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英国王 給仕人に乾杯!

Eikokuou
点数: 80点
原題:Obsluhoval jsem anglického krále (イギリスの王様に給仕したことがあるんだぜ)
公式サイト: http://www.bowjapan.com/iservedtheking/#/
映画館:TOHOシネマズシャンテ(2)
監督: イジー・メンツェル
出演: イヴァン・バルネフ、オルドジフ・カイゼル、ユリア・イェンチ、マリアン・ラブダ、マルチン・フバ
製作国:チェコ、スロヴァキア(2006年)

〈ストーリー〉
14年余りの刑期を終えて刑務所を出てきたヤン(イヴァン・バルネフ)は、国境近くの元ドイツ人村だった場所で働くことを許可された。彼に与えられた家は元ビアホールだったらしく、ヤンは若いころからの人生を振り返る。
小さな田舎町のビアホールで給仕人としての人生をスタートさせたヤンは、町の名士が多く訪れるその店で色んな金持ちを見てきた。名士が行く娼館の女性といい仲になったせいで、その店を辞める。
店で知り合ったやり手のヴァルデン氏から紹介されて、避暑地のチホタ荘で再びお金持ちと娼婦の世界を垣間見る。
次にプラハの名門ホテル「ホテル・パリ」で一流レストランの給仕人になったヤンは、主任給仕にまで昇りつめ、とうとうエチオピア王から勲章を受け取るまでになる。
しかしナチス・ドイツがチェコスロバキアに進攻したせいで、町の雰囲気はぐっと変わる。
ドイツ系チェコ人のリーザと結婚したヤンは、レストランを辞めさせられ、元チホタ荘で現在はナチスの優性遺伝子製造施設となっている場所で、ドイツ人女性相手に給仕として働く。
軍人となって戦地に行っていたリーザは、ユダヤ人の家から切手を持ちだして来た。
火災でリーザが死に、ナチスドイツがチェコスロバキアから撤退した後、切手を売って多額の財産を手に入れたヤンはチホタ荘を買い取り夢にまで見た自分のホテルを開業させようとする。
しかし国内に起きた革命のせいで、富裕層の財産が取り上げられたばかりでなく、財産を持つものは刑務所に入れられることに。
刑務所を出たヤンは、国境近くの家をビアホールに改装してヴァルデン氏とともにビールのグラスを傾けるのだった。

<感想>
タイトルから勝手にイギリス映画だと思っていた。オープニングクレジットで「配給:フランス映画社」って見たとき「えっっっ?」って思ったが最後、映画が始まって文字を見ると明らかにチェコ映画。
最近自分が全く理解できない言葉の映画はちょっと苦手なので心配だったけど、そんな心配をよそにこの映画はビジュアル的に十分楽しめる映画だった。
ともかく主演の男性がハンサムなのに小さくてコミカルで、、、、どんなに深刻な事態になっても全くハラハラしないで映画を観ていらるのがいい!!
それでいて政治的な主張はちゃんと前面に出てて、、、、。まるで抽象画を観るような映画。
今年になって観る洋画は結構当たりが多い。
ずーっと前から観たかったのに、今日まで観る機会が無くて、たまたまシャンテが昨日からTOHOシネマズに変わっててポイントついたのもお得だったし、いいことづくめの映画でした。

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