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女の子ものがたり

Onnanoko
73点
公式サイト: http://onnanoko-story.jp/index.html
映画館: 川崎チネチッタ(チネ11)
監督: 森岡利行
出演: 深津絵里、大後寿々花、福士誠治、風吹ジュン、板尾創路、森迫永依、奥貫薫、波瑠、高山侑子
製作国: 日本(2009年)

〈ストーリー〉
漫画家の高原菜都美(深津絵里)は、最近スランプ気味でいつも締切になっても原稿がちっともできていない。
担当になった編集の財前静生(福士誠治)は、かつては菜都美のマンガのファンだったが、今ではすっかり落ちぶれ気味で、目の前のだらしの無い女の姿を見て、自分は運が無いと悩んでしまう。
そんな財前のことをゼンザイシルコ君とバカにして呼び、ちっとも原稿を進めない菜都美に向って、とうとう頭に来た財前は「先生なんか、彼氏も友達もいないでしょう!」と言ってしまう。
かつて、四国の田舎町に住んでいた菜都美(森迫永依)は、母(奥貫薫)の再婚相手(板尾創路)とともに、田舎町に引っ越して来て、そこで貧乏でいつもいじめられている女の子のきみこ(三吉彩香)とみさ(佐藤初)と出会い、仲良しになる。
高校生になった菜都美(大後寿々花)は、普通に高校生の彼氏ができるが、きみこ(波瑠)とみさ(高山侑子)は、育った家庭の悪さからか、とんでもない男にのぼせて、自らの身を破滅させてしまう。
ずっと友達3人組だと思っていた菜都美は、この町にありがちな女性像にすごい違和感を覚えて、、、、。
(公開されて間もないいため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
全体的に言いたいことは、よくわからないが、田舎にありがちな脳みそが足りない人が多い中で、まともな精神を持った人間が生きる辛さはよくわかった。
私は、そのどっちでも無いが、くだらない男にうつつを抜かして、高校生のうちに妊娠しちゃって退学しちゃう同級生や、20歳前に心中しちゃう、田舎にありがちな人たちを見ていたので、こんな田舎が存在するのは理解できる。
しかも、この舞台の田舎町は、女の子はみんな町を出てって戻ってこないのだとか、、、。
幸い、町を捨ててどこかに行っちゃうのは親不孝者といって、町を出る人がほとんどいなくて、それなりに働く場所もあった田舎町で育った私は、まだ幸せなほうかも。
頭が悪いと言っていじめられる人はいたけど、貧乏でいじめられる人はいなかったし、実際誰が貧乏かよく知らなかったし、、、、(自分家が、この世で一番の最大の貧乏だと当時信じていた。家も田んぼもあるのにね)。
なつみも、家も血が繋がってないけど、ちゃんとしたお父さんもいて、漫画を描くだけの空想能力もあって、かなり恵まれた人だと思うけど、多分、彼女が描く、ホームドラマに出てくるような愛情にあふれた家庭が、彼女にはなかったのかもしれない。
たとえ、お金や土地や血のつながりがあっても、誰しも愛情いっぱいで育つわけじゃないのにね。
でも、そういった苦境のおかげで、いい漫画が描けるようになったんだから、なつみは偉い!
できれば、ダメになった友達もどこかで幸せになっていてほしいけど。
幸せって、心の持ちようだから。

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