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しあわせの隠れ場所

Blindside
85点
原題:The Blind Side(死角側)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/theblindside/
映画館:109シネマズ川崎(スクリーン5)
監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:サンドラ・ブロック、クィントン・アーロン、キャシー・ベイツ
製作国:アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
幼い頃に両親と別れ、あちこちの里親の家を転々として生きてきたマイケル・オーア(クィントン・アーロン)は、その運動能力の高さから、キリスト教の私立高校に里親が推薦して無事入学する
しかし、まわりは裕福な白人ばかりで、学力レベルも低いマイケルは、学校でも一人ぼっちで、夜行くあてもなく町のあちこちをさまよっていた。
ある日、学校に娘と息子を迎えに行ったアン・リー(サンドラ・ブロック)は、寒い雨の中を半そでのポロシャツと半ズボンで歩くマイケルを見て、放っておけずに家に連れてきて泊らせる。
初めは見ず知らずの黒人の大男を泊めたことを後悔しそうになったが、翌朝ソファに行ってみると、寝具やシーツがきれいにたたまれていて、すでに家からいなくなっていたマイケルをみて、さらに胸を痛め、一晩、また一晩と泊めるうちに、とうとう後見人になることを決意する。
さらに、恵まれた体格を生かして、一家が大好きなフットボール選手にしようと頑張るアン・リーだったが、マイケルの優しさがあだになって、せっかくの運動能力もフットボールでは活かせないかと思ったが、、、、。
(公開間もないためストーリーはここまで)

<感想>
さすがアカデミー賞の主要部門を獲った映画は違う!と思わされる作品。
アン・リー以外にも、娘や息子があんなにすんなりと他人を家に受け入れるものかどうか、はたまた演出が行き過ぎかと思われる部分もあるが、一切の無駄をはぶいてコンパクトに言いたいことを端的に伝えるやり方は、アメリカ映画のいいところ。
なんだ無駄にダラダラと長くシーンを伸ばす傾向にあるどこかの国の映画も見習って欲しい。
自分が伝えたいということも映画を作る側に大事かもしれないけど、観て楽しいと思える観客がいないと、商業映画は成り立たないわけで、どんなバカ映画でもなんでも2時間以上の大作にしちゃうってどうかと、この映画を観てて思ってしまう。
今調べたら、この映画も2時間以上あるみたい。それなのに、全然無駄を感じさせず、長さも感じないんだから、やっぱりアメリカ映画ってすごいなあ。
実話に基づいた話で、しかもすごい最近の実話らしくて、モデルになった主人公は去年プロのNFL選手になったばかりのよう。しかも本人のほうが、映画の中の俳優さんより格好いいという、変わったパターン。
まだバリバリの実在するモデルなのに、よく映画化を許可したなー、とそこもまたアメリカチックで、この映画はアメリカならではの良さが満載で、超お勧め。

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