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キャピタリズム~マネーは踊る~

Captalism
65点
原題: CAPITALISM: A LOVE STORY (資本主義:ある愛の物語)
公式サイト: http://www.capitalism.jp/
試写会場: 一ツ橋ホール(via D様、いつもありがとうございます)
監督&出演: マイケル・ムーア
製作国: アメリカ(2009年)

〈ストーリー〉
レーガン大統領時代からブッシュ大統領の代まで、アメリカはお金持ちや金融会社に有利な政策をずっと続けてきた。
わけのわからない金融商品の販売を合法化し、企業のエクゼクティブだけが利益をむさぼり、それ以外の人間は働いてもびびたる収入しかもらえない社会を築き、2008年の金融市場崩壊で、金持ちがいち早く利益を確定させ一抜けし、さらに政府の援助も受ける中、一般市民は住宅差し押さえや倒産・失業で苦しむ社会ができあがった。
こういった不平等な社会になったのは誰のせいなのかを監督自ら追及する。
(公開まで間があるため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
「シッコ」で、海外に知られていないアメリカの医療事情を、皮肉な切り口で海外に紹介したムーア監督。
今度はどんな風にアメリカ資本主義を切ってくれるのかと思ったら、一方的な金融企業批判で、家の差し押さえにあった人々の自己責任は一切追及していない。
何十年も住んだ家を差し押さえられるということは、その前になんらかの形で家を担保にローンを組んだわけで、ローンを払えなくなった人たちの責任や意識を追求せずに、差し押さえする銀行側だけを一方的に悪者にしている。
私の考え方としては、詐欺にでも合わない限り、彼らも納得の上で家を担保に借金をしたわけで、それが払えなくなるのには、彼らにも責任がある。いくら銀行のローン契約書の「金利が変わる可能性あり」と文字が小さくても、それを見落とした人間にもいくらかは責任があるはずだ。
こういった関係の訴訟ニュースを翻訳してて、なんでこんな言い分で訴訟に勝てるのか疑問だったが、アメリカではこんな無責任さがまかり通るのか?

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