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ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ

Dolphineblue
70点
公式サイト: http://www.dolphin-blue.com/
映画館: TOHOシネマズららぽーと横浜
劇場: スクリーン3
監督: 前田哲
主演: 松山ケンイチ 、高畑充希 、西山茉希 、永作博美 、山崎努 、池内博之
製作国:日本(2007年)

<ストーリー>
沖縄の美ら海水族館に新しく赴任してきた獣医・植村一也(松山ケンイチ)は、獣医として赴任してきたのに、エサの処理や水槽の掃除など、飼育係としての仕事ばかりやらされて、当初の希望を見失いそうになってきた。
ようやく毎日の仕事に慣れてきたころ、水族館に来て30年になるイルカのフジの尻尾が原因不明の感染症で壊疽していることが判明した。
やむを得ず尻尾の壊疽している部分を切断する手術を行う。手術は成功したが、フジは泳ごうとはせず毎日プールに浮いているだけ。このままでは別の病気にかかってしまうことを危惧した植村は、外国で亀に義手を作った例を元にフジに人工尾びれを作るようにブリジストン社に依頼に行く。
(公開直後のため、ストーリーはここまで)

<感想>
実話に基づいたストーリーに、両親に捨てられた孤独な少女というフィクション部分を付け加えた映画。
私としては、このフィクション部分の孤独な少女の場面はまったく必要無いのではないかと思う。
何のために彼女の孤独さを付け加えなくてはいけなかったのだろう?
イルカの素晴らしい演技と沖縄の雰囲気だけで十分映画として成り立つのに、その部分が腑に落ちなかった。
最近沖縄を舞台にした映画が多いが、この映画はあえてそれを前面に出していないのに、微妙に沖縄っぽいものをスクリーンに出したりして、ちょっと小ざかしい部分が見え隠れした。
特に水族館の館長と恩人のおじいが一緒に縁側で酒を飲むシーンで、カメ入り泡盛が出てくるんだが、多分観ている人は(地元の人以外)誰も気づかないと思うが、あのカメ入りのお酒は相当高いので、なんでも無い日に縁側で晩酌として飲むようなお酒ではない。例えれば縁側で日本酒の樽が置いてあってそれで晩酌しているようなもの。
カメ入り泡盛をを沖縄っぽさを出そうとするために使ったんだろうけど、あまりにも現実離れしているせいか、妙にウソっぽさが見えてしまった。
かと言ってこの映画が嫌いというわけではなく、普通にドキュメンタリー映画として見て十分楽しめる。
ダイバーとしては、大きなジンベエやマンタが悠々と泳ぐ姿を大スクリーンで観ているだけでも癒されていい映画です。

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