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仁寺洞スキャンダル ~神の手を持つ男~

Insadong_scandal
72点
原題:인사동 스캔들(仁寺洞スキャンダル)
公式HP:http://www.insadong-movie.com/
映画館:シネマート六本木(1)
監督:パク・ヒゴン
出演:キム・レウォン、オム・ジョンファ、イム・ハリョン、ホン・スヒョン、キム・ジョンテ、白竜
製作:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
韓国の骨とう品市場を牛耳っている女会長のペ・テジン(オム・ジョンファ)は、行方不明になっていた名画「碧眼図」を手に入れる。修復に依頼したのは、過去の逮捕事件以来落ちぶれた韓国最高の修復師・イ・ガンジュン(キム・レウォン)に依頼する。
実はイ・ガンジュンは、かつて自分が修復した名画ペ・テジンに盗まれたことを恨んでおり、仲間達とともに名画を日本の京都から取り戻す計画を立てていた。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
ストーリーの展開が速い上に専門用語が多すぎて字幕を読むのが大変で、あんまり映画自体を楽しめなかった。
そもそも誰が敵か味方か、顔が似てて見分けがつきづらいというのも難。
知っている人がもっといっぱい出演していれば、似てても見分けがつくんだろうけど、女性刑事役のホン・スヒョンさんしか知っている顔もなく(しかも彼女をどこで見たか思い出すのに一苦労。『映画は映画だ』で見たみたい)。
もう一回見ると、話の内容に集中して見れていいのかもしれないけど、もう一回見たいと思うようなストーリーでもないし、、、、。
いずれにしても韓国宮廷物語みたいな、裏切りのパターンがあって、これは韓国ドラマや映画に必須なのだろうか。

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さんかく

Sankaku
78点
公式HP:http://www.cinemacafe.net/official/sankaku-movie/pc.html
映画館:川崎チネチッタ(チネ10)
監督:吉田恵輔
出演:高岡蒼甫、小野恵令奈、田畑智子
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
同棲中の30歳のカップル、百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)のところに、夏休みの間、東京で過ごしたいと言って佳代の15歳の妹・桃(小野恵令奈)が居候にやってきた。
東京の高校に進学したあこがれの先輩を追ってきた桃だったのに、先輩にはバイト先の彼女(大島優子)がいて、ストーカーのようにバイト先のファミレスを監視する桃。
当てがハズれて暇な桃は、姉の勤務先に遊びに行ったり、百瀬と買い物に行ったりと時間を過ごすが、桃の思わせぶりな態度にすっかりイカれた百瀬は、佳代と別れることを決意する。
(公開後間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
バカな男の物語だけど、どこかにありそうなお話。
超ミニシアター系の内容+予算(よくわかんないけど)なのに、川崎チネチッタみたいなシネコンで上映するのは、主役の高岡蒼甫クンがメジャーになったから?それとも15歳の彼女がAKB48のメンバーだから?
私的には田畑智子さんの演技がとっても気に入った。演技というかそのキャラもいかにもありそうで。
しっかりした感じなのに、付き合う男はダメで世話の焼ける男だとか、マルチ商法に計約しちゃうとか、現代の自分に自信が無い女性にありがちじゃない。
多分だけど、とってもチープな予算+撮影期間で作られた映画なのに、ここまでよく出来ているのは主役のお2人の素みたいな演技のおかげ。
主役3人以外で、知っていた俳優さんは、矢沢心さんと太賀クンだけっていうのが、やっぱり低予算っぽいでしょ。
でもとってもよく出来た映画で、前売り券もまだあるし、もう1回観に行こうっと。
なんで前売り券がまだあるかってゆーと、今日は初日舞台挨拶付きの上映回に行ったからチケぴで買ったの。
いつもピカピカに輝いて美しい高岡氏が、今日はなんか光ってないなーと思っていたら、川崎の前の渋谷の舞台挨拶で倒れたとのこと。
お気に入りの俳優さんだけに、すっごく心配rain
なんともなければいいけど、、、、。

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星砂の島のちいさな天使~マーメイドスマイル~

Mermaid
20点
公式HP:http://hoshisunanoshima.sakura.ne.jp/
映画館:キネカ大森(スクリーン1)
監督:喜多一郎
出演:飯田里穂、牧田哲也、三上真史、美保純、相島一之、前田憂佳、矢口真里、津田寛治、長州力、大地康男
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
竹富島で民宿を経営する母親とともに住む兄弟の中浜光一(三上真史)とその弟・瞬一(牧田哲也)は、ある日砂浜に倒れていた少女・美海(飯田里穂)を見つける。
美海は、目を覚ましたかと思えば、大量にご飯を食べ、また寝てしまうという不思議な少女。
島の観光課に勤め、島の発展を願う光一は、美海を素性が知れないうさんくさいやつだと思うが、瞬一は心惹かれる。
(公開後間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
こんなテレビサイズの映画があるのかと、スクリーンの縦横比率を見てまず驚いた。
さらに驚いたのは、映像。まるでテレビのような画像。
もっと驚いたのはストーリー。何が言いたいのかわからない。
沖縄が舞台の映画は、ナイチャーが勝手に神秘化して描く映画が多いが、この映画はその中でも抜きん出ている気がする。
『てぃだかんかん』のように普通の映画作品としての沖縄作品を作ることを心がけて欲しい。
それに、主人公の女の子。最初から最後まで、ずーーーっと同じ服を着ているのは何故?いくら不思議な子でも洗濯しなくていいの?暑い沖縄なのに、汗一つかかずに服が臭くならないなんてありえないでしょう。
劇場公開するなんて、すごい度胸だけど、これを上映するテアトルさんもすごい。今日株主総会に行った帰りに観ただけに、先に観てたら総会で文句言いたくなるような作品。

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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

Hangover
75点
原題:The Hangover(二日酔い)
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/thehangover/
試写会場:よみうりホール(by スポーツ報知様、いつもありがとうございます)
監督:トッド・フィリップス
出演:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィナーキス、ヘザー・グラハム、ジャスティン・バーサ、ジェフリー・タンバー
製作:アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
2日後に挙式をするダグ(ジャスティン・バーサ)は、独身最後の夜をラスベガスで過ごすべく、仲間達と旅だった。
一緒に行ったのは、小学校教師のフィル(ブラッドリー・クーパー)、歯医者のストュー(エド・ヘルムズ)、花嫁の弟のアラン(ザック・ガリフィナーキス)の3人。
ホテルの最高級のスイートルームを取った4人は、チェックイン後、立ち入り禁止の屋上で乾杯するのだった。
翌朝、目を覚ますと、1泊40万円以上する高級ルームがめちゃくちゃ。ニワトリやトラ、さらに赤ちゃんまでいる始末。
なのに、花婿のダグだけが見つからない。
しかも残された3人は昨夜の記憶がまったく無く、ダグの捜索も難航するが、昨日彼らと一緒に過ごした人たちから証言に基づいてダグを探すのだが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
低予算映画だけあって、確かに派手さはない。
前日の記憶がないなんて誰にもあること(いや、無い人もいるかな)。
私も今まで何度も前日の記憶が無いことがあって、誰かそれをビデオに撮ってて見せてくれないかと思ったものだ。
でもこの映画みたいに実際に見せられたらたまんないだろうなあ。
最近よく観るブラッドリー・クーパー氏だが、今までイケメン役ばかりでここまで壊れた役を見たのは初めて。
ふざけた役は、イケメンがやるから笑えるのであって、もっと変な役が観てみたい。次の『特攻Aチーム』の役も楽しみ。
全体的にコメディ性は高いんだろうけど、いかんせん日本語字幕だと100%楽しめないのが悲しい。
セリフじゃなくて、体を張ったコメディじゃないと日本では難しいかな。

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ロストクライム -閃光-

Lost_crime
77点
公式HP:http://www.lostcrime.jp/
試写会場:中野ZEROホール(via L様、いつもありがとうございます)
監督:伊藤俊也
出演:渡辺大、奥田瑛二、川村ゆきえ、武田真治、宅麻伸、かたせ梨乃、原田芳雄、夏八木修
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
大学出の若手刑事の片桐(渡辺大)は、隅田川で見つかった遺体の殺人事件でベテラン刑事の滝口(奥田瑛二)とコンビを組むことになった。
捜査開始早々滝口から逃げられ、更に同棲中の明美(川村ゆきえ)の元におかしな男が尋ねて来て、捜査は難航するかと思われた。
しかし実は殺された男が実は三億円強奪事件の犯人グループの一人だったと滝口から聞かされる。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
出演者が豪華でストーリーも面白いのに、なんでこんなに上映劇場が少ないの?
せっかく真面目ないい映画なのに、あちこちで不要なラブシーンがあるのが気になった。どう考えても渡辺大と奥田瑛二氏のラブシーンはいらないっしょ。
三億円強奪事件の真相は実はこうだったというのがテーマなので、似たような映画の『初恋』を思い出した。
どっちが本当っぽいかって言うと、こっちのほうだけど『初恋』のほうがロマンがあったかなあ。こっちは本当に本当っぽいから。
日本の警察って本当にこんなに汚なそう。
関係者の方でもしそうじゃないという方がいるなら『袴田事件』が冤罪じゃないと証明してください。

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瞬 またたき

Matataki
70点
公式HP:http://www.matataki-movie.jp/
映画館:川崎チネチッタ(チネ11)
監督:磯村一路
出演:北川景子、大塚寧々、岡田将生、史朗、永島暎子、深水元基、千崎若菜、清水美沙、松本義和、田口トモロヲ
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
泉美(北川景子)は、交通事故で恋人の淳一(岡田将生)を亡くしてから、セラピーに通っていた。
事故当時のことがどうしても思い出せず、セラピストは無理に思いだす必要はないというが、淳一の思い出をひとつも失いたくない泉美は、セラピーでたまたま出会った弁護士の真希子(大塚寧々)に、事故当時の状況を思い出すべく手伝いを依頼する。
(公開後間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
北川景子ちゃんを全面的にフィーチャーした、まるで彼女のプロモ映画。
岡田将生クンはほんのちょっとしか出演せず、ちょっとがっかり。『僕の初恋を君に捧ぐ』みたいな出番があるかと思っていたのに。
ちょっとテーマが薄っぺらい感じがして、私はおんまり好きになれなかったなあ。この映画。
上映後舞台挨拶があったが、北川景子ちゃんがまったくキャピキャピしない優等生な発言に感心した。
そういえば劇中でかなりエグいシーンがあるんだが、それも男前な彼女が演じるから「あり」な感じ。彼女以外の美人女優さんではあの行動はありえないでしょう。
あんなに男前なんだから、普通の美人女優としてじゃなくて、もっと凛々しい役を多くやればいいのに。

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告白

Kokuhaku
80点
公式HP:http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html
映画館:TOHOシネマズ錦糸町(4)
監督:中島哲也
出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
中学教師の森口悠子(松たかこ)は、三学期の終業式の日に生徒たちにある告白をする。それは先月、学校のプールで死んだ娘が実はこのクラスの生徒に殺されたと言うのだ。
犯人の名前は明らかにしなかったが、特徴を言うとクラスの誰もが犯人は学校一の秀才の犯人Aと目立たない犯人Bだとわかった。
新しい学年が始まり、新しく担任になったのは森口と正反対の熱血教師ウェルテル(岡田将生)。
犯人Aはクラス中のいじめの対象となりながらも学校に登校し続け、犯人Bは不登校で家に引きこもりになった。
犯人Aのいじめのことを担任にチクったと疑われたクラス委員長にも及び、二人は無理矢理キスさせられてしまうが、それをきっかけに犯人Aと委員長は付き合うようになる。
しかし犯人AとBの日常は段々崩れていく。

〈感想〉
さすが二週連続週末興業収入1位を取っただけのことはある。
若者が見ても、年寄りが見ても、自分と照らし合わせて共感できる。
松たかこのニコリともせずに淡々と長セリフをこなす演技力は日本アカデミー賞を獲った『ヴィヨンの妻』より全然いい。
松たかこが主人公となってるが、実質的にはシュウヤ役の男の子ではないか。このこがジャニーズジュニアみたいでカッコイイから、若い10代の観客も多いのでは。クラス委員の女の子も可愛いから、男子の客も呼べるし、本当よく出来てる。
それにしても新井浩文氏のあのチョイ役ぶりって(*_*)

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レポゼッション・メン


ブログネタ: 『レポゼッション・メン』試写会、感想を教えて!参加数拍手

Repomen78点 原題:REPO MEN(レポメン) 公式HP:http://repo-men.jp/ 試写会場:東宝東和試写室(by ココログ様、いつもありがとうございます) 監督:ミゲル・サポチニク 出演:ジュード・ロウ、フォレスト・ウィッテカー、リーヴ・シュレイバー、アリシー・ブラガ 製作:アメリカ(2010年)

〈ストーリー〉
近未来。ありとあらゆる体のパーツは人口のもので代用できるようになり、人々は高額でパーツを買う時代になっていた。
パーツは高額のためローンで買うが、ローンが遅延するとレポマンと呼ばれる回収屋がやってきてパーツを回収する(=死ぬ)ことになっていた。
レミー(ジュード・ロウ)はユニオン社の優秀なレポメン。毎日ルーチンワークのように人を殺して鮮やかな手口で臓器を回収していた。
自分の夫が人を殺すことを仕事にしているのを嫌うレミーの妻(カリス・ファン・ハウテン)は、販売のように転職するよう強く要請していた。
妻の支持に従い、これが最後の回収となる日、AEDが誤作動を起こしレミーは失神し、心臓が停止してしまう。
人口心臓を埋め込まれたレミーは再びレポメンに戻るが、今までと違う感情が沸き起こり、回収できなくなってしまう。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
イギリス訛りバリバリのジュード・ロウがアメリカ英語で話すのかと思ったら、いつもの話し方だった。
今まで紳士的な役が多かった彼がアクション系の役に挑戦するなんてどうなんだろうと思っていたが、意外に似合っていた。
ただ、この役なら同じイギリス訛りのジェイソン・ステイサムでもよかったような、、、。
話はユアン・マクレガー主演の『アイランド』を彷彿させるような近未来の恐ろしい話。
多分人工臓器などは現実化するんだろうけど、レポメンみたいな役割の人間が存在しえるかは疑問。
だって、あれって人殺しじゃん!でも人口臓器を入れないとどうせ死んでた人間だから、かまわないってことなのかなあ。
あんなことなんで法律で許されるんだろう?
ジュード・ロウの奥さん役で、『ブラックブック』のカリス・ファン・ハウテンが出てたけど、登場シーンが少なくてガッカリ。もうハリウッド女優さんになっちゃったのかしら?めちゃくちゃアメリカンな英語でした。
肉体的なジュード・ロウを見たい方にお勧め。

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ケンタとジュンとカヨちゃんの国

Kenta
67点
公式HP:http://www.kjk-movie.jp/
映画館:109シネマズ川崎
監督:大森立嗣
出演:松田翔太、高良健吾、安藤サクラ、宮崎将、柄本佑、洞口依子、多部未華子、美保純、山本政志、新井浩文、小林薫、柄本明
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
解体工事現場で働くケンタ(松田翔太)とジュン(高良健吾)は、孤児院から兄弟のように育った仲。
毎日のように職場の先輩(新井浩文)から「バカ、バカ」といじめられ、仕事が遅いからと毎月の給料を6万円もピンハネされていた。
一方女好きで軽いジュンは、街でナンパしたブス女のカヨ(安藤サクラ)と一緒に暮らし始めた。
ある日とうとう我慢できなくなり、先輩の車をブチ壊し、会社のトラックと先輩のバイクを盗んで、ケンタとジュンは逃げるが、なぜかカヨちゃんもついて来た。
行き先をどこにしようか迷ったが、ケンタは兄のカズ(宮崎将)が収監されている網走に向かうことにする。
(公開後間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
狭い日本を移動するロードムービーなんだろうが、所詮せまいのでどこにも抜け出せないのが寂しい。
ケンタとジュンは明らかに違うのに、違うことを否定するジュン。思い切って違うことにしちゃって、別々の道を歩むことにしちゃえばよかったのに。
それから、カヨちゃんのことブス、ブスって言っているけど、どうみても可愛いよね。安藤サクラちゃん。
きっとキム・ヨナちゃんみたいに、どんな顔にもなれる女優さんだと思う。
映画自体は主役2人がお気に入りなだけに期待していたけど、ちょっとイマイチだった。
『BOX 袴田事件』で殺人容疑者役やってた新井浩文氏は、こっちのほうが圧倒的に悪いやつに見えた。本当こうゆう役似合うよね、彼。
あああ、とりとめない感想になっちゃったのは、ブログ書き忘れてたことを4日も経ってから気づいたから。やっぱり観た後すぐブログは書かなきゃ。

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第36個故事

Taipei_exchange
72点
原題:第36個故事(36個めの話)
公式HP:http://www.taipeiexchanges.com
映画館:絶色。影城(台北)
監督:蕭雅全
出演:桂綸鎂、林辰唏、張翰、中孝介
製作:台湾(2010年)

〈ストーリー〉
父親が亡くなったとき、2冊の本のうち「勉強」を選んだドリス(グイ・ルンメイ)は、台湾の外に出たことがない。
一方「旅行」の本を選んだ妹のジョイス(リン・ツァイツァイ)は、世界中あちこちを旅行して、発想が豊か。
コーヒーショップをやるのが夢だったドリスは、念願かなって店を開くが、友人から開店祝いに贈られたものは、コーヒーショップとは関係の無いガラクタばかり。
このガラクタのせいでお客が入らないと思ったドリスは、ガラクタを捨てようとするが、ジョイスが店に特色を出すために、ガラクタの交換所にすることを思いつく。
この発想は大ヒットし、店にお客がやってくるようになり、大陸からツアー客まで来るほどの有名店に。
客の一人で、世界中をあちこち旅した男性の群青(チャン・ハン)は、世界各国で集めた石鹸を交換にやってきた。
来るたびに石鹸を買った街で出会った話をドリスに聞かせ、ドリスは話と交換にイラストを描く。
36個の街の話を聞かせてくれるはずだったのに、35個のイラストが描き終わったところで群青は、イラストを持って消えてしまう。
世界を旅したことのないドリスは、36個めのイラストを自分には描けないとイライラするが、本当のイライラの原因は別にあった。
(日本公開が決まっていないため、話はここまで)

〈感想〉
字幕が中国語と英語のダブルで出て、読むのに一苦労。8割は全部読み終われなかったと思う。おかげで映画の映像を見る暇がなかった。
たとえ字幕が読めても、台湾人客は笑っているのに英語が全然おかしくなくて、一人取り残された気分。
唯一、中孝介が出てくる場面は日本語なので、字幕がなくても、台湾人より先に笑えて優越感。
妹役の女の子は今まで見たことないけど、すごい可愛かった。
どんな映画にも言えるが、たとえ字幕が読めなくても映画はその映画の地元で観るのが一番。
映画を見て文化もわかるし、映画の風景を見て、行ってみようかなあって気分になれるのがいい。
日本人好みする映画なので、来年あたり武蔵野館みたいなアート系映画館で上映されるかも。

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マイ・ブラザー

Mybrother
75点
原題:Brothers(兄弟)
公式HP:http://my-brother.gaga.ne.jp/
映画館:川崎チネチッタ(9)
監督:ジム・シェリダン
出演:トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマン、サム・シェパード、ベイリー・マディソン、テイラー・ギア
製作:アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
海軍の大尉・サム(トビー・マグワイヤ)は、美しい妻グレース(ナタリー・ポートマン)と二人の可愛い娘の4人暮し。
アフガニスタンへの赴任が控える中、弟のトミー(ジェイク・ギンレイホール)が銀行強盗の服役を終えて戻ってきた。
相変わらずだらし無いトミーを昔から嫌っていたグレースだが、サムがいない間、娘達の相手をしてくれるトミーとだんだん打ち解けて行く。
そんなある日、シェリーの元にサムの乗ったヘリコプターが攻撃され、サムが死んだという知らせが入る。
夫を亡くしたグレースと、唯一心を許せた兄を失ったトミーはお互い共感し、心を許すようになるが、サムが実は生きていて、家に戻ってくる。

〈感想〉
前知識無しに見たが、サムが仲間と二人で狭い穴に閉じ込められるところから、頭がDeja vu状態になりクラクラしてきた。サムがソリで遊んでいる娘達の元に歩みよるシーンで、前に見た映画『ある愛の風景』のリメイクだとようやくわかった。
オリジナルより秀作だという評判もあるが、何故サムがあそこまで生き延びたかったか、生きるということの本当の意味が、オリジナルほど強く描かれてない。
オリジナルでは、穴ぐらの中で主人公は妻とのセックスを思い出し、妻に会いたい一心で生き延びようとする。
でも本作はアメリカが舞台のせいか、国家に忠誠をつくすために生き延びているみたいに見えた。
そもそも主人公が誰なのかよくわからなくなっていた。。
一応サムなんだろうけど、出番はグレースのほうが多くて、心理描写が多いのはトミーのほうという具合にバランスがバラバラ。
戦争するのが大好きな国が作った映画だからこうなるのか、性の描写が北欧ほどオープンじゃない国だからなのか、、、、。
と言いつつ、原作がいいので、映画としてはそれなりに楽しめた。特に長女役の女の子がトミーや私の気持ちを代弁してて、あの子がグレるシーンだけでもグッと来た。
ところで、オリジナルでは弟君とお義姉さん、寝ちゃったんだっけ????

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シーサイドモーテル

Seaside_motel
80点
公式HP:http://www.seaside-motel.net/
映画館:TOHOシネマズ川崎(4)
監督:守屋健太郎
出演:生田斗真、麻生久美子、山田孝之、成海璃子、玉山鉄二、柄本時生、温水洋一、古田新太、小島聖、池田鉄洋、山崎真実、赤堀雅秋、ノゾエ征爾
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
インチキ化粧品のセールスマン(生田斗真)は、ノルマ達成できず、片田舎のモーテルにチェックインしたばかり。なのに頼んでもいないデリヘル嬢(麻生久美子)がキャンディーと称してやってきた。
下の部屋では、最近夫婦生活がうまくいかない夫(古田新太)が、エマニュエル夫人の格好をした妻(小島聖)がコスプレプレイをしていた。
さらに別の部屋では、ベルギーの猫祭りに行きたい女(成海璃子)と、借金まみれで賭けごとが好きな男(山田孝之)が、ヤクザ(玉山鉄二と柄本時生)から脅迫されていた。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
私的にはかなり面白かったが、万人受けするかどうかは微妙。
各部屋のゲストが最後に一つにくっつく『アモーレス・ペロス』みないた作りになっていたら、さらに芸術的作品になっていたかも。
そうじゃなくても、豪華な出演者に、派手な演技で、日本人なら十分楽しめる。

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川の底からこんにちは

Kawanosoko
65点
公式HP:http://kawasoko.com/
映画館:ユーロスペース
監督:石井裕也
出演:満島ひかり、遠藤雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松了
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
上京して5年のサワコ(満島ひかり)は、今の会社で5社め。上京後5人目の彼氏は同じ会社の新井課長(遠藤雅)は、セーターを編むのが趣味で、バツイチの子持ち。
中の下の自分には、こうゆう男がちょうどいいと思っていたが、特に愛しているわけでもなかった。
ある日、田舎の叔父(岩松了)から電話があり、しじみ工場を営む父(志賀廣太郎)が死にそうだという。
父親の後を継ぐべく田舎に帰ってきた。しかも彼氏の新井とその娘・加代子(相原綺羅)とともに。
さっそく工場に出勤したサワコだったが、駆け落ちして町を出て行ったというサワコの偏見に、工場のおばさん達は最初から冷たい。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
満島ひかるちゃんが主演というだけで観に行ったが、私にとってそれだけしか感じない映画。
ひかるちゃんと岩松了さん以外、これと言って有名な俳優さんもいないし、なんだかマイナーっぽい匂いがぷんぷんして、これじゃあ大手シネコンでの上映は難しいなあ、ってカンジ。
田舎のおばちゃんと下ネタがオンパレードの映画としては『パーマネント野ばら』と同じだけど、下ネタの内容や現実っぽさが『パーマネント』のほうが全然上で、ともかく私はついて行けない映画だった。
満島ひかるちゃん、もっともっといい映画で主演できるように頑張って欲しい。
叫ぶのとか、ダルそうにセリフしゃべるのだけが彼女の良さじゃないんだから。『プライド』みたいにキラリと光る役を待っています!!

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相手の心が見れる能力があったら


ブログネタ: 『レポゼッション・メン』の試写会に50名様ご招待!参加数拍手

多分、生きていくの辛くなるだろうなあ。でも欲しい。

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ソフトボーイ

Softboy
72点
公式HP:http://www.softboy.jp/index.html
試写会場:よみうりホール(via Dさん、いつもありがとうございます)
監督:豊島圭介
出演:永山絢斗、賀来賢人、波瑠、加治将樹、中村織央、斎藤嘉樹、西洋亮、加藤諒、松島庄汰、タイラー、鎌田奈津美、平山真有、いしのようこ、広澤草、白石みき、はなわ、山口紗弥加、堀部圭亮、綾田俊樹、上野由岐子(特別出演)、大倉孝二
製作:日本(2010年)

〈ストーリー〉
佐賀県牛津の職業科高校に通い、フランス人シェフを目指すオニツカ(永山絢斗)は、ヒーローになりたいという動機だけでソフトボールをやると言い出した野口(賀来賢人)に誘われ、男子ソフトボール部を作った。
佐賀県には男子ソフトボールチームが一校も無いため、予選なしで全国大会に行けるからだ。
全校の男子生徒はたったの30人で、9人の部員を集めるのは至難のわざ。
しかしお調子ものの野口の口車に乗せられ、顧問で元高校野球地区予選決勝まで行った澤山先生(大倉孝二)の下、特訓が始まったが、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
結構みんな背が高い俳優さんを集めてて、もっとうまく宣伝すればイケメン映画として流行ったかも。
最後のどんでん返しは、さすがに想像つかなくて、結構驚いた。
主役の永山クン、どうしてもおにいちゃんの面影引きずっちゃうので、ある意味損な立場かも。
今後お兄ちゃんを超えるような俳優さんになれるかしら。
何故佐賀が舞台じゃないといけないのかと思ったけど、実話ならしょうがない。
もっとみんなで佐賀弁しゃべって欲しかったなあ。

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天国への郵便配達人

Tengoku
76点
原題:천국의 우편 배달부(天国の郵便配達夫)
公式HP:http://www.telecinema7.jp/
映画館:TOHOシネマズ川崎(5)
監督:イ・ヒョンミン
出演:ジェジュン、ハン・ヒョジュ
製作:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
だだっ広い原っぱにポツンと立つ郵便ポスト。
天国への手紙を出す場所だと聞きつけた人達が手紙を入れていく場所だった。
手紙を集荷にやってきたイケメン男性を見つけたハナ(ハン・ヒジュ)は、その男が最初は集荷人だと信じられないが、ハナが出した手紙の内容をそらんじられ、戸惑う。
時給二万ウォンで集荷の手伝いを持ち掛けられたハナは、時給の高さにつられて引き受けてしまう。
男の名はジェジュン。手紙の内容を見て、この世に残された人の気持ちを癒すのが仕事の彼は、自分のことを天使とか幽霊と称するが、ハナにもカフェの店員にも見えてるジェジュンを幽霊だとは信じないハナだった。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
こんなマイナーな映画、なんでTOHOシネマズ川崎で1番大きいスクリーンで上映するのか理解出来なかったが、レディースデーに行ってみて理由がわかった。東方神起ファンが大挙して押しかけるわけね。
なんだか自分もその一味みたいで、劇場入ってこっぱずかしくなったgawk
映画の内容は、韓国ドラマを見ている感じ。わざわざ映画館で観る必要はない感もある。
手紙を読む場面では自然と涙が出ちゃうのは、脚本が北川悦吏子さんだからか。
その日本語のオリジナル脚本を生かして字幕つけていて、字幕だけ見ると自然な日本語でいいのだか、たまに韓国語のセリフと極端にズレてるときは、頭がこんがらがった。特にハナが天国の元彼に叫び終わった後、「私の言うこと聞いてくれる人なんて誰もいなかった」の次の「イッチャナ」っていう返事から一連のセリフが韓国語とまるで合ってなくて、それまで日本語を聞いて日本語の字幕見ているみたいな気分だった私の頭は相当混乱した。
ほとんどのセリフは字幕通りなんだけど。
ネタばれになっちゃうが、何故突然ジェジュンが自分の仕事を放棄したのかわからなかった。
後から考えるとハナのためを思ってなのかな。
妻夫木聡クンと長澤まさみさん(柴崎コウさんでもOK)で日本版リメイクしてほしいです。

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