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ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日

Angusthongs2
点数:85点
原題:Angus, Thongs and Perfect Snogging(アンガスとTバックと完璧なディープ・キス)
公式サイト: http://www.g-nikki.jp
試写会場:有楽町よみうりホール(by AOL様 いつもありがとうございます)
監督:グリンダ・チャーダ
出演:ジョージア・グルーム、アラン・デイヴィス、カレン・テイラー、アーロン・ジョンソン、スティーヴ・ジョーンズ、エレナー・トムリンソン
製作国:イギリス(2008)

〈ストーリー〉
毎日退屈な日々を送るジョージア(ジョージア・グルーム)は、子供の目の前で毎日ディープキッスをする両親(アラン・デイヴィス、カレン・テイラー)と、猫のアンガスにコスプレする頭がおかしい妹とイギリスのイーストボーンに暮らしていた。
退屈でしょうがない学校にある日ロンドンからイケメンの双子男子・ロビー(アーロン・ジョンソン)とトム(ショーン・バーク)が転校してくる。
トムに一目ボレした親友のジャス(エリノア・トムリンソン)とロビーに一目ボレしたジョージアは、猫のアンガスを使って猛アタックをした結果、ジャスはめでたくトムとアツアツの仲に。
一方のジョージアは、なかなか恋が実らずイライラするところにパパがニュージーランドに転勤してしまい、今までの生活が一変しようとしていた。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想〉
アメリカのティーンエイジャー者の映画やドラマはよく観るけど、イギリスのティーンエイジャー物ってあんまり見ない。
アメリカのティーンの場合、あまりにも日本とかけ離れていて現実ばなれして見えちゃうけど、イギリスだと家の広さとか、家から学校までの距離とか結構身近で、その分身近に感じてしまう。
中学とか高校の頃ってあたりまえの平和な世界がものすごく退屈でつまらないものに見えたよねー。
ただのティーンエイジャーものの映画かと思ったら、実は原題が猫の名前であるように猫好きにもたまらない映画。
主人公とも言えるアンガスのコスプレが満載で、一体どうやったらあんなに大人しく服を着させられているのか疑問なくらい。
10代の頃かかえていた悩みとか、家族に対する思いとか、万国共通なんだなあ。
昨日観た日本の高校生を主人公にした映画と比べると、自分が10代に戻れるとしたら圧倒的にこっちの世界を選ぶ!
久々の青春コメディで万人にお勧め!!!

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櫻の園

Sakuranosono
70点
公式サイト: http://www.sakuranosono-movie.jp/top.html
試写会場: よみうりホール(by allcinema様、いつもありがとうございます)
監督: 中原俊
主演: 福田沙紀、寺島咲、杏、はねゆり、大島優子、武井咲、米倉涼子、菊川怜、上戸彩、柳下大、京野ことみ、大杉漣、富司純子
製作国:日本(2008年)

<ストーリー>
小さな頃からバイオリン一筋だったモモ(福田沙紀)は、音楽高校を中退して、母や姉が通った名門女子校に通い始める。
しかし入学早々クラスメートの赤星(寺島咲)からきつい言葉を浴びせられたり、教頭(富司純子)から生活態度を注意されたりして、めげてしまう。
ある日授業がつまらなくてサボタージュし旧校舎を探検中に「櫻の園」という、現在の担任(菊川怜)が脚本した演劇の台本を見つける。
学校一の人気者の葵(杏)やその他の学生を巻き込んで、11年前に学園内で封印された『櫻の園』の上演を目指して稽古に励む彼女たちだったが、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
しょせん女子学生達の若い女優たちのたわごと映画かと思っていたが、女子校出身の私の心に響くものがあった。
私が通った学校はあんな風なお嬢様学校ではなかったが、先輩女子学生に憧れるとか、女子しかいない世界でいろいろ悩む姿など、○○年前の自分がいた学校生活と大して変わらない。
もっと変わらないのは、何も目標を持たずに毎日淡々と生きる若者の姿。
なんで10代の頃ってあんなに人生がつまらないもののように見えてしまうんだろう?
一度燃え上がるとその分すごいのにね。
今は自分を燃え上がらせる術をいろいろ見つけて当時のように投げやりにならなくなった自分からすると、高校生時代を思い出させてくれるとっても素敵な映画でした。
(ただちょっと出演者の方々が非魅力的ではあるけど、、、)

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彼が二度愛したS

Deception
点数:73点
原題:Deception (詐欺)
公式サイト: http://www.2s-movie.jp/
試写会場:ヤクルトホール(by 大人のブログ様 via にゃんさん、ありがとうございます)
監督:マーセル・ランゲネッガー
出演:ユアン・マクレガー、ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、リサ・ゲイ・ハミルトン、マギー・Q、ナターシャ・ヘンストリッジ、シャーロット・ランプリング
製作国:アメリカ(2007)

〈ストーリー〉
会計士として顧客のオフィスで孤独に黙々と仕事をするジョナサン(ユアン・マクレガー)は、ある日顧客先の弁護士ワイアット(ヒュー・ジャックマン)と知り合い仲良くなる。
ワイアットが出張に出かける前にお互いの携帯を間違えて持って行き、ジョナサンはワイアットの携帯を使うことになる。
ワイアットに代わり携帯に出ると見知らぬ女から"Are you free tonight?"と聞かれ言われるままに待ち合わせ場所に行き一夜をともにする。
それ以来ジョナサンはセックスクラブの出会いにはまるが、ある日会ったのは、かつて彼が地下鉄の駅で一目惚れした女性Sだった。

〈感想〉
友人の批評が良くなかったので期待していなかったが、ユアン・マクレガーにヒュー・ジャックマンという豪華な顔合わせが気に入ってしまった。
どうせならバリバリのイギリス英語で演じて欲しいくらいの役だったが残念ながら舞台はニューヨーク。
ダサダサのユアン・マクレガー、格好いい!(矛盾してる?)
クマキレもそうだけど、最近アメリカにも日本人みたいな優柔不断でやりたいことが出来ず、言いたいことも言えない人がいるのを見るとホッとする。ってゆーか前からいたんだと思うけど、そういう人って映画の主人公にならなかったから。そういう人が主人公になるような映画ができるようになった時代背景がアメリカにはあるんだろうなあ。
Sは、男じゃなくても私でも恋に落ちそうなくらい美しい!!
途中から先が読めると不評だけど、読めるから安心して観ていられるんじゃない。
ださくても純粋な恋愛が好きな方にお勧め。

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ハンサム★スーツ

Handsomesuites
71点
公式サイト: http://www.handsome-suits.com/
試写会場: ユナイテッドシネマズ豊洲(by cinemacafe様、いつもありがとうございます)
監督: 英勉
主演: 谷原章介、塚地武雅、北川景子、佐田真由美、大島美幸、温水洋一、池内博之、本上まなみ、佐々木希、山本裕典、ブラザートム、中条きよし、伊武雅刀
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
母親から形見として譲り受けた「こころ食堂」で安くて美味しい定食を提供し続ける大木琢郎(塚地武雅)。不細工な容姿ゆえに33年間こくってはフラれの繰り返しで、町を歩くと女性から気持ち悪がられる始末だった。
毎日繁盛しているお店にある日一人の美しい女性ヒロコ(北川景子)がアルバイトで働きたいとやってくる。
あまりの美しさにまたまたコクってしまった琢郎だったが、ヒロコは琢郎に自分のどこが好きかとたずね、その理由を聞いて店を去ってしまう。
そんな中、友人の結婚式用のスーツを買いに青山に行った琢郎は、ひょんなことからハンサムスーツを試用することになり、ハンサムなときは光山杏仁(谷原章介)として生きることに。ハンサムでいるだけで町中の女性の視線を集め、いろいろ得なことがあるのを知りすっかりハンサムのとりこになった琢郎。
そんなある日ケイコの代わりのアルバイトとして不細工な本江(大島美幸)が働くことになり、だんだん二人は打ち解けていくが、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
ストーリーの展開は想像していたとおりだったが、ラストのどんでん返しがすごかった。
これは誰も想像つかないんじゃないだろうか。
不細工オトコ役の塚地はともかく、あれだけハンサム、ハンサムと言われ続ける役をやる谷原章介さんってプレッシャーじゃなかったかな?
確かにハンサムだけど、誰もが見つめるほどのハンサムってこの世にいるの?
谷原さんのギャグ度は「ラブ・コン」のほうが圧倒的に面白かった。
ラストは面白いけど、結局この映画って脚本の鈴木さんによる愛妻がいかに素晴らしいかということを人々に知らしめるための映画のようにも思えた。まあ、人間は顔じゃないってうたっていること自体は素晴らしいけど。

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私がクマにキレた理由

Nannysdiaries
70点
原題: THE NANNY DIARIES (子守日記)
公式サイト: http://kuma-kire.com/
映画館: TOHOシネマズ川崎(スクリーン2)
監督: シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
主演: スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、アリシア・キーズ、クリス・エヴァンス、ドナ・マーフィ、ポール・ジアマッティ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
大学の学部を主席で卒業したアニー(スカーレット・ヨハンソン)は、看護婦の母親の希望の星だった。
母の願で金融業界に就職しようとするがしっくりこずに、自分探しをしていた矢先にNYの高級住宅街イーストサイドの公園で偶然出会った子供グレイヤーのナニー(子守)をすることに。
グレイヤーの母・ミセスX(ローラ・リニー)は面接のときは気さくそうな人だったのに、実際はアッパークラス特有の鼻もちならぬイヤなやつ。
当初は自分の知らないお金持ちの世界に胸をワクワクさせたアニーだったが、24時間あれこれ注文をつけられ、色々制約が多いことに段々イライラをつのらせて行く。
何度も辞めたいと思ったが、親の愛情を受けられないグレイヤーが自分になつくのを見てどうしても辞められずに悩んでいたが、ひつつ上の階に住むハーバード君と恋愛関係になり、、、。
(ストーリーはここまで)

<感想>
スカーレットってどんな役をやっても似合う。
男とのデートすら御法度のナニーなんて正直どうよ?と思ったけど、それはそれでとっても似合ってて。
というか私の知る限り今どきこんなにアメリカンな英語を話す人はいないと思われる中、ナニーというアメリカ特有の文化に彼女はとっても当てはまっていた。
さらに私的に絶対イヤミなアッパータウン女と勝手に思っていたアリシア・キーズが役者やっているのを見てびっくり。
その他「レディ・イン・ザ・ウォーター」で主役を演じたポール・ジアマッティがあんなに脇役で出ているなんてびっくり。しかも太っていることにさらにびっくり。
いろいろ発見が多い映画だった。

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しあわせのかおり

Shiawase_no_kaori
60点
公式サイト: http://www.shiawase-kaoru.jp/
映画館: 川崎チネチッタ(チネ1)
監督: 三原光尋
主演: 中谷美紀、藤竜也、田中圭、下元史朗、木下ほうか、山田雅人、甲本雅裕、平泉成、八千草薫
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
北陸百貨店・外商担当の貴子(中谷美紀)は、金沢港近くにある中華料理店「小上海飯店」の人気商品カニシューマイを百貨店で出店することをまかされ、店を訪ねる。
しかしオーナーの王さん(藤竜也)は、自分の顔が見える人にしか料理を出したくないとかたくなに出店を断る。
仕事のことを抜きにして毎日小上海飯店に通い出した貴子。
ある日王さんが、脳溢血で倒れ二度と料理を作れない体になる。
王さんの味を忘れられず、会社を辞めて王さんの店に修行に通い出した貴子は、店に野菜を卸している農家の高橋明(田中圭)に押されて秋の謝恩料理界で腕をふるうが、、、、。
(ストーリーはここまで)

<感想>
金沢が舞台の中華料理店+中谷美紀主演映画ということでかなり期待して観たせいか、なんか期待倒れ。
金沢ということを前面に出すわけでもなく、主人公2人は標準語のままだし、金沢である理由がわからないんですけどー。でもこれって「八月のクリスマス」でも同じ条件だったかなあ。
ともかく地元に近ければ近いほどそれが生かされていない映画を見るとがっかり感がよけい広がる。
あまりにもゆったりとした映画の進み具合。
これは不要なのではないかと思われる紹興の風景。
ぜんぜん訛ってない八千草かおる。。。。
あああーーーん、やっぱり全然ダメダメ。
中谷美紀の出演作は「シルク」も含め最近いっぱい観てるけど、なんだか彼女の良さが光らない映画だったなー。
王さん役はもっと年取った人がやったほうがいいような気もした。

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センター・オブ・ジ・アース

Center_of_the_earth
点数:80点
原題:JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH 3D (地球の真ん中への旅 3D)
公式サイト: http://center.gyao.jp/
試写会場:ギャガ試写室(by sinemacafe様、ありがとうございます)
監督:エリック・ブレヴィグ
出演:ブレンダン・フレイザー、ジョシュ・ハッチャーソン、アニタ・ブリエム
製作:アメリカ(2008年)

<ストーリー>
地質学者のトレバー(ブレンダン・フレイザー)は、研究内容が現代のニーズに合っていないのと資金難で、研究室を立ち退き要求されていた。
そんな中、同じ地質学者10年前に失踪した兄・マックスの息子ショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)を1週間預かることになる。
甥っ子とともに義姉から受け取ったマックスの形見の小説に、マックスが失踪したときの行先の手がかりを発見し、ショーンとともにアイルランドの地質学者を訪ねる。
しかしそこにいたのは、娘のジョアン(アニタ・ブリエム)。登山ガイドの彼女をしたがえ3人でマックスが消えた山に上るが、ほら穴に閉じ込められた上にどこまで続くかわからない深い穴に落ちてしまう。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
ディズニーランド・ファンには評判が良くないが、私も一緒に行ったダンナも大層楽しめた。
これぞ娯楽作品のお手本というカンジで、『ハムナプトラ』や『ハンコック』みたいに悪や敵など存在しないし、純粋に主人公たちと冒険を楽しめる。
3D版で観たおかげで飛び出す鳥などもリアルに楽しめたし、とってもお勧めな映画。
こうゆう夢のある映画が増えて欲しいな。

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ブロークン

Broken
点数:70点
原題:THE BROKEN(破壊)
公式サイト: http://www.broken-movie.jp
試写会場:一ツ橋ホール(via Dさんのお友達、ありがとうございます)
監督:ショーン・エリス
出演:レナ・ヘディ、リチャード・ジェンキンス、ミシェル・ダンカン、アシエル・ニューマン、マルウ゛ィル・プポー
製作:イギリス・フランス(2008年)

<ストーリー>
レントゲン技師のジーナ(レナ・ヘディ)が兄弟達と父の誕生日を祝っている最中に急に鏡が割れた。
翌日町で自分とそっくりの女が赤いチェロキーを運転しているのに遭遇し、後を追い掛けると自分の知らない、自分と全く同じ生活がそこにあった。
気が動転したまま運転中に正面衝突事故を起こしてしまい、事故当時の記憶を失ってしまう。
退院後、恋人のステファンが別人のようになったことを感じ、それ以外もあれこれ奇妙なことを感じる。
(公開前のためストーリーはここまで)

〈感想〉
話のオチは全く読めなかった。さもありなんの話なのに全く気付かず、脚本の上手さを感じる。
一緒に行った人達も結局誰が本物なのかわからなくなっていたくらい。
内容はわかったが何故シンメトリな世界が突然壊れるのかは、謎のまま。
世の中の人全員がシンメトリな世界を持っているのか、一部の人だけのか?
何故一人だけ生き残らなきゃいけないのか?
シンメトリなまま存在したっていいじゃない。

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ゲットスマート

Getsmart
72点
原題: Get Smart(格好よく行こう)
公式サイト: http://betty-himitsu.com/
映画館: 川崎チネチッタ(チネ4)
監督: ピーター・シーガル
主演: スティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ、アラン・アーキン、ドウェイン・ジョンソン、テレンス・スタンプ、ケン・ダヴィティアン、マシ・オカ、デヴィッド・ケックナー、テリー・クルーズ
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
米国政府傘下にあるスパイ組織「コントロール」の敏腕アナリスト、スマート(スティーヴ・カレル)は、内務的職務じゃなく秘密工作員として働くことを夢みていた。
ある日コントロール本部が何者かに破壊されたことにより、一度は秘密工作員の職をあきらめたスマートは、86というコードを与えられ、相棒のコード99(アン・ハサウェイ)とともにロシアのカオスという組織をさぐりに行く。
経験豊富なコード99に比べ頭でっかちな86は足を引っ張ってばかり。しかし彼の機転の利く対応にコード99もいつの間にか一目置くようになって行った。
(ストーリーはここまで)

<感想>
おバカ映画と言ってもスパイ物だけに『俺たちダンクシューター』ほどバカバカしくはなく、スパイ映画としてもそこそこ楽しめる内容だった。
アン・ハサウェイの動きな映画名は忘れたが、何かのキャサリン=セタ・ジョーンズの動きとそっくりでこんなパクリもあるのかと思うと映画好きには楽しめた。
ただ主人公のスティーヴ・カレルの風貌がMr.ビーンズと似ているのに、彼ほど面白くないのが損だと感じた。
娯楽映画としては楽しめるけど、バカ100%映画を期待すると物足りないかも。

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七夜待

Nanayomachi
20点
公式サイト: http://www.nanayomachi.com/index.html
試写会場: ニッショーホール(by cinema topics&???様)
監督: 河瀬直美
主演: 長谷川京子、村上淳、グウレゴワール・コラン
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
彩子(長谷川京子)は、タイのとある町でタクシーを拾い目的地のホテル名を告げるが着いた場所は椰子が生い茂る村だった。
タクシーの運転手から逃げて助けてもらったフランス人が連れて行った先の家に身を寄せる。
やがて話すうちにタクシーの運転手もいい人だと知り、言葉が通じない者同志が一緒に食卓を囲む。
心が温かい人達に囲まれ、傷ついた心が癒されようとしたときとある事件が起こり彩子だけでなくみんなの心が乱れる。
(公開前のためストーリーはここまで)。

<感想>
私が馬鹿なのかノーテンキなせいかは不明だが、この映画が言いたいことがまったく理解出来なかった。
癒される映画だと期待してたのに、初っ端から主演の長谷川京子の格好や語学力のなさに腹が立った。
得にヒアリングの部分は演技とは思えなくて、かつ典型的な耳の悪い日本人を垣間見た気がして相当ムカついた。
STAYINGも聞き取れないやつが一人で海外に行くな!と叫びたい。
Plui(フランス語で雨のこと)は「プレ」じゃないっつーの!二重母音も聞き取れないのかー!?
それからあのタンクトップだらけの格好は何?
多分何が意図があってのことだろうけど、タイのお寺はタンクトップではお参りできないんだよー!
ともかく『闇の子供たち』と比べるとあまりにも浅はかなタイのとらえ方に、本当に腹が立った。
でもあれがごく一般的な日本人が考えるタイののどかな風景なんだろうか。

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ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢

Broadway
71点
原題: EVERY LITTLE STEP(みんなの小さなステップ)
公式サイト: http://www.broadway-movie.jp/
試写会場: 日劇1(by 東宝東和様)
監督: ジェームズ・D・スターン、アダム・デル・デオ
主演: 「コーラスライン」オリジナルキャスト&スタッフ、マイケル・ベネット
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
1970年台に上映されて以来ロングランを続けた『コーラスライン』が再演されることになった。
当時のスタッフやキャストがオーディションの審査員となり、まるでコーラスラインのストーリーさながらに多くの人々がオーディションで泣き笑いをみせる。

<感想>
こんなにもアメリカにはダンスができて歌もうまくて演技もできる人がいるなんて驚き。
さらに舞台のオーディションから上演まで16か月もかかることにも驚き。
オーディションを受けに来た人の中には沖縄出身の日本人も一人いて、私からすると完璧な英語なのに審査員達が発音に難があると言っていてさらにびっくり。
審査員の話す英語は字幕なしでも聞き取りやすくてわかりやすい英語なので、観る人は是非字幕なしでみてください。

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ホームレス中学生

Homeless
公式サイト: http://homeless-movie.jp/index.html
試写会場: ヤクルトホール(via Nさん)
監督: 古厩智之
主演: 小池徹平、西野亮廣(キングコング)、池脇千鶴、古手川祐子、イッセー尾形、いしだあゆみ、田中裕子
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
明日から夏休みという日、ヒロシ(小池撤平)が家に帰ると家は差し押さえられ入れなくなっていた。
大学生の兄(西野亮廣)と高校生の姉(池脇千鶴)に迷惑をかけてはいけないと思ったヒロシは一人で公園のウンコ型の滑り台に住み始める。
しかし食べるものに困り、とうとう同級生の家に世話になることになり、そのうち民生員の人の世話もあり兄弟三人で住めるようになり、一旦幸せを感じ始めたヒロシだったが。
(公開前のためストーリーはここまで)。

<感想>
思ってたよりずっといい映画で、はっきりとしたテーマ性もあり、これなら人にもオススメできる映画。
特に、今にも家庭崩壊が起こりそうな我が家に「一緒にいる人がいるからシンドくても頑張れる」という言葉は響いた。そうかー、なんで人が人と一緒にいたくなるか、明確な答えがもらえたわー。
この映画は、これまで観た邦画のパターンだとここまで膨らみを持たせた映画にならなかったような気がするが、そこはさすが東宝。制作力が他社と違うと感じた。
きっと『○ライング★○ビッツ』だって、『○レフレ○女』だって、この映画と同じぐらい見応えのある映画に出来るのに、と思うとせっかくの企画を生かし切れなかったのがもったいない。
制作側の勝利はさておき、ちょっと問題なのは出演者。なんでみんな3割増しで映画の登場人物より実年齢が老けた人ばかりなの?
小池撤平も中学生に見えないけど池脇千鶴の高校生はもっとありえないし、徳永えりの中学生もありえないっしょー!!
その分中学生が本当に困っている風に見えなかったのは事実です。

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マンマ・ミーア!

<ストーリー>Mammamia
30点
原題: Mamma mia!(オー・マイ・ゴッド!)
公式サイト: http://www.mamma-mia-movie.jp/
試写会場: 日劇1(by 東宝東和様)
監督: フィリダ・ロイド
主演: メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、アマンダ・セイフライド
製作国: アメリカ(2006年)

<ストーリー>
舞台はエーゲ海に浮かぶカロカイリ島。
もうすぐ結婚するソフィ(アマンダ・セイフライド)は、自分の父親かもしれないかつての母ドナ(メリル・ストリープ)が愛した3人の男性を、母親に内緒で結婚式に招待する。
顔を見れば誰が父親かわかると思ったのに、いざ会ってみると皆目見当がつかない。
結婚式まで3人を隠しておくつもりだったのに早々にドナに見つかってしまい、ドナは忘れていた恋心に火がつき悩む。
(公開前のためストーリーはここまで)。

<感想>
せっかくのABBAの名曲達が、こんなオバさんの恋の主題歌になっちゃうなんてあまりにもひど過ぎ。
特にタイトル曲の"Mamma, mia"は、ドナがかつて愛したサム(ピアース・ブロスナン)に再会し「どうしよう!」って悩むところに使われてて、その年でそれは無いだろうとかなりシラけた。
娘が20歳っていう設定なんだから、せめて40代の女優を使えなかったのか?
アラ4と呼ばれているサラ・ジェシカ・パーカーとかぴったりじゃないですか!
メリル・ストリープの歌はそんなに下手じゃないけど、ミュージカル映画に出すにはちょっと疑問が残る。
さらにピアース・ブロスナンにまで歌わせて、『シカゴ』のリチャード・ギアより痛々しかった。
舞台向けのストーリーを無理やり映画にしたのも間違いかも。
同じようにビートルズの歌をモチーフにした映画『アクロス・ザ・ユニバース』と比べても、曲の使い方が間違っているのは明らか。
映画の最中も映画が終わってからも、やたらABBAのオリジナル曲が聞きたくなった。
『ABBA THE MOVIE』のほうが健全に楽しめたかも。

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ベティの小さな秘密

Jemapelleelizabeth
75点
原題: Je M'appelle Elizabeth (私の名はエリザベトです)
公式サイト: http://betty-himitsu.com/
映画館: シネセゾン渋谷
監督: ジャン=ピエール・アメリス
主演: アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、ステファーヌ・フレス、ヨランド・モロー、マリア・デ・メディロス、バンジャマン・ラモン
製作国: フランス(2006年)

<ストーリー>
フランスの田舎町で精神病院の院長をする父と元ピアニストの母を持つベティ(アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ)は、兄弟でもあり親友でもある姉のアニエスが寄宿学校に行って寂しい思いをしていた。
晩御飯に父も母もいなくて、精神病棟から通う家政婦のローズと2人きりのこともしばしば。
最近母は恋人ができて毎晩父と夜中口論していて、一人ぼっちが怖いベティの気持ちはますます心細くなるばかり。
そんなベティの心の友、保健所に捕獲された犬のナッツも今度の金曜日までに引き取らないと薬殺されてしまう。
誰もベティの心をわかってくれる人がいなくて不安な中、精神病棟から逃げ出したイヴォン(バンジャマン・ラモン)を、毎日使う自転車が置いてある納屋についかくまってしまったベティ。
今まで弱虫一辺倒だったベティの心はイヴォンを守るという使命のおかげで強くなって行くのだった。
(ストーリーはここまで)

<感想>
もうとうの昔に忘れ去っていた幼いころの気持ちが、ベティを通して見事に蘇ってきた。
親やまわりの大人たちが自分に対して理解がないことに関するもどかしさや、自分の力では動物の命を救えないやるせなさ。
映画の中のベティとは立場が違うけど、ベティの気持ちが痛いほど伝わってきて涙が何度もあふれた。
10歳の少女ベティがエリザベトに変化する過程が見事に描かれていて、最近観たフランス映画の中じゃピカ一いい!
この映画は予告編を観たわけでもなくチラシによる情報だけで、ずっと観たいと思っていた自分の直感がはずれじゃなかったことが嬉しい。
これまでのフランス映画と違って人間の感情をドアやスコップ(かな?)でストレートに表す手法がいい。今までフランス映画って突飛に感じたけど、これはフランスから遠く離れた日本人にもわかりやすい表現方法。
こんなに素敵な映画なのに、109シネマズ川崎じゃ今週から週一の上映になっちゃったし、メイン館のシネセゾン渋谷も土曜日の午後だってーのにガラガラ。
もったいない、、、。

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