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魔法遣いに大切なこと

Mahotsukai
点数: 50点
公式サイト: http://www.maho-movie.com/
試写会場: シネマート六本木
監督:中原俊
出演:山下リオ、岡田将生、田中哲司、木野花、余貴美子、永作博美、太賀
製作国:日本(2008年)

〈ストーリー〉
北海道の美瑛町に母親と2人暮らしの鈴木ソラ(山下リオ)は、16歳。魔法遣いだった父との約束で、国家公認の魔法士になるべく東京へ10日間の研修に出かけた。
そこでは魔法遣いの家にホームステイしながらOJTを受け、かつ午後から講義の過酷な研修が待っていた。
一方ソラと同じ家にホームステイする豪太(岡田将生)は、研修の通知が来るまで自分が魔法遣いだということしら知らず、魔法遣いであるがためにプロサーファーの夢をあきらめなくてはならず、ふてくされていた。
当初魔法がまったく遣えなかったが、ソラの手助けもあり魔法が使えるようになる。
お互い心を通わせてほのかな恋心が湧いた二人だったが、ソラの残された時間は限られていた。

<感想>
脚本が悪いのか、演出が悪いのかわからないが、せっかくいい役者さん使っているのにセリフがウソ臭くてひどい出来になっていた。
今テレビでやっている昼ドラ『ラブレター』の山下リオちゃんがイケメンさんの岡田クンと恋をする可愛い映画かと思っていたのに、なんだか焦点がボケてて何が言いたいのかよくわからなかった。
旭川の方言もイマイチだし。
日曜日だってーのに観客が10人にも満たなくて、客の少なさが映画の出来を物語っているかのようだった。

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ブロークンイングリッシュ

Brokenenglish
点数: 10点
原題: Broken English (ブロークン イングリッシュ)
公式サイト: http://microsites2.foxinternational.com/jp/chikyu/
映画館: 川崎チネチッタ(スクリーン9)
監督: ゾエ・カサヴェテス
出演: パーカー・ポージー、メルヴィル・プポー、ドレア・ド・マッテオ、ジャスティン・セロー、ピーター・ボグダノヴィッチ、ティム・ギニー、ジェームズ・マキャフリー
製作国: アメリカ、日本、フランス(2007)

〈ストーリー〉
ニューヨークのブティックホテルでVIP対応係をしているノラ・ワイルダー(パーカー・ポージー)は、男運がない。
かつて付き合ってたボーイフレンドを親友のオードリー(ドレア・ド・マッテオ)に奪われ、その後もいい男に出会えずに親から「もうあなたの年ではいい男は残っていないわよ」と心配される始末。
ホテルの客の俳優ニックと一夜を共にし、新しい恋人になるかと思われたが、彼はテレビで別の女優との恋愛を語り、この恋は破れる。
母親の紹介でデートした男性は、デート先で元カノと遭遇し、今でも彼女が忘れられないという。
だんだん自分に自信を無くして来たときに、同僚のパーティでフランス人男のジュリアン(メルヴィル・プポー)と知り合う。
楽しく週末を過ごした2人だったが、彼の前でへましちゃいけないと思うと不安症になり薬に手を出すノラ。
翌朝、突然ジュリアンがフランスに帰るから一緒に行こうと言い出す。
現実にこだわるあまり恋に切り出せないノラが取った行動は。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
昨日の「最強☆彼女」といいこの映画といい、2日連チャンでひどい映画に当たってしまってがっかり。
これが今年最後の映画になりませんように(去年もひどい映画の『ピューっと吹くジャガー』で終わっちゃったし)gawk
何がひどいって、ソフィア・コッポラ二世みたいに言われているから、彼女みたいに人間の心をスクリーンに映し出すのが上手いのかと思ったら、ただ単調で冗長的なストーリー。雰囲気自体はアメリカのインディペンデンス映画を世界中に知らしめた『セックスと嘘とビデオテープ』に似ているのに、あの作品ほどストーリーや脚本がうまく出来ているわけでもない。
最悪なのは登場人物が魅力的でないこと。
『セックスと嘘とビデオテープ』のアン・マクダウェルがあの映画以降売れっ子女優になったのや、今や超セレブとなってしまったスカーレット・ジョハンソンを起用した『ロスト・イン・トランスレーション』と、俳優の使い方が違う気がする。
と言いつつ『ロスト・イン・トランスレーション』もコケ下ろす人が沢山いたから、映画の好みは人それぞれなのかしら?
願わくばこの映画が日本で公開された理由が、単に日本人が共同プロデュースしているからという理由だけでなく、この映画がいいと認める人がいたからであって欲しい。

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地球が静止する日

Chikyu
点数: 70点
原題: THE DAY THE EARTH STOOD STILL (地球が静止状態になった日)
公式サイト: http://microsites2.foxinternational.com/jp/chikyu/
映画館: TOHOシネマズ六本木(スクリーン7)
監督: スコット・デリクソン
出演: キアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー、キャシー・ベイツ、ジョン・クリーズ、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス、ジョン・ハム、アーロン・ダグラス
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
ヘレン(ジェニファー・コネリー)は、数年前に夫をイラク戦争で無くし、今は夫の連れ子ジェイコブ(ジェイデン・スミス)と住んでいるが、ジェイコブは継母のヘレンに逆らってばかり。
今日も母親に逆らう家庭に、突然ヘレンに迎えが来てどこかに連れて行かれた。
行き先は軍部の機密基地。あと1時間数分で謎の巨大隕石が地球にやって来て、なんらかの処置を取らないとNYのど真ん中に落ちて地球は破壊されるというのだ。
しかしその時が来ても地球は破壊されない。
代わりに落ちてきたのは大きな光を放つ球体だった。そこから出てきた宇宙人クラトゥ(キアヌ・リーブス)は、最初から人間と同じように話せる。
彼は、地球を攻撃しに来たのではなく、地球を救いに来たのだと。
じゃあ人間も救ってくれるのかというとそれに対しては答えない。はたして彼の目的は?
(前夜祭で観たため、ストーリーはここまで)

<感想>
ETに似た箇所もあるけど、実質は地球環境問題に目覚めない人間に対する警告がテーマ。
アメリカでこんな映画が作られるってことは、アメリカ人にも環境問題を考える人がいっぱいいるはずなのに、なんで京都議定書に賛同しないのか疑問?
それは映画と関係無いとして、キアヌ・リーブスって、なんで宇宙人とか非人間的な役をやらせるとこうも上手いんだろう。
私自身は「恋愛適齢期」みたいな普通の役も好きなんだけどな。
来年立て続けに公開される「フェイクシティ」の人間役に期待!

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最強☆彼女

Saikyokanojyo
点数: 20点
原題: 무림여대생 (武林女大生)
公式サイト: http://www.cinemart.co.jp/saikyo/
試写会場: シネマート六本木
出演:シン・ミナ、オン・ジュワン、ユゴン
製作国:韓国(2007年)

〈ストーリー〉
怪力部に所属する女子大生のカン・ソフィ(シン・ミナ)は、大学のアイスホッケー部の先輩に一目惚れし、怪力であることを隠そうとする。
ソフィは実は国内でも有数の武術家である母と父の間に生まれ、小さい頃から神童と呼ばれるほどの腕前だったから。
ところが今韓国の武術界は後継者不足でソフィの父達四大武術家は次の大会で若者である自分達の子供を出場させようとしていた。
その息子の一人イリョンがソフィの目の前に突然現れ再び武術を始めようと持ち掛ける。イリョンはある目的のためにソフィと試合がしたかったのだ。

〈感想〉
評判が悪いのは知っていたが金券ショップで格安チケットを見つけて、それならと行ってみた。
確かにこれはひどい。
話しの筋が全然通ってないし、途中途中のエピソードが一体何のためにあったのか終わってみたらちっともわからない。
特に先輩と先輩が憧れるおばさん婦警の恋はどうなったの?
イリョンが何故バイクにこだわるかもわかんないし。
結末を考えないまま冒頭部分を作っていたとしか思えないような作品。
監督どうしちゃったの?って疑いたくなる。
可愛い女優さんと格好いい男が出てなんとなくラブコメさえ作っていればウケるっていう時代じゃないの!!

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チェ 39歳 別れの手紙

Che39
点数: 70点
原題: Che - parte 2: Guerrilla (チェ第2部:ゲリラ)
公式サイト: http://che.gyao.jp/
試写会場: TOHOシネマズ六本木(by 多分、公式HP、いつもありがとうございます)
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、フランカ・ポテンテ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ジュリア・オーモンド、ロドリゴ・サントロ
製作国:アメリカ、フランス、スペイン(2008)

〈ストーリー〉
チェ・ゲバラ(ベネチオ・デル・トロ)は、キューバや妻子がいるメキシコから姿を消して世間はカストロ大統領に説明を求めていた。
キューバで起こした革命を全中南米の国々に広げようと、チェは南米のボリビアに降り立ったのだ。
数人のキューバ人先鋭革命家教育係りとともにチェは貧しい農民達に、貧しさから抜け出そうと説得して歩く。
しかしボリビア政府は、アメリカの援助を得てチェ達ゲリラを追い詰めようとあらゆる手をつくしていた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
1部が革命に成功する話。2部は失敗する話。と両極端なつくり。
当然私は1部のほうが好きだけど、歴史的事実を知るためには2部も必要不可欠。
ただこれは2部作にする必要があったのかな?
たとえ3時間半になっても1編に収めて欲しかった。時間を分けて1部を消化した上で2部を観たならまた意見が違うのかもしれないけど、2部作イッキ観してしまったので、チェの思想が万人に届かないはかなさばかりが目立ってしまった。
もう1回時間を空けて1部と2部を観るといいのかなあ。2部前売り券買おうかな。

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チェ 28歳の旅立ち

Che28
点数: 75点
原題: Che - parte 1: The Argentine (チェ第一部:アルゼンチン人)
公式サイト: http://che.gyao.jp/
試写会場: TOHOシネマズ六本木(by 多分、公式HP、いつもありがとうございます)
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、フランカ・ポテンテ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ジュリア・オーモンド、ロドリゴ・サントロ
製作国:アメリカ、フランス、スペイン(2008)

〈ストーリー〉
チェ・ゲバラ(ベネチオ・デル・トロ)は、フィデル・カストロ(デミアン・ビチル)とともにメキシコ・シティのホテルでキューバへの密入国を打ち合わせしていた。
キューバに行って、アメリカや西洋の国の言いなりで多大な利権を得ている現政権を倒して、貧しい人たちを救い出すべく革命を起こすつもりだった。
同じく貧しさにあえぐ者が国中からゲリラ軍に参戦し、ゲバラは今まで医師の診療なと受けたことがない人々に医療をほどこし、教育を与えようとした。
カストロの思想は広く民衆に受け入れられ、各地でゲリラ兵たちが受け入れられていく。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
こいうった中米の貧しい人々たちを救うストーリーを観ていると、もう映画とかそういう問題じゃないの!
もう自分もフィデル達と一緒になって、既得権を得ている富裕層をブチのめして、貧しい人たちで国の富を分け合いたい!と高揚してしまう。
「人間は1つ欲しくなると2つ、3つと欲しくなるから民主主義より共産主義がいい」というチェの言葉は、現代の経済的に荒廃した世の中の教訓にそのまま生かされる。
映画としての利点と欠点を挙げると、ベネチオ・デル・トロの演技はいいけど、その他の俳優さん達が魅力無さ過ぎ!フィデル役の人なんかその多大勢の役者と区別つかないし、あえて言うと後にチェの愛人になった女子大生だけが目立つ程度。
さらに国連で演説しているチェの映像が、ゲリラ戦の合間合間に流れるが、それが英語の質問=>スペイン語によるチェの答え=>英語の通訳と流れて、それを前から2列目の大きな文字の字幕で観るから頭が相当こんがらがった。
チェの言っていることと通訳訳、さらに字幕の訳が微妙に異なったりするともう頭の中大混乱。
その点Part2は英語の質問とチェのスペイン語の応答のみになって、私的に理解しやすくてよかった(列も中くらいになって字幕が観やすかったこともあるけど)。
チェのことを知らない人も、彼らが目指していた世界を知るために劇場に足を運んでほしい。

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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

Hellboyii
点数:50点
原題:HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY(ヘルボーイII/黄金の兵士)
公式サイト: http://www.hellboy.jp/
試写会場:よみうりホール(via Aさん、いつもありがとうございます)
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、ジェフリー・タンバー、ルーク・ゴス、ジョン・ハート、ジョン・アレクサンダー、アンナ・ウォルトン、ブライアン・スティール
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
ヘルボーイ(ロン・パールマン)は、最近恋人のリズ(セルマ・ブレア)と口げんかが絶えなかった。
今日も超常現象捜査防衛局の捜査でニュージャージーの秘密基地からニューヨークに行って、自分たちの姿をマスコミに知られてしまい、ケンカとなる。
この日捜査で追っているのは、かつて人間と和平したエルフ族のヌアダ王子(ルーク・ゴス)だった。
ヌアダは、あまりにも荒廃して自分たちとの和平を忘れてしまった人間たちを滅ぼすため、かつて和平のときに封じた無敵で強靭な兵士たちゴールデン・アーミーを蘇らせようとしていた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
これって一話もの?ってしょっぱなから最後まで疑いたくなってしまう内容だった。
ともかく前フリ無しでは何が何だかまったくわからない。原題を観ると「Hellboy II」となっているからつまり前作があったらしい。それを観ていないから、全然ついて行けなかった。さらに原作のコミックを読んでいる人も日本には少ないだろうし。でも回りには、主人公のセリフにウケている人もいたので、わかる人はわかるんだろう。
いくら人気のギエルモ・デル・トロ監督の映画といえどもこの日本でこの作品を公開するのは無理があるんじゃないだろうか。
さらに冒頭のヌアダ王子の槍さばきからワイヤーアクションにいたるまでまったく『HERO(英雄)』のジェット・リーのパクリ!槍で水滴の粒をつくところとか、槍を後ろにして地面にザザザッとひきずるなど、これまでの洋物では観たことないが、ジェット・リーの香港アクションでさんざん目にしたポーズなので、どう考えてもパクりだ。
こういった部分を考えても、この映画を東洋で公開するのは無理がある。
一体何を考えて、いきなり続編から公開を決めたのか?

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悪夢探偵2

Akumutantei2
点数:80点
公式サイト: http://www.akumu-tantei.com/

試写会場:明治安田生命ホール(by女性自身 via mixi)
監督:塚本晋也
出演:松田龍平、三浦由衣、韓英恵、光石研、市川実和子
製作国:日本(2008年)

〈ストーリー〉
悪夢探偵・京一(松田龍平)のもとに一人の女子高生(三浦由衣)が助けを求めに来る。
菊川(韓英恵)という怖がりの同級生をひどい目に合わせてから毎晩菊川が夢に出て来ると言うのだ。
菊川に自分の母親との共通点を感じた京一は、現実では会えない菊川に会うために依頼人の夢に入ることにするが。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
前作『悪夢探偵』を観たときはあまりの理解不能度に監督を絞め殺してやりたい衝動を覚えた。
あんなひどい映画の続編があるなんて信じられなかったがどんなものか今回は無料で観たくなった。
続編は前作と全く違ってテーマもわかりやすくて、「いやだ、いやだ、いやだ」のセリフも少なく京一がより生身の人間として描かれている。
愛が欲しくても得られなかった人間の心の闇と憧れをキョーレツな形で表した力作だと言える。
ただ私のような凡人にもわかりやすくなったということは、監督のコアなファンから観たらつまらなくなったのかも。

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ミラーズ

Mirrors
点数:70点
原題:Mirrors (鏡ども)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/mirrors/

試写会場:有楽町朝日ホール(via Aさん、いつもありがとうございます)
監督:アレクサンドル・アジャ
出演:キーファー・サザーランド、ポーラ・パットン、エイミー・スマート、メアリー・ベス・ペイル、ジョン・シュラプネル、ジェイソン・フレミング、キャメロン・ボイス
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
同僚を誤って射殺してしまったため停職中のベン・カーソン(キーファー・サザーラン)は、火災事故があって以来保険会社ともめていて手つかずになっている高級デパート後の夜の警備の仕事を得た。
初日から鏡の中にしか見えない不思議な体験をして、ただでさえまいっている精神がさらに不安定になる。
しかしそれは彼の精神的障害ではなく、実際に起こっている怪奇現象だった。
鏡の向こうの魔物に実の妹を殺されたベンは、別居中の家族にも危険が迫っていることを知り魔物の正体をつきとめようとするが、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
テレビで有名になったキーファー・サザーランドの映画の中の演技を観たくて観に行った。
記憶は不確かだが『テイキング・ライブス』以来の大スクリーン。
私の年代だと、彼よりもお父さんのドナルド・サザーランドの印象が強い(私だけ?)。
面長のお父さんに比べるとキーファーはそうでもないと今まで思っていたけど、やっぱり似ていたわー。
っていうか今までキーファー主演の映画って映画館では観たことなかったよね。
やっぱり彼は警官役が似合う。
ただ、、、、先に公開されたイギリス映画『ブロークン』と酷似していて、後から公開された分こっちが不利。
まあ公開館数が全然こっちのほうが多いから観客カブらないのかもしれないけど、映画の内容的には『ブロークン』のほうが独創的で面白いだけに、映画ファンからはこっちはウケないかも。

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きつねと私の12か月

Renardetenfant
点数:71点
原題:Le Renard et l'enfant (きつねと子供)
公式サイト: http://www.kitsune12.jp/

試写会場:ヤクルトホール(by ラジオ日本様、いつもありがとうございます)
監督:リュック・ジャケ
出演:ベルティーユ・ノエル=ブリュノー、イザベル・カレ、トマ・ラリベルトゥ
製作国:フランス(2008)

〈ストーリー〉
フランス・アルプスの大自然の中に住む10歳の少女リラは、ある日学校に行く途中で野生のキツネに出会い、その愛らしい表情に魅了される。
その日以来そのキツネを手名付けようと毎日キツネの通り道で待ち伏せする。
努力の甲斐あって、キツネと仲好くなれたリラはキツネにティトゥーと名付け、キツネ目線の森を冒険するが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
アフリカやアマゾンなどいわゆる新大陸系の自然は今までも日本でいろいろ紹介されたことがあったけど、私の記憶ではフランスのような文明先進国の自然を観るのは初めて。
フランスの森にオオカミがいる(らしい)ことは知っていたけど、まさか山猫みたいな危険な動物がいるとは驚き!
さらにネコ科の山猫がイヌ科のキツネを捕食しようとするなんて全然知らなかった。
だって、普通に森の中で追いかけっこしたら、木に登れないイヌ科のキツネがネコ科の動物から逃れられるわけないから、これはどう見ても部が悪い!
日本ではありえない発想だけど、ヨーロッパではあり得ることになっているんだからキツネがネコから逃れる方法もあるんでしょう!
一応主人公は女の子だけど、彼女は多分監督の語り部。
誰もが小さな頃は自然の動物と仲好くなる夢を見たと思うけど、これはその夢とそれがかなうことの難しさを表したいい映画。

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ワールド・オブ・ライズ

Bodyoflies
点数:74点
原題:Body of Lies(嘘の本体)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/bodyoflies/
試写会場:国際フォーラムAホール(via N様、いつもありがとうございます)
監督:リドリー・スコット
出演:レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ、マーク・ストロング、ゴルシフテ・ファラハニ、オスカー・アイザック、サイモン・マクバーニー
製作国:アメリカ(2008)

〈ストーリー〉
CIAの工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、アラビア語を操り助手を従えてアラブ諸国のテロリストに関する情報を収集する情報員だ。
アメリカやヨーロッパの国々に連続爆発テロ事件を起こす犯人を捕まえるため、ボスのエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)からヨルダンに行くよう命令されたフェリスは、そこでハニ(マーク・ストロング)というヨルダン随一の情報屋+権力者と手を組み連続テロ事件の主犯を捕まえようとする。
ハニがフェリスに示した条件はハニの前で絶対嘘をつかないこと。
根が素直なフェリスに対して、ボスのエドは色々裏工作をして、ハニの怒りを買う。
ある日、狂犬病のワクチンを打ちに行った病院で出会った女性に好意を抱いたフェリスだったが、、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
冒頭は何が何だかわからないまま、どんどん話が進んで行って何が悪でフェリスの役目もよくわからなかったが、ジョルダンに入ってからは話が理解できるようになった。
ある意味テーマ自体は『ディパーテッド』に似ているような気もするが、所詮アメリカ人のやることなので何が嘘で何が本当なのか、東洋人の私には皆目見当もつかなかった。
なんですぐ人を殺すのか、女を好きになっちゃうのか。。。。。
といいつつ全体的には結構面白かったですよ。
レオ様自体の危険度的には『ブラックダイアモンド』のほうがすごくて、さらにラッセル・クロウの役が全然光ってなかったことを引いても十分楽しめます。
ただお金払ってまで観に行くかどうかは疑問。

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ブタがいた教室

Butakyoshitsu
点数:78点
公式サイト: http://www.butaita.jp/
映画館:川崎チネチッタ(チネ9)
監督:前田哲
出演:妻夫木聡、原田美枝子、田畑智子、大杉漣、池田成志、ピエール瀧、清水ゆみ、近藤良平、戸田菜穂
製作国:日本(2008)

〈ストーリー〉
新米教師の星(妻夫木聡)は6年2組の担任。
四月のある日、教室に子ブタを連れて来て、これからみんなで卒業までブタを育てて最後に食べようと提案する。
最初は世話に不慣れだった6年生達だったが、みんなで世話をするうちにみんなも成長して、残飯だけでなくわざわざ好物のトマトを買ってきて与えるくらい可愛がるようになった。
そうなると、当初食べる予定だったが情が沸いて悩むようになる。
生徒と一緒に悩む星だったが卒業式3日前になり、最後の決断を下すときが来た。
(ストーリーはここまで)

<感想>
『青い鳥』同様観るよりも考える映画。
教室物の映画って、かつての自分の気持ちをよみがえさせて一緒に悩めるところがいい。
飼うと当然情が移って食べれなくなることなんて最初からわかっているんだから、そんなこと言うなら最初から飼っちゃダメっていうのは大人の意見で、子供は理屈でわかっていても可愛いと飼いたくなるもの。
私なら絶対食べない、殺さないで!って言うだろうなあ。
小学校6年生で、飼ったものの責任として食べてあげるべきって言える子はすごい!!
妻夫木クンが主役というより、どう考えても子供たちが主役の映画。
学校とかで上映して欲しいな。

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