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上海の伯爵夫人

Whitecountess
点数: 68点
原題: The White Countess (白い伯爵夫人)
公式サイト: http://www.wisepolicy.com/thewhitecountess/
映画館:チネチッタ川崎
劇場: 10
監督: ジェームズ・アイヴォリー
主演: レイフ・ファインズ 、ナターシャ・リチャードソン 、ヴァネッサ・レッドグレーヴ 、真田広之 、リン・レッドグレーヴ 、アラン・コーデュナー 、マデリーン・ダリー 、マデリーン・ポッター 、イン・ダ 、リー・ペイス 、リョン・ワン 、ジョン・ウッド
製作国: イギリス/アメリカ/ドイツ/中国 (2005年)

ストーリー
祖国のロシアから上海に亡命して来た元伯爵婦人のソフィア(ナターシャ・リチャードソン)は、娘や亡父の家族との生活を支えるためにクラブのホステスをしていた。
一方元アメリカ外交官で名をはせたジャクソン(レイフ・ファインズ)は、ある事件のせいで盲目となり最近はふさわしくないバー通いが続き、彼の名声を利用して上海でビジネスを展開している企業からも見放されつつあった。
彼の夢は、自分の理想のバーを上海で開くこと。ある日バーで知り合った謎の日本人・マツダ(真田広之)と意気投合し仲良くなる。
彼の夢のバーに必要なのは、気品と悲劇の両方を併せ持つ女性。ある日ジャクソンはバーで自分の理想に完璧な女性であるソフィアを見つける。
(公開間もないため、ストーリーはここまで)

<感想>
『ナイロビの蜂』の名演が光るレイフ・ファインズと我らが日本のスター真田広之さんが出ているとのことで、以前から内容をよく知らないままずっと期待していた。
結果、映画を見終わっても映画のテーマがよくわからないままだった。
背景的には、『SPIRIT』と同じ時代で『SPIRIT』が中国人から見た混沌とした中国社会を描いていて、この映画は中国に夢を求める外国人達が、中国という場所を借りて混沌とした社会を生き抜く姿を描いている。
所詮は西洋人の目から見た映画なので、勝手に他国に来て「夢のバー」もクソもないんじゃないかと思ってしまう。もちろん、同じ夢を描いているマツダにもそれは言える。
映画のクレジットを見るまで気づかなかったが、撮影がクリストファー・ドイルとのこと。
いつもの彼らしい、微妙な位置からのアングルで写すことで、主人公達の気持ちを表すという技法は感じられなかったから、終わりまで気づかなかった。
全体的には綺麗な映画ですが、that's itというのが私の意見です。
映画の内容とは関係無く、真田広之さんの演技、とっても良かったです。
っていうか彼はやっぱりスターですね。画面に登場した瞬間から目だってます(そうやって撮っているんだろうけど)。一番格好良かったのが、レイフ・ファインズと一緒に屋台のラーメンを立ったまますする場面。丼とハシを持つ姿の美しいこと。このハシの持ち方があまりにも美しくて、なんか鼻高々です。
なんで真田さん、『ラスト・サムライ』で日本語のセリフしかない一侍役だったのか、いまだに理解できない私です。

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