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漫才ギャング

Manzai_gang
84点
試写会場:一ツ橋ホール(via D様、いつもありがとうございます。)
公式サイト:http://www.manzaigang.jp/
監督:品川ヒロシ
出演:佐藤隆太、上地雄輔、石原さとみ、綾部祐二、秋山竜次、新井浩文、宮川大輔、笹野高史
制作国:日本(2011年)

〈ストーリー〉
売れない芸人の飛夫(佐藤隆太)は、真面目過ぎて芸人仲間に友達はいなく、恋人の由美子(石原さとみ)と別れたばかり。
相方から一方的にコンビ解散を告げられ、飲み過ぎて留置場に入っているときに、同じ部屋の龍平(上地雄介)と運命的な出会いを果たす。
ケンカだけの人生だった龍平に出会って、それまで暗かった飛夫は龍平とともに変わって行く。

〈感想〉
出だしはやっぱり所詮吉本芸人の作る映画かと思われたが、話しが先に進んで行くうちに演出と脚本の上手さに感心させられた。
芸人さんも沢山出てくるが、ちゃんと演技が上手い芸人さんしか本筋に使っておらず、さらにメインキャストもちゃんとした役者さんしか使っていないから、作品としてブレを感じない。
脚本自体が漫才のネタのようになっているのに、佐藤さんと石原さんが真顔で演じるから真実味が出てたし。
暴力がテーマの作品は嫌いだから観なかったけど『ドロップ』が予想外の大ヒットを記録したのも、これを観て納得。
それにしても新井浩之氏、今日もやっぱり悪い役。このまま悪役が定着しちゃうのかなあ。

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アメイジング・グレイス

Amazinggrace
70点
原題:Amazing Grace(アメイジング グレイス)
公式HP:http://www.amazing-movie.jp/
試写会場:九段会館 (Movie Walker様、いつもありがとうございます)
監督:マイケル・アプテッド
出演:ヨアン・グリフィズ、ロモーラ・ガライ、マイケル・ガンボン、キーラン・ハインズ、ベネディクト・ガンバーバッチ、ルーファス・シーウェル、アルバート・フィニー
制作国:イギリス(2006年)

〈ストーリー〉
商人出身の政治家のウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)は、黒人奴隷船の廃止を訴え始めた。
大学時代からの友人で次期首相候補のウィリアム・ピット(ベネディクト・ガンバーバッチ)と協力して何度も貴族院の議員に訴えるが、カリブ海で奴隷を使って利益を出している富豪からの支援が欲しい議員はがんとして反対する。
長い間奴隷廃止に情熱を注ぎ込んだ末、ウィルバーフォースは体を壊し、医師の従兄宅で休養中に美しく政治に興味があるバーバラ・スープナー(ロモーラ・ガライ)と出会う。

<感想>
最初のクレジットでしょっぱなから、Youssou N'Dourの名前を見つけびっくり。彼って俳優もやってたのね。
しかもエンディング・クレジットで彼のボイス・トレーナーを発見して、Youssou N'Dourにボイス・トレーニングするなんて一体何者?と1人びっくりする。
そんなことは置いといて、肝心の本編だが、イギリスにも奴隷廃止運動があったなんて知らなかったため、結構おどろいた。その前にアメリカ映画だとばっかり思ってたし、『アメイジング・グレイス』もアメリカのアイルランド系移民が作った歌だと勝手に思ってて、知らないことだらけでびっくり。
それにしても2006年映画を何故今になって、上映するの?

〈感想〉

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私の愛、私のそばに

Watashi_no_ai
75点
原題:내 사랑 내 곁에(私の愛、私のそばに)
映画館:ヒューマントラストしねま有楽町(スクリーン2)
公式サイト:http://www.sobaniite.com/index.html
監督:パク・チンピョ
出演:キム・ミョンミン、ハ・ジウォン
制作国:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
足の悪い父親の代わりに葬儀社で働くジス(ハ・ジウォン)は、死体を触る仕事を気味悪がられて2度も離婚した経歴の持ち主。
ある日、葬儀で幼馴染のジョンウ(キム・ミョンミン)と出会い、お互い惹かれた2人は瞬く間に恋に落ちる。
しかしジョンウは、通称ルー・ゲーリック病という筋肉が委縮して長くは生きれない病気の持ち主だった。
自分が治してあげると、ジョンウを守ろうとするジスだったが、、、。

〈感想〉
もっと韓ドラっぽいメロドラマかと思ったが、ハ・ジウォンが明るくて、イメージと違った映画だった。
20kg減量したというキム・ジョンミン氏の体がすごい!!
最近太って来た私だが、彼を見習って痩せたくなった。彼ほどの強い意志があればなあ。
PodCastの『チャム ケンチャナヨ韓国語』でお勧めくださった、八木さん、古家さん、감사합니다~。

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学校をつくろう

Gakko
70点
試写会場:サイエンスホール(by movienet様、いつもありがとうございます。
公式サイト:http://gakko-movie.com/
監督:神山征二郎
出演:三浦貴大、柄本時生、橋本一郎、池上リョヲマ、近衛はな、佐々木すみ江、角替和枝、橋爪遼、土屋裕一、永山たかし、山本圭、宅間伸、永島敏行、神山繁
制作国:日本(2010年)

〈ストーリー〉
幕末から数年後、彦根藩士だった相馬(三浦貴大)は、法律を学ぶべく単身アメリカのサンフランシスコに向かう。
その後、東海岸のエール大学に進み、数々の仲間達と、法律用語を日本語に訳し、日本で日本語で学べる法律専修学校を作ることを夢見る。

〈感想〉
専修学校がこんな夢のもと出来た大学だなんて知らなかった。昔の人は夢が大きくて羨ましいと思えた作品。
ただ専修大学の法学部ってそんなに有名だったっけ?

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太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-

Fox
70点
映画館:TOHOシネマズ川崎(スクリーン4)
公式サイト:http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/index.html
監督:平山秀幸
出演:竹野内豊、ショーン・マクゴーウァン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、板尾創路、光石研、柄本時生、近藤芳正、酒井敏也、ベンガル、トリート・ウィリアムズ、ダニエル・ボールドウィン、阿部サダヲ、唐沢寿明
制作国:日本(2011年)

〈ストーリー〉
太平洋戦争下の1944年のサイパン島は、日本の占領下だったが、アメリカ軍が制圧し占領宣言していた。
しかしタポーチョ山の中には大場栄大尉(竹之内豊)を始め数十人の日本軍兵と、民間人が野営していた。
家族をアメリカ兵に殺された青野(井上真央)は、ヤクザの一等兵・堀内から銃の使い方を習っていた。
大場に守られ、米軍から逃げ回る日本人たちは、いつか日本の土を踏むことを夢見ていた。

〈感想〉
映画仲間のyさんに前売り券をもらって、すごいお勧めとのことで公開初日に観に行った。
TOHOシネマズなのに、140席ちょっとの劇場はほぼ満席!!
いやがおうにも期待したが、その分ちょっと期待はずれ。
実在した偉人とのことで、もっとすごい人かと思ったけど、淡々と話しが進み、どこがクライマックスなのか私にはわからなかった。
戦争経験者なら見方が違うんだろうけど。

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男たちの挽歌 A BETTER TOMMOROW

Banka
70点
原題:무적자(無敵者)
試写会場:九段会館
監督:ソン・ヘソン
出演:チュ・ジンモ、ソン・スンホン、キム・ガンウ、チョ・ハンソン
制作国:韓国(2010年)

〈ストーリー〉
脱北して韓国で武器の密売をしているヒョク(チュ・ジンモ)とヨンチュン(ソン・スンホン)には、テミン(チョ・ハンソン)という弟分がいた。
北朝鮮に残してきた弟チョル(キム・ガンウ)と韓国で再会したヒョクだが、チョルは兄のせいで母が収容所で死んだと恨んでいた。
修業中のテミンを連れてタイに行ったヒョクは、取引相手に裏切られ、刑務所に入る。
その間チョルは韓国で警察官になっていた。

〈感想〉
またまた全くやるせない、韓国映画特有のエンディング。
なんでこうも救われないんだろう?
オリジナル香港版もこうだったのかなあ。だとしたら、脱北者はかつての中国のボートピープル?
ソン・スンホン氏、全然目立ってなかったわー。
弟役の人、どこかで観たと思ったら、確か映画版『食客』に出てた人よね。
兄弟愛を描いたんだろうけど、血が繋がってない義兄弟のほうが情が深いみたいで、日本人の私には理解できなかったなあ。
オリジナル版を観てみたいけど、どうせリメイクするなら、今度はジョニー・トー監督で撮り直してください。

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ヒア アフター

Hereafter
89点
原題:hereafter(今後)
試写会場:ワーナーブラザーズ試写室
監督:クリント・イーストウッド
出演:マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、フランキー・マクラレン、ジョージ・マクラレン、ジェイ・モーア、ブライス・ダラス・ハワード、マルト・ケラー、ティエリー・ヌーヴィック、デレク・ジャコビ、ミレーヌ・ジャンパノイ
制作国:アメリカ(2010年)

〈ストーリー〉
フランス人ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、恋人と休暇中に津波に遭い、臨死体験した後、今までの価値観が全く変わる。
アメリカでかつて霊能者をしていたジョージ(マット・デイモン)は、自分の才野を呪いだと称し、人とうまく付き合えず、眠れない日々が続く。
双子のマーカスは一卵性双生児の兄のジェイスを事故で亡くしてから、自分の殻に閉じこもり、なんとかジェイスともう一度話がしたいと願う。

〈感想〉
映画が始まる前は129分もあると知って、正直嫌気がさしたが、エンディング近くになって「えっ?もう終わり?」と思った。
途中まで三つの話がまるでオムニバスのように進行し、なんの繋がりもないように見えるが、ラスト10分くらいのクライマックスは、非常に静的ながらも、全ての謎が解け胸がスーっとして、清涼感さえ感じる。
ひょっとして映画のテーマは違うのかもしれないが、人間の生き方や物の考え方をうまく表現してて、さすがイーストウッド監督wobbly

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イップ・マン 葉問

Ipman
74点
原題:葉問2(イップマン2)
映画館:109シネマズ川崎
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、サモ・ハン・キンポー、ホァン・シャオミン
制作国:香港(2010年)

〈ストーリー〉
広東省佛山で武道を学んだイップマン(ドニー・イェン)は、香港で武館を開いた。
当初まったく弟子がいなかったが、ある日血気盛んな若者ウォン(ホァン・シャオミン)がイップマンに試合を挑み、イップマンが勝ったら弟子になるという。
イップマンの武術に感銘したウォンは仲間たちを連れて来て、武館はにぎやかになってくる。
そんなある日香港の武館をしきるホン(サモ・ハン・キンポー)が、香港で武館を開くには各武館の師匠と戦って勝たなくてはいけないと言われる。
その試合である武館の師匠を楽々と倒したイップマンはホンと引き分け、お互い一目置く仲となる。
イギリスの植民地だった香港は、イギリス人による腐敗統治が続いており、ホンはそれをこころよく思わないまでも仕事を続けるために、しょうがなくしたがっていた。

<感想>
まるで『霍元甲』とそっくりだったが、これはこれで面白かった。
というか、香港映画久しぶり!広東語が懐かしかった。
ドニー・イェンも『HERO』のときはまだまだ青かったが、今はまさに「シーフ~」と叫びたくなるような貫禄。
いくらジェイ・チョウがハリウッドでアクション俳優と呼ばれていても(イヤ、呼ばれていたっけ?)、やっぱり本物にはかなわない!
ドニー・イェンとサモ・ハン、格好良さすぎー!
ところであの警察さん、『向左走 向右走』で編集長やってた方ですよね。今思い出したsign03

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死にゆく妻との旅路

Tsumatono
70点
公式HP:http://www.tabiji-movie.jp/
試写会場:よみうりホール(via L様、いつもありがとうございます)
監督:塙幸成
出演:三浦友和、石田ゆり子、西原亜希、掛田誠、近童弐吉、黒沼弘己、でんでん、松浦祐也、十貫寺梅軒、田島令子、常田富士男
制作国:日本(2011年)

〈ストーリー〉
石川県のとある町で縫製工場を営んでいた清水久典(三浦友和)は、会社が倒産して親戚が集まっての支援会議の最中に、唯一の財産の青いバンと50万円を持って失踪してしまう。
癌で入院中の妻(石田ゆり子)には、退院する頃には戻ると約束したのに、退院した後田んぼの稲が青くなっても戻って来なかった。
妻には内緒で娘(西原亜希)のもとに立ち寄った清水だったが、妻に気付かれ妻を連れて全国に職探しの旅に出かけた清水だったが、、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
全編に渡って、北陸の冬の空のように重たい雰囲気。
観てる間は、ひたすら暗いと思ったが、観終わって少し経って考えると、やっぱり北陸みたいに戻ってみたくなる不思議な映画。
北陸生まれのせいか、主人公の心理がよくわかるだけに、あんなことをしてしまう気持ちもよくわかる。
富山のロケ地は、高岡と氷見だけかと思っていたのに、思いのほか宇奈月のトロッコ電車が出て来てびっくり。
あんな田舎なんだから、三浦友和さんが来て、みんなびっくりしただろうなあ。あれ?それとも宇奈月って意外に有名人いっぱい来るんだっけ?
あんまり晴れた場面がなかったけど、北陸だって冬以外はけっこう晴れて気持ちいい日もいっぱいあるんですよ~!って言いたくなるくらい、天気に恵まれない映画だった。
夏は空気がきれな分、日差しがよく通って、イヤんなるくらい暑いんだけどなー。

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