連続日本一のチネチッタは平日だというのに、結構人が入っていて、さすがに大ヒット作。
ストーリーは悪くないし、スピード感もあっていいんだろうけど、いかんせん私の好みの映画じゃない。
だいたい主役のトビー・マクグワイヤもキルティン・ダンストもあんまり好きな俳優さんじゃない。
そんな中私の目をひいたのが、ハリー役のジェームス・フランコ。この人『ソニー』のチラシを見たときからずっと気になっていたのよね。グリンゴだらけのアメリカン・ヒーローもの映画の中では、ラテンの血が入ったジェームスは相当格好よく見えて、この映画の中では実質的なヒーローでもあるし、気に入っちゃいました。
それにしても、チネチッタで一番いい音響の劇場で見たのに、この音の悪さは何なの?エンディングの曲なんて音が割れてましたよ。
どう考えてもこれは劇場のせいじゃなくて、オリジナルの音のせいだと思うんだけど。

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主人公は僕だった

Strangerthanfiction
68点
原題: Stranger Than Fiction(小説より奇なり)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/strangerthanfiction/index.html
試写会場: 有楽町よみうりホール
監督: マーク・フォスター
主演: ウィル・フェレル 、 エマ・トンプソン 、 マギー・ギレンホール 、 ダスティン・ホフマン 、 クイーン・ラティファ
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
国税庁に勤める真面目で数字に強いハロルド・クリック(ウィル・フェレル)は、毎日同じ時間に起きて、同じ回数歯をブラッシングし、同じ形にネクタイを結び、家からバス停まで同じ歩数で走り、同じ時刻のバスに乗っていた。
ある朝、いつもと同じように目を覚ますと自分の行動をナレーションしている女性の声が聞こえるようになる。
一方小説家のカレン・アイフル(エマ・トンプソン)は、スランプに陥りもう10年間も新しい著書が無く、毎日ネタを探しに町を歩いていた。
彼女がようやく手がけた小説の主人公は国税局に勤めるハロルドという男性。彼女の小説の主人公は常に死ぬことになっていた。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
斬新なストーリーということだったが、なんとなく今までもこんなストーリーがあったような気がする。
主人公のベーカリーのオーナー役の人が可愛かった。カンジとしては、キルステン・ダンストに似ていて、キルティン・ダンストは私の中では超ブスと位置づけされているのに、この女性マギー・ギレンホールは、可愛く見えるのは何故なんだろう。
『幸福のちから』みたいなヒットを狙っているんだろうけど、今ひとつパンチが足りない映画。
でも日本のサラリーマンにハロルドみたいな人が多いから、そういう人にウケるかも。

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バベル

Babel3
70点
原題: Babel(バベル)
公式サイト: http://babel.gyao.jp/
試写会場: GAGA試写室
監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
主演: ブラッド・ピット 、ケイト・ブランシェット 、ガエル・ガルシア・ベルナル 、役所広司 、菊地凛子 、二階堂智
製作国: フランス、アメリカ、メキシコ(2006年)

<ストーリー>
モロッコの山中を観光バスで旅行中のアメリカ人夫婦がいた。夫のリチャード(ブラッド・ピット)はあることをきっかけに家庭から逃げるようになり、妻のスーザン(ケイト・ブランシェット)は、そんな夫の存在そのものが彼女をイラつかせる原因になっていた。
しかしそんな夫婦の冷めた仲は、一発の銃声とともに変わった。
銃で打ったのは、近くに住む羊飼いの家の12歳の少年(サイード・タルカーニ)。父親が羊をコヨーテから守るために、近所に住む男から銃を買い取ったのだ。
その銃は、その近所の男がハンティングが趣味の日本人から昔もらったものだった。
日本人の男(役所広司)は、そんなことが地球の反対側で起こっているとはツユ知らず、耳が不自由な反抗期の娘チエコ(菊池凛子)に手を焼いていた。
一方リチャード&スーザン夫妻のアメリカの家では、子供の世話をしてくれているメキシコ人のアメリア(アドリアナ・バラッサ)が、息子の結婚式に出席したいのに、代わりの子守が見つからず困っていた。
困り果てた彼女は、甥のサンチャゴ(ガエル・ガルシア・ベルナル)の運転する車に、スーザンとリチャードの子供たちを乗せて結婚式に向かうのだった。
(公開がまだ先のため、ストーリーはここまで)

<感想>
日本の世間では、菊池凛子の演技に期待しているこの映画だが、私にとってはガエル君の一出演作に過ぎない。
よって彼がどんな演技をするかが見所なわけだ。
しかし、、、、。出番少なすぎない?一応クレジット3番目なんだけど。
しかも、役が悪い男すぎ!今までだって「キング-罪の王-」とか「アロマ神父の罪」とかひどい男の役はあったけど、今回の役は世間の持ついい加減なラティーノのイメージそのまんまのチャランポランな男。
せっかくの日本メジャー・デビューなのに、こんなんじゃ人気出ないよー。
ガエル以外には、注目の菊池凛子さんですが、日本人の目から見ると行動がおかしすぎ!
いくら今時の高校生が飛んでるからって、パンツはかないで股広げる女子高校生っている?ありえない!!
などと酷評してますが、143分という長時間を感じさせないくらい物語はテンポ良く進んで行った。
イニャリトゥ監督独特の、オムニバス的な時間も場所もバラバラに進行するが、最後にモロッコの電話と冒頭のアメリカで子守が受けた電話がつながって、さすが~ってカンジ。
もっと狭い世界で低予算でいいから、『アモーレス・ペロス』みたいな切迫した映画作ってくれないかな。

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ラブソングができるまで

Musicandlyrics
65点
原題: music and lyrics(メロディと歌詞)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/
試写会場: 東京国際フォーラムCホール(ジャパンプレミア by TOKYO FM)
監督: マーク・ローレンス
主演: ヒュー・グラント 、ドリュー・バリモア 、ブラッド・ギャレット 、クリステン・ジョンストン 、キャンベル・スコット 、ヘイリー・ベネット
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
80年代に人気アイドルグループ"POP"にいたアレックス(ヒュー・グラント)は、現在は遊園地などをドサ周りして更年期を迎えたオバさんだけが喜ぶ元ポップスター。
現在人気絶頂のブリトニー・スピアーズに迫る勢いのコーラという人気アイドルから指名を受けて、彼女の新曲を作ることになった。
しかし、彼はもう10年以上作曲をしていない上に、作詞が苦手。
そんな彼のオフィス兼住居に、植木の水やりのバイトに来たソフィー(ドリュー・バリモア)が、たまたま作詞能力があるのを発見し、彼女と一緒にコーラの曲を作ろうとする。
(公開がまだ先のため、ストーリーはここまで)

<感想>
生ヒューの舞台挨拶付きジャパン・プレミアに行って来た。
スクリーンサイズがまるで家のテレビ並みの比率なのに、まずびっくり。
冒頭は、80年代のMTVから飛び出して来たかのような、若作りメイクの(26歳という想定らしい)ヒューのミュージックビデオにびっくりした。
その後映画の中の架空のテレビ番組で80年代のアイドルバトル番組の企画担当が口にする「デビー・ギブソン対ティファニー」とか「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドだけに"リラックス"してくださいよ」なんていうセリフは80年代ポップ・ファンならではの涙ものの内容。
の割には、ヒューもドリューもいつもの元気が感じられない映画だった。
ヒューがイマイチなのは、多分いつも嫌味なイギリス人男性を演じているのに、この映画のヒューはアメリカ人という設定。よって、あのイギリス人特有のブラック・ユーモアたっぷりの感じが出てなかったからではないだろうか(彼がアメリカ人の役を演じるのを初めて観た)。
さらにドリューも『50回目のファーストキス』みたいな可愛らしいさが出てなくて、なんか消化不良。
ラブコメに理由を求めるほうも悪いが、2人が恋に落ちたきっかけがわからない。大体植木の水やりの仕事なんて、個人宅に必要?
とか色々考えたら、ラブコメに必須の恋の色が覚めてしまったのでした。
でも、生ヒューは今でも十分格好よくて(お腹が出てたけど)キュートでした。

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