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リミッツ・オブ・コントロール

Limitsofcontrol
60点
原題: The Limits of Control (自制心の制限)
公式サイト: http://loc-movie.jp/index.html
試写会場: よみうりホール(by 映画生活様、映画ジャッジ様、いつもありがとうございます)
監督: ジム・ジャームッシュ
出演: イザック・ド・バンコレ、アレックス・デスカス、ジャン=フランソワ・ステヴナン、ティルダ・スウィントン、工藤夕貴、ジョン・ハート、ガエル・ガルシア・ベルナル、ヒアム・アッバス、ビル・マーレイ
製作国: スペイン=アメリカ(2006年)

〈ストーリー〉
一人の男が、ある人物を殺すよう依頼されて、パリの空港からマドリッドに降り立つ。
そこで指示通りタワーの部屋に行くと、見知らぬ女が裸で横たわって質問する。
"Tu no hablas Espanol, verdad?(アンタ、スペイン語話せないんだって?)"
そして、パリで受け取ったマッチ箱と交換に、その女性からマッチ箱を受け取る。
また街のカフェで、2つのカップのエスプレッソを頼み、そこで金髪の女から質問される。
"Usted no habla Espanol, verdad?"
(公開前のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
ストーリーがいつまで経っても、何も展開せず、淡々とスペインのあちこちを移動していく、ある意味、非常につまらない映画。
私は、英語のセリフやスペイン語のセリフをある程度楽しめるから、そこそこ楽しかった。
会う人すべてが「スペイン語話せないんだって?」と質問するのだが、多分スペイン語ネイティブ・スピーカーは主語が"Tu"で、工藤夕貴はじめそれ以外の言語を母国語とする人は"Usted"を使っているのが面白い。
さらに、その質問以外はみんな英語で話すのだが、"..... by any chance?"というセリフが出ると、みなそこから故事を語り始めて、その故事がまったく意味不明。
しかしその故事が、いろんな場面、場面で視覚的に登場したりするのが、面白い。
唯一、セリフじゃない故事は、フラメンコのカンタオールの歌詞が、そのままラストに出てきて、ターゲットが現れるところ。
私の理解によると、この映画は、現実というよりも、人間の意識を映像化したものだ。
ラスト近くの「どうやって入ったんだ?」という質問に"I used my imagination"と応えるところが、すべてを物語っている。
つまり、自分の回りで何が起こっても、自分の意思をコントロールして、自分の想像力を使って世界の邪念に打ち勝とう!という意味だと思うんだけど、、、、。違うかな?

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