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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官

Crossingover
80点
原題:Crossing Over(国境越え)
公式HP:http://www.seiginoyukue.jp/
映画館:新橋文化劇場
監督:ウェイン・クレイマー
出演:ハリソン・フォード、アシュレイ・ジャッド、ジム・スタージェス
製作:アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
移民局の捜査官マックス(ハリソン・フォード)は、恩情が熱い性格なのに、非情な仕事の移民狩りを仕事にしている。
ある日製縫会社に移民捜査に行くとミレカというメキシコ人女性が、小さな子供を知り合いに預けてあるから、子供を迎えに行ってくれと頼まれる。
通常はそういった個人的な願いは聞き入れられないが、子供を置いたままミレカが強制送還になったのを知り、不憫に思ったマックスは子供を迎えに行き、ティファナの実家に子供を直接送り届けるが、ミレカは再びアメリカに行ったという。
オーストラリア人で女優を目指すクレア(アリス・イブ)は、7か月前に観光ビザでアメリカに来て以来、女優の仕事を探し、とうとう仕事がもらえそうなのにグリーンカードが無いと正式契約が出来ないため、たまたま車をぶつけて知り合った移民判定官のコール(レイ・リオッタ)に、グリーンカードをもらう代わりに体を許す。
そのアリスの彼氏のギャビン(ジム・スタージェス)は、今まで宗教にまったく無関心だったのに、仕事欲しさに敬虔なユダヤ教だとうそをついて、ユダヤ教の学校教師の職を得る。
コールの妻のデニス(アシュレイ・ジュッド)は、移民弁護士で、エイズになった母親から捨てられ収容所で養子縁組を待つアフリカ人少女の面会に行っている。ある日コールに少女を養子にしたいと申し出るが、コールはとまどう。
(ストーリーはここまで)

〈感想〉
すごい色々なことを語っている映画。
不法滞在で強制送還されるのは、なんとなく貧しい国の有色人種っていうイメージがあるが、この映画では英語がネイティブの白人も不法滞在していることがきちんと描かれている。
移民捜査をしている人間でも情に厚い人間もいれば、ちゃんとグリーンカードを取ってアメリカ人になっているのに、考え方は出身国の習慣のままということもちゃんと描いているのが面白い。
なんであそこまでしてアメリカに行きたいのか、行かなくてはいけないのか?
ジム・スタージェス演じる男性は、どこの国出身なのか最後までわからなかったけど、女の子と同じオーストラリア人ってことなのかなあ。
イスラム教徒の女の子が強制送還されるシーンは、去年日本で話題になったフィリピン人中学生を思い出し、可哀そうだった。なんとかならないのかなあ。

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