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フリーダム・ライターズ

Freedomwriters
74点
原題: Freedom Writers(自由の書き手達)
公式サイト: http://www.fw-movie.jp/
試写会場: 九段会館
監督: リチャード・ラグラヴェネーズ
主演: ヒラリー・スワンク 、パトリック・デンプシー 、スコット・グレン 、イメルダ・スタウントン 、マリオ
製作国:アメリカ(2007年)

<ストーリー>
1990年代前半、ロスアンジェルスの町は人種間の抗争が激しく、町中あちこちで戦争が勃発して、貧困層のマイノリティの子供たちはみんな毎日を生きるのに必死で勉強どころではなかった。
人種差別を撤廃した学校にあこがれてロスアンジェルス郊外のウィルソン高校に赴任してきて新米教師エリン・グルーウェルは、203号室で1、2年生の国語のクラスを受け持つことになり、期待に胸をふくらませて教室にやって来た。
しかしやって来た生徒達は、人種別に分かれて座りちょっとしたことでケンカを始める札付きばかりだった。
生徒達だけでなく、同僚の教師たちも事なかれ主義で、なんとか大人しく問題を起こさずに札付きどもが卒業するか学校に来なくなるのを待つ者ばかり。
当初失望したエリンだったが、生徒達に本を与えたり、外の世界を知らせるために、学校以外もレストランやホテルでバイトして私費で生徒達に尽くそうとする。
まともに文章も読めない生徒達ひとりひとりにエリンはノートを与え、なんでもいいから自由にノートに日記を書き綴るように言う。今まで誰も自分の話を聞いてくれなかった彼らの胸の内がノートにあふれ出て、エリンは初めて彼らの置かれている状況の深刻さを知るのだった。
(公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
事実に基づいたお話で、しかもそんなに昔の話ではないため、現実味や臨場感があふれるいい作品だった。
昨日の「オーシャン」の出演者たちのおちゃらけな演技に比べると、この映画のヒラリー・スワンクの演技は素晴らしい。
エンディング・ロールを見ると彼女は製作総指揮もつとめているという。つまりこの映画にすごい思い入れがあるのだろう。それが演技に伝わって来ていた。『ミリオン・ダラー・ベイビー』に匹敵するぐらいの快心さだ。
またアメリカの学校でも日本と同じように事なかれ主義で、先輩面をふかせて新しいやり方を受け入れない体質があることがわかる。
日本の学校にも同じ問題が山積する中、なんでこんなにいい映画の公開劇場が少ないんだろう?
文部省推薦か何かで学校とかで大々的に公開して欲しい。

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