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三峡好人

Sankyou
40点
公式サイトhttp://www.filmex.net/index.htm
試写会場: 東京国際フォーラムCホール(at 東京フィルメックス)
監督: ジャ・ジャンクー(賈樟柯)
主演: チャオ・タオ
製作国: 中国 (2006年)

<ストーリー>
注)日本で正式公開される可能性が低そうなので、ストーリーを全部載せています。知りたくない方は読まないでください。

山西省から船に乗って、一人の男が三峡ダム建設中の町にやって来た。
男は16年前に別れた妻と子供を捜しに、昔妻が教えてくれた住所をたよりにこの町にやって来たのだった。
しかし、元妻の住所は今はもうすでにダムの下に沈んでいた。元妻の兄の言葉を信じ、次に妻がこの町に船でやって来るまで待つことにした男は、建物の取り壊しの日雇い労働に精を出す。
一方2年間夫から音沙汰が無い女が、山西省からこの町いやってきた。
女は、夫の兵役時代の友人とともに夫を捜そうとするが、彼女が会ったのは夫の愛人とおぼしき女性のみ。
翌日友人が夫を連れて来てくれるが、「忙しかった」の言い訳のみ。
女は夫と心が打ち解けたところで、夫に会いに来た本当の目的を話す。好きな人が出来たから離婚してくれと、、、、。
16年前に別れた妻の船がやって来て、無事元妻と会えた男。
元妻は、ある男の船で働いていたが、それは元妻の兄がその男から3万元の借金をしていたせいだった。
男は、山西省に帰って、一日200元の非政府公認の炭鉱で働き妻を取り返すことを心に決める。
男が去る前夜、家屋の取り壊し作業で共に働いた同僚達が、別れの酒盛りを開いてくれる。
翌朝、男とともに山西省に向かおうとする同僚たちの姿があった。そんな中、男はダムの上の電線を綱渡りする人の幻想を見る。

<感想>
映画を観ている間は、まったくストーリーの意味がわからなかった。
最初に出てきた主人公の男と2番目に出てきた女の関係がよくわからないまま。
ただでさえ意味不明なのに、映像の中で無意味にUFOが飛んだり、建物がロケットに変身して飛んでいったりする。
最後に出てきた綱渡りのおじいさんの比喩は理解できたけど、UFOとロケットは謎のまま。
映画上映後、監督に対する質疑応答があり、そこでようやくUFOとロケットの意味が解決。
UFOは、当初は世間を騒がせた三峡ダムだったが、そのうち世間の関心はまったく無くなった。監督がその場でドキュメンタリー映画を撮っていた時分には、UFOでも飛ばないと人々の関心を引かないと思って映像に入れたらしい。
ロケットは、昔建設を途中で止めたモニュメントが飛ぶのだが、監督の目から見て風光明媚な風景にそのモニュメントがまったくそぐわなかったため、どこかに飛んで行って消えて欲しかったから入れたそうです。
確かに説明を聞くと監督の意図がわかるんですがー、いきなり何の前フリも無く見た人間は「????」ってなっちゃうってー。

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