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Sakebi
点数: 68点
公式サイト: http://sakebi.jp/index.html
映画館: TOHOシネマズ川崎with初日舞台挨拶
劇場: スクリーン5
監督: 黒沢清
主演: 役所広司 、小西真奈美 、葉月里緒菜 、伊原剛志 、オダギリジョー 、加瀬亮
製作国: 日本 (2006年)

ストーリー
ある日、海岸沿いの埋め立て工事現場で、赤い服を着た女性の死体が発見される。
女の死因は溺死。しかも地上で発見されたにもかかわらず海水による溺死だった。
女の爪から採取された指紋が、捜査官の一人である吉岡(役所広司)の指紋が一致した。
吉岡の同僚の宮地(伊原剛志)は、最近の吉岡の行動に疑問を抱いていて、吉岡を容疑者として疑う。
そんな中同じような手口で、別の事件が起きた。今度は医者が高校生の息子を殺したのだ。
精神が錯乱していく吉岡の唯一の心の支えは、恋人の春江(小西真奈美)だった。
二人でどこかに消えてしまおうと言う吉岡に対し、忙しいから一人で行ってという春江。
事件現場や自分の住むアパートで幽霊の出現にさいなまれる吉岡だった。
(公開後間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
黒沢清監督、役所広司さん、葉月里緒菜さんの舞台挨拶付ということで、正規料金払って初日に観に行った。
黒沢監督作品は、去年『ロフト』を観たが、この映画もそれと酷似していた。
幽霊が出てくるが、幽霊は実在するものなのか、主人公が頭の中で作り出したものなのか、判断できない。
映画の中でオダギリ・ジョー扮する精神科医が言う、真実が幽霊として現れるというのが正しい見方。
舞台挨拶で監督が映画の真相を語っていらしたが、この映画を観て、タイトルの『叫』を聞くのは、実際に叫ぶ幽霊からだけでなく、精神的に追い詰められた人間や、日々壊されていく土地からなど、いろんな感じ方をして欲しいとのこと。
私が思うにこの映画の『叫』は、自分の存在を確かめたい人間からの叫びだと思うんだけど。

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