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花のあと

Hananoato
65点
公式サイト: http://www.hananoato.com/
試写会場:東商ホール(ニッポン放送様、5000通の中から私を300名に選んでくださってありがとうございます)
監督:中西健二
出演:北川景子、宮尾俊太郎、甲本雅裕、市川亀治郎、國村隼
製作国:日本(2010年)

〈ストーリー〉
幼いころから、剣の達人の父親(國村隼)から、剣術を習ってきた以登(北川景子)は、先日藩で一番有名な道場で腕を試すが、誰も相手にならなかった。
その時、たまたま道場にいなかった江口孫四郎(宮尾俊太郎)は、花見でたまたま会った以登に手合わせを挑む。
手合わせで孫四郎に負けたものの、女の自分に対して手加減せず向き合ってくれた孫四郎に、以登は心を寄せるが、以登にはいいなずけの片桐(甲本雅裕)がいた。
同じ下級武士ながら、孫四郎と比べると、キリっとしたところがなくだらしない片桐に以登はいい気がしない。
ある日、同じ手習い教室に通う加世(伊藤歩)が孫四郎と結婚することを知る。加世は、藩の上級武士・藤井(市川亀治郎)と不倫しているという噂があり、孫四郎がそんな女と結婚することに以登は胸を痛めるのだった。
(公開前のストーリーはここまで)

<感想>
いくら作者が同じとは言え『武士の一分』と『山桜』を足して2で割ったようなストーリーだった。
いくら剣の達人といえども、現代でも男を負かした女は怖がられるのに、江戸時代にそんな女がいたなんて信じられなかった。
でもそういう前提じゃないと、話が先に進まないから。
『山桜』も静かで、精神的な部分でのみ話が進む映画だったけど、これも同じパターン。
よく睡眠を取った日じゃないと観に行かないことをお勧め。途中眠たくなること間違いなし。
ただ江戸時代の結婚前の女性の考え方や文化を知ることができるのがいい。

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ニューヨーク,アイ ラブ ユー

Nyiloveyou
72点
原題:New York, I Love You (ニューヨーク、好きだ)
公式サイト: http://www.ny-love.jp/
映画館:シネスイッチ銀座(チネグランデ)
監督:ファティ・アキン、イヴァン・アタル、アレン・ヒューズ、岩井俊二、ジョシュア・マーストン、シェカール・カプール、ミーラー・ナーイル、ナタリー・ポートマン、ブレット・ラトナー、チアン・ウェン
出演:オーランド・ブルーム、クリスティーナ・リッチ、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、シャイア・ラブーフ、レイチェル・ビルソン、マギー・Q、ロビン・ライト・ペン、ジェームズ・カーン、ジョン・ハート、アンディ・ガルシア、ケヴィン・ベーコン、イーサン・ホーク
製作国:アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
1.スリの男(ヘイデン・クリステンセン)は、街で見かけた美しい女性(レイチェル・ビルソン)を追いかけパブに入る。
その女性をくどいていると、その女性は先ほど財布をすった男(アンディ・ガルシア)と待ち合わせしているところだった。その男はいつの間にか、スリから財布をスリ返していた。
2.インド人が経営するダイアモンド店に、ダイアモンドを買いに来た女(ナタリー・ポートマン)と価格交渉する。女は、数日後結婚式を迎えるが、自分の夫にインド人経営者を映す。
3.アパートに引きこもって、アニメの主題歌を作成する男(オーランド・ブルーム)は、マネージメントをする女性(クリスティーナ・リッチ)と電話でしか会話してことがなく、デートに誘っても断られ続けていた。
その他9編。
(公開間もないためストーリーはここまで)

<感想>
短編のオムニバスかと思ったら、各話の間につなぎの話があって、普通のオムニバスのように話がぶった切れなくて見やすかった。
短編としていいなと思ったのは、イーサン・ホークがマギーQをくどく話と、シャイア・ラブーフが足が悪いホテルの従業員をしている話。トランスフォーマーの少年のイメージが強かったが、演技が本当に上手でびっくり。
その他、全然知らなかったがスー・チーが突然出てきて、びっくり。
彼女って香港や台湾映画に出るより、欧米の映画に出たほうが美しさが引き立つと思う。いつもみたいに濃いメークをしていないのに、やっぱり綺麗!

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台北に舞う雪

Taipei_yuki
60点
原題:台北瓢雪(台北に吹く雪)
公式サイト: http://taipei-snow.jp/main.php
映画館:シネスイッチ銀座(チネグランデ)
監督:フォ・ジェンチイン
出演:チェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、モー・ズーイー、ジャネル・ツァイ、テレサ・チー
製作国:中国、日本、香港、台湾(2009年)

〈ストーリー〉
チントンという台北県の田舎町で、町中の人のためにビールの配達から、祭りの準備まで自らよろずごとを引き受け、みんなから慕われ期待されているモウ(チェン・ボーリン)。
ある日、チントンの駅に、髪の長い美人女性が降り立った。
彼女は新人歌手のメイ(五月)。精神的ショックから声がでなくなり、失踪して、新聞にスクープが出ていた。
店で酔っぱらっているところを、世話したことから、モウとメイは急激に仲が良くなる。
台北の新聞記者が五月を執拗に追いかけ、とうとうチントンにいることを突き止め、追いかけてきた。
メイが歌手だということがわかった後も、メイをそっとしておいてやりたかったモウは、新聞記者が言ったことと、失踪した自分の母親の姿を重ね合わせ複雑な気持ちになる。
(公開間もないためストーリーはここまで)

<感想>
映画自体は、何が言いたいのかよくわからない、いつもの台湾映画風。
それより何より私の気を引いたのは、映画の中で2回も登場しちゃうジェイ・チョウのこと。
まず1回目は、新聞記者が喫茶店の女の子を買収するために、ぬいぐるみと、ジェイの生写真を渡すシーン。
2回目は、町の祭りのショーで「今日の特別ゲストはジェイ・チョウさんです~」と紹介されて登場するシーン。
「え~!本当にジェイが出るのかしら?」って期待したけど、そんなわけなくて、出てきたのはジェイのものまねがめちゃくちゃ上手いコメディアン氏。
ジェイがMCするのを、格好、声とも真似して、一人映画館でウケまくってしまった。特に声と話し方は本当に似ていて、顔を見なかったらジェイだと信じちゃうくらい。
その後「我ヘン忙」を歌うシーンでは、歌も踊りも似ていなかったけど、この映画でこんなにジェイが観れると思えなかったから、もう大感動annoy
やっぱり、できるだけ台湾映画は観るべきね。

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ルドandクルシ

Rudoycursi
65点
原題:Rudo y Cursi(苦労と危機?)
公式サイト: http://www.rudo-movie.com/
映画館:川崎チネチッタ(チネグランデ)
監督:カルロス・キュアロン
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ、ギエルモ・フランセヤ、ドローレス・エレディア、アドリアナ・パス
製作国:メキシコ(2008年)

〈ストーリー〉
田舎のバナナ園で働くベト(ディエゴ・ルナ)とタト(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、サッカーが大好きな仲良し兄弟。
ある日、村を通りかかったスカウトマンのバトゥータ(ギエルモ・フランセヤ)が二人の実力を認め、PK戦で勝ったほうを、プロにするためCiudad de Mexicoに連れて行くと言う。
キーパーで兄のベトはタトに「右に蹴れ」と八百長をしかけるが、お互いの右に出て、ベトが選ばれてしまう。
デビュー戦で、見事な足さばきを見せ、オーナーから家を与えられ、憧れの女性を彼女にしたタトだったが、幸運は長く続かなかった。
(公開間もないためストーリーはここまで)

<感想>
メキシコの文化がわからないと、ほとんど何も理解できない摩訶不思議な映画だった。
タトのほうはまだ理解できるが、兄のベトが理解できない。
なんであんなに大金をかけたギャンブルにのめりこむかな?家族がいるのに。
しかもその家族がまたひどい!
あれじゃあ、家族ごと救われないどころか、国全体が救われないんじゃないかと思ってしまった。
せっかくサッカー選手になっても女に金をつぎ込んで、家族に孝行できないなんて、アジアじゃ考えられない。
と言いつつ、この映画の目当ては、主演のガエルとガエルが歌う"I Want You To Want Me"のスペイン語バージョン。
YouTubeで1年前から見てたけど、映画館の大スクリーンで観ると、、、、、。

画像悪いんだよーcrying


でも映画のエンディングで、英語バージョンで素敵なロックのアレンジの曲になってて、ホッと一安心。
エンディングクレジットで曲の紹介がどうなってるか目を凝らしたけど、いかんせんスペイン語解読力が遅すぎて、スペイン語バージョンの作詞が誰かとか、英語バージョンのPerformerが誰かまでは確認できなかったbearing
でも、英語バージョンの曲名のすぐ下に(Rick Nielsen)ってちゃんと書いてあったのは見たからね。
映画館で聞く"I want you to want me"もいいわ~。
Quero que me quieras~note

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ハート・ロッカー

Hurtlocker
73点
原題:The Hurt Locker(痛みの戸棚)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/percy/
試写会場:中野ZEROホール(via A様、連日ありがとうございます)
監督:キャスリン・ビグロー
出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース
製作国:アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
イラクで爆弾処理をするチームの班長がある日爆弾で死に、別の班長ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)がやってきた。
爆弾処理のベテランのウィリアムは、仲間には、サンポーン軍曹(アンソニー・マッキー)と、一人で敵を打つかどうか決めれない気弱なオーウェン・エルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)がいた。
ジェームス軍曹は、もうすぐイラクを離れてアメリカに帰れるが、それまで生きていられるか、毎日が指折り数えて待っていた。
〈公開前のため、ストーリーはここまで〉

〈感想〉
なんだか、ドキュメンタリーのような映画で、出演者の感情は一切描かれていない。
ただ現実を淡々と描いていて、それゆえに観ているほうも登場人物に何の思い入れもわかない。
毎日、こんな場所にいると、段々人間の感情がマヒしちゃうんだろうなあ。
映画の冒頭では、爆弾処理する場面が怖くて観ていられなかったのに、そのうちこちらも慣れてきて「あっ、また誰か死ぬのかな」っていうカンジで観れるようになっていった。
途中で出てくる、イラク人の子供を知り合いだと思うアメリカ人と、教授だと称するイラク人の登場がこの映画が言いたいことを物語っている。
つまり、人は人種の違う人の顔を見分けられないし、情も湧かないから殺し合いが出来る。
人間爆弾になっているのは、貧しい下っ端の人たちで、それを動かしているのは、善良な市民を演じている頭のいい人たち。
それにしても、この邦題なんとかならなかったかな?
ハート・ロッカーってHeart Rockerかと思ってたよ。つまり、心からロックを愛する人かと、、、。全然違うじゃん。

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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

Percyjackson
74点
原題:PERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF (パーシー・ジャクソンとオリンポス:稲妻泥棒)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/percy/
試写会場:東京ドームシティシアターGロッソ(via A様、いつもありがとうございます)
監督:クリス・コロンバス
出演:ローガン・ラーマン、ユマ・サーマン、ピアース・ブロスナン、ショーン・ビーン
製作国:アメリカ(2010年)

〈ストーリー〉
パーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)は、母親(キャサリン・キーナー )がグータラな男と一緒に住んでいることが理解できなかった。
しかし、それにはある理由があったのだ。
全能の神ゼウス(ショーン・ビーン )は、かみなりをポセイドン(ケヴィン・マクキッド)の息子が盗んだのではないかと疑っていた。
実はパーシーはポセイドンの息子だったのだ。
〈公開前のため、ストーリーはここまで〉

〈感想〉
吹替版で観た。
ハリー・ポッターみたいな夢いっぱいの冒険物語で、どちらかというと子供向けの映画。
多分、第二作、三作と続きそうな勢い。
キスシーンすらない、完璧なファンタジーストーリーで、全世界のファミリーが安心して観ていられる作品。

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飛べ、ペンギン

Tobe_penguine
78点
原題:날아라 펭귄(飛べ、ペンギン)
公式サイト: http://www.nalala.co.kr/
試写会場:ハンマダンホール(via Y様、いつもありがとうございます)
監督:イム・スルレ
出演:ムン・ソリ 、 パク・ウォンサン 、 ソン・ビョンホ 、 チェ・ギュファン 、 パク・イヌァン 、 チョン・ヘソン
製作国:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
子供の教育のことしか頭にない母親(ムン・ソリ)に、口答えできず言うとおりにしているスンユンはストレスで、隠れて残酷な行動に出るようになっていった。
その母親が働く職場に新しく配置された新人のチュフン(チェ・ギュフン)は、酒も飲めず、肉や魚を食べない菜食主義者。みんなと一緒に昼ごはんを食べたり、飲みに行ったりできずにだんだん孤立していく。
チュフンの上司のクォン課長は、子供の教育のために妻と子供をアメリカに送って、寂しい一人暮らし。
久々に家族が帰ってくるが、妻は夫と一緒だと眠れないからと娘のベッドに行ってしまう。
クォン課長の父親は、社交的な妻とは正反対に、定年退職してからずっと家にこもりっぱなし。妻が旅行で出かけると、ろくに食事もできず、亭主関白な夫に耐えきれなくなった妻は、とうとう家を出る。
〈公開まで間があるため、ストーリーはここまで〉

〈感想〉
韓国の人権委員会が作った、人権問題の映画とあらかじめ聞いていたが、言われなきゃ全然わからず、ただのコメディ映画として楽しめた。
最後のエピソードの熟年離婚の危機を迎えた夫婦の話が、特に面白かった。
「家で1食食べるのは"ナンピョン"、2食食べるのは"ノム"、3食食べるのは"セッキ"(セッキとノムが逆だったkな?)」というセリフが面白くて、日本と同じかそれ以上に退職後の亭主が家でうとましがられていることがわかった。
子供の教育熱は明らかに韓国のほうがすごくて進んでいるけど、女性に対する見方は、会社の飲み会で女性がたばこを吸えないなど日本の20年くらい前かと思った。
人権映画というよりも、韓国社会を知るのにすごい役立つ。

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すべて彼女のために

Pourelle
70点
原題:Pour Elle(彼女のために)
公式サイト: http://www.subete-kanojo.jp/
試写会場:ブロードメディア試写室(via A様、本当に本当にいつもありがとうございます)
監督:フレッド・カヴァイエ
出演:ヴァンサン・ランドン、ダイアン・クルーガー、ランスロ・ロッシュ、オリヴィエ・マルシャル
製作国:フランス(2008年)

〈ストーリー〉
出版社に勤めるリザ(ダイアン・クルーガー)は、ある朝、突然上司殺害の容疑で逮捕されてしまう。
夫のジュリアン(ヴァンサン・ランドン)の願いも虚しく、あらゆる証拠がリザの有罪を証明するものとなり、リザは20年の懲役の判決が下りる。
面会に来る息子に無視され、刑務所の中の生活に耐えきれず自殺を図るリザをなんとか救いだそうと、ジュリアンは、脱獄計画を立てる。
〈公開まで間があるため、ストーリーはここまで〉

〈感想〉
ドイツ人のダイアン・クルーガーがフランス映画に出ると言うことで、期待して見に行った。
まるでかつてのナスターシャ・キンスキーを彷彿させる国際派女優だったのね。出番は思ったより少なかったけど、フランス語もヨーロッパ風演技も完璧でした。
将来のことを考えたら、若い女優を使い捨てにするハリウッド映画じゃなくて、ヨーロッパで活動したほうがいいかも。
とりあえず、ドイツ映画に出た彼女も見てみたい。
さて、作品自体は『ゲッタウェイ』を思い出しちゃうような。
チケットが正しければ、El Salvadorが行き先だけど、なんか違うような。
エンディング・クレジットをチェックするとどうもドバイらしい。Salvadorがあんなに綺麗なわけないと思った。

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バッド・ルーテナント

Badlieutenant
原題:Bad Lieutenant : Port of call new orleans (悪い上司:ニューオーリンズを呼ぶ港?)
68点
公式サイト: http://bad-lieutenant.jp/pc.html
試写会場:ヤクルトホール(via R様、いつもありがとうございます)
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ヴァル・キルマー
製作国:アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
ハリケーンが襲った監獄から、囚人を助けた功績で昇進したテレンス(ニコラス・ケイジ)の裏の顔は、麻薬を犯罪者から取り上げて自ら使う麻薬中毒者。
高級コールガールの恋人・フランキー(エヴァ・メンデス)と仲良く麻薬をやっていたが、フランキーの客ともめたことから、どんどん立場が悪くなっていく。
さらに、セネガル移住者の麻薬密売人一家皆殺し犯を追いかけるうちに、さらに追い込まれていく。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
試写会の回数が少ないせいか、満席な上に、座れない人のために係員が席を探して、開映時間が遅くなってしまった。
で2時間以上ある映画で、暗い映画、心もまぶたも暗くなってしまった。
こんな暗いニコラス・ケイジを観たのは初めて。

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パレード

Parade
85点
公式サイト: http://www.parade-movie.com/main.html
試写会場: 東商ホール(by 『パレード』公式HP様、どうもありがとうございました)
監督:行定勲
出演:藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介
製作国:日本(2009年)

〈ストーリー〉
新婚向け2LDKのマンションに同居する4人の若者。
大学生の良介(小出恵介)は、先輩の彼女(中村ゆり)に片思いでストーカーめいている。
無職の琴美(貫地谷しほり)は、同郷の俳優・モリヤマ君にいいように使われている、寝るだけの女。
イラストレーターでオカマ好きの未来(香里奈)は、年中酔っぱらっている。
映画配給会社に勤める優秀なサラリーマン直輝(藤原竜也)は、健康オタクで毎晩ジョギングしている。
ある朝、起きるとマンションの部屋に見知らぬ少年サトル(林遣都)がいた。
近所起きている女性襲撃事件の犯人なのではないかと、未来は疑うのだが、、、。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
何が起こるわけではなく、はっきり言ってまともじゃない若者を描いているだけだが、妙に面白い。
藤原竜也氏以外のどの俳優さんも、今までにないヨゴレ役風で、小出氏のベッドシーンや、林クンの○○ニー・シーンやヌードなど、ファンじゃなくても必見!
なぜかクレジットで先に名前がある人のほうが、出番が少ないみたいで、そこが不思議。
どう考えても、主人公はサトルで、次が良助、その次が琴美ってカンジ。
もう一回映画館で観ようかと思わせる、久々の作品。

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恋するベーカリー

Koisuru
原題:It’s complicated(複雑なの)
78点
公式サイト: http://koibake.com/
試写会場:有楽町朝日ホール(by TSUTAYA様、いつもありがとうございます)
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:メリル・ストリープ、スティーブ・マーティン、アレック・ボールドウィン
製作国:アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
人気ベーカリーを経営するジェーン(メリル・ストリープ)は、十年前に離婚してから、女手ひとつで3人の子供を育ててきた。
末の娘が大学進学とともに家を出て、本格的にひとりぼっちになり、心に寂しい風が吹いていた。
2番めの子供の大学卒業式で訪れたニューヨークのホテルで元夫のジェイクとすっかり意気投合し、一晩を共にしてしまう。
しかし、ジェイクには、若い妻と幼い子供がいて、いくら元夫とは言え不倫関係になってしまったことにひどく悩むジェーン。
それとは反対に、すっかりジェーンの魅力にはまったジェイクは、このまま関係を続けたがるが。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
いい年をした男女の恋愛物語は、今までも散々あったが、この映画は、いままでで1番よく出来ている。
役者も設定もいいが、いくつになっても人間の心は進歩しないという、教訓がいい。
一度離婚したカップルは何らかの理由があって一緒にいられなくなったのに、それを忘れてまた同じ相手と恋に落ちてしまう。
というよりも、二人の気持ちが終わっていなかったのが問題だったのだ。
結婚したことが無い人は、視点が違うかもしれない。
大人の恋愛を描いた作品としても最高かも。
そういえば、メリル・ストリープって『マンマ・ミーア』でも恋するおばさん演じてたっけ。
若い頃は恋する役は少なかったのに、なんで還暦あたりで恋する役?
彼女の持つ才野ゆえか。

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過速スキャンダル

Kwasok_scandal
原題: 과속스캔들(過速スキャンダル)
80点
公式サイト: http://kasoku-scandal.jp/
特別上映会場: 中野サンプラザホール(by シネマNAVI様、いつもありがとうございます)
監督:カン・ヒョンチョル
出演:チャ・テヒョン 、パク・ボヨン、ワン・ソクヒョン、ファンウ・スレ
製作国:韓国(2009年)

〈ストーリー〉
人気DJのナム・ヒョンス(チャ・テヒョン)は、ファン・ジョンナム(パク・ボヨン)と称するシングル・マザーのリスナーからの相談に、長い間応えていた。
「自分の子供も父親がいないが、自分自身も一度も父親を見たことがない」というジョンナムの相談に、「父親に阿会いに行くべきだ」と答えるヒョンス。
その放送があった夜、突然見知らぬ女と子供が、ヒョンナムのアパートにやってくる。
その女は、ラジオで長い間相談に乗っていたジョンナムだったのだ。
娘だけでなく、いきなり孫までできたヒョンスの生活のリズムは狂いっぱなしだたが、、、。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
さすが韓国で大ヒットしたコメディ映画だけに、ストーリーも展開も相当面白い。
ってゆーか、チャ・テヒョン氏が出ているだけで、面白い。
彼って、いわゆる韓流イケメンではないけど、コメディ映画ではすごい存在感。
30代で、いきなり子供が出てくる話は今まであったが、孫まで出てくるのは無かった。
若くして子供ができるのも韓国っぽい。晩婚化の日本じゃありえないもんね。
父親の権威が日本と違って、今でも生きているからこそ笑えるコメディになっている。
なんでこんなに面白い映画なのに、東京ですらたったの3館しか上映がないのかな?
かつても韓流ブームは無いにしても、普通の単館系外国映画並みの上映館があればいいのに。売れるものも売れなくなってしまう。

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コララインとボタンの魔女

Coraline
原題: Coraline(コラライン)
70点
公式サイト: http://coraline.gaga.ne.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール(by Anemo様、いつもありがとうございます)
監督:ヘンリー・セリック
声の出演:榮倉奈々、劇団ひとり、戸田恵子
製作国:アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
コラライン(声:榮倉奈々)は、園芸記者の母(戸田恵子)と父と3人で新しいアパートメントに引っ越して来た。
友達と別れて寂しい思いをしているコララインだったが、多忙な両親はコララインをかまってくれないどころか、話すら聞いてくれない。
近所に住むストーカーまがいの男の子・ワイビーとは話が合わないし、ワイビーが飼っている猫とも気が合わず、毎日が退屈でしょうがない。
そんなある夜、トビネズミが現れ、後をついていくと、ある部屋にある小さな扉の先に、不思議な世界があった。
パパとママそっくりな2人がコララインを温かく迎えてくれ、美味しいご飯もくれ、遊んでくれるが、何故かこちらの世界の人たちは、目がみんなボタンだった。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
目がボタンの意味が何かあるのかと思ったが、私にはわからなかった。
小さな少女が勇気を持って、敵と戦うという設定は、まるで宮崎駿作品と同じで、日本人的には新鮮味がなかった。
3D試写会で見たが、3D的にも『アバター』と比べるとあまり凹凸がないし。
大人向けではなく、子供向けの映画っぽいので、宣伝のターゲットを子供に絞るといいかも。
とりあえず、家族そろって楽しめます。

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猿ロック THE MOVIE

Saru_lock
70点
公式サイト: http://saru-movie.jp/index2.html
試写会場: 中野サンプラザ(by TOHO様、キネマ旬報様、いつもありがとうございます)
監督:前田哲
出演:市原隼人、芦名星、渡部豪太、高岡蒼甫、比嘉愛未、小西真奈美、光石研、西村雅彦、國村隼
製作国:日本(2010年)

〈ストーリー〉
とある銀行で、人質立てこもり事件が発生し、猿(市原隼人)は、警官に昇格した山本(高岡蒼甫)から依頼されて、銀行の裏口の解錠作業を行っていた。
そこでたまたまみかけた人質の美女・マユミ(比嘉愛未)から依頼を受けて、あるスポーツクラブの金庫のカギを開けにいった猿は、そこから何者かに追われ始める。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
高岡蒼甫氏を拝みたい一心で、完成披露試写会で観て来た。
高岡氏は、めちゃくちゃ美しくなっていたけど、映画はドラマ以上でも以下でもなく、まああのノリ。
キャリアの署長役で、小西真奈美氏が出てたけど、数年前『天使の卵』で市原隼人氏と恋愛する役やっていたので、どうしてもそのイメージがつきまとっちゃって、今にも小西真奈美氏に鞍替えするんじゃないかと、勝手に一人で妄想してしまった。
市原隼人クン、とっても人気が出て、大作に出るようになったのはいいけど、やっぱり『神様のパズル』ぐらいの作品のほうが合っているような気がする。というか、そっちのほうが彼の良さがよく出ると思う。
ともかく、顔のドアップをあの大スクリーンで映されると、、、、。まあきれいだからいいけど、本当は顔よりも演技が売り物の俳優さんだよね。
映画は、「海猿」もびっくりの演出で、まあそこそこ楽しめるから、ドラマが好きだった方は観てもいいかも。

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ソフィーの復讐

Sophies_revenge
原題: 非情完美
70点
公式サイト: http://www.sophie-movie.jp/
映画館: 新宿ピカデリー(4)
監督: エヴァ・ジン
出演者: チャン・ツィイー、ソ・ジソブ、ファン・ビンビン、ピーター・ホー
製作国: 中国、韓国(2009年)

〈ストーリー〉
人気漫画家のソフィー(チャン・ツィイー)は、外科医の恋人・ジェフ(ソ・ジソブ)を人気女優のジョアンナ(ファン・ビンビン)に取られてしまった。
友達のリリー(ヤオ・チェン)や、マネージャーのルーシー(ルビー・リン)のなぐさめも全然聞かず、部屋は荒れ放題。
そんなある日ルーシーの知り合いの台湾人写真家のゴードン(ピーター・ホー)と、ハロウィーンパーティで知り合う。
元ジョアンナの恋人だというゴードンと協力して、ジェフとジョアンナを別れさせようと画策するが、ジョアンナのワナにハマりソフィーは足を折ってしまう。
家での介護を申し出た料理上手なゴードンだったが、、、、。

<感想>
日本では、ソ・ジソブのほうが人気があるせいか、まるで主役みたいに宣伝されているが、実際はチャン・ツィイーとピーター・ホーがメインのラブコメ。
ソ・ジソブは中国語のセリフが長いと大変なせいか、出番もセリフも少なくて、全然コメディしているカンジがしない。
それに比べてチャン・ツィイーは、今までの役とうって変わってコメディモード大全開。
きっと今までもこうゆう役やってみたかったんだろうなーっていう熱意が伝わってくるけど、いかんせん香港映画っぽい。しかも中国だからか笑いがなんだかダサい。
きっとアメリを目指したんだろうけど、アニメを入れてもそこまで洗練されていないカンジがする。
でもこれにめげず、もっと変な役もいろいろやってほしいなあ。
チャン・ツィイーもきれいだけど、ファン・ビンビンの美貌はすごすぎ!よくこんな美人と共演する気になったなあ。
最後のどんでん返しにはびっくりした。
可愛くておちゃめなチャン・ツィイーを観たくて、わざわざ新宿まで出かけたカイがありました。

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