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父親たちの星条旗

Seijouki
点数: 75点
原題: Flags Of Our Fathers(僕らの父親たちの旗)
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
映画館:109シネマズ川崎
劇場: スクリーン4
監督: クリント・イーストウッド
主演: ライアン・フィリップ 、ジェシー・ブラッドフォード 、アダム・ビーチ 、ジェイミー・ベル 、バリー・ペッパー 、ポール・ウォーカー
製作国: アメリカ (2006年)

ストーリー
たくさんのアメリカ軍海軍の船は、ある島に向かって航行していた。
行き先は、日本の硫黄島。まだ新米兵士たちは、目的地にどんな戦場が待ち受けているかもわからずにおだやかに過ごしていた。
島に到着して、たくさんの兵士が上陸するが、まったく静かなまま敵の姿も見えない。
兵士たちが、山に向かって歩き出すといきなり四方八方から弾が飛んで来て、戦場は地獄と化した。
本来の予定では5日間で落とすはずたった硫黄島だったが、日本軍の抵抗が厳しくてこずったが、徐々に制圧して行く。
上司の命令から、一人の男性が山のてっぺんに星条旗を揚げるように命令される。
最初に掲揚した星条旗は、軍の上層部の部屋に飾るとのことで、別の星条旗を6人の兵士達で立てた写真が、アメリカ全土で感銘を呼び、星条旗を揚げた若者達はたちまり英雄となり、本国に呼び戻すよう命令が下った。
6人のうちすでに3人が戦死していて、戻ったのはドクと呼ばれる衛生兵と、伝令係りのレイニー、ネイティブ・アメリカンのアイラの3人だった。彼らを待ち受けていたのは、戦争の費用が底をついたアメリカ政府の国債を売るためのキャンペーンに参加すること。
行く先々で英雄ともてはやされるうち、本当に前線で戦っていなかった3人は、強い違和感を覚える。
とくにアイラは、前線にいたものの弾をよけるのに必死だった自分が英雄扱いされるのに耐え切れず酒におぼれる毎日。彼はまた戦場に送り返されてしまう。
(公開間もないので、ストーリーはここまで)

<感想>
さすがイーストウッド監督と思える素晴らしい映画だった。
スター俳優がまったく出ていないところも、まるでドキュメンタリーのようで面白い。
アメリカのいいところは、自分の国の悪いところも悪いとちゃんと主張できる点だと思う。
この映画も、かつてアメリカ政府が行ったウソで固めた行為を正々堂々と非難している。
来月公開の『硫黄島からの手紙』を見るにあたって、やっぱりA面にあたるこの映画を見るべきだと思って観に行ったが、正解だった。
この先『硫黄島』を見る予定の方は、必見です!

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