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蟹工船

Kanikousen
79点
公式サイト: http://kanikosen.jp/pc/
試写会場: 一ツ橋ホール(by シネマNAVI様、いつもありがとうございます)
監督: SABU
出演: 田龍平、西島秀俊、高良健吾、新井浩文、柄本時生、木下隆行、三浦誠己、木本武宏、竹財輝之助、利重剛
製作国: 日本(2009年)

〈ストーリー〉
オホーツク海上の船上で、来る日も来る日も蟹の缶詰を作る男たち。今日が何曜日かもわからず、体力は落ちて行くが、少しでも仕事が遅れると、監督の浅川(西島秀俊)がやって来て殴られるのだった。
浅川が言うには、これは日本帝国軍とロシアとの蟹獲り戦争だ。
ここで働く者は、みんな家が貧しく、あちこちの職場を転々としてきた不遇なものばかり。
仕事があるだけマシと思い、ひどい労働環境や自分の境遇を変えようともしない。
そんな中、新庄(松田龍平)は、みんなで集団自殺して、来世で裕福な家の木村さん家に生まれようと、回りをそそのかす。
ある日、蟹を獲りに出かけた新庄と塩田(新井浩文)は、他の船とはぐれロシア船に救出される。
そこで目にした船員と監督たちの幸せそうな顔に刺激された新庄は、元の蟹工船に戻り仲間たちに団結を持ちかける。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
デフォルメされた工場と、デフォルメされた天国のような世界が、妙に面白くてわかりやすい。
本当にあんな人間が手で動かす機械がこの世にあるか疑問だが、労働者の立場を表すにはいいデフォルメだと思う。
ロシア船も、普通ならだ捕されて解放してもらえないだろうに、なんであんなに親切なの?
あの中国人の通訳さんは、原作にもいたのかなあ。
ラスト近くの新庄の実家の写真を理解するのは、私くらいの年輩じゃないと無理かも。
いまどきスピッツなんて日本にはいないものね。

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