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リンガー -替え玉★選手権-

Ringer
85点
原題: The Ringer (替え玉)
公式サイトhttp://movies.foxjapan.com/ringer/
試写会場: サイエンスホール
監督: バリー・W・ブラウスタイン
主演: ジョニー・ノックスヴィル 、ブライアン・コックス 、キャサリン・ハイグル 、ジェド・リース
製作国: アメリカ(2005年)

<ストーリー>
うだつの上がらないサラリーマンのスティーブ(ジョニー・ノックスヴィル)は、社長から清掃員のスタヴィ(ルイス・アヴァロス)をクビにするように言われ、クビに出来ないため自分のアパートの芝刈り係りとして雇うが、雇ったとたんにその男が指を切断する事故を起こしてしまうが、スタヴィに保険をかけていなかったため手術代を工面できない。
一方叔父のゲイリー(ブライアン・コックス)は、賭け事で借金を作り返済を迫られていた。
お金が必要な2人は、ゲイリーが考え付いた金儲けのアイディアは、身体障害者向けの特別オリンピックに、身体障害者を装ってスティーブが出て勝つことだった。
良心にさいなまれながらも、大会に参加したスティーブは、名前をジェフリーと偽り大会の女医リン(キャサリン・ハイグル)に心を奪われてしまう。
当初回りの身体障害者仲間は、スティーブに対して冷たかったが、スティーブの事情に同情したのと、現在のオリンピック・チャンピオンを負かしたいという気持ちがひとつになって、みんなでスティーブの特訓を始める。
(公開がまだ先のため、ストーリーはここまで)

<感想>
身体障害者を偽って特別オリンピックに参加する物語が、どうやったらコメディ映画になるのか、観る前は疑問だったが、始まったとたんにその疑念は一気に取り払われた。
日本なら特別視する身体障害者だが、彼らを普通の人間として映画に登場させ、さらにコメディ映画にしたてたこの映画の製作者に脱帽。
はっきり言ってめちゃくちゃ面白い。
コメディからかけ離れた舞台なのに、正々堂々コメディ映画として心から笑える。
しかも出演しているのは、ほとんどが(多分)本当の知的障害者の人たち。
映画の中でも、彼らが仕事を得ることを喜ぶ場面があるが、この映画もたくさんの身体障害者の人に俳優としての仕事をあたえたので、それに喜んだ人が多分たくさんいるんだろう。
日本では、まだこうゆう映画は作れないな。
最近つまらない大作映画が多いアメリカ映画だけど、こんな風に他の国にはマネできないいい映画もあるので、もっと日本でも公開して欲しい。
すごくいい映画なのに、現在決まっている上映劇場がたったの4館だなんて納得行かない。
「佐賀のがばいばあちゃん」みたいに、どんどん日本全国に上映が広がって行くといいなあ。

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