« 幻影師アイゼンハイム | トップページ | 神様のパズル »

アウェイ・フロム・ハー 君を想う

Awayfromher
69点
原題: Away From Her (彼女と別れる)
公式サイト: http://www.kimiomo.com/
映画館:テアトル銀座
監督: サラ・ポーリー
主演: ジュリー・クリスティ、ゴードン・ピンセント、オリンピア・デュカキス、マイケル・マーフィー、クリステン・トムソン、ウェンディ・クルーソン、アルバータ・ワトソン
製作国: カナダ(2006年)

<ストーリー>
結婚44年になるゴードン(ゴードン・ビンセント)とフィオーナ(ジュリー・クリスティ)の夫婦は、ゴードンが大学の教職を退職後フィオーナの祖父の家に移って20年間仲好く暮らしてきた。
しかし最近フィオーナの様子がおかしい。食器の後片付けをしていてフライパンを冷蔵庫にしまったり、ここに引っ越して来たのは去年だっけ?と尋ねたり。
フィオーナを施設に入れたほうがいいかどうかゴードンは悩んだが、フィオーナは自分の記憶があるうちに入居することを決める。
入居後30日間は家族との面接が禁じられており、31日目にようやくフィオーナと再開したゴードンは我が目を疑った。フィオーナが別の男性と仲好くしており、自分のことを認識できないのだ。
(まだ公開されていない地域が多いため、ストーリーはここまで)

<感想>
『私の頭の中の消しゴム』、『明日の記憶』などと同様、愛する人がアルツハイマーになって生きながらに別れを味わう物語。
ものすごい人気ということで観に行ったが、確かに人気なわけだ。だって観客のほとんどが(多分)60歳以上の方で、そういう年齢層の方たちが関心を示す映画はまだそんなに沢山なくて、現在日本のマジョリティとも言える方々が関心を持って観に来ているようだった。
タイトルの"Away from her" はゴードンがフィオナと結婚した理由に対して、"I didn't want to be away from her"との答えから来たものだ。彼は彼女からawayしなかったけど、彼女はアルツハイマーになることによって、物理的にはそこにいるのにゴードンからawayしてしまう。
死に別れよりもある意味辛いこの別れ。
フィオナ役のジュリー・クリスティが年老いているわりに妙にきれいだから余計ゴードンが悲しくなる。
でもこんなにきれいじゃなくて、もっとリアルっぽい人でもよかったような。
いっそサラ・ポーリー自身が演じても良かったかも(あっ、サラがきれいじゃないって言ってるわけじゃないけど)。

|

« 幻影師アイゼンハイム | トップページ | 神様のパズル »