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ホルテンさんのはじめての冒険

Horten
点数:90点
公式サイト: http://www.horten-san.jp/
試写会場: スペースFS汐留(by cinematopics様、いつもありがとうございます)
監督:ベント・ハーメル
出演:ボード・オーヴェ、ギタ・ナービュ、ビョルン・フローバルグ
製作国:ノルウェイ(2007年)

〈ストーリー〉
ノルウェーの首都オスロとベルゲンを結ぶベルゲン急行で長年運転士をしてきたオッド・ホルテン(ボード・オーヴェ)は、67歳の定年を迎える。
明日のオスロ行きの列車が最後の運転だというのに、前日仲間の家に飲みに行こうとして別の家で泊まって寝過ごしてしまい、今までの規則正しい生活が狂いだす。
年老いた母はボケて自分のことがわからない。サウナに行けば自分の靴を誰かが間違えて持って行ってしまう。
さらにその帰り道端で寝ているシッセネール(エスペン・ションバルグ)を家まで送り、そこで彼から人生についての意見を聞くが、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
静かで何も大々的なことは起こらないが、その分人の心に伝わる映画。
こんなに文化が違う国の話なのに、全然違和感なくホルテンさんの気持ちが理解できて、まるで自分のことのように感じてしまった。
今まで真面目に生きてきたのに、何かやり忘れたような虚無感。それに対する焦燥感とあきらめの気持ち。
でもシッセネールの言った「気づいたことはいつでも出来る」(だったと思うけど)という言葉でホルテンは、ようやくこれまでの自分の人生に別れをつげて新たな一歩を踏み出せる。
年食っても無理やり元気なんだよー!みたいにきばってる年よりを描く映画が多い中、これは誰にでもやりたいことはできるという勇気をくれる映画。
素敵な映画に出会えた自分に乾杯!

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