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ハルフウェイ

Halfway
点数: 60点
公式サイト: http://halfway-movie.jp/
映画館: 川崎チネチッタ(チネ4)
監督: 北川悦吏子
出演: 北乃きい、岡田将生、溝端淳平、仲里依紗、成宮寛貴、白石美帆、大沢たかお
製作国: 日本(2009年)

〈ストーリー〉
高校3年生のヒロ(北乃きい)は、同学年のシュウ(岡田将生)が好き。親友のメメ(仲里依紗)に保健室でコクる練習をしたヒロは、放課後シュウを待ち伏せしてコクろうとした。しかし意外にもシュウのほうから「つきあって」と言われたヒロは有頂天で幸せの絶頂期。
しかし、シュウの希望進学先が東京の早稲田だと知ったヒロは、シュウが後先考えず自分にコクったことを責めて、早稲田に行くのを止めろ!と泣きつく。
ヒロの気持ちに折れたシュウは、担任の高梨(成宮寛貴)に進路を変えると申告する。
シュウが進路を変えたことを知らないヒロは、ずっとシュウと連絡を取っていなかったが、シュウの友人のタスク(溝端淳平)からシュウが早稲田をあきらめたと聞く。
シュウの気持ちが嬉しくて、シュウの勉強を邪魔するヒロだったが、内心は複雑。
シュウの運命を変えて良かったのかとの呵責に取られ、その気持ちを学校の習字の先生・平林(大沢たかお)に相談するうちに、自分の不安な気持ちに整理がつく。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

〈感想〉
脚本を用意したのに、結局は全編アドリブになって、元の脚本が1行も映画の中には出てこないんだそう。
それはそれでいいけど、演出をしないっていう思想もいいんだけど、この役者さん達の顔ぶれを見て、それが興行映画として成り立つ作品を作りだせたとは私には思えなかった。
唯一アドリブ風な話し方でも許せたのは、大沢たかお氏くらいなもので、あとの面々、特に成宮氏に至ってはとまどっている顔が見え見えで痛々しく感じたくらい。
監督はドラマの脚本が素晴らしいのである程度期待していただけに、こういった映像表現になるかと思うとちょっとがっかり。
若い人にはどう映るか知りませんが、とりあえずオバさん的にはがっかりでした。
初日2日目ということもあってか、前方ブロック以外満席の映画館には、私と同様おばさんの観客も多かったので、この映画が若者のためだけでなくおばさんもある程度期待して観に来ていたと思う。で彼女らというか我々的にはこの演出不満だなー。
アドリブは、ドキュメンタリーちっくに見えるかもしれないけど、それは本当に演技力がある役者さんが演じてナンボのもの。きいちゃんも岡田クンもまだその域に達していないのに、それを演らせるってーのは、若い俳優さんに負担かけすぎだと思う(宮崎あおいちゃんみたいに、小さい頃からプロとして自覚している人は別だろうけど)。
それとともに北川さんの脚本が好きな人は、もともとどんな脚本だったのか知りたいってーのが本音。若い観客の人たちも途中のあまりにも冗長的な雰囲気にダレてたので、私以外にも同じこと感じた人はいたはず。
本物脚本版、DVDでもいいのでなんとか編集してディレクターズカット版で発表してください。

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