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嗚呼 満蒙開拓団

Manmoukaitaku
点数: ??点
上映会場: 銀座ブロッサム@キネマ旬報ベスト・テン映画鑑賞会
監督: 羽田澄子
出演: 満州開拓移民の方々+日本人孤児を育ててくださった中国人の方々
製作国: 日本(2008年)

〈ストーリー〉
中国残留孤児の国に対する裁判が敗訴という形で終わる中、日本国は第二次世界大戦敗戦前に国家政策として行った満州移民の事実を把握しているのだろうか。
移民達は自分たちの意志で満州に渡ったのではなく、土地が無い貧しい村の人々を村単位で説得して、集団で移民したのだ。
日本の敗戦が濃厚な敗戦間際まで移民の送り込みは続き、到着したとたん敗戦でロシア軍から逃げなくては行けない家族もあった。
映画が追ったのは、方正(ほうまさ)と呼ばれたかつて移民が日本に帰国するために逃げてきた場所。
方正には毎年ツアーが組まれ、関係者達が訪れているのだ。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
歴史教科書だけでは学べないことって多すぎる。
満州開拓団が、自分たちの意志ではなく、小作人農家の次男坊とかが集団で送りこまれていただなんてちっとも知らなかった。
っていうか日本でこの事実を伝えようと運動する人々がどれだけいるんだろう?
去年キネカ大森で『九イ+分の風邪(キュウフンのカゼ)』という、かつて日本の植民地時代に隆盛を迎えた元炭鉱の町のドキュメンタリー映画があったが、あんな映画をお金取って公開するくらいなら、こっちを公開すればいいのに。
同じ植民地でも台湾と満州じゃこんなにも状況が違っていたのかと思うと、反日感情が台湾よりも中国東北部のほうが大きいのが理解できる。
給付金を全国民に配るよりも、かつて犠牲になった日本国民に対する補償を早くしようよ!

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