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ある愛の風景

Brodre
80点
原題: Brodre(兄弟)
公式サイト: http://aruai.com/
試写会場: 有楽町朝日ホール(via Dさん)
監督: スサンネ・ビア
主演: コニー・ニールセン、ウルヒット・トムセン、ニコライ・リー・コス
製作国: デンマーク(2004年)

<ストーリー>
銀行強盗で服役していた弟ヤニック(ニコライ・リー・コス)を車で迎えに行った軍人ミカエル(ウルヒット・トムセン)は、自分のアフガン出征のお別れパーティとヤニックの帰宅記念を同時に祝っていた。
美しい妻サラ(コニー・ニールセン)と2人の可愛い娘をデンマークに残し、アフガンに旅立ったミカエルだったが、到着早々仲間の救助に向かう途中ヘリコプタごと追撃されて、デンマークの家族の元にミカエルの死亡が告げられる。
夫を失って失望の底にいるサラや子供達を見て、それまでまともな生活を送ってこなかったヤニックの心に変化が生まれ、兄亡き後の家族の支えとなる。
しかし、死んだとされていたミカエルは実は生きてアフガン人の捕虜となって、精神的にギリギリの日々を送っていた。ミカエルが生きる唯一の希望は愛する妻と家族の元へ帰ること。そのためにはどんなことでもして生き延びるつもりだったが、、、、。

<感想>
観ているときは、その先に起こる物語も冷静に想像しつつ淡々と観ていた。
一晩経って、この映画の語りかける意味が、心に沸々とわいてきて、とりこになった。
ある意味デンマーク版『ゆれる』とも言えるし、『ディア・ハンター』のようとも言える。
『ゆれる』と同じような兄弟間の確執が、こんなにも離れて、社会的に進んでいるデンマークでもあるんだということを知り、なんだかホッ。
と同時に、人間、命さえあればどうとでもなる、という説はやはりどういうものか。
生きて、小さくても幸せな日々を過ごせることの大事が、実感できた。
この監督、『しあわせな孤独』でも、虜になったがますます好きになった。

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