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告発のとき

Kokuhatsunotoki_main
70点
原題: In The Valley of Elah (イラの谷で)
公式サイト: http://www.kokuhatsu.jp/
試写会場: 有楽町朝日ホール(via Nさん by 某通販会社)
監督: ポール・ハギス
主演: トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ、ジェイソン・パトリック
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
元軍警官のハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)は、息子でイラク派兵から帰ってきたばかりのマイク(ジョナサン・タッカー)が数日前から行方不明だと聞き、息子がいる基地に向った。
バラバラ死体の上に焼かれた息子の遺体の前で、あんなにいい息子を殺したのはどこの誰だとばかりに真犯人探しにやっきになるハンク。
一方軍警と対立している州警察のエミリー・サンダースはハンクが息子のことを思う気持ちを受け止め、軍警の管轄であるこの事件にあえて踏み込もうとする。
息子の死の真実を追ううちにハンクが見たものは、、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
かつて太平洋戦争時代に中国で悪行三昧を働いて帰還した生き残り日本兵が日本にもあちこちいて、心のケアなどという言葉が無い時代だったので悪行三昧の元日本兵はただの頭が変な人としか見なされなかった。
ここ数年、戦場にいた兵士たちの心のケアが重視されている。
私がかつて気違いとしか思えなかった人々は、実は心に傷を得ていたのだ。
そういうことがわかったのも、この映画をはじめとしたそういうことをテーマにした映画があったからこそ。
自慢の息子の死の真相をあばくうちに、「自慢の息子」がそういう人間だったかどうかを知ることになる冷静な親は日本にはいないのではないか。
問題を自分で生み出しながらも解決方法を探るアメリカだからこそ作れた問題作。

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