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オーストラリア

Australia
点数:78点
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/australia/
試写会場:20世紀FOX試写室
監督:バズ・ラーマン
出演:ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェンハム、ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソン
製作国:オーストラリア(2008年)

〈ストーリー〉
第二次世界大戦勃発前のオーストラリアの北部ダーウィンに降り立った英国人貴族のサラ・アシュレイは、夫が所有する牧場ファラウェイ・ダウンズに向かう。
粗野だが仕事はきっちりやる牛追いのドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)の道案内の元、夫の牧場にたどりつくと、そこにあったのは既に亡くなった夫の姿だった。
ロンドンの自宅を守るためにお金が必要なサラは、ドローヴァーにサラブレットを譲る約束で、海軍に牛を全部売るためダーウィンの港に向かう。
しかし、旅の途中で商売仇の大牧場主キング・カーニーによる妨害で、元ファラウェイ・ダウンズの管理人だったニール・フレッチャーが火を放ったり、河に毒を混ぜたりする。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
今まで観たニコール・キッドマンの映画の中ではピカイチ面白かった。
それはやっぱりニコールがオーストラリア出身で、私たちには未知の世界のアボリジニの文化などを私たちよりはよく知っているからだろうか。
日本人的になじみが薄かったのは、日本が真珠湾攻撃の後すぐにオーストラリアを攻めたという事実。
無抵抗な場所を本当にあんな風に攻めたかどうかは別だが(一応アメリカ軍がオーストラリアに進攻していたので)、ともかく空爆されたらしい。
日本人と白人の間で争われているが、実はそんなこと原住民だったアボリジニには関係なくて、本来彼らの土地だったところを誰かが獲ろうとしているのは同じこと、というのがこの映画の本来のテーマのような気がする。
つまりオーストラリアは、もともとそういう聖なる地なんだということ。
小さな島に上陸する日本兵がセリフは変だけどちゃんと日本語しゃべってたり、エンディングクレジットがアルファベット順になっていたり、中国人の人は姓名の順に表記されていたり、民族とか人種を重んじる映画だというところも欧米に無い発送でマル。
熱烈にキスしてないで早く逃げないと日本軍が攻めて来るよーって言いたくなる場面もありましたが、それは『海猿パートII』が西洋人から突っ込まれるのと逆の立場だってことで(つまり日本人は泣かせる場面を長くのばすが、欧米的にはラブシーンを長くする)。

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