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それでも僕はやっていない

Soreboku
75点
公式サイト: http://www.soreboku.jp/
映画館: TOHOシネマズ錦糸町
劇場: スクリーン3
監督: 周防正行
主演: 加瀬亮 、瀬戸朝香 、山本耕史 、もたいまさこ 、田中哲司 、光石研
製作国: 日本 (2007年)

ストーリー
フリータの金子徹平(加瀬亮)は、面接に向かうため普段乗りなれない満員電車に乗ったところ、スーツの上着がドアに挟まり取ろうと四苦八苦していた。
次の駅でそのドアが開き改札に向おうとしたところ、女子中学生から手をつかまれ「痴漢したでしょ?」と容疑をかけられそのまま警察署に連行・留置された。
何が何だかわけのわからないまま、勝手に犯人にされて警察官から乱暴な取調べを受ける撤平。
罪を認めれば罰金ですぐ釈放されるが、無実を訴え続けとうとう刑事裁判に挑むことにした。
母親(もたいまさこ)や友人達(山本耕史 、鈴木蘭々など)や弁護士(瀬戸朝香、役所広司)の他、同じく痴漢の容疑を着せられ裁判中の佐田光(光石研)が手助けしてくれ、一体となって無実を証明しようとする。
(公開中のためストーリーはここまで)

<感想>
映画のエンターテインメント性を問うなら、まったく面白くないが、実質社会の一面を見るとしたらかなり楽しめる作品。
そもそも、容疑をかけられ逮捕されてから裁判に至るまで、私のように幸い今まで罪を犯したこともなければ、他人から訴えられたことも無い人間は、どういった経過をたどるのかまったく知らない。
実際は、無実の人でも無実だと訴える場を一切与えられないまま、逮捕されてしまうらしい。
それが、警察官が長い捜査を経たのちに逮捕されるならまだしも、痴漢の場合被害者に現行犯逮捕された場合、即刻逮捕となってしまうらしい。
しかも本人が認めれば罰金ですぐに釈放されてしまうなんて、、、、。
こんなんならお金持ちの人なら、たまにバレて罰金払えば済むので何回も痴漢繰り返すわけです。
実際、従業員が多い会社の場合、会社の人事部は警察や電車会社から連絡受けて、自分の会社に痴漢の常習犯がいるということは知っていても、その人が会社の業務に何の支障もきたさない場合は解雇したりせずに、逆に表沙汰にならないように隠すらしいです。
自分がやったと認める人こそ、裁判かけて刑を与えるべきで、やっていないと訴える人が97%も有罪となって刑罰を受けるなんて納得行きません。
痴漢は根絶して欲しいけど、この映画の内容が事実なら、絶対痴漢はいなくなりませんね。
もっとこういった映画や報道が増えて、社会の矛盾を追求して欲しいです。

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