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ワールド・トレード・センター

Worldtradecenter
75点
原題:World Trade Center (ワールド・トレード・センター)
公式サイトhttp://www.wtc-movie.jp/top.html
試写会場:新宿厚生年金会館
監督: オリヴァー・ストーン
主演: ニコラス・ケイジ 、マイケル・ペニャ 、マギー・ギレンホール 、マリア・ベロ 、スティーヴン・ドーフ
製作国: アメリカ (2006年)

<ストーリー>
ニューヨーク湾岸局警察官の班長であるジョン・マクローリン(ニコラス・ケイジ)は、その日も通常通り部下の今日の配置を告げて仕事にとりかかるところだった。愛想が無いため出世はしていないが、仕事の正確さは回りからも評価されていた。そんな中、激震とともに何かが起こった。
ニューヨークの中心地にあるワールドトレードセンタービルに飛行機が突っ込んだらしい。当初はエアコミューター程度の小型機だと伝えられ、ニューヨーク中の警察関連部隊や消防員がビル内に閉じ込められた人たちの救助にかけつけた。
ジョンは、昔このビルの爆破事件があったときの経験を生かして、非難用具を集め部下達とともに上の階にかけつけるつもりだった。
しかしその瞬間ビルの上部からメキメキと音を立てて建物が崩れ落ちた。
ジョンは体が動かせない状態だったが何とか命は取り留めた。それ以外にやはり動けないヒメノ(マイケル・ペニャ)と、もう一人生存して彼は当初がれきから抜け出しヒメノを救助しようとしたが、新たな崩壊のがれきに挟まれてヒメノの目の前で死んでしまう。
眠ってしまうと死んでしまうため、声を出してお互いを励ましあう2人。
一方その外では、彼らの家族が無事を祈りながらも錯乱状態に陥ったり、勇敢な海兵隊員がボランティアで夜も徹して生存者がいないか救出活動を続けていた。

<感想>
実話をもとに、本人達の協力を得て作られた作品。
今公開されている『ユナイテッド93』が実話に忠実にドキュメンタリータッチになっているのに対して、こちらはヒューマン・ドラマ風に描かれている。
意見は色々分かれるだろうが私はこっちのほうが好き。
だって映画は事実をそのまま伝えるためのものじゃなくて、観ている人に夢を与えるものであって欲しいし、多少脚色されたほうが話がわかりやすくなってよりいいんじゃないかな。
この映画の主人公は、ボランティアの人達だと思う。そこで誰かが助けを求めているのがわかっているときに、危険だからと言って助けられなかったら自分が自分じゃなくなる、という意思の元で、救助活動がいったん打ち切られたあとも、ずっと生存者を探し続けた海兵隊員達。
それ以外も、看護士免許が停止中だけど助けたい一心で現場に向かった人やレスキュー隊の人など、実に多くの人達があのビルで活動していたことを知った。
2千人以上の人が亡くなって、助かったのはジョンとヒメノを含めてたったの20人だったらしい。
救助にあたった人たちは、そのとき吸ったアスベストや有害物質のせいで今健康を害しているらしいが、それでも自分はあの場に行ったことに悔いは無いと言う。
人を助けるって、すごく達成感があって幸せなことなんだろうなー。
ちょっと映画と関係無い話になるけど、助かったヒメノ(Jimeno)氏も名前からしてラテン・アメリカ系の人。彼以外も警察隊には、沢山のラテン系の名前の人がいた。やっぱり3Kじゃないけど、アメリカだと警察官は、コケイジャン以外の人が多い職業なのかと気になった。
ワールドトレードセンタービルから非難して出てくる人は何故かアジア系の人(多分、日本人)が多かったのと対照的。

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