« 傷だらけの男たち | トップページ | レミーのおいしいレストラン »

天然コケッコー

Kokkeko
90点
公式サイト: http://www.tenkoke.com/
試写会場: 有楽町朝日ホール
監督: 山下敦弘
主演: 夏帆、岡田将生、夏川結衣、佐藤浩市、柳英里沙
製作国:日本(2007年)

<ストーリー>
舞台は島根県の小さな村。小中学生合わせてたったの6人の小さな学校に、東京から転校生がやって来た。
やってきたのは、学校で一番年長さんである中学2年生のそよ(夏帆)と同級生の大沢広海(岡田将生)。
生まれて初めての同級生の上に、イケメンな広海を見て胸がトキめくそよだったが、あまりにも冷たい態度にそよの気持ちも冷えてしまう。
しかし学校のみんなで海に行く途中、広海に危機を救ってもらったことでそよの気持ちは再び広海に向く。と言っても広海よりも今までの幼馴染や弟など地域の人とうまくやっていくことのほうが大事なそよ。
都会的な広海と典型的なそよの仲は、まわりとの人間関係の中でさまざまな模様を描く。
(公開直後のため、ストーリーはここまで)

<感想>
観た人の評判が抜群の映画だったし、一度完成披露試写会を見逃しているので、すごい期待して観に行った。
大体の映画は期待して観るとがっかりすることが多いが、この映画はストーリーに展開が無いわりにはまったく飽きることなく、むしろワクワクした気持ちで観ることができる。
自分自身も主人公のそよみたいな、複式学級の分校に通って、まったくそよみたいな田舎に育ったせいか、思い入れができる気持ちもひとしお。
と言いつつ、私がそよだったらあそこまで地域の人に気を使わないだろうなあーとか、あんなに唯一の異性を意識せずにいることなんて無理だろうなーとか、ともかく自分自身に置き換えて観れる不思議な映画だった。
私だけでなく、他の観客も同じ気持ちになっていることが感じられるという点でも不思議な映画。
唯一の汚点は、観客の中に小さな子供を連れた人がいて、途中まで映画の中の子供の声と一体化して気にならなかったのだが、最後のもっとも静かでいい場面で、その子供の声が響き渡っていて気持ちが集中できなかったこと。
最後の場面が本当にいいだけに、残念。映画のせいじゃないけど、試写会を開催する側の人も小さな子連れを禁止にするとか、措置を取って欲しい。
観客が迷惑するだけでなく、一緒に来ている小さな子供だって迷惑してるんだから。

|

« 傷だらけの男たち | トップページ | レミーのおいしいレストラン »