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硫黄島からの手紙

Iwojima
点数: 65点
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
映画館: チネチッタ
劇場: チネ8
監督: クリント・イーストウッド
主演: 渡辺謙 、二宮和也 、伊原剛志 、加瀬亮 、中村獅童 、裕木奈江
製作国: アメリカ(2006年)

ストーリー
第二次世界大戦の末期、硫黄島に新しい総指揮官が赴任して来た。彼の名は栗林(渡辺謙)。アメリカ留学経験があるためアメリカかぶれとして、赴任直後から他の上層部からの評判はすこぶる悪かった。
赴任後、島の様子を見にでかけると、そこには体罰を与えている人間がいた。
体罰を受けていたのは、大宮に妻子を残して来たパン屋の西郷(二宮和也)とその同僚だった。体罰を見た栗林は、貴重な兵力なので体罰を止めるように指示する。
大本営からの支援を拒否された栗林は、敵の行動に先回りして、海岸線での防衛を一切止めて、地下にトンネルを掘ってそこで防戦することを決意する。
当初すり鉢山に配備された西郷は元憲兵隊の清水(加瀬亮)とともに、他の同僚達が自害する中、栗林の命を信じ二人だけで北部の部隊に合流する。しかしそこには、古い日本のしきたりを守る伊藤中尉(中村獅童)が指揮していた。自害しなかった二人の首を打とうとするところをまたしても栗林に救われた西郷。
毎日、何の楽しみも希望もない西郷だが、大宮に残した妻の花子(裕木奈江)に手紙を書く時間を持つことだけが彼の生きている証であった。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
『父親たちの星条旗』のB面版の映画だと思っていたら、実際は両方の映画の場面が重なることはほとんどなかった。
二部作として見ると、『父親たちの星条旗』が前座で、実際はこの映画がメインのように扱われているが、率直に言うと『父親たちの星条旗』のほうが感情移入できて面白かった。
クリント・イーストウッド監督がどんな風に日本人を描いて、日本人の俳優たちを使うのか期待が大きくて、かつ全編日本語で撮影されているためどうしても日本人の情に入り込むような作品だと思い込んでしまい、淡々と進む話に拍子抜けしてしまった。
『ラストサムライ』くらい、日本人の心にぐっとくる映画だと勝手に思っていたのに。
やっぱりクリント・イーストウッドはアメリカ人を描いたほうが絶対うまいと思う。
多分アメリカ人を始め西洋の国の人々には、この程度の日本人の描き方でも衝撃的だから、こんな感じなんでしょう。
それにしても、『父親たちの星条旗』は音楽もクリントが担当していたのに、今回はクリント自らが音楽を担当していないのが寂しかった。多分あえてそうしたんだと思うけど、やっぱり彼の映画は彼の音楽をかけて欲しかった。
自分の希望ばっかり言ってしまうね。
もっと言うと、実質的な主人公である西郷の役は、二宮君にはちょっと荷が重すぎたんじゃないかな?年齢的にも無理があるし。加瀬亮がこの役でもよかったような、、、、。
辛口ばっかり書いてるけど、多分私が日本人じゃなかったら、それなりにいい映画ですから。

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