« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

近距離恋愛

Madeofhonor
72点
原題: Made of Honor (花嫁付添い人)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/madeofhonor/
試写会会場: ヤクルトホール
監督: ポール・ウェイランド
主演: パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン、ケヴィン・マクキッド、ケリー・カールソン、ビジー・フィリップス、シドニー・ポラック
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
トム(パトリック・デンプシー)は、大学時代から根っからの遊び人で女好き。パーティを抜け出して今日のお相手の寮の部屋に行って同居人のハンナ(ミシェル・モナハン)と知り合う。
それ以来恋愛感情抜きの友人として10年付き合って来た。
2日以上同じ女と寝ないトムは、朝起きると女性を部屋に置き去りにし、ハンナをオフィスに迎えに行き2人で行列ができるケーキ屋で朝食を食べるのが日課だった。
しかしある日ハンナが6週間のスコットランド出張に出かける。
その間トムはハンナ以外の女性とケーキ屋などに行くが、ハンナが彼の心に占める割合の大きさを認識し、彼女がスコットランドから帰ってきたら愛を告白しようと誓う。
しかしハンナはスコットランドで知り合ったフィアンセを連れて来た。
地位も体力もハンナのフィアンセに負けているトムはなんとかハンナと彼を別れさせようと企むが、、、、。
(ストーリーはここまで)

<感想>
久々に観た典型的アメリカン・ラブコメディ。
それなりに面白いけど、主人公の2人が私にとって魅力的じゃないのがマイナス。
だってトム役の人、モテるとは思えないんだもん。脇役の友達が個性豊かで光っていたかも。
だいたい花嫁の付添人に男を選ぶということ自体習慣的に無理があるみたい。
でもラブコメ好きにはお勧め。

|

ラスベガスをぶっつぶせ

21
71点
原題: 21 (主人公の年齢21歳とブラックジャックの勝ち点となる21の意)
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/21/
映画館: TOHOシネマズ錦糸町
劇場: 7
監督: ロバート・ルケティック
主演: ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン、ケヴィン・スペイシー、アーロン・ヨー、ライザ・ラピラ
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
マサチューセッツ工科大学の学生・ベン(ジム・スタージェス)は、ハーバード大学の医学部に受かっていて進学を希望していたが、問題は30万ドルの学費が無いことだった。
学費+生活費が支給される奨学金に応募していたが、応募者はみんなベンのような優秀な学生ばかりで、奨学金を勝ち取るためには、審査員の心を揺さぶるような経験を綴った論文が必要だった。
そんなある日数学の授業でミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)から見染められ、とある集団に誘われる。
その集団とは、カードゲームのカードを暗記してラスベガスのカジノで勝つこと。
当初は参加をかたくなに拒んでいたベンだったが、メンバーの一員で憧れのジル(ケイト・ボスワース)から直接誘われ、メンバーに入ることを決める。
ベンの役がらは、実際に大きいかけに出るプレイヤー。
ラスベガスで勝ち続け、大金を手にし、すでにハーバード医学部に入学する資金も手に入れたところでベンの心理に大きな動揺が生まれる。
(ストーリーはここまで)

<感想>
典型的で痛快なアメリカ映画。
昔のアメリカ映画ってこうゆう現実にはあり得ない感じの映画が多かったよなー。
今はCGに頼った本当にありえないような映画とか、妙に現実っぽくて暗くなる映画が多い中、この映画は本当に古き良き時代のアメリカ映画を踏襲している気がする。
いまどき受けるかどうかは別の話だが、アメリカ映画のお得意とする映画はこいうった作品だったのではないか。
だって、こうゆう話は日本じゃ本当にありえないから。
アメリカンドリームはいつまでも全世界の人の夢であって欲しい。

|

天国はまだ遠く

Tengoku
55点
公式サイト: まだなし
試写会場: ル・テアトル銀座(by テアトル東京株主総会)
監督: 長澤雅彦
主演: 加藤ローサ、徳井義実、宮川大助、南方英二、藤澤恵麻、坂東英二
製作国: 日本(2007年)

<ストーリー>
都会の生活に疲れ果てた千鶴(加藤ローサ)は、関西の田舎の駅に降り立った。
できるだけ山奥で北をめざしてくれとタクシーの運転手(宮川大助)に頼み、運転手はとある山間の民宿に連れて行く。
そこの民宿では両親亡き後一人で民宿を経営している男性・田村(徳井義実)が一人で住んでいた。
2階の部屋に上がって睡眠薬を大量に飲んだ千鶴。しかし朝になって何故か目が覚めてしまった。
田村が作ったご飯をおいしそうにたくさん食べる千鶴。田村は千鶴が自殺しに来たことに気付いていたのだった。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
株主としてはいい映画と言いたいところだが、正直言ってビミョーな映画。
何が言いたいのか全然わからないし、都会に疲れた主人公が田舎に行って心が洗われる物語は今までも多々あったので新鮮味が無い。
だいたい主人公が自殺しようと思いつめるまでの経緯や、宮津に来た理由がかわからない。
やたら間延びしたシーンが多いのも気にかかる。
彼氏が登場する必要があったのかな。それなら田村の彼女をもっと描いて欲しかった。
せっかく映画作るなら、もうちょっと興行的に受ける映画にしたほうが良いのでは?

|

イースタン・プロミス

Easternpromise
74点
原題: Eastern Promise (東側の契約=人身売買)
公式サイト: http://www.easternpromise.jp/
映画館: 109シネマズ川崎
劇場: 5
監督: デヴィッド・クローネンバーグ
主演: ヴィゴ・モーテンセン、ナオミ・ワッツ、ヴァンサン・カッセル、アーミン・ミューラー=スタール
製作国: イギリス、カナダ、アメリカ(2007年)

<ストーリー>
ロンドンで助産婦として働くアンナ(ナオミ・ワッツ)の元に、ある日大量に出血した若いロシア人妊婦が運ばれる。赤ちゃんはなんとか生まれたが母親は死んでしまう。母親が残した日記を家に持ち帰り一緒に住むロシア人の叔父に翻訳を頼むが断られ、日記に挟まっていたレストランの名刺から母親の身元がわかるかと思いレストランに向かったアンナだが、経営者はそのロシア人女性は知らないと言う。
店の前にいた経営者の息子・キリル(ヴァンサン・カッセル)と運転手・ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)はロシア語で何か話しているが、アンナにはわからない。実はこのレストランは町で有名なロシア人マフィア<法の泥棒>のアジトだったのだ。
最近運転手として雇われたニコライは、娼婦と寝させられたりボスに腕を試されたりしながら<法の泥棒>の一味になるが、、、。
(まだ公開されていない地域が多いため、ストーリーはここまで)

<感想>(ちょっとネタバレあり)
レディースデーのせいか109シネマズの120人余定員の劇場は8、9割埋まっていて大盛況。
全然ストーリーを知らないままR-18指定の映画という知識のみで映画を観た。
始まってすぐにR-18指定は、エロチックというよりも残酷さがゆえとわかり、残酷な映像が苦手な私はこれが延々続いたらどうしようと不安になったが、実際残酷なのは冒頭あたりだけでホッ。
アジアの貧しい地域の女性が、先進諸国でセックスの奴隷として働かされているのはよく知っているが、ロシア人もヨーロッパで同じ目に逢っているなんて知らなかった。
途中から『インファナル・アフェア』っぽくなって、どうなるのかと思ったら結末はインファと全然違っていてびっくり。
っていうか「ここで終わり~thunder」っていうのが正直な感想。
一体主人公達はどうなったの?
私的に勝手に想像するにニコライがボ○になって、アンナはその○婦として幸せに過ごしていて、、、、っていうのがハッピーエンドなんだけど。

|

ぐるりのこと。

Gururinokoto
70点
公式サイト: http://www.gururinokoto.jp/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ7
監督: 橋口亮輔
主演: リリー・フランキー、木村多江、倍賞美津子、寺島進、安藤玉恵、柄本明
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
30歳でできちゃった結婚した雑誌編集者の翔子(木村多江)と、美大卒だがまともな仕事についたことがなくナンパばかりしているダメ夫・カナオ(リリー・フランキー)。
翔子の母や兄はカオナが頼りないため結婚をあまり良く思っていなかったが、翔子がしっかりすればいいから大丈夫とときふせて結婚した。
しかし生まれて来た子供は間もなく死んでしまう。
それをきっかけに決まり事に厳しくしっかりものの翔子は精神を病んでしまう。
法廷画家として仕事を初めていたカオナは、法廷の場でいろんな人々の人生を淡々と眺める。彼のその淡々とした態度は、精神がおかしくなった翔子に対しても同様でいつも温かく見守ってくれるのだった。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
静かで事件が起きない点は『歩いても 歩いても』とそっくりだが、むこうが1日の出来事なのに対してこちらは10年という長いスパンが描かれている。
夫婦2人の物語なので、どちらかというとこっちのほうが感情移入しやすかったかな。
でも子供がいない夫婦をまるで可愛そうなモノのように描いているのが、ちょっと違和感。
別に夫婦2人でも十分普通にウチなんかは楽しいんですけど、、、、。
チラシや映画サイトの出演者には出ていないけど、法定の場面とかで加瀬亮や田辺誠一など有名人がいっぱいでててびっくり。
特に新井浩文、山中崇、安藤玉恵、木村祐一の『松ケ根乱射事件』のメンバーが揃って出演していたのは感動!!

|

花より男子F(ファイナル)

Hanadan
60点
公式サイト: http://www.hanadan-final.jp/index.html
試写会場: 日本武道館(by オズネット様)
監督: 石井康晴
主演: 井上真央、松本潤、小栗旬、松田翔太、阿倍力
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
いよいよ結婚が間近となり結納の品として道明寺(松本潤)の母から道明寺気に代々伝わる品として時価100億円とも言われるティアラ「ヴィーナスの微笑」をもらったつくし(井上真央)。
しかしそのティアラが結納当日に何者かに奪われてしまう。
ティアラが奪われたホテルのオーナー(藤木直人)を探しにアメリカのラスベガスに旅に出かけた道明寺とつくし。
その後F4の面々の手助けでみんなで香港に飛んでティアラを自分たちの手に取り返すが、、、。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
奇跡的に当選した完成披露試写会で観た。
実は映画そのものは、とてもじゃないけど純粋な映画ファンに映画として観ろとはとても言えないような出来栄え。
これはあくまでもテレビドラマの『花より男子』ファンのために最終章を映画として作った作品だと言える。
ドラマのファンだった私は、物語の結末が知れてそれなりに楽しめたけど、ドラマをまったく観ていない人にはお勧めできない。
あえて言うならどうしてもこの映画を観たいなら、先にレンタルDVDでドラマを観てから出かけたほうがより楽しめると思える。
で、ドラマファンの私としてはドラマで観たつくしやF4の面々が生で観れた完成披露試写会は結構楽しめた。
通常なら試写会の場合、舞台挨拶は映画の前だが今回はまず映画を上映してから挨拶となったのでネタバレがあってもいいし、映画の中の人物が目の前に現れるのでより楽しめる。
これからの試写会も舞台挨拶は最後にしてくれないかなあ。

|

神様のパズル

Kamisama_puzzle
65点
公式サイト: http://www.kami-puzzle.com/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ2
監督: 三池崇史
主演: 市原隼人、谷村美月、松本莉緒、田中幸太朗、岩尾望、黄川田将也、石田ゆり子
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
出来が良くて理系大学に通っている双子の弟・喜一(市原隼人)が旅行にでかけるため、代わりに大学に代返のため通うことになった基一(市原隼人)。
通常の授業だけじゃなくて物理のゼミにも出席することとなり、ゼミのテーマを決めることになる。テーマは『宇宙の作り方』。
他の生徒はそのテーマはあり得なくてバカバカしいと思ったが、アメリカから帰国した天才少女・穂瑞(谷村美月)はこのテーマが気に入りゼミに参加することとなった。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
前半は、通常の市原クン主演の映画同様奇抜で面白くて楽しめたが、後半からまるで『日本沈没』みたいなパニック+事件物ムービーになっちゃって、そうなると主題が何なのかブレてしまい楽しくなくなってしまった。
パニックムービーだとしても出演している人がおちゃらけ系ならまだ楽しめるのに、遠藤 憲一氏が出てきたりすると妙に真剣っぽくなってしまった。遠藤さんが悪いんじゃなくて、何が言いたかったのかな。この映画。
『DIVE!』といいこの映画といい角川映画は最近イマイチかも、、、、。

|

アウェイ・フロム・ハー 君を想う

Awayfromher
69点
原題: Away From Her (彼女と別れる)
公式サイト: http://www.kimiomo.com/
映画館:テアトル銀座
監督: サラ・ポーリー
主演: ジュリー・クリスティ、ゴードン・ピンセント、オリンピア・デュカキス、マイケル・マーフィー、クリステン・トムソン、ウェンディ・クルーソン、アルバータ・ワトソン
製作国: カナダ(2006年)

<ストーリー>
結婚44年になるゴードン(ゴードン・ビンセント)とフィオーナ(ジュリー・クリスティ)の夫婦は、ゴードンが大学の教職を退職後フィオーナの祖父の家に移って20年間仲好く暮らしてきた。
しかし最近フィオーナの様子がおかしい。食器の後片付けをしていてフライパンを冷蔵庫にしまったり、ここに引っ越して来たのは去年だっけ?と尋ねたり。
フィオーナを施設に入れたほうがいいかどうかゴードンは悩んだが、フィオーナは自分の記憶があるうちに入居することを決める。
入居後30日間は家族との面接が禁じられており、31日目にようやくフィオーナと再開したゴードンは我が目を疑った。フィオーナが別の男性と仲好くしており、自分のことを認識できないのだ。
(まだ公開されていない地域が多いため、ストーリーはここまで)

<感想>
『私の頭の中の消しゴム』、『明日の記憶』などと同様、愛する人がアルツハイマーになって生きながらに別れを味わう物語。
ものすごい人気ということで観に行ったが、確かに人気なわけだ。だって観客のほとんどが(多分)60歳以上の方で、そういう年齢層の方たちが関心を示す映画はまだそんなに沢山なくて、現在日本のマジョリティとも言える方々が関心を持って観に来ているようだった。
タイトルの"Away from her" はゴードンがフィオナと結婚した理由に対して、"I didn't want to be away from her"との答えから来たものだ。彼は彼女からawayしなかったけど、彼女はアルツハイマーになることによって、物理的にはそこにいるのにゴードンからawayしてしまう。
死に別れよりもある意味辛いこの別れ。
フィオナ役のジュリー・クリスティが年老いているわりに妙にきれいだから余計ゴードンが悲しくなる。
でもこんなにきれいじゃなくて、もっとリアルっぽい人でもよかったような。
いっそサラ・ポーリー自身が演じても良かったかも(あっ、サラがきれいじゃないって言ってるわけじゃないけど)。

|

幻影師アイゼンハイム

Theillusionist
73点
原題: The Illusionist (幻影師)
公式サイト: http://www.geneishi.jp/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: 1
監督: ニール・バーガー
主演: エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビール、ルーファス・シーウェル、エドワード・マーサン
製作国: アメリカ、チェコ(2006年)

<ストーリー>
舞台は19世紀末のウィーン。ある日幻影師に会ってからマジックのとりこになったアイゼンハイムは、家具職人の父親が家具を納めている伯爵の娘ソフィ(ジェシカ・ビール)と仲好くなるが交際を禁じられる。
ある晩2人で隠れているところを追われ「今すぐ2人とも消して!」とソフィに懇願されるが消すことなどできずソフィは家に連れ戻され、二度と会うことを禁じられる。
その後家を出て世界各地を回ったアイゼンハイムはウィーンにイリュージョニストとして戻って来る。
次期皇帝の座を狙う皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)とともにアイゼンハイムのショーを見に来たソフィは、イリュージョンの実験体として舞台に上る。
一目でソフィだと気付いたアイゼンハイムと彼に気付かないソフィ。しかし再び出会った二人は忍び会うようになった。
(まだ公開されていない地域が多いため、ストーリーはここまで)

<感想>
先週末で終了したと思っていたのに、まだやっていたのであわてて観に行った。
チネチッタの1番スクリーンはD列でもものすごい前で、始まる前はこんなんで字幕読めるか不安だったら始まってみればあまりのおもしろさにそんなこと気にならなかった。
どうやってイリュージョンを作りだしているかネタはわからなかったが、映画としてはかなり面白い。
とてもアメリカ映画とは思えなかったが、最後にUnited Statesと出てきたのでやっぱりアメリカ映画なんだろう。
ネタバレになっちゃうから言えないけど、あんな風に一筋に男性に思われたらどんな身分の高い女性でも地位を捨てたくなるだろうなあ。
ウィーンでは19世紀でも警察が民主主義的だったみたいで、地位による差別はあってもやっぱりヨーロッパは考え方が進んでいたのね。

|

DIVE!!

Dive
68点
公式サイト: http://www.dive-movie.jp/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ4
監督: 熊澤尚人
主演: 林遣都、池松壮亮、溝端淳平、瀬戸朝香、光石研、蓮佛美沙子、江守徹
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
小さな頃、飛び込み台から飛ぶ要一(池松壮亮)を見て憧れてダイビングクラブに入会した知季(林遣都)。
父親兼コーチ(光石研)の要一が飛び込みのサラブレットだとしたら知季は、その他大勢の一人だったが、ある日ダイビングクラブの存続が危うくなり、オリンピック選手を出さないとつぶれることになった。
オリンピック選手を育てるために新任コーチとして麻木夏陽子(瀬戸朝香)がやって来たが、飛び込みどころか陸上の訓練ばかりやらされることに。さらに青森から飛び込みの有力選手・沖津飛沫(溝端淳平)を呼び寄せたりして、クラブのメンバーたちは不信感を抱くようになる。
麻木から「ダイヤモンドの目を持つ少年」と言われた知季は、もって生まれた才能を生かそうと自分の壁をやぶろうと努力するが、、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
『砂時計』で好演した池松クンの演技が観たくて初日舞台挨拶付きの会に行った。
しかしまわりの観客は溝端淳平目当ての女子高生だらけでちょっと引いてしまった。
映画自体は悪くは無いが、最初から結末がわかってしまうストーリーがイマイチかな。
主演の3人以外のダイブボーイズもそんなイケメンさんじゃなくて、テレビのウォーターボーイズなみの可愛い子と揃えられなかったのかしら?
知季が中学生という設定なのに、恋愛でやぶれるストーリーも不要のような。だいたい弟に彼女取られるって、中学生でアリ??
池松クンの次回作に期待。

|

マンデラの名もなき看守

Goodbyebafana
76点
原題: Goodbye Bafana(さようならバファナ)
公式サイト: hhttp://mandela.gyao.jp/
映画館: 109シネマズ川崎
劇場: 9
監督: ビレ・アウグスト
主演: ジョセフ・ファインズ、デニス・ヘイスバート、ダイアン・クルーガー
製作国: フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、南アフリカ(2007年)

<ストーリー>
ジェームズ・グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)は美しい妻のグロリア(ダイアン・クルーガー)、2人の子供たちとともにロベン島の刑務所に転属になった。
原住民の言葉であるXhosa(コーサ)語が話せるグレゴリーは、大佐直々の命により最大のテロリストとされているネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバート)がいる区の看守および手紙の検閲をすることになった。
当初は他の南アフリカ人と同様に黒人囚人に冷たくあたっていたジェームズだったが、マンデラの人格を認めるようになってかつて牧場で一緒に遊んだ原住民バファナとの友情を思い出し、人間らしく変わって行くのだった。
(東京・神奈川以外ではまだ公開されていないため、ストーリーはここまで)

<感想>
ネルソン・マンデラ氏が27年間も投獄されていたという事実をまったく知らなかった。
南アフリカといえば中学の同級生が南アフリカの中にある小さな国スワジランドに転校して行って、当時アパルトヘイトが普通だった国の中にある国に行って大丈夫かどうか心配したことを覚えている。
ちょうど同じ頃からマンデラ氏は刑務所の中にいたんだなあ。
平日の昼間だっというのに88人定員の劇場が半分以上埋まっていて、人気の映画であることを知った。最終日だったからかもしれないけど。
文部省に推薦して欲しいいい映画です。

|

マイ・ブルーベリー・ナイツ

Myblueberrynights
75点
公式サイト: http://blueberry-movie.com/
映画館: キネカ大森
劇場: 2
監督: ウォン・カーウァイ
主演: ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ、エド・ハリス
製作国: フランス、香港(2007年)

<ストーリー>(完全ネタバレなので、未見の方は注意)
恋人に裏切られたリジー(ノラ・ジョーンズ)はある晩傷心のまま、ジェレミー(ジュード・ロウ)が働くカフェにやってくる。
恋人を見たことが無いかとか、何を食べていたかとかジェレミーから聞きだすリジー。
しかし聞いたところで元彼が別の女と一緒だったという事実がわかっただけでリジーにとっては何もいいことはなかった。
毎晩のようにカフェにやって来てブルーベリーパイを食べて傷をいやそうとするリジー。ある日ジェレミーに挨拶しないまま旅に出かける。
メンフィスのダイナーとバーで昼も夜も働くリジーにある日警官のアーニー(デイビッド・ストラザーン)がやって来る。彼は別れた妻スー・リン(レイチェル・ワイズ)のことを今でも自分の妻だと信じて愛していた。彼女のことが忘れられずに毎晩大酒を飲むのだった。
ある日スー・リンから決定的に別れを告げられその夜事故を起こし死んでしまう。
ネヴァダ州のカジノで働きだしたリジーは、ポーカーで熱くなる女性レスリー(ナタリー・ポートマン)と出会う。掛け金を使い果たしたレスリーはリジーが車を買うために貯めているお金を貸してくれたら3割増しで返すという。たとえお金をすってしまっても新車のジャガーをあげると言われたリジーはお金を貸すことに同意する。
結果車を手にしたリジーは、レスリーを次のギャンブル地ラスヴェガスに向かう。
ラスヴェガスで意外な事実を知り、結局別の車を手にしたリジーは1年ぶりにニューヨークに戻る。
傷がいえるまで時間がかかったが、ジェレミーの元にリジーは戻ってきたのだ。

<感想>
こうゆう映画のわりにはめずらしくシネマスコープサイズで、画像にこだわるウォン・カーウェイの気合が感じられた。
横幅いっぱいのスクリーンの人物の位置で人物の感情が伝わって来て、ハリウッド映画には無いタイプの映画だった。
成果主義のハリウッド映画でなくてウォン・カーウェイ作品に豪華出演者が集った理由が理解できる。
アメリカで撮影された映画なのに、アメリカっぽさを感じない不思議な雰囲気の映画。
ライ・クーダーが音楽を担当しているせいか、ヴィム・ベンダース風でもあった。
多分好きな人と嫌いな人にわかれると思うけど、私は好きだな。途中ちょっと眠くなったけど。

|

クライマーズ・ハイ

Climbershigh
73点
公式サイト: http://climbershigh.gyao.jp/
試写会場: 九段会館(by 映画生活様)
監督: 原田眞人
主演: 堤真一、堺雅人、尾野真千子、高嶋政宏、山崎努
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
北関東新聞の敏腕記者・悠木(堤真一)は、お盆休みに同僚の安西(高嶋政宏)と一緒に登山するためにまさに帰宅する寸前だった。そこへ500人以上を乗せたジャンボ機がレーダーから消えたというニュースが流れ足止め食らう。
この事件を追う総指揮官として社長から任命された悠木は、これまでの地方紙の古い体制を変えるべく、また全国紙に負けないスクープをつかもうとやっきになる。
しかし悠木がいくら必死になっても、社内のひがみや嫉妬や陰謀が渦巻く中では空回りになりがちだった。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
ストーリー的にはすごくいいと思うけど、結果的に何がどうなったという明確なオチがないところが私的にはちょっと、、、。
でも近来見ないくらいの堤氏の迫真の演技+でんでん氏はじめ回りのリアリティあふれる演技は絶妙!
当時のストーリーだけでもいいのに、現代のストーリーを入れる必要があったのか。
映画の大半を見ても主人公が家族を異常に欲している風には見えないし、、、、。編集が悪いのかなあ。
そのへんをばっさり切り捨ててもうちょっと短く120分以内に収めてくれたらもっとよかったかも。

|

アフタースクール

Afterschool
72点
公式サイト: http://www.after-school.jp/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ11
監督: 内田けんじ
主演: 大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子、田畑智子、北見敏之、山本圭、伊武雅刀
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
臨月の妻に送り出された木村(堺雅人)は 、中学からの同級生・神野(大泉洋)の愛車ポルシェを借りて職場に向かう。
しかし木村が向ったのは会社ではなく、ホテルのラウンジ。しかも別の女性を車に乗せて行方をくらました。
木村の会社では、たまたま横浜で木村が女性といるところを見かけた同僚が携帯で写真を撮っていた。
その写真を見た社長の秘書が木村の行動を不審に思い社長に報告する。お金を使ってでも木村を探しだすように言われた秘書は、借金だらけでヤクザから監視されている探偵・北沢雅之(佐々木蔵之介)に木村を探しだすように依頼する。
北沢が木村を探しに向かった先は神野の勤務先の中学校だった。元の同級生だと名乗る北沢に木村を探していると言われ、一緒に木村を探し始める神野だったが、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
大どんでん返しが意外という評価で、観るのを楽しみにしていた。
ちょっと趣向が違うけど、雰囲気的には『キサラギ』に似ているような。
『キサラギ』に似ている分、大どんでん返しもなんとなく新鮮味にかけてしまった感が個人的にはした。
でも公開3週目だというのに、400人以上入る劇場はお客さんがいっぱいで、この映画の人気の高さを感じた。
私的にイマイチだったのは俳優さんが『キサラギ』ほど豪華じゃないからかなあ。それだけの理由かも。

|

軍鶏

Shamo
62点
原題: 軍鶏
公式サイト: http://www.shamo-movie.jp/
映画館: シアターイメージフォーラム
監督: ソイ・チェン
主演: ショーン・ユー、魔裟斗、ディラン・クォ、ブルース・リャン、石橋凌、フランシス・ン
製作国: 香港(2007年)

<ストーリー>
有名私立高校に通い裕福な家庭に育った成嶋亮(ショーン・ユー)は、ある日両親を刺殺した罪で少年院に入る。少年法の適用でどんなに極悪な罪を犯しても2年でシャバに出れる亮だったが、少年院で仲間から親殺しとして激しいイジメや強姦にあったり、院長(石橋凌)からも冷たい仕打ちに会うなど辛い日々を送っていた。
ある日そんな亮の前に空手の師範(フランシス・ン)がやって来て亮の才能を見出した師範は亮に空手の極意を教える。
2年後、体も精神も極悪なまでに鍛えられた亮はシャバに出て妹の夏美を探し風俗街をうろつく。そこで同じ夏美という名前の女性と知り合い恋仲になり、さらに少年院時代からの友人とともにLeathal Fighter(F1みたいなもの)という最強の男を決める試合を目指しトレーニングに励む。
亮を極悪人として悪役に仕立てようとする興行主は、亮をリング上で殺そうとLFに出場させるがそこで殺されるはずの亮は勝ってしまう。しかし試合を無効とされ怒りを覚える亮。
探していた妹の夏美が見つかり、亮は最愛の妹が精神を犯されていることと自分が妹をかばうために必死で生きていたことを思い出し、世間の冷たい扱いを変えさせるには現在チャンピオンの菅原直人(魔裟斗)を倒すしかないと誓う。

<感想>
ほとんどの劇場が日本語吹き替え版だったため、原語版で上映しているイメージフォーラムまでわざわざ出向いた。
終映間近のせいか、客は私ともう1人の男性のみという贅沢さ。
香港語原音にこだわったわりには石橋凌とか変な広東語吹き替えになっているし、恋人役の夏美は北京語しゃべっているし、こだわる必要なかったかと後悔。「ビンゴー ハイ ハーメイ(夏美は誰だ)?」との問いに「ウォーシーシアーメイ(私が夏美よ)」と同じ「夏美」の音が「ハーメイ」と「シアーメイ」の2種類になってやたらとややこしかった。
当初ストーリーがまったくないかのようだったが、終わり近くになってようやくストーリーの始まりが読めた。
原作を知っている人ならアクション部分だけで楽しめたかもしれないけど、そうじゃない人のためにもうちょっと少年院に入る前のことや少年院時代の亮の心理を丁寧に扱ってほしかったな。

|

砂時計(2回目)

今日も『砂時計』を観て来た。

「お母さん、過去が未来になったよ」のセリフの意味がようやくわかった。

|

山桜

Yamazakura
69点
公式サイト: http://www.yamazakura-movie.com/
映画館: 109シネマズ川崎
劇場: スクリーン10
監督: 篠原哲雄
主演: 田中麗奈、東山紀之、富司純子、篠田三郎、檀ふみ、村井国夫、北条隆博、南沢奈央、樋浦勉、千葉哲也
製作国: 日本(2007年)

<ストーリー>
のえ(田中麗奈)は生涯独身で通したおばの墓参りのため久々に実家を訪れた。墓参りの帰り道で見かけた山桜があまりにも見事で枝をとろうとしたが届かない。そこで一人の武士が代わりに枝を折ってくれた。
男の名は手塚弥一郎(東山紀之)。かつてのえが今の磯村家に嫁ぐ前に縁談の話があった男性だ。
のえは手塚が剣の名士と聞いて、死別した元夫の友達でたちの悪い剣士がいたことから縁談を断ったのだ。
手塚は今でものえに思いを寄せているようだった。今は幸せかと手塚にとわれたのえの顔色は曇るのだった。
(公開間も無いためここまで)

<感想>
日本人以外の人が観たらストーリーがほとんど読めないんじゃないかと思うくらい、手塚はほとんどしゃべらない。
なのにさすがジャニーズ系。存在感ばっちり。剣をふるう立ち姿も背筋がピチッとしていてりっぱ。
田中麗奈ちゃんの弟役の北条クンが意外とセリフがいっぱいあっていい役どころだった。
一年前「官能小説」で観たときと比べると演技も上手くなっていたような、、、。
それにしても今年になって田中麗奈出演の映画を立て続けに観ているような。『銀色のシーズン』、『犬と私の10の約束』、『築地魚河岸三代目』に続き4作目。でもなんだか『暗いところで待ち合わせ』ほど気合が入っていないような気がする。仕事やりすぎなんじゃないの?もうちょっと作品絞ればいいのに。

|

ミラクル7号

Miracle7
69点
原題: 長江7號
公式サイト: http://www.sonypictures.jp/movies/cj7/
試写会場: 中野サンプラザホール(by cinemacafe様)
監督: 周星馳(チャウ・シンチー)
主演: 周星馳(チャウ・シンチー)、徐嬌、張雨綺(キティ・チャン)、林子聰(ラム・ジーチョン)
製作国: 香港(2008年)

<ストーリー>
工事現場で働くティー(周星馳)は、自分が無学なゆえに苦労したため、生活費を切り詰めて息子のディッキー(徐嬌)を金のかかる私立学校に通わせていた。
しかしディッキーは学校では浮いた存在。ティーがゴミから拾って来た靴をはき、身なりも汚いがゆえに同級生や担任教師からもバカにされる存在。そんな中でも女性教師(キティ・チャン)だけは差別なくディッキーを可愛がってくれた。
金持ちの同級生が持っている長江1号というロボットがどうしても欲しいディッキーは、自分の家にお金がないのを知りながらごねる。怒ってぶった父親はディッキーのためにゴミの山からおかしな緑色のボールを拾ってくる。
やがてボールは突然変異を始め、宇宙人型犬のような形になった。長江7号と名付けてディッキーは謎の生物に多大な期待をかけるが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
チャウ・シンチーもののわりにはほとんどアクションが無いほのぼのムービーもの。
チャウ・シンチー自身も一切カンフーをせずに、カンフー場面があるのはディッキーの同級生たち2人のみ。
セリフがアフレコなため口とほとんど合ってないのが気になるが、主人公の男の子は香港子役にしては異常に表情豊かで可愛い。
なんて上手なんだろうと思っていたらなんと女の子なんだって。チャウ・シンチーの目のつけどころがすごいわー。
カンフー・ハッスルもそうだったけど、チャウ・シンチーの映画って普遍的な道徳をうったえるものが多いような気がする。この映画でも絶対人のものを盗ったりウソをついたりしちゃいけない、将来のために勉強しなさいとひたすら訴えかける。ズルしてもいい結果は得られないと延々と説得しているのだ。
アクション無しの映画は、私が大好きなジェット・リーが目指すものだけど、こうゆう映画ならジェット・リーでもいけるかも。
周監督、是非今度ジェットを使ってください!

|

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »