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歩いても 歩いても

Aruitemo
70点
公式サイト: http://www.aruitemo.com/index.html
試写会場: 東商ホール(by 日刊スポーツ&とんかつの和幸様)
監督: 是枝裕和
主演: 阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、寺島進、樹木希林、原田芳雄
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
死に別れ子持ち女性(夏川結衣)と結婚した良多(阿倍寛)は、兄の命日に実家に帰ることになるが憂鬱だった。
一足先に帰省している姉(YOU)は母親(樹木希林)とお料理の真っ最中。姉は元開業医をしていた父(原田芳雄)が2年前に目を悪くして開業医を止めたことで、この家に家族もろとも引っ越して来たがっていた。
その父は、いまだに医師だったころの威厳を保ち、がんこ一徹のまま。
良多の嫁の前で、兄の妻に子供が生まれる前に兄と死に別れして良かったなどと口走るデリカシーの無さだった。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
映画の中に「普通」と言う言葉がたびたび使われる。
この映画は、多分普通の家庭の普通の人たちの普通の日常を描いたものなのだろう。
映画の中で、良多に向かって母親が「あんたの結婚は普通じゃないから」みたいなことを言う。
この映画にあんまり共感できないのは、多分私は普通じゃないからなんだろう。
映画の登場人物の誰かに共感できるとしたら唯一主人公の良多かなあ。
姉と兄がいて、家族から大事にされなかったっていう点で。
でも所詮「普通」のお家でお生まれなので、貧乏人だった我が家とは違うし。
ストーリーはともかくカメラワークがやたら効果的なのには、さすが是枝監督作品!ってカンジ。
セリフだけが流れてカメラが一点を写している場面が多々あるのは面白い。
余談だけど『結婚できない男』コンビを映画で夫婦に使ったのは偶然?故意?ドラマのイメージを払拭するのに随分時間がかかったので、あのドラマのファンだった人にとってはマイナスかも。

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