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ツォツィ

Tsotsi
70点
原題: Tsotsi (ツォツィ)
公式サイトhttp://www.tsotsi-movie.com/
試写会場: シネカノン試写会
監督: ギャヴィン・フッド
主演: プレスリー・チュエニヤハエ 、 ZOLA 、 テリー・ペート
製作国: イギリス、南アフリカ (2005年)

<ストーリー>
ヨハネズブルグのスラム街に住むツォツィは、仲間3人とともに毎晩街に繰り出し人からお金を盗み生計を立てていた。
ある日電車で男性を襲った際に、あやまってその男性を殺してしまう。
仲間うちで一番インテリの「先生」と呼ばれるボストンからなじられたツォツィは、頭にきて酒場を飛び出し高級住宅街で帰宅した女性の足を打って車を盗む。
途中で後ろに赤ちゃんが乗っているのに気づき、車をぶつけて乗り捨てるが、赤ちゃんを置き去りにできずに家に連れて帰る。
それ以来、家族の愛情を受けずに育ったツォツィの心がだんだん変わって行く。
(公開がまだ先のため、ストーリーはここまで)

<感想>
南アフリカの事情なんて、まったく日本には入って来ないから物語の展開がまったく想像できなかった。
泥棒で生計を立てている人間の存在を受け入れる社会がある一方で、富裕層の家にメイドやガードマンがいないなんて、今までの常識を用いてこの映画を見ると理解できないことが多々あった。
地球の裏側は、日本やアジアとまったく違う常識が存在するのだろう。
ツォツィは、幼い頃、ひどい父親から逃れるために家を飛び出し、ドラム缶で生活してギャングになっていまう。南アフリカにはそういう子供たちを保護する環境が無いのだろうか?それに教育はどうなっているんだろう?
赤ちゃんを拾ったことで、人間らしい生活をする権利を誰もが持っていることに気づいていくツォツィ。
また、赤ちゃんの世話をしてくれる女性が、夫を亡くしスラム街に住んでいても、ちゃんと自分の稼いだお金で子供を育てているのを見て、自分の生き方にやましさを感じるツォツィ。
R-15指定だが、配給社側の希望と同じく心に病気を抱えるティーンエイジャーにもこの映画を観てほしい。

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