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夏時間の庭

Lhueredete
70点
原題: L'Heure d'ete (夏の時間)
公式サイト: http://natsujikan.net/index.html
映画館: 銀座テアトルシネマ
監督: オリヴィエ・アサイヤス
出演: ジュリエット・ビノシュ、シャルル・ベルリング、ジェレミー・レニエ、エディット・スコブ
製作国: フランス(2008年)

〈ストーリー〉
パリ郊外の芸術家の邸宅に住む母親(エディット・スコブ)の誕生日に、子供たち3人とその家族が集まって来た。
フランス国内に住む経済学者の長男・フレデリック(シャルル・ベルリング)、アメリカに住むデザイナーのアドリエンヌ(ジュリエット・ビノシュ)、北京に赴任中のジェレミー(ジェレミー・レニエ)。
75歳になった母は、長男のフレデリックに自分の死後、この家と家にある数々の芸術品の処分の仕方を説明する。
その後、間もなく母が死に、家や芸術品をそのまま残しておきたいと思っていた長男とは正反対に、アドリエンヌもジェレミーも外国に拠点を移すから、全部処分したいと言う。
莫大な相続税を避けるため、仕方なくオルセー美術館などに寄贈を決めたフレデリックだが、かつて住み込みで母親の世話をしていたエロイーズが好んで使っていた花瓶が、丁重に美術館のショーケースに入っているのを見て、芸術品と呼ばれるものが本来あるべき姿を知っているフレデリックの心は複雑だった。

〈感想〉
のっけから、ストーリーがすべて読めてしまう、ある意味安心して観ていられる作品。
映画の内容を楽しむというよりも、風景の美しさや、年老いた親を持つ兄弟の心情を自分と重ね合わせて感じるのがメインの映画かも。
本当のテーマはわからないが、一つはっきり言えることは、オルセーなどの有名美術館のコレクションは、こういった個人が手放した作品が多いってことだ。
だから私は大きな美術館よりも、かつての地主や小さな王様の家を使っている美術館のほうが好きなんだなーと納得。オルセー美術館よりも、ドイツのブラウンシュバイク美術館のほうが、生活感や歴史感漂ってていいもの。
明らかに一番出番が多いのは、長男役の俳優さんなのに、クレディットで一番最初に名前が出るのは、世界的に有名な女優ジュリエット・ビノシュ。なんか納得行かないthink
観終わった後、エレベーターに乗っていた男性も言っていたけど、ラストの意味がわからないとのこと。
答えは、1階のポスターの宣伝文句に書いてあるので、同じ疑問を持った人は帰りに見てください。

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