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ベティの小さな秘密

Jemapelleelizabeth
75点
原題: Je M'appelle Elizabeth (私の名はエリザベトです)
公式サイト: http://betty-himitsu.com/
映画館: シネセゾン渋谷
監督: ジャン=ピエール・アメリス
主演: アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、ステファーヌ・フレス、ヨランド・モロー、マリア・デ・メディロス、バンジャマン・ラモン
製作国: フランス(2006年)

<ストーリー>
フランスの田舎町で精神病院の院長をする父と元ピアニストの母を持つベティ(アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ)は、兄弟でもあり親友でもある姉のアニエスが寄宿学校に行って寂しい思いをしていた。
晩御飯に父も母もいなくて、精神病棟から通う家政婦のローズと2人きりのこともしばしば。
最近母は恋人ができて毎晩父と夜中口論していて、一人ぼっちが怖いベティの気持ちはますます心細くなるばかり。
そんなベティの心の友、保健所に捕獲された犬のナッツも今度の金曜日までに引き取らないと薬殺されてしまう。
誰もベティの心をわかってくれる人がいなくて不安な中、精神病棟から逃げ出したイヴォン(バンジャマン・ラモン)を、毎日使う自転車が置いてある納屋についかくまってしまったベティ。
今まで弱虫一辺倒だったベティの心はイヴォンを守るという使命のおかげで強くなって行くのだった。
(ストーリーはここまで)

<感想>
もうとうの昔に忘れ去っていた幼いころの気持ちが、ベティを通して見事に蘇ってきた。
親やまわりの大人たちが自分に対して理解がないことに関するもどかしさや、自分の力では動物の命を救えないやるせなさ。
映画の中のベティとは立場が違うけど、ベティの気持ちが痛いほど伝わってきて涙が何度もあふれた。
10歳の少女ベティがエリザベトに変化する過程が見事に描かれていて、最近観たフランス映画の中じゃピカ一いい!
この映画は予告編を観たわけでもなくチラシによる情報だけで、ずっと観たいと思っていた自分の直感がはずれじゃなかったことが嬉しい。
これまでのフランス映画と違って人間の感情をドアやスコップ(かな?)でストレートに表す手法がいい。今までフランス映画って突飛に感じたけど、これはフランスから遠く離れた日本人にもわかりやすい表現方法。
こんなに素敵な映画なのに、109シネマズ川崎じゃ今週から週一の上映になっちゃったし、メイン館のシネセゾン渋谷も土曜日の午後だってーのにガラガラ。
もったいない、、、。

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