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誰も守ってくれない

Daremamo
点数: 80点
公式サイト: http://www.dare-mamo.jp/
映画館: キネカ大森(スクリーン2)
監督: 君塚良一
出演: 佐藤浩市、志田未来、松田龍平、柳葉敏郎、石田ゆり子、佐々木蔵之介、木村佳乃
製作国: 日本(2008年)

〈ストーリー〉
平凡な中学生活を送っていた15歳の沙織(志田未来)は、ある日兄が近所の小さな姉妹を刺殺した容疑で逮捕される。
一家に突然、警察や民生委員などがやってきて、家族の意志など無視して加害者の家族を守る策が取られる。
沙織は東池袋署の刑事・勝浦(佐藤浩市)に連れられて、ホテルや勝浦の家、勝浦の担当精神科医の家を転々とする。
上司からの指示でどこでもいいからマスコミの目にさらされない場所に連れて行くように言われた勝浦は、本来なら家族と行くはずだった伊豆のペンションに向かう。
ここにいることは誰も知らないはずなのに、翌朝になったら野次馬がペンションを取り囲んでいた。
ネットで居場所がバレたのだ。
それ以外にもネット上にいろんな情報が流れて、勝浦の家族にも被害が及ぶ。
(公開間もないためストーリーはここまで)

〈感想〉
のっけから佐藤浩市氏と松田龍平氏の「背筋が凍るぜ~」っていうセリフで引きこまれた。
顔のドアップのシーンが多いので、大きな劇場よりもキネカ大森で観て正解。
『それでもボクはやってない』となんとなく似てて、実際日本でこんなひどいことが行われているのかと思うとゾッとする。
犯人の名前や顔がネットに出ているという話を聞いたことがあるけど、こんな社会だと他人を信用するのがイヤになる。
それとも他人と仲好くしていないから、他人の情報を売り飛ばすのが平気な人間が多いのか。
いろいろ考えさせられる映画だけど、映画はそれなりに日差しが見えるエンディングでも、実際の日本の社会が変わらないとどうしようもないテーマなので、そこが辛い。
早く欧米みたいに、家族と個人を切り離して考えられる社会にならないかなあ。

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