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信さん・炭坑町のセレナーデ

Shin_san
76点
公式HP:http://shinsan-movies.com/
試写会場:スペースFS汐留(via Dさん、火曜日に引き続きありがとうございます)
監督:平山秀幸
出演:小雪、石田卓也、池松壮亮、大竹しのぶ、光石研、岸部一徳、村上淳、中尾ミエ
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
駆け落ちして、離婚して子供の守(池松壮亮)と一緒に故郷の福岡の島に戻って来た美千代(小雪)。
炭坑で成り立っている小さな島は、美しい美千代に対して色々な噂を立てるが、守の小学校の先輩の信一(石田卓也)は、一目美千代を見た瞬間から恋に落ちてしまう。
信一を「信さん」と呼び親しみを示す美千代だったが、信一は育ての親の叔父(光石研)が亡くなり、子供でいることが許されなくなってしまう。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
同じ昭和をテーマにした『ゲゲゲの女房』と比べると、本物の廃坑の町でロケしたというだけあって、映像が美しかった。
町の雰囲気もいいけど、海が本当にきれいで、ロケ地に行ってみたくなった。
池松クンが地元の福岡弁で演技をするのは、さすがにネイティブだけにものすごい細かい発音も(合っているかどうかは判断不可能だが)きれい。おかげで福岡弁には韓国語の濃音とか激音みたいな音がいっぱいあることを発見。
2年前に撮影したとのことだが、相変わらず彼の演技は上手かった。
小雪さんと池松クンの親子役と言えば『ラストサムライ』を思い出してしまうが、本当にあの子供が大きくなったみたいに見えて、年齢的に考えるとありえないけど、親子役がすごく似合っていた。
一方、石田卓也クンと大竹しのぶさんも『キトキト』で親子役をやっていたせいか、舞台挨拶で並んでるとしっくりして、まるでW親子を観ているみたいで、舞台挨拶が楽しめた。
映画自体は、やっぱり『ゲゲゲ』と比べると時代設定もきちんとしてて、昭和38年は私もわからないが、45年はわかるので本当にその当時みたいだった。
38年には草野球するにもバットもグローブも持っていなかったのが、45年にはみんな持っているってところが高度経済成長期を象徴しているカンジがした。
経済ばっかり発達するのは、自然破壊にもつながっていいとは言えないが、やっぱりあの頃は貧乏でもみんな夢があってよかったな~と感じる映画。

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