« バベル | トップページ | フライ・ダディ »

パッチギ! LOVE&PEACE

Pachigi_lovepeace
80点
公式サイト: http://www.pacchigi.jp/
試写会場: 有楽町よみうりホール
監督: 井筒和幸
主演: 井坂俊哉 、 西島秀俊 、 中村ゆり 、 藤井隆
製作国: 日本(2007年)

<ストーリー>
在日朝鮮人のアンソン(井坂俊哉)一家は、息子の病気を治すためいい病院を探しに東京に引っ越して来た。
国電に乗っている最中に叔父(風間杜夫)と共に高校生のケンカに巻き込まれたアンソンは、そこで国鉄職員の佐藤(藤井隆)と知り合い、国鉄をクビになった佐藤を家に招き入れる。
一方ホルモン屋で働くアンソンの妹のキョンジャ(中村ゆり)は、ある日店の客から芸能プロダクションにスカウトされる。
No.1になりたくて必死にがんばるキョンジャの姿を見た人気歌手野田ケン(西島秀俊)は、そんなキョンジャの姿が気に入り、キョンジャも野田が好きになっていった。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
第一作より、私はこっちが好き。
第一作は主人公が普通の日本人の男の子だったが、今回は第一作でも主役かと思わせた2人がそのまま主役になって、もっと映画が描きたいことが明白になっている。
また『NANA』みたいに微妙にキャストが変わるのではなく、思いっきりキャストを変えたのがかえって新鮮でよかった。
第一作で有名になっていった出演人が続編で同じ役を演じても、多分演じるほうも見るほうも第一作と同じ気持ちになれないが、このようにまた有名でない役者を起用したことで第一作と同様役者に先入観が無いまま純粋に映画を楽しめる。
こうゆう手法を使う井筒監督ってスゴイ。
舞台は1974年ということなのにタクシーの初乗りが450円のシールが貼ってあったり、ありがとうの韓国語が「コマウォヨ」とか「コマップスムニダ」じゃなくて「コマップダ」と原形を使っているなど、ところどころ細部に気になる部分があったが、おおまかにはとっても気に入った一本。
まだまだ在日の人に偏見を抱いていて、HPのユーザ評にひどいこと書いている人も多いが、そうゆう批評は無視して、心をまっさらにして見てほしい一本です。

|

« バベル | トップページ | フライ・ダディ »