漫才ギャング

Manzai_gang
84点
試写会場:一ツ橋ホール(via D様、いつもありがとうございます。)
公式サイト:http://www.manzaigang.jp/
監督:品川ヒロシ
出演:佐藤隆太、上地雄輔、石原さとみ、綾部祐二、秋山竜次、新井浩文、宮川大輔、笹野高史
制作国:日本(2011年)

〈ストーリー〉
売れない芸人の飛夫(佐藤隆太)は、真面目過ぎて芸人仲間に友達はいなく、恋人の由美子(石原さとみ)と別れたばかり。
相方から一方的にコンビ解散を告げられ、飲み過ぎて留置場に入っているときに、同じ部屋の龍平(上地雄介)と運命的な出会いを果たす。
ケンカだけの人生だった龍平に出会って、それまで暗かった飛夫は龍平とともに変わって行く。

〈感想〉
出だしはやっぱり所詮吉本芸人の作る映画かと思われたが、話しが先に進んで行くうちに演出と脚本の上手さに感心させられた。
芸人さんも沢山出てくるが、ちゃんと演技が上手い芸人さんしか本筋に使っておらず、さらにメインキャストもちゃんとした役者さんしか使っていないから、作品としてブレを感じない。
脚本自体が漫才のネタのようになっているのに、佐藤さんと石原さんが真顔で演じるから真実味が出てたし。
暴力がテーマの作品は嫌いだから観なかったけど『ドロップ』が予想外の大ヒットを記録したのも、これを観て納得。
それにしても新井浩之氏、今日もやっぱり悪い役。このまま悪役が定着しちゃうのかなあ。

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学校をつくろう

Gakko
70点
試写会場:サイエンスホール(by movienet様、いつもありがとうございます。
公式サイト:http://gakko-movie.com/
監督:神山征二郎
出演:三浦貴大、柄本時生、橋本一郎、池上リョヲマ、近衛はな、佐々木すみ江、角替和枝、橋爪遼、土屋裕一、永山たかし、山本圭、宅間伸、永島敏行、神山繁
制作国:日本(2010年)

〈ストーリー〉
幕末から数年後、彦根藩士だった相馬(三浦貴大)は、法律を学ぶべく単身アメリカのサンフランシスコに向かう。
その後、東海岸のエール大学に進み、数々の仲間達と、法律用語を日本語に訳し、日本で日本語で学べる法律専修学校を作ることを夢見る。

〈感想〉
専修学校がこんな夢のもと出来た大学だなんて知らなかった。昔の人は夢が大きくて羨ましいと思えた作品。
ただ専修大学の法学部ってそんなに有名だったっけ?

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太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-

Fox
70点
映画館:TOHOシネマズ川崎(スクリーン4)
公式サイト:http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/index.html
監督:平山秀幸
出演:竹野内豊、ショーン・マクゴーウァン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、板尾創路、光石研、柄本時生、近藤芳正、酒井敏也、ベンガル、トリート・ウィリアムズ、ダニエル・ボールドウィン、阿部サダヲ、唐沢寿明
制作国:日本(2011年)

〈ストーリー〉
太平洋戦争下の1944年のサイパン島は、日本の占領下だったが、アメリカ軍が制圧し占領宣言していた。
しかしタポーチョ山の中には大場栄大尉(竹之内豊)を始め数十人の日本軍兵と、民間人が野営していた。
家族をアメリカ兵に殺された青野(井上真央)は、ヤクザの一等兵・堀内から銃の使い方を習っていた。
大場に守られ、米軍から逃げ回る日本人たちは、いつか日本の土を踏むことを夢見ていた。

〈感想〉
映画仲間のyさんに前売り券をもらって、すごいお勧めとのことで公開初日に観に行った。
TOHOシネマズなのに、140席ちょっとの劇場はほぼ満席!!
いやがおうにも期待したが、その分ちょっと期待はずれ。
実在した偉人とのことで、もっとすごい人かと思ったけど、淡々と話しが進み、どこがクライマックスなのか私にはわからなかった。
戦争経験者なら見方が違うんだろうけど。

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死にゆく妻との旅路

Tsumatono
70点
公式HP:http://www.tabiji-movie.jp/
試写会場:よみうりホール(via L様、いつもありがとうございます)
監督:塙幸成
出演:三浦友和、石田ゆり子、西原亜希、掛田誠、近童弐吉、黒沼弘己、でんでん、松浦祐也、十貫寺梅軒、田島令子、常田富士男
制作国:日本(2011年)

〈ストーリー〉
石川県のとある町で縫製工場を営んでいた清水久典(三浦友和)は、会社が倒産して親戚が集まっての支援会議の最中に、唯一の財産の青いバンと50万円を持って失踪してしまう。
癌で入院中の妻(石田ゆり子)には、退院する頃には戻ると約束したのに、退院した後田んぼの稲が青くなっても戻って来なかった。
妻には内緒で娘(西原亜希)のもとに立ち寄った清水だったが、妻に気付かれ妻を連れて全国に職探しの旅に出かけた清水だったが、、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
全編に渡って、北陸の冬の空のように重たい雰囲気。
観てる間は、ひたすら暗いと思ったが、観終わって少し経って考えると、やっぱり北陸みたいに戻ってみたくなる不思議な映画。
北陸生まれのせいか、主人公の心理がよくわかるだけに、あんなことをしてしまう気持ちもよくわかる。
富山のロケ地は、高岡と氷見だけかと思っていたのに、思いのほか宇奈月のトロッコ電車が出て来てびっくり。
あんな田舎なんだから、三浦友和さんが来て、みんなびっくりしただろうなあ。あれ?それとも宇奈月って意外に有名人いっぱい来るんだっけ?
あんまり晴れた場面がなかったけど、北陸だって冬以外はけっこう晴れて気持ちいい日もいっぱいあるんですよ~!って言いたくなるくらい、天気に恵まれない映画だった。
夏は空気がきれな分、日差しがよく通って、イヤんなるくらい暑いんだけどなー。

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私は猫ストーカー

Neko_stoker
?点
映画館:キネカ大森
監督:鈴木卓爾
出演:星野真里、瀬々敬久、江口のりこ、坂井真紀
制作国:日本(2009年)

〈ストーリー〉
古本屋で働く真由子(星野真里)は、街中で猫を探して猫マップを作る猫ストーカー。
古本屋の奥さん(坂井真紀)が可愛がるチビトムがある日いなくなって、大騒動に。
古本屋の常連の鈴木(宮崎将)が実は真由子のストーカーだということもわかり、、、

<感想>
映画なのに、旧テレビサイズの画面って、いきなり観る気なくす~。
ってことで半分くらい寝ちゃいました。
本当に猫好きな人が作った映画なのかな。
猫の近付き方もなんか違うような。
同時上映の『チグラーシャ』と比べても、猫に対する愛情を感じられなかった。
本当に猫が好きならストーカーするんじゃなくて、保護して里親探しでしょ?

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毎日かあさん

Mainichi_kaasan
60点
公式HP:http://www.kaasan-movie.jp/
試写会場:ヤクルトホールホール(by ラジオ日本様、いつもありがとうございます)
監督:小林聖太郎
出演:小泉今日子、永瀬正敏、矢部光祐、小西舞優、正司照枝、田畑智子、光石研、鈴木砂羽、柴田理恵、安藤玉恵、遠山景織子
制作国:日本(2011年)

〈ストーリー〉
漫画家のサイバラ(小泉今日子)は、幼い2人の子供を抱え多忙な毎日。田舎から呼んだ母親(正司照枝)に家事を手伝ってもらっている。
ただでさえ忙しいのに、元戦場カメラマンの夫はアルコール依存症で、酒を飲んでは暴れて血を吐いて入退院を繰り返している。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
『酔いがさめたら、うちに帰ろう』のB面と言った印象。
もっと公開時期がズレていたらよかったのかもしれないが、同じテーマの映画を似た時期に2本撮るなんて、制作した側は何も考えなかったのか。
長瀬正敏と浅野忠信の雰囲気が似ているせいか、よけいにカブって見えた。
小泉今日子が肝っ玉母さんなんて似合わないし。
なんだか後から公開したこっちの作品のほうが損したかんじ。

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ワラライフ

Whatalife
50点
公式HP:http://www.wararaifu.com/
試写会場:ニッショーホール(by ぱど様&???様、いつもありがとうございます)
監督:木村祐一
出演:村上純(しずる)、香椎由宇、 田畑智子、高岡蒼甫、鈴木杏樹、吉川晃司、YOU、板尾創路、木村祐一、大谷直子、田中要次、河本准一(次長課長)、井上聡(次長課長)、池田一真(しずる)、安藤玉恵、西片凌
制作国:日本(2010年)

〈ストーリー〉
修一(村上純)は、婚約者(香椎由宇)と一緒に住むアパートを探しているうちに、小学校のときは仲が良かったのにその後気まずくなった小倉(高岡蒼甫)と不動産屋で再会した。
それ以降週一は、過去の思い出に入っていく。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
ボクシングを見ながらカップヌードルを作る部分とか、私には理解不能な部分が多すぎて、かつ日常のほんの小さな出来事に共感できないことが多く、私的にはまったくダメだった。
高岡蒼甫クン目当てで舞台挨拶付き完成披露試写会に行ったのに、肝心の高岡クンが途中中座しちゃって、また倒れているんじゃないかと思うと心配で、その他登壇者の話がまったく耳に入らなかったのも、映画が楽しめなかった理由かも。
高岡クン、最後には出て来たけど、あんまり無理しないでね。

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ノルウェイの森

Norwegianwood
79点
公式HP:http://www.norway-mori.com/index.html
映画館:川崎チネチッタ(チネ12)
監督:トラン・アン・ユン
出演:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、玉山鉄二、高良健吾、霧島れいか、初音映莉子、柄本時生、糸井重里、細野晴臣、高橋幸宏
制作国:日本(2010年)

〈ストーリー〉
高校時代に親友キズキ(高良健吾)を自殺で失ったワタナベ(松山ケンイチ)は、大学に入ってもなんとなく煮え切らない生活を送っていた。
ある日キズキの彼女だった直子(菊地凛子)を偶然再会し、その後しょっちゅう会うようになるが、お互いキズキの話をしないままだった。
直子の20歳の誕生日、直子の部屋でお祝をしていた2人は、キズキの名前を初めて口にし、泣き崩れる直子を抱きしめたワタナベはそのまま彼女を抱いてしまう。
その後、なぜか直子はワタナベに黙ったまま引っ越ししてしまい、連絡が取れなくなった。
直子の消息を捜す間、同じ大学の女子学生の緑(水原希子)と出会い、お互い魅かれあう。
そんな中、直子から手紙を受け取ったワタナベは直子が精神病をわずらい、施設にいることを知る。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
Yahoo映画の評価がありえないくらい悪かったから、あんまり期待していなかったけど、私的にはすごく面白くて、映像も綺麗だし気に入った。
全編に松山ケンイチが出て来て、まるで彼のショーケースみたいな映画だったが、ファンにはそれがまた嬉しい。
ボーッとした顔よりも、手の傷をいじっている時のような、ちょっと怖い顔のほうが私は好き。
今の年齢でもいいけど『人のセックスを笑うな』の頃に撮ったほうが、もっとワタナベらしさが出て、似合っていたような気がする。
菊地凛子さん、演技は確かにうまいのかもしれないけど、20歳っていう設定が日本人から見るとどうしても無理があって、特に緑役の子が本当に若いだけに、どうしても比べてしまった。どうせなら緑役ももっと年上の人にすればよかったのにね。
全編に渡って性的描写やセリフが満載で、若者には刺激強すぎてデートムービーには向かないけど、大人や国際マーケットを狙うにはいい映画だと思う。

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ライトノベルの楽しい書き方

Lightnovel
75点
公式HP:http://ranobe.jp/
映画館:テアトルダイヤ
監督:大森研一
出演:須藤茉麻、佐藤永典、竹達彩奈、能登有沙、國府田マリ子、鈴木拡樹、五十嵐令子
制作国:日本(2010年)

〈ストーリー〉
流鏑馬剣(須藤茉麻)は、校内でも才色兼備+武術にたけっていることで有名。
一方、魚お宅の与八雲(佐藤永典)は、友人から姫宮美桜のライトノベルを紹介される。
カレー屋の実家に八雲が戻ると、そこには姫宮の編集を担当する従兄の心夏(能登有沙)がいて、姫宮の原稿を取ってくるように頼まれる。
姫宮の家に行くと、そこには姫宮こと馬剣がいてスランプに陥って原稿が進まずにいた。
恋愛経験がない馬剣のために、心夏は馬剣と八雲に模擬恋愛をするように勧めるが、、、。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
おタクばっかりの観客の中、おばさん一人で観て来ました。
チープな出来ではあるが、面白くないわけではない。
特に馬剣役の女の子、噛みそうになるような武士言葉のセリフを一生懸命言ってて、B級映画ながら役者さんが必死にやっているのが伝わってきて、ほほえましい出来だった。
出演者はまさに美男美女ばかり。しかもみんなイジってなさそうな天然な美しさで気に入りました!
シネコンとかで上映する映画ではないけど、ミニシアターでひっそりと上映するのにぴったりな映画。

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酔いがさめたら、うちに帰ろう。

Yoigasametara
80点
公式HP:http://leoniethemovie.com/
映画館:109シネマズ川崎(スクリーン4)
監督:東陽一
出演:浅野忠信、永作博美、市川実日子、利重剛、藤岡洋介、森くれあ
制作国:日本(2010年)

〈ストーリー〉
戦場カメラマンの塚原安行(浅野忠信)には、別れた妻・園田由紀(永作博美)との間に二人の子供がいて、会うのを楽しみにしている。
別れた理由は、サイバラがアル中で、酔っ払っては妻に暴言を吐き、揚げ句の果てに漫画家の妻が仕上げたばかりの原稿を破いてしまったから。
今日も幻覚を見ながら酒を飲んでいたら、今までになく大量に吐血し、入院してしまった。
退院後、妻に奨められてアルコール依存症専門医のもとでアルコールを断とうとするが、いつの間にかまた大量に飲んでしまうのだった。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
テーマがどうのこうのと言うより、主役の浅野忠信氏のナチュラルな演技が心地よくて、ずーっと見入ってしまった。
自分もアルコール好きだから、この主人公の気持ちがよくわかるだけに、無条件で面白かったのかも。
本当のテーマは家族の在り方とか、人間の在り方とか、そんなことなんだろうけど、浅野忠信氏の演技じゃないみたいな演技を通して、他人の日常を垣間見てるみたいで、本当によかった。

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