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ディファイアンス

Defiance
点数: 72点
原題: Defiance (抵抗)
公式サイト: http://defiance-movie.jp/
映画館: TOHOシネマズ川崎(プレミアスクリーン)
監督: エドワード・ズウィック
出演: ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベル、アレクサ・ダヴァロス、アラン・コーデュナー、マーク・フォイアスタイン、ミア・ワシコウスカ
製作国: アメリカ(2008年)

〈ストーリー〉
ナチス軍に占領されたベラルーシでは、各地でユダヤ人狩りが始まった。
ビエルスキ兄弟4人も両親が殺害されたが、奇跡的に4人は別々の場所に居て助かり、村の仲間数人と森の中に逃げ隠れる。
長男のトゥビア(ダニエル・クレイグ)は、ユダヤ人なら誰でも助けようとするが、二男のズシュ(リーヴ・シュレイバー)は、レジスタンスになりえる力の強い男性だけをかくまうべきだと主張する。
ドイツ人兵士を攻撃してバルザックとなった兄弟達だったが、ドイツ軍を早く追い出したいという願いが強いスシュは、ユダヤ人を黙認しているロシア人赤軍に加入する。
一方街の中のゲットーは取り壊され、ユダヤ人が次々に殺されているという噂を聞いたトゥビアはゲットーに出向き同志を助けようとして、数百人がトゥビアの元にやって来て様々な職人がいるコミュニティを作り上げる。
(公開途中のため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
主役が誰かによって、観客は自分にとって敵か味方を決めるが、この映画の場合ユダヤ人達が略奪行為を行っているところから、私はあまり彼らの味方という立場に徹っしれなかった。
だってユダヤ人にちょっとでも親切にしたベラルーシ人は虐殺されちゃうのだ。
もちろんみんながやさしくすればいいのだが、中には裏切り者もいるわけで、ナチス軍だけでなく沢山のベラルーシ人がトゥビア達に殺されるのを見ていい気はしなかった。
『おくりびと』がオスカーを受賞した理由に「戦争映画は見飽きたから癒しの映画が新鮮だった」というが、この映画みたいに人間のイヤな部分を描く映画が最近多すぎるような気がする。
事実を伝えるのは大事だけど、結局映画にならない悲惨な過去はたくさんあるし、いくら映画で戦争はいけない!と訴えても戦争はなくならない。
それなら癒し系映画を見て、嫌なことを一瞬でも忘れたいと思うのは、人間としてごく当然のことのような気がする。
『麦の穂をゆらす風』とどうしてもくらべちゃうから点数低いけど、かと言って出来が悪い映画ではない。ただ感情移入しづらいだけ。

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