« 女帝 エンペラー | トップページ | キサラギ »

サンジャックへの道

Saint_jacques
68点
原題: SAINT-JACQUES... LA MECQUE(サンジャック メッカ)
公式サイト: http://www.saintjacques.jp/
映画館: 109シネマズ川崎
劇場: 3
監督: コリーヌ・セロー
主演: ミュリエル・ロバン 、アルチュス・ドゥ・パンゲルン 、ジャン=ピエール・ダルッサン 、マリー・ビュネル 、パスカル・レジティミュス 、エメン・サイディ 、ニコラ・カザレ 、マリー・クレメール 、フロール・ヴァニエ=モロー
製作国: フランス(2005年)

<ストーリー>
会社を経営して裕福な生活をしているピエール(アルチュス・ドゥ・パンゲルン)、高校の教師をして失業中の夫と子供を養っているクララ(ミュリエル・ロバン)、アル中で仕事もせず無一文のクロード(ジャン=ピエール・ダルッサン)の仲が悪い兄弟は、ある日弁護士に呼び出され、死んだ母の遺言で、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500kmの道を歩いて巡礼しないと遺産を相続させないと言われた。
イヤイヤながらも巡礼ツアーに参加することにした3人。
ツアーには3人以外に、お気楽女子高校生2人組、その女子高校生を追いかけて参加したアラブ人高校生のサイッドと彼にイスラムのメッカに行くとだまされて母親のお金を盗んで旅に参加したラムジィ、病気で髪の毛が無いマチルダがいて、ベテラン・ガイドのギイとともに出発した。
旅が始まった当初は相変わらずいがみあってケンカばかりしている3兄弟だったが、文字が読めないサイッドに教師であるクララが文字をこっそり教えるようになったり、お金がなくてもクロードはマチルダといい仲になったり、イスラム教徒を泊められないと宿泊所の牧師から言われると全員分のホテル代をピエールが払ったりとツアー参加者は全員家族のように仲良くなって行く。
ツアーも終わりに近づいた頃、サイッドがパリの家族に電話するとラムジィの母親が亡くなったことを知る。
ラムジィが文字を読めるようになったことを母親に知らせるのを楽しみにしていたのに。。。。
巡礼ツアーに参加することで、物事の考え方が完全に変わった3人の兄弟は、無事遺産を受け取り、それぞれが今までとまったく違う生き方を始める。

<感想>
フランスっぽいわがままな人間だらけツアー参加者たち。
最初は日本人とはまったく違うと思っていたが、同じ人間なのでそのうち感情移入してしまう。
ロードムービーとも言えるし、ホームドラマ的な感じもするし、途中で各人の夢が登場したりファンタジー映画のようでもある。
ガイドのギイが、家族がありながら妻の浮気を認識し、自分もマチルダといい仲になってしまうところは、フランスだな~と関心してしまった。アメリカ映画ならこんなシチュエーションもありえないし、日本なら罪悪感とか感じさせるような作りになるのに、まるで普通のことのようにあっけらかんと恋愛を謳歌する。
ラストの場面がやっぱり一番素敵。
養子縁組を特異な目で見る日本だとこうゆうオチはありえないよね。

|

« 女帝 エンペラー | トップページ | キサラギ »