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母べえ

Kaabee
80点
公式サイト: http://www.kaabee.jp/
試写会場:松竹試写室(via Dさん、いつもありがとうございます)
監督: 山田洋次
主演: 吉永小百合、浅野忠信、檀れい、志田未来、佐藤未来、坂東三津五郎
製作国: 日本(2008年)

<ストーリー>
昭和15年2月の寒い朝、執筆家の野上家に警察が突然土足で乗り込んで来て、一家の大黒柱・滋(坂東三津五郎)が治安維持法違反で逮捕された。
残された妻の佳代(吉永小百合)、12歳の長女・初子(志田未来)と食いしん坊の9歳の次女・照美(佐藤未来)は、不安でいっぱいだったが、そこに滋の教え子で編集員をやっている山崎(浅野忠信)がやってきて、家族の心のささえとなってくれる。
滋なきあと家計を支えるために、臨時教諭として働きだした佳代だったが、職場でも近所でも本音を言えずひたすら表向きを整えるのみ。
そんな佳代にとってリベラルな考えを持つ滋の妹の久子(壇れい)や、奈良の叔父(鶴べえ)の存在は心が許せる相手だったが。
(公開前のためストーリーはここまで)

<感想>
志田未来ちゃんのお母さん役を吉永小百合さんが演じると聞いて、当初違和感を感じたが、映画を観ている間、まったく違和感は無かった。
もちろん、親子ほども年が離れた浅野忠信氏とのほのかな恋愛シーンもまったく違和感無し。
さらに、器用にお裁縫をしつつ、いとも簡単に感動的なセリフを感情たっぷりにこなす吉永小百合さんに、完全ノックアウトされてしまった。
実は、彼女の映画観るのは今回が初めて。
今まで「サユリスト」なる言葉が存在する理由すらわからなかったが、今日で完全理解できた。
彼女はアイドルと言うよりも、天才です。DVDで『北の零年』観てみようっと。
吉永小百合さんのことばかり書いたが、彼女以外の俳優さん達も今まで観た映画と比べると演技がとっても自然に見えた。これは山田洋二監督がなせる技か。
ラストシーンが余分で無用に思えたけど、それを引いても十分いい!
あらゆる年齢層の方にお勧めの1本。

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