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新宿インシデント

Shinjyuku_incident
点数: 88点
原題:新宿事件
公式サイト: http://www.s-incident.com/
映画館: TOHOシネマズ川崎(4)
監督: イー・トンシン
出演: ジャッキー・チェン、ダニエル・ウー、ファン・ビンビン、シュー・ジンレイ、竹中直人、加藤雅也、峰岸徹、倉田保昭、長門裕之
製作国: 香港(2009年)

〈ストーリー〉
中国の田舎の農村で、貧しいながらも正直にまっすぐに生きる青年・鉄頭(ジャッキー・チェン)。
物質であふれる都会にあこがれ、いつか富とともに田舎に帰ってくると約束して日本に旅立った恋人のシュシュ(シュー・ジンレイ)は、日本の叔母さんが亡くなってから連絡が取れなくなった。
シュシュに会いたいがために、弟分の阿傑(ダニエル・ウー)を頼って日本に密航した鉄頭は、阿傑らとともに東京の小さな家で、同朋達とともに暮らし始める。
日雇いの仕事をしながらも、警察の手入れがある度に逃げ回る生活。
新宿でクラブを営むリリー(ファン・ビンビン)と知り合って、そこで働いているときに、ヤクザの組長・江口(加藤雅也)とともに、クラブに入ってきたシュシュをみかける。彼女はヤクザの妻になっていたのだ。
そんなある日、阿傑が華僑のヤクザに大けがをさせられた事件から、同朋が安心して暮らせる街を作りたいと、鉄頭は危険なカケに出る。
(公開直後のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
これまで映画館で観た香港映画の中では、一番面白かった。
全然期待していなかっただけに、いつものおちゃらけジャッキーと違って、強くなくて汚い役で、そんな役でもちゃんと演技が上手くてびっくりした。
それよりも何よりも、日本人が描いたのかと思うくらい、日本にいる不法滞在の中国人が上手く細かく描かれてて、それだけでも面白かった。
ゴミを分別しないとか、大声で騒ぐとか、大抵の日本人が中国人に対して迷惑だと感じていることが、映画の中に出てきて、一体ジャッキーはこんな話をどこから聞いて、映画化しようとしたんだろう。
ヤクザと在日中国人ヤクザの縄張り争いとか、本当にリアルで面白い。
こんなに面白いのに、ジャッキーが主演というだけで、真面目な社会映画として扱われず、宣伝も少なくてすごい可愛そう。
峰岸徹さんが出てて、これこそ遺作なのかと思い、ちょっと泣けた。しかも、『おくりびと』同様やっぱり死んじゃうし。。。。
すっごい、すっごい面白くてためになる映画なので、是非万人の人に観て欲しい。

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