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ラスト、コーション

Lustcaution
78点
原題: 色・戒
公式サイト: http://www.wisepolicy.com/lust_caution/
映画館: TOHOシネマズ川崎
劇場: スクリーン8
監督: アン・リー
主演: トニー・レオン、王力宏(ワン・リーホン)、タン・ウェイ
製作国:中国、アメリカ(2007年)

<ストーリー>
日本占領を逃れ香港にたどりついたチアチー(タン・ウェイ)は、同郷で抗日運動に心を捧げているクァン(ワン・リーホン)に賛同し、日本軍の犬として働いている非国民イー(トニー・レオン)の命を奪おうと画策する。
しかし所詮は学生の考えたことで、チアチーは体を張ってイーに挑むつもりだったのが徒労に終わってしまう。
3年後、上海でイーと再開したチアチーは再び女スパイとしてイーに近づき国のために命をかけることを誓う。
裕福な輸出商のマイ夫人としてイーに近づくことに成功したチアチーは、肉体、心ともイーに心を入れ込むことで、イーの信頼を勝ち取って行くが、、、。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
初日とは言えTOHOシネマズ川崎の劇場は、完璧に満席だった。
川崎でここしか上映していないことも理由かもしれないが、満席のお客さんたちが映画に対する期待を抱いていることが感じられて、久々にいい雰囲気の中で映画を堪能できた。
映画館で映画を観るのは、こういった観客と映画のライブ感を味わえるのもいいところで、周りの観客の気持ちが自分にも伝わってくる時がたまにある。
今日はまさにいい観客とともに観たおかげか、ただでさえいい映画が何倍にも良くみえた。
どこかのサイトで「ピンク映画」なんて的外れな意見を書いている人がいたが、このベッドシーンがピンク映画にしか見えないなんて、可愛そうな人だと思う。
ベッドシーンというか、つまりSEXという行為はお互いの心理の底を探る行為であり、あのシーンはたんなる愛欲のシーンではなく、お互いどれだけ相手の心を見抜けるかという戦いの場なのである。
だから普通の映画ならちょっとはいやらしく見えるのに、この映画の場合まったくそういった感情はわかなかった。
私的にラストはちょっといただけないが、あれはあれでイーとチアチーのどっちが勝利したか判断が下せないし。
さすがハリウッドで鍛えた中華系監督が中国で撮っただけある素晴らしい映画です。
オマケとして感動したのは、エンディング・ロール。
大陸系の人は簡体字、それ以外の中国人は繁体字、日本人も含めそれぞれの国の漢字を尊重したクレジットには脱帽!!

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