« ジェイン・オースティンの読書会 | トップページ | 少林少女 »

フィクサー

Michael_clayton
80点
原題: Michael Clayton(マイケル・クレイトン)
公式サイト: http://www.fixer-movie.com/
試写会場: 有楽町朝日ホール(by TV朝日)
監督: トニー・ギルロイ
主演: ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンソン、ティルダ・スウィントン、シドニー・ポラック、マイケル・オキーフ、ケン・ハワード、デニス・オヘア、ロバート・プレスコット
製作国: アメリカ(2007年)

<ストーリー>
大手弁護士事務所で長い間、ややこしい顧客の調停係り・フィクサーとして働くマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)は、表向きはフィクサーでも実態は清掃係(janitor)のようなものだった。
最近長年・敏腕弁護士として活躍していた同僚アーサー(トム・ウィルキンソン)が顧客の農薬会社に対する控訴に対して被告側につくという奇行を知る。
なんとか彼を元の敏腕弁護士として働くようなだめるが、ガンとして受け付けないアーサー。
当初は会社側についていたマイケルだったが、自分の求めるものが何かに対して考えるようになる。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
ジョージ・クルーニーの映画は苦手なものが多かった。具体的に何と言われても思い出せないが、ともかく彼が出ている映画は苦手なのだ。
でも以前テレビ・シリーズで彼の演技を観ていたときは、彼が好きだったはず。
この映画は、今年私が観たアメリカ映画の中ではダントツのNo.1だ。
最近どうも字幕を見ながら映像を追うのが苦手で、ボケーと字幕を見ながら音声で映画の内容を拾おうとしていた自分。
でもこの映画ぐらいcomplicatedだとどうしても字幕に頼らざるをえないし、かつ字幕も端的でよくできている。
今の出来事から遡って○日前というような映画が多い中、この映画もその手法だがこの映画の場合、最初に観た映像が何故そうなったかを知るのにちっとも違和感が無い。
今までの映画なら現在の後に過去に遡ると先が見えてつまらなくなるか、こじつけみたいな過去が描かれるかのいずれかだった。でもこの映画は違う。過去の前にある現在もかなり重要な位置を占める。
なんかうまく言えないが、この映画は今年観た洋画の中ではイチオシの一見の価値ありです。
登場人物が多くないし、大作と言われるハリウッド映画と比べるとお金もかかっていない感じもあるけど、日本のお金のかかっていない映画もこのくらいの出来栄えになることを期待。

|

« ジェイン・オースティンの読書会 | トップページ | 少林少女 »