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砂時計

Sunadokei
80点
公式サイト: http://www.sunadokei-movie.jp/index_pc.html
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ6
監督: 佐藤信介
主演: 松下奈緒、夏帆、井坂俊哉、池松壮亮、塚田健太、岡本杏理、戸田菜穂、高杉瑞穂、伴杏里、風間トオル、藤村志保
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>(完全ネタバレなので注意)
父親(風間トオル)の会社が倒産して、がむしゃらにがんばって働いて来た母(戸田菜穂)とともに母の実家がある島根に戻ってきた杏(夏帆)。
近所の人が噂話する中、突然近所の同級生・大吾(池松壮亮)に働けと言って薪運びをやらされる杏。
なんとか地元に溶け込みつつあった杏だったが、ある夜母が杏をおいて出て行き死体で発見される。
一人ぼっちで悲しむ杏に「俺が一生そばにいてやる」と誓う大吾。
大吾との恋が順調な中学3年生のある日、父親が杏を迎えに来て一緒に東京に行くことになった。母親からもらった砂時計を大吾に託す杏。
離れても気持ちが変わらない2人だったが、田舎の友達で東京の高校に進学したフジが杏に会いに来ていきなりキスされる。
夏休みに島根に帰った杏はそのことが後ろめたくて、せっかく大吾との再会もぎこちなくなってしまう。
自分とどこか似て暗い面があるフジ。フジも杏のことがずっと好きだったと告白され、それを見ていた大吾がフジを殴る。
翌日大吾の小さな頃から隠れ家にしていた山小屋で結ばれる杏と大吾。
フジの妹・椎香から自分勝手だと非難されて大吾を自分から自由にしてあげることを決意する杏。
それから12年後、東京で別の男と婚約した杏は婚約者と一緒に母親の墓参りに戻ってきた。
同窓会で大吾を再開した杏は、砂時計を返される。
東京に戻ってからも大吾とのことが頭を離れず、秘密を隠していたことを婚約者にとがめられ結婚は破断になる。
傷心と不安からかつて母親と歩いた海岸で自殺を計った杏は、大吾に助けられる。
一命を取り留めた杏は、大吾から「今度は俺を幸せにしてくれ」とプロポーズされ、「もちろん」と素直に受け止めるのだった。

<感想>
少女マンガが原作でベタでうっとおしそうなストーリーだとは知りつつ、かつてドラマをちょこっと見ていたせいか、どうしても気になって、ダンナを連れて夫婦50割引を初めて利用して観に行った。
夏帆ちゃんが相変わらず素敵で、キスシーンも板についてきたのに初々しくて光っていた。
でもこの若さでベッドシーンって????とオバさんは面喰ってしまった。
ベタベタな少女マンガチックなストーリーだけど、だからこそかつての少女マンガ・ファンとしてはベタベタに泣けた。
大人になった二人より高校生カップルの主役の2人のほうが圧倒的にいい。
本当にマンガを見ているみたいで、思いっきり初恋の雰囲気に浸れた。
原作に忠実に高校生の2人を起用しているのがいい。これを20歳超えた大人が高校生のフリして演じたら実感湧かないものね。
本当にベタだけど、観てよかったと思える映画。

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ザ・マジックアワー

Magic_hour
72点
公式サイト: http://www.magic-hour.jp/
試写会場: 有楽町朝日ホール(by 東宝様)
監督: 三谷幸喜
主演: 佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、小日向文世、戸田恵子、寺島進、西田敏行、香川照之、伊吹吾郎
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
ボスの女マリ(深津絵里)と恋仲になった備後(妻夫木聡)は、コンクリートで足を固められ殺されそうになり口から出まかせを言って幻の殺し屋・デラ富樫を知っていると嘘をつく。
デラ富樫を5日以内に連れてこないと殺されると脅された備後は、売れない映画俳優の村田大樹(佐藤浩市)を雇って映画を撮るとウソをつき、ヤクザに会わせる。
映画だと信じきってハデに殺し屋を演じる村田だったが、、、。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
あきらかに娯楽映画を撮っていると言う雰囲気のせいか、徹底した映画っぽいセットの街が舞台の映画。
主要登場人物よりも、ほんのチョイ役の唐沢寿明とか天海祐希とか中井貴一とか谷原章介が出ている映画に興味が湧いた。
妻夫木クンってあんまりコメディに向いていないかも。かつて深津絵里さんと恋愛するドラマで共演していたわりには、なんかこのカップルしっくり来なかったなあ。
それよりチョイ役の香取信吾さんと一緒の深津さんのほうがしっくりして見えたのは気のせい?
佐藤さんのわざとらしい臭い演技が光る映画です。

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歩いても 歩いても

Aruitemo
70点
公式サイト: http://www.aruitemo.com/index.html
試写会場: 東商ホール(by 日刊スポーツ&とんかつの和幸様)
監督: 是枝裕和
主演: 阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、寺島進、樹木希林、原田芳雄
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
死に別れ子持ち女性(夏川結衣)と結婚した良多(阿倍寛)は、兄の命日に実家に帰ることになるが憂鬱だった。
一足先に帰省している姉(YOU)は母親(樹木希林)とお料理の真っ最中。姉は元開業医をしていた父(原田芳雄)が2年前に目を悪くして開業医を止めたことで、この家に家族もろとも引っ越して来たがっていた。
その父は、いまだに医師だったころの威厳を保ち、がんこ一徹のまま。
良多の嫁の前で、兄の妻に子供が生まれる前に兄と死に別れして良かったなどと口走るデリカシーの無さだった。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
映画の中に「普通」と言う言葉がたびたび使われる。
この映画は、多分普通の家庭の普通の人たちの普通の日常を描いたものなのだろう。
映画の中で、良多に向かって母親が「あんたの結婚は普通じゃないから」みたいなことを言う。
この映画にあんまり共感できないのは、多分私は普通じゃないからなんだろう。
映画の登場人物の誰かに共感できるとしたら唯一主人公の良多かなあ。
姉と兄がいて、家族から大事にされなかったっていう点で。
でも所詮「普通」のお家でお生まれなので、貧乏人だった我が家とは違うし。
ストーリーはともかくカメラワークがやたら効果的なのには、さすが是枝監督作品!ってカンジ。
セリフだけが流れてカメラが一点を写している場面が多々あるのは面白い。
余談だけど『結婚できない男』コンビを映画で夫婦に使ったのは偶然?故意?ドラマのイメージを払拭するのに随分時間がかかったので、あのドラマのファンだった人にとってはマイナスかも。

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築地魚河岸三代目

Tsukiji
70点
公式サイト: http://www.uogashi3.jp/movie/
試写会場: よみうりホール(via Aさん)
監督: 松原信吾
主演: 大沢たかお、田中麗奈、伊原剛志、森口瑤子、柄本明、伊東四朗
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
新橋の商社に勤めるサラリーマン旬太郎(大沢たかお)は、最近課長に昇進したものの仕事の内容はイヤな上司で常務(佐野史郎)の使いっ走りだった。
サラリーマン世界に嫌気がさしているときに恋人の明日香(田中麗奈)がある日早朝に築地に向かう姿を見かける。
明日香の姿を追ったところ彼女の父親(伊東四朗)が手術で不在の間実家の仕事を手伝っているという。
翌日から明日香の手伝いをしようと魚河岸に入った旬太郎だったが、仕事仲間から素人として煙たがられ、さらに兄貴格の英二(伊原剛志)を慕うものから嫌われるが、、、。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
面白くないわけじゃないが、どちらかというとテレビドラマチックだった。
釣りバカ日記的なシリーズ物を目指しているのかなあ。
絶対テレビ局が制作して映画かと思ったけど、制作の中に入っていなかったのが以外。
大沢たかお氏がもっと魚河岸の人間として奮闘する姿が見られると思ったんだけど、、。
どちらかというと伊原剛志さんの演技が上手かったなあ。
テレビチックなわりには、マギーさんとか大杉漣さんとか映画チックな役者オンパレードで見ごたえありです。

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リボルバー

Revolver
68点
原題: Revolver (リボルバー)
公式サイト: http://www.astaire.co.jp/revolver/
試写会場: ヤクルトホール(via ?)
監督: ガイ・リッチー
主演: ジェイソン・ステイサム、レイ・リオッタ、ヴィンセント・パストーレ、アンドレ・ベンジャミン
製作国: イギリス、フランス(2005年)

<ストーリー>
ジェイク・グリーン(ジェイソン・ステイサム)は、ギャングとの間のトラブルで7年間刑務所の独房に入っていた。
その間に両隣にいるチェスとペテンの天才から金儲けの手口を学ぶ。
彼らと一緒に刑務所を抜け出す予定だったが、脱走当日ジェイクはおいてけぼり。さらに出所後彼の持ち金はすべて彼らに奪われていた。
無一文になったジェイクは一念奮起して、ペテンを始めまたたく間に大金持ちになり、自分をム所に入れた張本人マカ(レイ・リオッタ)の前に現れる。
マカから命を狙われたところを不思議な2人組に救われ、その代わりに彼の持ち金をすべて取り上げられる。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
ジェイソン主演の映画なので、いつものように彼が派手に敵と戦うのかと思ったら、意外にも彼が他人を撃つことは一度も無い。
それよりも精神との戦いが多く、それがまるで「マトリックス」のように私には理解できない難しさだった。
ジェイソンとレイ・リオッタ以外の役者の演技が下手なのがすごく気になって、特にチェスの天才役の人はひどかった。
それにしてもヤクルトホールの試写会で、バルチックカレー前をはるかに超えた長蛇の列が出来たのには驚き。
去年『アドレナリン』の試写会に行ったときもものすごい列になったし、つまりジェイソン主演の映画はとっても人気だと思われる。なのに映画館でヒットしないのは何故なんだろう?

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幸せになるための27のドレス

27dresses
70点
原題: 27 dresses (27着のドレス)
公式サイト: http://movies.foxjapan.com/27dress/
試写会場: 九段会館(via Aさん by にっかんスポーツ)
監督: アン・フレッチャー
主演: キャサリン・ハイグル、ジェームズ・マースデン、エドワード・バーンズ、マリン・アッカーマン、ジュディ・グリア
製作国: アメリカ(2008年)

<ストーリー>
ブライドメイドとして友人の結婚式のためならどんな苦労もいとわないお人好しのジェーン(キャサリン・ハイグル)。環境関連の会社で働く彼女は、社長でジェーンの仕事ぶりを頼りにしているボス、ジョージ(エドワード・バーンズ)のことがずっと好きだった。
しかしある日ジェーンの美人でわがままな妹・テス(マリン・アッカーマン)を同僚の婚約パーティに呼んだところ、あこがれのジョージとテスが恋に落ちてしまった。
"No"と言えないジェーンは舞い上がるテスを目の前に自分の気持ちを打ち明けられない。
そんなジェーンに興味を持った結婚覧専門の新聞記者・ケビン(ジェームズ・マーズデン)は自分のキャリアのためにジェーンを利用しようとするが、、、。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
かつてはアメリカのラブ・コメが好きだったけど、ここんとこ趣味が変わったせいかとんと観なくなったなー。
でもこの映画は予告編を何度も観て面白そうだったので、とっても期待して観た。
アメリカというよりも現代の日本でもまったく同じような悩みを持つ人が多そうなので、そういう方々から共感を得るにはうってつけの映画。
特に「No」と言えない人が多い日本人から見てジェーンみたいな人がアメリカにも存在することがわかるだけでも楽しい。
ただ女性から見たラブ・コメとしては、男優陣が魅力的でないところがちょっとマイナス。
私の目にはセクシーにもキュートにも写らなかったけど、アメリカ人女性からするとあの男性2人はキュートなのかしら????

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秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~

Takanotsume
70点
公式サイト: http://www.takamovie.jp/
試写会場: 原宿アクトホール(by cinemacafe様)
監督: FROGMAN
主演: FROGMAN
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
世界征服をもくろむ秘密結社鷹の爪団の宿敵・デラックスボンバーは、ある日身に覚えが無い書き込みブログが炎上し、経営する会社の株価が大下落しどこかの会社に乗っ取られてしまった。
これと同様の事件が日本各地で相次ぎ、どうも会社を乗っ取っているのはハゲタカファンドの1つであるMr. Aが所有するファンドらしい。
ネット内に入り込んだ鷹の爪団は、Mr.Aに対抗して日本を守ろうとするが、、、、。
(公開まで間があるためストーリーはここまで)

<感想>
主題歌を歌うThe Hoosiersのライブ付き特別試写会で鑑賞した。
このアーティストの歌の宣伝も兼ねているのかどうかわからないが、前作と比べるとスポンサー広告がやたらと出て、それをネタにしたムービーになっているところが、面白いんだか興ざめするんだかよくわからないが、ともかくバジェット・ゲージは楽しめた。
残念というか、多分いいことなんだろうけど、前作はFlashアニメってことでそこまで絵が大胆にきれいに動くことはなかったのに、今回のは3Dとかあって普通のアニメみたいに動くところがちょっと寂しかった。
全然動かないほうがもっと面白いカンジがするのは私だけ?

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告発のとき

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70点
原題: In The Valley of Elah (イラの谷で)
公式サイト: http://www.kokuhatsu.jp/
試写会場: 有楽町朝日ホール(via Nさん by 某通販会社)
監督: ポール・ハギス
主演: トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ、ジェイソン・パトリック
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
元軍警官のハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)は、息子でイラク派兵から帰ってきたばかりのマイク(ジョナサン・タッカー)が数日前から行方不明だと聞き、息子がいる基地に向った。
バラバラ死体の上に焼かれた息子の遺体の前で、あんなにいい息子を殺したのはどこの誰だとばかりに真犯人探しにやっきになるハンク。
一方軍警と対立している州警察のエミリー・サンダースはハンクが息子のことを思う気持ちを受け止め、軍警の管轄であるこの事件にあえて踏み込もうとする。
息子の死の真実を追ううちにハンクが見たものは、、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
かつて太平洋戦争時代に中国で悪行三昧を働いて帰還した生き残り日本兵が日本にもあちこちいて、心のケアなどという言葉が無い時代だったので悪行三昧の元日本兵はただの頭が変な人としか見なされなかった。
ここ数年、戦場にいた兵士たちの心のケアが重視されている。
私がかつて気違いとしか思えなかった人々は、実は心に傷を得ていたのだ。
そういうことがわかったのも、この映画をはじめとしたそういうことをテーマにした映画があったからこそ。
自慢の息子の死の真相をあばくうちに、「自慢の息子」がそういう人間だったかどうかを知ることになる冷静な親は日本にはいないのではないか。
問題を自分で生み出しながらも解決方法を探るアメリカだからこそ作れた問題作。

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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

Therewillbeblood_2
65点
原題: THERE WILL BE BLOOD (血をみることになる)
公式サイト: http://www.movies.co.jp/therewillbeblood/
映画館: 川崎チネチッタ
劇場: チネ5
監督: ポール・トーマス・アンダーソン
主演: ダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ、ケヴィン・J・オコナー、キアラン・ハインズ、ディロン・フリーシャー
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
石油を掘り当て一攫千金を狙う鉱山労働者ダニエル・プレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、ある日事故で同僚が死に彼が可愛がって育てていた捨て子H.W.(ディロン・フリーシャー)を連れて西に向かう。
そこそこの資金を手にして石油屋としてのなりわいがうまく行っているある夜、ポール・サンデー(ポール・ダノ)と名乗る男が石油が絶対見つかる場所を知っているから500ドルくれとやってくる。
彼の言うことを信じたダニエルは、サンデー気の牧場を訪れその下にはとてつもない石油が埋蔵されていることを知る。
一方お金に貪欲なポールには聖職者として生きる双子のイーライがいた。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
冒頭15分くらいまったくセリフが無いまるでキム・ギドク監督作品のような映画。
ようやくセリフが出てくるのはH.W.がすでに大きくなってから。
宗教がからむ映画は得意じゃないが、この映画も前知識がぜんぜん無いまま見たせいか、石油と神の比較がよくわからなかった。
ポールとダニエルが裏と表になっているんだろうが。
ポールとイーライが双子だなんて、今アメリカのwikipediaをみて初めて知った。
2時間半の長さは感じられなかったが、終わりがあれって、、、、。
There will be blood ってThere will be oil の比喩?
私のような低能な人間には理解不能の映画でした。

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光州5.18

Kuangju518
75点
原題: 화려한휴가(華麗なる休暇)
公式サイト: http://www.may18.jp/
映画館: 109シネマズ川崎(スクリーン1)
監督: キム・ジフン
主演: アン・ソンギ、キム・サンギョン、イ・ヨウォン、イ・ジュンギ、ソン・ジェホ、ナ・ムニ、パク・チョルミン、パク・ウォンサン、ソン・ビョンホ
製作国: 韓国(2007年)

<ストーリー>
光州でタクシー運転手をするミヌ(キム・サンギョン)は、両親亡きあと小さな頃から自分の手で育てた優秀な弟ジヌ(イ・ジュンギ)を心から可愛がっていた。
その一方ジヌが通う教会で会うシネ(イ・ヨウォン)に心を寄せるようになり、同僚のインボン(パク・チョルミン)に女性の口説き方を教わったりして平和な日々を過ごしていた。
しかしある日、空からやってきた戒厳軍が光州の町で民主主義運動を繰り広げる民衆を無差別に攻撃するようになり光州の町は緊迫感が漂うようになる。
ある日友達が軍に殺されたことに腹を立てたジヌがデモの最中にミヌの目の前で銃弾に倒れたことからことなかれ主義だったミヌも平和のために戦うようになる。

<感想>
何故かここ3作品たまたま韓国映画が連続した。
中でも一番お金がかかっていてキャスティングもいいこの映画はさすがによくできていた。
特にシネの父親役で市民軍の隊長をするアン・ソンギは演技もうまいし、格好良さすぎ。
今まで彼の作品を観たことがあったかどうかわからないが一辺で好きになってしまった。
光州は1度だけ数時間乗り換えのために滞在しただけだが、そこで道を訪ねた学生に超まずい洋食屋を紹介されて、そのイメージしかなかったがそのときからたったの11年前にこんな悲惨な事件が起きていたなんて当時ですら想像できなかった。
当時はなんか暗いイメージの町だなあとしか思わなくて。でも映画館の前とか通ったから多分この映画の舞台になった場所も歩いたんだろうなあ。
当時は全羅南道から大統領が出ることなんか100%ありえないと言われていたのに、金大中氏も大統領になったし時代が変わったことを感じるなあ。
ちなみに109シネマズ川崎の初日は前列2列以外は満席という大盛況。予告編の後場内の灯りががついちゃうというハプニングもあったけどこの映画の事件性を象徴しているのかも。

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